4年ぶりに通常開催となった2023年度のICU祭、恒例のフォトレポートをお届けします。
会場の入り口の様子。ICU祭オリジナルの校門のが登場。立派なオブジェを前に記念撮影されている方がたくさんいました。
入り口付近にはQRコードが掲示されていて、会場案内がPDF形式がダウンロードできるようになっていました。
去年より明らかに来場者が多く、盛り上がっていました。親子連れの皆様も多く来場されていました。
本館前では恒例のICU祭公式グッズが販売されていました。クリアファイルが人気とのことでした。
こちらは「野田村にICU旋風を吹き起こす会(のだせん)」の皆様のテント出展。ICU教授が復興支援等で岩手県野田村と関わりをもったことをきかっかに、ワークショップが野田村で開催され、現在は学生主体のサークル活動として野田村に赴いて活動をされているそうです。オリジナルの野田村のガイドブックを作成したり、中学生に英語を教えたり、地元の祭り参加するなど、様々な形で交流をされているようです。学生の活動を通して地域に繋がりを持てるのはいいことですね。
本館2Fの様子。アカデミック企画の教室(写真左)では受験生向けの相談会や、学生によるトークライブが行われていて、多数のICU入試受験生が集まっていたようです。
おとなりの教室(写真右)はコモン・グッド基金(CGG)の出展で、地域コミュニティ支援を行うICU周辺の非営利団体をICUの財団が助成金を支給する形で支援するというもので、その審査にはICUの学生も参加し、連携する形でプロジェクトを勧めているとのことでした。学生時代から地域のNGOの活動を知ることができるのは貴重な経験になりそうですね。取材させていただいた時は江戸小噺をテーマにした体操が行われていて、全員参加で大いに盛り上がりました。
こちらは本館3Fの"ICU Compost"の出展。寮から回収した生ゴミを、微生物の働きを用いて、コンポスト(堆肥)として再利用する活動をしている団体で、活動は今年で3年目とのことでした。7,8人くらいのメンバーで概ね週1回活動中。従来は捨てるだけであった生ゴミから、栄養たっぷりの堆肥を作る過程はとてもやりがいを感じるとメンバーの方がおっしゃっていました。堆肥はICU学内にある畑で活用されています。もともとは寮生が個人で始めた活動だったそうですが、徐々に活動の輪が広がっていったとか。現在のICUの寮は自炊している学生が多く、このような活動を継続されているのはとても意義深いことだと思いました。
以上2023年のICU祭の様子をレポートさせていただきました。
ちなみに今年度はICU祭の開催1日目と英検の試験日程が重複していて、ICU高校が英検の試験会場に利用されていたこともあり、当日はバスが混雑していました。