(ずばりICU国際基督教大学入試の勝因は何でしょうか?)
当日解けたというところが大きいです。
うまく裁けたというか、ちょっと迷ったらすぐ次というような、
かといってあまり飛ばしすぎてもいけないわけです。
その当たりの問題裁きが非常にうまくいきました。
例えば
数学の出題で手がかかりそうだから問題を飛ばしますよね。
しかしほんとうに分からない大問が出ると全部飛ばしそうになってしまいます。
その場合加点できる問題を的確に解いていく必要があります。
そういう見切りをいかに付けるかがうまくいきましたね。
ICUの自然化学は時間との戦いでもあるので、問題さばく能力は非常に大切です。
タイムマネージメントですね。
ある程度場慣れや過去問演習が大切になります。
ただし出題の仕方が教授によるので、例えば化学だといつもパート4つという訳ではなく、パート分けをしていない年度があったりもします。
また最初に長い説明文を書く年もあるし、その都度書いてくれる年もあります。
いろいろな状況に対応できるようにしておくことが大切です。
長文の中にヒントはあるものの、読まなくてもよいという教授の出題もあります。
また読まなくては解けない問題でも、定義がどこにあるかが分かればよいという年度が多いです。
後でどこに戻ってこればよいかをわかるために一度読んでおくのですね。
自然科学の問題文は、1回で全文を理解する必要はありません。
これはICUの人文科学にもにも通じる考えで、長い文章の中から自分に必要な情報を拾っていく技術ですね。
アレと同じ能力です。
もっとも人文ほど厳密にやる必要はありませんが。
(やはりICUの自然科学の長文は最初に目を通すべきでしょうか)
一読はすべきだと思います。
読んでおけばすぐに解けていたのにという問題で、時間をロスしてももったいないです。
ちらっとでも読んだ方が経験上絶対よいです。
読みながらといてもそれほど時間は変わらないですし。
(専攻の化学に関しては何か特徴はございますか?)
化学に関しては2年ごとに先生が替わっているような気がしますね。
つまり2年ごとに出題が変わっている感じがします。
ICUの自然科学はパート分けに出題者の癖が出ます。そのあたりは解いて感じて欲しいですね。
とにかくICUの理系は本当に情報がありませんが、あの問題は普通に勉強するしかないです。