ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2018(13) 英弱さんの場合
1. お名前、プロフィール
<お名前>
英弱
<プロフィール>
A県立I高校
2. 受験形態
一般入試
3.予想得点
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 4割
(センター得点 参考)
数6-7割
日本史 8割
英8割
国 8割
化学 8割
物理 10割
4.併願校
京都大学、東京理科大学
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
文系理系両方の科目を勉強したかったから。
a. 自然科学
・ICUの自然科学の傾向と対策
他の大学の入試問題と違い、現実のデータをもとにした問題がでる。例えば、地震のハザードデータのようなものを読み取り、結果がおこる条件を導くといったような問題。一見難解にみえる問題だが、問題文中に必要なデータや情報が出ているので、理系にとって必要最低限の公式を知っていさえすれば解くことができる。あきらめずにじっくり問題を読みことが大切だと思う。物理は大問が少ない。
・教科としての物理の勉強法
センター試験対策程度の公式を確実に覚えておく。丸暗記でも対応可能ではないか。しかし、ほとんどの大学で出題されないであろう原子と光の範囲の問題が、過去出題されていた(今年はなかった)。センター試験でその範囲を選択せず全く対策をしていない場合は要注意。
・教科としての数学の勉強法
最低限の微分、積分と命題の必要十分条件などはやっておく必要がある。センター試験で8割程度できれば、問題ない。数IIIの範囲は出題されない。
自然科学の科目が得意であれば、理系の方が有利だと思う。過去問、実際に受験してみて、自然科学分野で満点を十分ねらえると感じた。
b. 総合教養(ATLAS)
オンレクの過去問。聞き取り対策は良かった。
ATLASのために、理系が日本史、世界史を余分に勉強する必要はない。センター試験現文の対策をするほうがよい。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
過去問をできるだけやる
<リーディング>
センター試験対策プラス過去問
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
参考書:『物理のエッセンス』
ICU入試の会場の様子(自然科学)
1クラス40名程度の教室。自然科学はICU高校の校舎2Fで実施された。男子トイレが少ない。ただ、休憩時間が長いので、問題ない。時計は持ち込み可であるし、試験官に頼めば、教えてもらえる。リスニングは放送で流れる。音量は問題ない。
一教科失敗しても気落ちしない。全員できなかったと考え、気持ちを切り替える。
8. その他
オンレクの過去問、とくにリスニング、ATLASは良かった。