ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2018(23) socalgirlさんの場合

1. お名前、プロフィール

<お名前>

socalgirl

<プロフィール>

関西の国際系の高校出身
幼少期にアメリカに住んでいた

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 6~7割
総合教養得点 = 6割前後
英語リスニング得点 = 7~8割
英語リーディング得点 = 9割前後

4.併願校

慶應総合政策・環境情報、関西学院、立命館、立教

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の先輩でICUに入学した人が多かったため昔から知っていました。海外みたいな雰囲気で外国人も多くて、自分に合っているなーと思っていました。

6.ICUに期待するところ

平和研究や国際政治を勉強したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

アメリカに住んでいたことアメリカに住んでいたことや国際的な高校に通っていたことがあるため、様々なバックグラウンドを持つ人がいる環境が自分に最も合っていると考えたからICUが魅力的だったことを書きました。少人数教育やコミュニケーションを重視した教育についても書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

平和研究に興味を持った理由から始め、ICUでどのようにその分野を学ぶか、またその分野を学ぶ必要性について書きました。政治学と平和研究をどのように融合して学びたいかも書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

今まで培ってきた英語の能力を活かして様々なバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションをとることが得意であることを書きました。具体例として高校で参加した模擬国連や子供に英語を教えるプログラムで働いた経験について書きました。

a. 人文・社会科学

自分にとって最も合っている勉強法がオンレクの過去問をひたすら解くことでした。現代文の参考書を何冊か購入したけど、実際はあまり使用せずオンレクの過去問を解くことに専念しました。時間を計って丁寧に解き、丸付けをして分からない問題の解き直しを繰り返すことが大事。
知識問題に関しては、年によって内容が異なり、完璧な対策をすることはできないので、世界史、日本史、政治経済、倫理の参考書を読んだり解いたり最低限の復習をするべきだと思います。今年の問題の場合は現代社会的な内容であったので政治経済の勉強や新聞を毎日読んでいたことが役立ちました。

b. 総合教養(ATLAS)

人文社会科学と同様オンレクに専念する対策をとりました。形式に慣れることで得点大幅に上がりました。
知識問題に関しては、人文社会と同様に日本史、世界史、政治経済、倫理の教科書を利用しました。自然科学の部分は全く対策していない。それに時間をかけるより得意な分野やまだ伸びる可能性のあるところに時間をかけました。過去問を解いてるときも、講義や人文社会の部分に時間かけ、苦手な自然科学を飛ばしたら、得点が上がりました。自分の得意分野に合わせたやり方でいいと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

私は日常的に友達と英語で会話したりするので英語のリスニングは過去問を解く以外に対策をとりませんでした。英語のリスニングは自信があったが、実際の試験は泣きそうになるほど実力を出すことができませんでした。その原因は、実際の試験を想定した訓練をしていなかったことにあると思います。リスニングは、答える時間が本当に短く、答え終わっていなくても次の質問にいってしまいます。過去問を解くとき、しっかり時間を守り、時間内に解くことを意識しないといけないと思います。さらに、前の問題が分からなくてそれを引きずってしまうこともあるのがリスニングの難しいところだと思いました。私は引きずってしまい、本来解けるはずの問題を解くことができませんでした。分からないものは分からない、それを引きずらないことを意識することも大切だなと思いました。

<リーディング>

リーディングもオンレクの過去問を解くこと以外何も対策をとっていませんでした。ICUの形式を完璧に把握し、どのような問題が出てくるのかを知ることが大事だと思います。英文を読む事に慣れ、内容を理解することが大切です。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

参考書を買って問題を解くよりも、オンレクの過去問を解いててわからないことがあったら高校で購入する教科書で調べるようにしていました。世界史の日本史の教科書の後ろの方のページにある年表をたくさん使いました。あとは、資料集にある文学史の表を使ったりしていました。

8. 最後に一言

海外に住んでいた年数が長かったことや、高校が特殊で普通の日本の高校と同じカリキュラムに則ていないので英語以外の勉強が圧倒的にできないこともあって、ICUに一般入試で合格するなんかできないのではないかと、何度もくじけそうになりました。でも、私には誰にも負けない英語という武器がある、と自分に何度も言い聞かせました。自分の得意分野を伸ばすことでいいんだと思います。それをすることで総得点も上がり、自信も増えます。これからの受験生は、自信をつけてあきらめずに頑張ってください!