ICU入試総合型選抜合格者インタビュー豆もやしさん3
(引き続き二次試験のオンライン個別面接に関して伺います。オンラインで2名の先生が担当される形ですね?)
はい、一人の先生が願書に関連した質問、もう一人の先生が小論文と活動歴から質問をする形でした。
(いくつか覚えている質問と、その質問にどう答えたかを教えていただけるとありがたいのですが)
はい、実際には面接試験が終わって時間が経っているのと、面接が終わった瞬間に頭が真っ白になったので、記憶はかなり曖昧なのですが、敢えて再現すると以下のような感じでした。
Q1 「活動歴に書いているアンサンブル部の部長としての経験は留学で役に立ったか?」
A1 実際のところ部活の部長としての役割がアメリカで役立ったというのはあまり有りませんでした笑
なので面接では適当に答えてしまったという事だけ記憶していて、何と答えたのか正直よく覚えていません。
Q2 「留学の時のエピソードとして、ホストファザーに人種差別的とも取れるジョークを言われた事が書かれていたが、その発言には怒りを感じているか、あるいはその事象に対してよくないと思ったのか?」
A2 ホストファザーの性格というよりは、育ってきた環境や文化の背景があってそういう発言に至ると思うので、個人的なものとして受け取るよりは、そういった背景がホストファザーにそういう発言をさせているのだという風に考えた、と答えました。
ちなみにこれは自分の書いた小論文の中でもポイントだと自分でも考えていた箇所でした。差別や偏見に際しても、単に人を糾弾するのではなくて、まずは社会や文化的な背景を理解しようというのは自分の主張の一つではあったので、この質問には答えやすかったです。
Q3「願書でジャーナリズムを学びたいと書かれているがその理由は何か。(また同じく願書に書かれているフィールドワークはどこに行きたいと考えているか)」
Q3 部活の部長としてメンバーの話を引き出す経験があったが、まずは内側からよく話をよく聞いて、そういった内なる話を引き出していくのはジャーナリズムの力なのではないかと思った。また、大きな意味でのジャーナリズムというのは、マスコミや報道機関だけではなくて、人と人とのコミュニケーションはいずれもジャーナリズムに関連すると思う。
Q4「フィールドワーク」はどこに行きたいか?
A4 これも記憶が曖昧なのですが、答えの一部として、難民に興味があったので、例えば日本の入国管理局などに取材に行って生の声を聞けたらよいというような事を答えたかと思います。
Q5 「ジャーナリズムが記者だけのものになっている、という趣旨の事が願書に書いてあるが、どういうところでそう感じるのか?」
A5 記者クラブの例を出して、現状では一般市民が入れるものではなく、マスコミの人たちしか入れないという事を答えました。
Q5-2 「あなたがもしジャーナリストになったり、新聞社等に入社して、記者クラブに入るとなったら、あなたはやはり入るだろうか?」
A5-2 実際に記者クラブに入らないと分からないこともあると思うし、そちら側の立場に立つことで分かることもあると思われるので、もしそういう機会があったら記者クラブに入ると思う、という風に答えました。
(面接官の先生はしっかり応募書類を読んできているという印象ですね?)
はい、しっかり読んでくださっていたと思います。
質問もその場で作ったのではなく事前に書類を読んで作ってくださった印象でした。
(2名の先生は事前に打ち合わせをしてある印象でしたか?)
質問は2名の先生でそれぞれ完全に分かれていたので、打ち合わせはあったのかもしれませんね。役割分担があるようには感じました。
(面接中の雑談はあまりない感じですか?場を和ますような会話はありましたか?)
私の場合は雑談は全くなかったです。冒頭に「よろしくお願いします」という挨拶だけですぐに質問に入りました笑
(選抜試験のための面接という雰囲気ですね?)
はい、その通りだと思いました。
(面接を終えた感想はいかがでしたか?)
20分と短かったのですが、11月でも汗をかくぐらいで、すごく疲れました笑
面接は厳しい質問も多くてうまく答えられない部分もあったので、結果は微妙だと思っていました。特に面接官のうち1人の先生はかなり厳しめの指摘や質問ばかりだったのでこれは失敗したのかと思っていました。なので面接の次の日からは一般選抜の勉強を全力でしていました笑
(厳しめの指摘というのは具体的にはどんなものがありましたか?)
自分の発言のこことここは矛盾している、というような指摘があって、そこは厳しいなと思いました。
(次回に続きます)