ICU入試合格体験記2004

1. お名前

vwxyz

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

ICU高校出身

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:理学科
第1志望:理学科 第2志望:社会科学科

4.併願校

東京大学 理科I類

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

実は東京大学しか考えてませんでした。金がかからない上に、試験科目が多いから苦手な理科を他でカバーできる、という理由で選んだのです。けれど、ICUも魅力的でした。ICU高校に通っていたことから、私はICUのよさを他校の人以上にわかっているつもりでした。それでもICUを第二志望にしたのは、ただ単にお金が理由です。「ICUが国立だったら、迷うことなくICUを受けるのに。」とよく思っていました。センター試験で大失敗をしてしまい、ICU対策を本気でやり始めたのは、試験の三週間ほど前でした。

6.ICUに期待するところ

勉強面については、専門的なことより幅広い知識を身につけたいと考えています。 数学など独学できる分野は極力避けて、他学科の授業(経済とか心理学科とか)を 多く取りたいと考えています。 あ、あと英語を流暢に話すことができるように、主体的に授業に取り組むつもりです。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

「多様な経験や価値観をもつICU高校の同級生達に、私は敬意を抱いている。 彼らと接することは、私自身の成長に繋がることであり、そして〜〜うんた らかんたら。大学でも同じことを期待している。」 とかいったかんじのことを書きました。

b. 一般能力考査

試験四科目の中で、唯一できがよかった考査です。 「わからない知識問題は即座に捨てる!」このことを意識して、解きました。 そうすると、時間が足りないように思われた一般能力考査も、余裕をもって取り組 むことが出来ました。

BUCHOさんのHPの問題をやるのもいいと思います。たとえ全く同じ問題はでないと しても、慣れることは大切です。あと、古いIQtestの本を読んだり、国語便覧に 載ってある慣用句や四字熟語などに目を通しました。 わからないところはしかたない、けれど得意なところ(私の場合は数でした)は とってみせるぞ!と思うことが大事なのでは、と。

c. 人文科学考査

過去の問題を解く。それ以外ないのでは? あと、当日では楽しんで問題を解くことが大切に思われます。

d. 社会科学考査

数学の一問目が放物運動に関する問題で、「物理みたいだなー」と意外に思ったことが 印象的でした。ちなみに計算間違いを連発し、四苦八苦しました。落ち着いて解くこと の重要性を感じました。物理は嫌いな熱力学だったので、得意の数学だけはほとんど完 璧に答え、物理はほとんど勘で埋めました。まさか合格するとは思ってなかったので、 試験終了後は、「数学ばかり勉強しないで、まんべんなくやるべきだったなー」と後悔 しました。

e. 英語学習能力考査

TOEFLとかを使って勉強してました。けれども当日はさっぱりわからない ことだらけで、混乱し、ほとんどを勘で埋めてしまったと思います。 あと英語は最後の試験です。もはや脳の体力も限界に来ているころです。 その疲労のために英語が得意な人が本来の実力を発揮できないこともあるかもしれません集中を維持する力を培う練習も必要です。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

・落ち着くこと。
・前日によく寝ること。
・当たり前といえば当たり前だけど、「なんでICUに行きたいの?」っていう質問に、本当に答えられること。

8. 最後に一言

今、イラクで誰かが死んでいます。 大学に進学するかどうか、という目先のことに気を取られている僕は幸せ者でした。

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

さわら

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

愛知県私立南山国際高校出身(名前は南山ですが、国際部はとてもレベルが低いです)
部活:ディベート部部長
趣味:絵を描くこと
予備校:なし

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:理学科
第1志望:理学科 第2志望:教育学科

4.併願校

地方の国立大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

母がICUに通っていました。 指定校で上智や、海外に行こうか迷っていたのですが、母の紹介でICUを知り、調べてゆくうちに、カリキュラムの柔軟性に惹かれて興味を持ちました。 夏のキャンパスツアーに参加し、先輩方の話がとても面白いなと思いました。 ICUを選んだ決め手となったのは、「英語を学ぶのではなく、学ぶ道具としての英語を勉強する」という言葉です。

小学生の頃アメリカに住んでおり、英語力を保とうと南山国際に入りました。高1まではよかったのですが、高2から受験用の英語を重視するような授業内容になり、授業自体も日本語になり、自分の英語力が下がってゆくのがとても不満でした。文法ばかりを勉強する事に価値を見出せず、こんな事なら英語なんて勉強しなくていいのではないかと思い始めていました。そのときに先ほどの言葉に感銘を受け、ICUに決めました。 他に惹かれる大学もなかったので、ICU一本で、落ちたらアメリカで仕事でもしようと思っていました。

6.ICUに期待するところ

英語には大いに期待しています。 しゃべれるように、かけるように、そして論文が読めるようになりたいです。 できることなら他の言語も習いたい。 またカリキュラムの柔軟性を利用して、専攻とは違う事も、とにかく幅広く沢山の事を勉強したいと思っています。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

質問5とほぼ同じ内容です。 「英語を学ぶのではなく、学ぶ道具としての英語を勉強する」という理念と、そしてカリキュラムの柔軟性がとても気に入ったと書きました。

b. 一般能力考査

昔から雑学やクイズが大好きだったので、結構わかる問題はありました。 わからない問題や、苦手分野の問題は印をつけてさっさと飛ばして、解きたいものだけ解きました。 授業の内容はもちろん、先生の雑談なども面白い事はノートに記録していました。高2の頃から常に電子辞書を持ち歩いて、漫画でも歌の歌詞でも、気になる言葉は全て調べて遊んでいました。百人一首も好きで、友人と競って暗記しました。それらの事はかなり役にたったと思います。 面白い問題だなと思ったら勝ちだと思います。

c. 人文科学考査

文章は最後まで読まなきゃいけないという気持ちではなく、楽しんで読むのがいいと思います。試験中、ずっと心の中で「へぇ〜」「面白いな〜」と自分を説得していました。「もう読めねえや」と思った時は問題に移りました。 本を読むのは実は大嫌いなのですが、ディベート部で毎日何冊も読んでいたので、あまり苦ではありませんでした。 元々現代文は人並みにしかできませんが、過去問も含め、内容は社会現象や歴史、様々な事を結びつけているものだったので、ディベートで培った論理的思考が役に立ったのかもしれないとも思っています。といっても、手ごたえとしては、人並みくらいという程度ですが。 教師の雑談は結構イイコトを言っているのだな〜と実感しました。

d. 社会科学考査

自然科学を受けました。 ランダム5なるものが存在するのであれば、自分はそこに入ると思います。 焦る事すらできないほど、全くできませんでした。

・生物
高校で問題集をイヤというほどやらされていたので、実験結果から推測するのは慣れていましたし、ICUは暗記問題はでないからいいや〜と思って全く勉強しませんでした。 しかし実際の試験では、暗記問題に加え、実験の問題も単語を知らないと答えられないものばかりで、さっぱりわからず、適当に答えていました。 ちなみに問題集は数研出版のリードαを使っていました。とても役に立つと思います。

・数学
しょっぱなから三角関数に出鼻をくじかれてしまいました。 13問中自信を持って解けたのが2問、これかな〜という感じで解けたのが3問。あとは何もわかりませんでした。どんなに数式を解いても、選択肢と合う答えが出ず、4つから絞る事さえできず、鉛筆を転がしている状態でした。  ちなみに数学の勉強方法は、チャート式の「解法と演習」のI+AとII+Bの、応用問題は飛ばして、基礎問題をざっと全て解いた程度で、あとは高校の授業でIAのセンター問題を解いただけでです。点数はいつも100点中70程度しかありませんでしたが…。 鉛筆を転がすのも結構効果的なのかもしれないし、本当にランダム5が存在するのかもしれないし、試験的にバカを数人とっているのかもしれません。

e. 英語学習能力考査

英語はできる!と思ってこれといった「勉強」はしませんでした。 ただ、文章になれておこうと思い英語の本を読んでいました(手持ちの本が小学生の頃のものしかなかったので、小学生レベルの本でしたが)

・リーディング
時間があったので何度も文章を読み返し、じっくり考える事ができました。 最後の、文章の穴を埋めてゆく問題は、混乱したらすぐに飛ばして、どんどん進めてゆきました。何度も最初から読み直して考えました。  高校の授業で様々な大学の過去問を毎日解かされていたので、それはいい訓練になったと思います。

・リスニング
最初の短文のリスニングがとっても短いのに比べ、長文が突然異様に長かったので、集中力が途中で途絶えてしまいました。気をつけて下さい。  洋楽を聴いたり、映画を英語で見たりするだけでもいい訓練になると思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

とにかく幅広く知識を蓄えるのが大切だと思います。覚えなきゃという感じではなく、面白いからみんなに教えてやろ〜という感じで沢山覚えてゆくといいと思います。無理をせず、覚えられん!と思ったら離れてみて、楽しく覚えればいいと思います。 数学等は基礎があるかが勝負なので、応用をゴリゴリやるよりは、基礎を何度でも勉強し、自分が受けない科目の基礎知識も多少持っておくと役に立ちます。問題集は、別解が書いてあれば絶対読んで、多角的な考え方をすると効果的です。

試験は、私は普通の机だったのでよかったのですが、小さい机を使う人は特に、荷物の量などにも気をつけるといいと思います。 お昼はきっとあまり食べられないだろうと思って少なめにしたら、足りませんでした。試験中におなかがなって辛かったです。色んな状況に対応できるようにしておいた方がいいです。

また、いかにリラックスして楽しめるかが重要だと思ったので、好きな音楽を試験と試験の合間に聞いていました。効果的でした(ちなみに聞いていたのは松本孝弘さんの「華」。とってもオススメです☆)

8. 最後に一言

テスト中に暗くなるのはやめて、きっとみんなできてないよ〜という気持ちで。 リラックスしていつもの自分以上の力を出すといい。 常に自分を説得しながら、「これ面白いじゃん」とか「やるじゃん、自分」とか考えながら、前向きにいきましょう。

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

クロエ

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

東北地方の某高校。
予備校は東進衛生予備校。
趣味は読書、映画鑑賞、音楽、サッカー。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:人文科学科
第1志望:人文科学科 第2志望:国際関係学科

4.併願校

地方の国立大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

総合学科で、一年の時から学問(美術、とか教育、とか政治、とか)や大学について 調べる授業が結構あり、その課程で私が勉強したいのは文化学なんだなーと思い、抽 象的で、幅広い文化を学ぶにはリベラルアーツのICUがベストだな、と思い志望しまし た。 その後、学費のことなどで一度は諦めたのですが、奨学金がかなりあることに気づき、 3年の夏に、再び志望しました。

6.ICUに期待するところ

とにかく勉強したい。 具体的には哲学、倫理を中心とした文化について。 あとはやはり英語です。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

1 文化学はひとつの分野から見るのではなく、幅広く、俯瞰した姿勢で学ぶべきもので、それにはICUしかないと思い志望した。

2 人文科学科で文学、思想などを学び生と死について学び、現代の画一化した葬儀の形を変える新しい葬儀を提供する仕事につなげたい。

3 読書。福永武彦、筒井康隆、高村薫などを愛読という感じで書きました。先生に確認もして頂きました。

b. 一般能力考査

個人的にはやりやすかったと思います。 印象に残っているのは

USA:アポロ::中国:{神舟:星舟……} 

時間配分が大切だと思います。捨てる問題は捨て、解ける問題を確実にとく。数学がめちゃくちゃ苦手なので、ぱっとみてわからなそうな数字の問題は印だけつけてパスしました。10問くらいは適当に塗りました。

c. 人文科学考査

テーマが面白くて、「これ書いた先生と話したいなー」と思いながら読んでいました。 やや難しくなったでしょうか。 文中に英単語を入れる問題、日本語を英単語にさせる問題は初めての形式だったと思います。 出来は、8,9割というところだと思います。

d. 社会科学考査

テーマは結構時事的で、読みやすかったです。ICUの人文、社学は読みながら「ああ、そうだなー」と思うことが多々ありますが、今回もそんな感じでした。 知識問題以外は比較的簡単だったと思います。 私は幸運なことに、予備校で世界史の現代史のみの講座をとったり、直前にそのあたりの年表を見直したりしていたので、知識問題で点数を稼げたと思います。

e. 英語学習能力考査

英語は本当に、もうまったく、全然出来なくて、焦りました。 あわわわ、と思ってしまうともう、駄目ですね。 英語が最後だったことがかろうじて救いでしたが、「ああ、落ちたな…」と思いました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

世界史は取り敢えず現代史だけでもやっておくといいかと思います。 「マンガで読む世界史」のようなのを一通り読むのもお勧めです。 (私は他に、「マンガ美術史」や「マンガ日本史」など一通り読みました)

英語はけっこうやりましたが、本番にはあまり生かせず……; リスニングは出来る限り沢山聴くべきだと思います。私は他の大学でリスニングのある友達と、 CDを交換しあったり、ビデオを貸しあったり…などして、多くの資料にあたりました。

試験中は机との勝負です…私はひざに鉛筆を置いたりして、なるべく広く使えるようにしました。 あと、カラーペンが全面的に禁止になったようなので、注意が必要かと。

全般的には、知識欲をもって生活することが大切かと。そういう人がICUに向くのでは、と思ってます。

8. 最後に一言

最後まで本を読んだり、テレビ見たりして過ごしていましたが…受かりました。 意志あるところに道は開ける、と思います。 頑張ってください。

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

yoppy

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

千葉の私立高

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:理学科
第1志望:理学科 第2志望:理学科?

4.併願校

東京医科歯科大学 早稲田大学 東京理科大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

おばあちゃんの家の近くにあり、ぜひ習得したい英語とともに 興味のある理学を学べる点でICUに惹かれました。 また、試験当日初めてICUを訪れたのですが(もっと早く来ておけばよかった!)、 そのキャンパスの雰囲気と先生の親しみやすさに驚き、感動しました。

合格の時点でICU進学を決めていたのですが、国立に受かり、 やはり学費など親への負担を考え、ICU進学を断念しました。 人生の岐路ともいえる決断でしたが、後悔はしません。

6.ICUに期待するところ

ICU進学を決めていたとき期待していたのは、 やはり海外の方と自然に話せる語学力を得られることと、 英語により広がるであろう研究内容の充実でした。 あと、化学科の久保教授は私の興味のある分野で有名な方 だったので、久保教授のもとで学べることを楽しみにしていました。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

自分の思うことを素直に書きました。
内容は…今の自分は「井の中の蛙大海を知らず」の状況、 持っている知識は断片的で、世界を知っているようで まったく知らないのです。だから自然と語学が習得でき、 世界の文化を身近に感じられるICUは私にとって最適な 学びの場であると考えました。また、将来は日本語も含め語学を 活かせ、また人の役に立てるような仕事につけたら素晴らしいです。
こんな感じのことを書きました。

b. 一般能力考査

砂の女→阿部公房

具体的にはあまり覚えていませんが、時間さえうまく使えば 8割以上は確実に取れると思いました。わからないもの、苦手なもの はさっさととばして、時間内にすべて手をつけることが一番重要だと 思います。余った時間でとばした所に戻り、じっくり考えられれば きっとよい点が取れるでしょう。

c. 人文科学考査

幽霊の話だったと思います。私にとっては自信の持てる 回答は呪いという単語の意味を選ぶものだけでした。 文章が長くてあまり内容を覚えていられないので、 選択肢は最初はできるだけ、常識的か、一般性があるか という視点で選びました。そして最後に文章と照らし合わせ 矛盾がないかを確かめました。

d. 自然科学考査

私は自然科学を生物・化学で受験しました。 国立対策として、理科は2教科ともしっかり勉強していましたし、 センターもあったのでそれで対策は充分のようでした。 化学は長文は一切読みませんでした。 単問として解けば何も問題はないでしょう。 生物は信じられないほど簡単で、偏差値法で判定されるのだ と思うとぞっとしました。生物も単問として解き始め、必要に応じて 長文を読みました。 時間はとても余裕があったので見直しに全力を尽くしました。 理系なら9割は取れると思います(生物・化学)。

e. 英語学習能力考査

リスニングは問題文と選択肢を読む時間がほとんどないので、 もちろん全部なんて読めるはずがなく、「パッ」と見て目に飛び込んでくる 単語たちに正解であろうものを見つけたら即マーク!!しました。 確かめる時間もなかったので私はそれで良しとしました☆ また長い文章を聞くパートになったときは、どうせ完璧になんか分からないんだ と自分に言い聞かせ、ぼーーーーっと試験監督の先生の方を見ながら聞き流しました。 重要なのは細部ではなく文脈、要点であると考えていたので、これはリラックスもでき うまくいったと思います。

読解は最後の穴埋めを残り5分にまわし、ほかの2つに命をかけました。精読です。 穴埋めは本当に5分しかなかったので速読1回読み(読み返し禁止!)でぽんぽんマーク しました。熟語とかの知識でいけるのでまぁまぁでした。 私は英語の時間は本当に余裕がありませんでした。だから他の人のを参考にしましょう♪

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

普通の国立対策がぴったりだと感じました。 私は受験当日にICUに惚れ込みこのHPを見つけたので、 オンラインレクチャーも知りませんでした。 合格したからこんなことが言えますが、いろいろなことに 興味を持って取り組むことが一番の近道だと思います。

8. 最後に一言

かたくなりすぎずに、ICUでの受験を楽しめるといいですね。 私は尊敬する久保先生が試験監督だったことが超嬉しくて、 休み時間に友達にメールしちゃいました☆ ICUはあなたの頑張りをきっと分かってくれますよq(^v^)p 時間配分だけには気をつけてくださいね!!

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

アトム21号

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

七割近くが付属のN大へ進学する非進学校
一応代ゼミで単科を取っていました

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科 第2志望:人文科学科

4.併願校

早稲田大学政経学部(合格)
早稲田大学法学部(不合格)
早稲田大学社会科学部(合格)
中央大学経済学部(合格)
中央大学商学部(合格)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高1の時に、両親から学費が安い大学だ。といわれて知ったのですが、調べてみたらかなり昔のことだと判明。今は学費も高いうえに、入試が特殊で対策できないだろうと思って早々に諦めたものの、受験期になって環境の良さ・レベルの高さ・教育の充実度に引かれてダメもとで受験。

6.ICUに期待するところ

経済学と文学というかけ離れたものをやりたかったです。それと受験で歴史を選択しなかったため歴史の勉強もしたいなと・・・

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

上に書いたことを書き、教養学部ならいろいろな分野を勉強できるのでとか、経済学を勉強する上で英語は必須だという様なことを書きました。下書きやチェックなどはしなかったです(汗)

b. 一般能力考査

赤本にも過去問が載ってないので、ほとんどぶっつけでした。ですがある程度幅広い知識と集中力があれば大丈夫なのではないかと思います。
本番はことわざ・四字熟語・数列・順位・展開図など問題が出ました。それ以上に多かったのが数学関連の問題で、時間もなく大半はわからず、もうダメだ・・と思ってわからなかった問題はぜんぶCで塗りました・・・(大汗)
時間がある人は数学を少しやったらいいのではないかと思います。あと試験時間がぜんぜん足りません。簡単な問題は即答できると有利です。

c. 人文科学考査

物語に出てくるお化けとそれが表す女性の主張というような話で、とてもおもしろかったです。フランケンシュタインや源氏物語が引き出されていてとても楽しく読めました。こんなにすばらしい論文が書ける教授に習いたいなぁ・・・とひたすら感動していました。四つの中で一番できたと思います。
問題を解こうと必死になるより、気楽に論文自体を楽しむ感じで(興味のある分野ならそうなるはずです。)読んだほうが理解できてスムーズに行くと思います。
あと、問題に一番最初に目を通し、簡単に横に要旨をメモしていきました。こうすると、戻るときや、他のページを比較するときに楽でした。

d. 社会科学考査

争いとその解決についての話だったような・・・・・9.11やイスラエルの話と絡めていました。これもすばらしい話で、なるほど〜!とまた感心していました。過去問では政経に関した問題がよく出るのですが、今回は世界史の問題ばかりでした。あとで聞いたらことぐごとく間違ってました・・・人文の次くらいにはできたはず・・・
人文と同じように解きました。少しでも興味がある分野だと早く読めるし理解しやすいはずです。

e. 英語学習能力考査

これがまったくできませんでした。ひどいことに私はリスニングはICUだけだったのでまったく手を付けてなかったのです。多少はわかる問題もあったもの半分近くわからず、適当にマークしました。読解には自信があったので今までを取り返すため九割を狙ったのですが、何だか異様に異常に難しかったです。去年の読解は九割取れていたのであまりのショックに自分は何で受験してしまったんだと思いました。去年のレベルと恐ろしく違った気がしました・・・右隣の人もわからなかったのか二度ほど舟をこいでいました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

特に対策をしたとはいえないので、あまり何もアドバイスできないのですが、過去問は手にはいるだけやったほうがいいと思います。私は六年分やりました。問題に慣れるという意味でもやったほうがいいです。私がICU対策としてやったのはこれだけです・・・

8. 最後に一言

私は絶対おちただろうと思いましたが、受かっていました。たぶん噂のランダム5でしょう(笑)それでも受験しなければ受からないわけですから、ダメもとでもいいからチャレンジしてみることが大切だと思います。こんな私でも受かったのですから、対策をしたり、力のある人はもっと可能性があるはずです。あきらめずがんばって下さい!

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

sat

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

県立高校入学
↓ひきこもる
中退

フリーター

河合塾に入る
↓ひきこもる
入試本番

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:社会科学科
第1志望:国際関係学科 第2志望:社会科学科

4.併願校

立命 国際関係 IR×・セ併×
青学 国際政治経済C×・経済B○
西南学院大学(福岡) 経済×
神戸外大 国際関係×

受けすぎですね・・・ しかも落ちすぎ・・・

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

・何故か昔から知っていて、ずっと憧れてた大学だった。
・成績が悪くて受ける気はなかったけど、出願直前のチューターの一言で受けることに。
・いろいろ詳しく知っていくうちに本気で行きたくなった。

6.ICUに期待するところ

・国際的な問題全般
・ELPでの英語
・クリティカルシンキング
・留学生、帰国子女との交流

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

・自分が目指すものがICUのリベラルアーツと同じようなこと
・少人数制教育が自分に合っている

割と適当にしか書いてませんでした・・・

b. 一般能力考査

・ICUの受験対策の本でどのような問題が出題されるか見た。
・その本の中の数問を解いてみた。
・入試当日、武蔵境からバスに乗るために並んだ時に変なプリントを渡されて、それが全然わからなくても気にしないように頑張る(笑)
・わからないと思ったら早い段階で勘に頼る。粘らない。そして頭の切り替えはすぐにする。

c. 人文科学考査

・同じ本の中で過去の出題内容を見た。
・同じく数問解いた。
・普通のことだけど、重要なとこはしっかりとマークしておく。ご周知の通り文が長いです。でも一つ一つの文を理解して解く時間はあると思います。
・僕は(みんなも?)一段落ずつ問題を解いていった。

d. 社会科学考査

・人文科学と同じ ・新聞を1年間ずっと読んだ。はず。 ・眠気は我慢 世界史関連のところは全部カン。

e. 英語学習能力考査

・リスニング対策は特になし
・リーディングも人文/社会科学と同じ。
・あとは語彙力を増やした。→このときには語幹(語根)で単語を覚えると楽だった。
・とにかく集中力を切らさないこと。あと、周りのことは考えない。 ICUの入試はきついけど、まぁしょうがない。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

・「英単語はこう覚える」(森一郎、森基雄) ・自分の興味あるところだけでいいから新聞を読む。(読むだけじゃなくて、自分の考えもしっかりとまとめたりする)

8. 最後に一言

僕がICUに合格できたのは、「自分はこれが学びたい!」という強い意志と、様々な事柄に対してはっきりと自分の考えを持っていたから(たぶん)だと思います。 自分の成績ははっきり言って日東駒専でさえもまず受からないくらいのものでした。(英語だけはある程度できた)でも、毎日しっかりと世界の諸問題について自分なりに考えてきたことが僕にとって勉強になっていたのだろうと思います。普段の「成績」だけじゃなく、いかに物事に感心を持ち、自分なりの考えを持つかがこのICUの入試、また、これからの自分にとって重要になると思います。人文科学、社会科学、リーディングの問題はそれができて初めて理解し、解けるものだとも思います。

ICUの受験においては「受験のための受験勉強」ではなくて、「自分、地球の将来のための受験?勉強」ということを考えてみるのもおもしろいかもしれません。 というか、それがICU合格への近道なのだと思います。

一言じゃ終わらなくてすみませんでした。 あと、こんなやつに言われたくないと思われた方、ごめんなさい。 言ってることが意味不明、もっと詳しく、という方は是非メールしてください。

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

匿名希望。。

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

神戸市内の公立高校。
三年になってからは駿台予備校で日本史(凄く役立った)と英語(微妙)を取ってました。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科 第2志望:人文科学科

4.併願校

・上智大学外国語学部ロシア語学科(合格)
・上智大学文学部新聞学科(不合格)
・関西学院大学総合政策学部総合政策学科(合格)
・神戸市外国語大学ロシア学科(合格)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高一の時に母親が受験情報誌を見て「あんたに向いてるんじゃない」と言って来たので知った。親は多分「ユニークな入試」に反応したんだと思う。翌年ICUに行った卒業生の方が学校に来ていろいろ説明してくれたのを聞いて興味を持ち始め、三年の六月のオープンキャンパスに参加。その時はさして行きたいとも思わなかった。ELPの体験授業で教授がしょうもないことを連発してぬるい笑いを取ってたのに白けまくったのが一因。

でもたまたま同じクラスにICUに行きたくてたまらない子がいて、その子と話してる内に気持ちが高まって来たような気がする。それが夏休みに上智を見に行ったら一瞬で惚れ込んでしまい、ICUが目に入らないほどになってしまって公募推薦まで受けるが不合格。いざ落ちて冷静になるとICUの良さも再び見え始めるもので、記念受験であってもひとまず受けることに。

まさか受かるとは思ってなかったので、合格発表をネットで見た時は絶句だった。その翌日が上智の発表で、人には言わなかったけどかなり悩み抜いた末、結局カリキュラムが柔軟なICUの方が可能性が拡がると思ってICUを選んだ。半端だった英語を一杯やりたいという気持ちも捨て切れなかったし・・・(上智のロシア語に行ってたら英語を一杯はまず無理だっただろう)。

6.ICUに期待するところ

まず何と言ってもELP。別にネイティヴ・スピーカーになりたいわけじゃないけど学ぶ以上はちゃんと使えるようになりたいので。
キリスト教はじめ宗教関連もせっかくだから深く掘り下げてみたい。 古代ギリシア語の授業は興味をそそられます。
あとは経済学の基礎を固めたりいろいろする中で自分の道を見つけて行けたらと思う。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

ICUのカリキュラムを見ていると上質のgeneralist(広い分野に通じている人)を養成するためのもののように思われるが、自分はそれにすごく共感するので、自分に足りない経済や思想などの知識を身に付けて上質のgeneralistとしての基礎を固めたい。

b. 一般能力考査

あまり覚えてない・・・。
赤本に載ってた分はカン含めて49問しかできず、しかも通してやったのは一回きり。多少解き方など検討はしたものの、申し訳ないほどの適当さ加減でした。できると思ってたタイプの問題でも時間が迫ってくると混乱して解けなくなった。もちろん赤本の段階でわからなかったものがわかったということもなく。絶対受かってないと思った一因。わからない問題は全部Cにマークした。しかしそれでも全部埋められず。それだけギリギリだったということです。

c. 人文科学考査

前日に問題文を読んだだけで解いてません。やろうやろうと思う内に精神的な余裕がなくなって・・・。縦書きだったらやだな〜と思ってたら横書きでしかも比較的短め。助かった。一般能力考査に比べればすごくできていただろう。個人的には普通に日本語の文章を読みこなせるなら誰でも解ける問題がほとんどだと思う。

d. 社会科学考査

社会科学考査。
これも感想としては人文科学考査に同じ。 ただしこっちは二年分過去問解きました。 そう言えば幣原喜重郎が出てきたのはビックリした。 世界史関連のところは全部カン。

e. 英語学習能力考査

英語にものすごく力を入れてくれてる学校だったのと、上智の過去問をたくさん解いていたので、もう良いかと思った。 試しにネットで聴いてみたリスニングも大して速いとは思わなかったし。 たださすがに直前はCNNをホテルで付けっ放しにするなど対策らしきことも。

肝心の本番の試験は意識が朦朧とするくらいに消耗していてろくに解けなかった。 リスニングはやっぱり最初の印象と変わらずそう速くは感じなかったけれどやっぱり正確に解答を導き出せるような状態ではなく、カンで何とかマークを埋めていった。正答率はわからないけれどもしこれで稼げてたんだとしたら、強制的に毎日英語に触れさせてくれた学校のお蔭だ。リーディングはなおさらのこと。最初英文がキリル文字に見えたほどだった。それでも根性で読み通すが解答は感覚に頼らざるを得なくなった。上智を受ける人でも慶応のSFCを受ける人でも、対策はしたほうが良いです。やっぱり。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

↑の話でわかると思うが体力の消耗はなるべく軽く済むように息抜き方など上手に開発して下さい。私は休み時間中ずっと橋本治の本を読んでたのが多分原因。面白かったけど。

8. 最後に一言

私は英語だけは学校の授業に助けられたけど、偶然の力以外に何か合格の決め手があるとすれば、学校も含めた日常生活の中で見たり聞いたり読んだり書いたりしたいろんな言葉や何やが役立ったんだと思う。 そういった小さな知識の断片を積み重ねて行って下さい。

それから、これを読んでいる人で「自分なんか絶対無理」なんて思ってる人がもしいれば、試しに受けるだけでもお勧めします。 ここの試験は何がどうなるか本当にわからないんだろうなというのが実感としてあるので。

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

kaiichi

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

愛知出身。
一浪して二度目の挑戦で合格。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:社会科学科
第1志望:国際関係学科 第2志望:社会科学科

4.併願校

上智・法・法律 立教・法・国際比較法 中央・法・政治 慶応・経済 一橋(前期)・経済 (↑いずれも不合格。) 成城・法・センター利用 (↑合格)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

英語教育に力を入れているし、高3のとき実際にICUに行ってみて、あの広大なキャンパスに惹かれた。浪人してからは親の経済事情を考えて国立志望にしていたが、今思うと内心はやはりICUが第一志望だった。結局ICUにしか受からず、親には大変申し訳ないが。

6.ICUに期待するところ

授業にしても部活にしても何でもいいので、主体的に動いてがんばった人にはがんばっただけの、金銭的なものに限らず、報酬が与えられやすい環境があると期待してます。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

世界各地の紛争の惨事が伝えられるたびに、何故そこまで発展してしまったのか、どうして防ぐことが出来なかったのかとよく考える。ICUに入ったらそのような国際紛争について学び考えてみたい。

b. 一般能力考査

オンラインレクチャーの結果をみても自分のなかで一番得意だった。おそらく、小さいころに一時期クロスワードパズル等のペンシルパズルに熱中していたのが幸いだったのかもしれない。 今年は、4つのうち一つだけ性質の違うものを選べという問題数題がよく分からなかった。新傾向か?! ほかには赤本に載っているオーソドックスなことわざの乱文も数題出ていて、苦手だったので焦った。 あとは文章題や知識問題や理数系の問題がバランスよく出題されていた。理数系の問題では、2進法の問題と座標軸上の二次関数と直線の交点二つと原点を結んで出来る三角形の問題が出ていたので、○進法の表示のしくみや三角形の面積公式5つくらいをよく研究しておくとよろしいかと。あと中国の有人宇宙船の名前を問う問題もあったので時事的な話題にも注意しておくべきだと思う

c. 人文科学考査

文学で抑圧された女性が幽霊として登場するという内容だった。設問の形式が2003年度を踏襲した感じがした。あと、過去問に出たことのある古代ギリシャのオイディプス王の話が間接的に関わっていたので、やはり過去問をじっくり研究するといいかも。

d. 社会科学考査

中東情勢やイスラエルパレスチナ紛争などから平和・共生について考える内容。今一番注目されている時事的な話題だと思った。こちらも2003年度と設問の形式やダミーの選択肢の性質が似ているような気がした。

e. 英語学習能力考査

一年間のオンラインレクチャーを通して常にほとんど最下位な成績だったのでアドヴァイスは控えます。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

試験中、あの机に問題と解答用紙を置いたらえんぴつ消しゴムを置くスペースがないので、なにか工夫をすべき。全ていっしょに置いていた人の中には、それらをよく落とし試験官を何度も呼んでいる人がいた。僕の場合は、上着のコートをひざかけにして、そのうえにえんぴつ消しゴムを置いて解答してうまく対処した。
浪人してからもあまりまじめに受験対策していなかったので、ICU以外には滑り止めしか受からなかった。(ICUに受かったのも不思議な感じがするが。)とにかく、悔いのないようにしっかりと勉強することが重要で、そうすれば結果はそれ相応についてくるように思います。

8. 最後に一言

浪人した一年を振り返って。
浪人というと暗いイメージがあるが、実際はそうでもなかった気がする。確かに、一生懸命勉強しなければならないが、予備校にはかなり個性的な人々が集まっていて、いろんなタイプの人と出会えて意外と充実した日々だった。結局のところ、楽しくするのもつらくするのも自分自身にかかっていると思う。
浪人することになってしまった方々へ。どうか浪人時代を楽しく過ごして第一志望にリベンジしてください。

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

hachi

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

社会人5年
趣味:ギター、読書等

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年社会人入試
合格:理学科
第1志望:理学科 第2志望:社会科学科

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

・どうやってICUを知ったか?
私立の大学を探してサイトを転々としていたら偶然。
(その時初めてICUが国際基督教大学だと知る。さらに基督をキリストと読むことも知る。)

・なぜICUを選んだか ?
サイトの中身に惹かれたわけではないけれども、何故かキャンパスツアーに申し込んでいた。そして・・・惚れた(笑)それまでに見てきた大学には何か釈然としないものを感じていたがICUは違った。性に合ったのでしょう。それに、自分のやりたいことが出来そうだから。

6.ICUに期待するところ

私のやりたい研究に関してICUだけにとどまらず、在学中から積極的に外にも出て行きたい。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

私の社会的経験とICUでやりたいこと、今後やりたいことを書きました。特に難しいことはないでしょう。

a. 人文科学考査(社会人入試=人文・英語)

受験の感想としては、非常に楽しかった。
対策としては、まず解いた文章は解きっぱなしにしないで要約する。さらに、周りに仲間がいれば要約についてのディスカッションをするとよい。(自己満足だけじゃなくてより本気でやるからね)時間がかかるけどただ色々な本を多読するよりよっぽど実力がつきます。これだけで十分だけど暇があれば本読む癖があるといいかも。

要約の方法はBUCHOさんのオンレク受ければわかりますよ!

b. 英語学習能力考査

・リスニング
残り三ヶ月まではひたすらTOEFLの問題集を解いた。そして残り三ヶ月はBUCHOさんのオンレクのCDをやった。解いたものについてはディクテーション&シャドウイング。リスニング(特に長文)が伸びなければリーディングが伸びないとはいいませんが、リスニングが伸びればぐんぐん伸びます。耳で聞けるようになれば、目でみられるリーディングは楽に感じる思わない?そしてその実力を伸ばすためには継続あるのみ。毎日最低1時間。

・リーディング
前半は精読の為に文法を勉強した。文法知れば英語の見方が変わりますよ。後半は過去問(BUCHOさんのオンレク)を解き、これについても解きっぱなしにしないで地道に一文一文文法構造を考え、訳をつけた。正誤の根拠もちゃんと考える。それだけ。

c.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

ほんと基礎的な実力を前半のうちにつけておけば、後は過去問で充分。

それと妙に不安が襲ってくることがあると思うけど、悩んでも実力は上がらないので5分にしましょう。5分で忘れる。できなきゃ寝ちゃう。勉強方法だけじゃなくて精神面の管理も慎重に。

赤信号では止まる余裕が必要だよ。

8. 最後に一言

偏差値30から始まった社会人にでもICUは入れます。努力はしたけど。 みなさんも頑張って下さい!

ICU入試合格体験記2004

1. お名前

booo

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

南多摩高校 大手予備校で浪人 
趣味:ライブへ行くこと

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2004年一般入試
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科 第2志望:語学科

4.併願校

早稲田大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

とにかくオープンキャンパスへ行ったことがICU受験をきめたきっかけとなりました。体験授業や学生さんとの話を通して、これからの自分に必要なことを見つけたきがしたからです。

6.ICUに期待するところ

社会にたいして自分なりのしっかりした意見を深めていけたらいいなとおもってます。あとELPがついてゆけるか不安もありますが、楽しみです。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

1.志望理由:まず第1にICUは少人数ということもあり、密度の濃い授業がうけられるとおもったからです。また、授業形態としてディベートやプレゼンテーションなど、教師や生徒同士で意見を交わしあい考えて進めてゆく授業も多く、自分の考えを深めそれを他人に伝える力をつける上で理想的な大学だと思ったからです。

2.何を学びたいか。将来の志望と理由: 私はすべての戦争や紛争の平和的解決への方法はあるのか、またそのために自分は何を考え鼓動できるのかを、色々な国の政治体制や歴史的背景などをICUの社会科学科で幅広く学ぶことでより現実的に考えを深めたいと思っています。将来は自分の意見を国際社会に発するジャーナリストになりたいです。

b. 一般能力考査

計算問題でグラフや数列、重りの問題など  あと文学史のアナグラムもいくつかでてました。 全体として難しかったです。

c. 人文科学考査・社会科学考査・英語学習能力考査

N/A

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

試験前はみんな直前まで必死に参考書をながめてる受験生がほとんどでしたが、私はなにも読んだりしませんでした。ICUの試験はとにかく体力勝負だとおもうので、むしろ休憩時間は好きな音楽をきいて気持ちを落ち着かせ、チョコレートでパワーを回復させるべきだとおもいます。あと外の空気をすって頭をすっきりさせるのもたいせつです。私はとことんコンディションづくりにこだわりました。

オンラインレクチャーで過去問をたくさん解くことはつらいときもあったけど、自分の自信となりました。

8. 最後に一言

私は本番の試験で一般であまりおもうように力がだせなかったのですが、でもあきらめず最後まで全力をだし他で挽回できたのがよかったのだとおもってます。だから本番で難しいなとおもっても、時間いっぱいねばってあきらめないでください。