ICU奨学金,ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金

ICU入試B方式合格し、High Endeabor奨学金獲得したTAKEZOさんのインタビュー3

(引き続き、B方式対策に関して伺います。ICU入試のB方式は、会場試験が総合教養だけですが、今回はA方式も併願したので、全教科受験した形ですね?)

その通りです。どちらかの方式で合格できればと考えていたので、B方式を併願したのは結果的にとてもよかったです。

<表 ICU入試、一般選抜のA方式とB方式>

ICU入試一般選抜のA方式とB方式は併願が可能。
総合教養(ATLAS)は共通科目。
B方式のみを受験する場合はA方式と同じ日に同じ会場で総合教養の試験を受けるが、総合教養が終了したら先に会場を出る。

(ICU入試の総合教養対策はどのようにしましたか?)

オンレクの総合教養の過去問を中心に勉強しました。

オンレクでは演習がたくさんできたのがよかったと思います。
独特な試験なので形式に慣れていると有利ですね。

(過去問演習を通してどのようなコツをつかみましたか?)

総合教養は講義が放送で流れるというのが独特で、最初の内は全部をメモを取ろうとしていましたが過去問をこなす内にメモを取るポイントがわかっていったと思います。

また例年出題形式は同じで、おなじみのパターンの設問が多いのですが、
例年ほんのちょっとだけ違うパターンの問題がでたりするので、
そのような変化を楽しみにして受験するような意識で臨みました。

例えば今年度はメモ冊子の中に年表が入っていました。

慣れていなければ焦ったと思うのですが、実際には講義やその後の論文をわかりやすくするためのものでした。

最近のICUの総合教養は文章を読んで答える問題が増えていて、実際に去年の問題も読解問題が多かったと思います。

全体としてはICU入試の人文・社会科学に共通する部分があるので、その意味でもA方式対策をしていてよかったと感じています。

論文をじっくり読んで答えるような問題も出ているので、時間配分には注意が必要だと思いました。

(総合教養はどのような時間配分で解きましたか?)

制限時間は講義を含めて80分で、講義は例年通り冒頭の15分くらいでした。

その後、約60分で一通り問題を解きました。最後に残った5分で解けなかった問題をすべて埋めるようにしました。

(どのパートから解きましたか?)

Part1, 4, 2, 3の順番で解きました。

敢えてPart 4の自然科学は意識して先に解くようにしました。

心の余裕を持つためには最後に自然科学を取っておくのは怖いという意識がありました(笑)

Part 4はよく考えれば答えられるという問題が意外に多くて、
過去問の演習をしていても、最後にPart 4を残すのはもったいないというパターンが多かったです。

(その後B方式で1次を通過されるわけですが、その時のはどう感じましたか?)

その時は複雑な気持ちでした(笑)

(A方式で結果がでなかったのはどうしてでしょうか?)

3教科目の英語で失敗をしてしまったことが原因だと思います。

ICU入試の前日にホテルで前泊をしたのですが、寝付けなくて、あまり眠れないまま試験に臨んでしましました。

最後の教科の英語の頃には疲れと緊張感と眠気で気持ちが切れてしまった感じです。

総合教養の試験に関しては普段通りできていたので、B方式の一次を通過できたのはよかったと思いました。

(次回、ICU入試B方式二次面接対策に続きます)

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ICU入試B方式合格し、High Endeabor奨学金獲得したTAKEZOさんのインタビュー2

(B方式に関して伺います。英語外部試験利用でTOEFLを利用されたのですね?)

はい、TOEFLを利用しました。

(TOEFLは何回受験しましたか?)

B方式に必要なスコアが出るまで3回受験しました。

TOEFLの試験は慣れの部分が大きいので、試験を受けながらスコアアップをすることを目指していました。

実際に最初に受験した時は独特の試験の形式に合わせるだけで大変でした。

TOEFLの方向性がわかってからは対策に集中できました。

TOEFLは他の試験と違って、個室で受験できますし、予約さえ取れれば自分の好きなタイミングで受験できる点はとてもよいと思いました。

(ICU入試のB方式出願には80点が必要ですが、80点に達したのはどれくらいの時期でしたか?)

8月です。直前の7月はTOEFL対策だけをやっていました。

(TOEFLで80取るにはどうしたらよいでしょう?)

あくまでも私の場合ですが、

1.リーディングとリスニングを頑張る
2.スピーキングは諦める
3.ライティングはテンプレート通りに書く

という方向で対策をしていました。

特にリーディングは大学受験と共通している部分が大きいですし、
しっかりと対策をしました。よいスコアが出たときはよく取れていた部分です。

スピーキングはブレがあると思いましたし、短期間で対策するのは無理だと実感したので、特に対策をせず、試験中にその場で頑張るという感じでした。

リスニング、リーディング対策としてはTOEFLの公式問題集を中心に勉強しました。
特にリスニング対策として講義のディクテーションをよくやりました。

公式問題集は問題がよくできていて、TOEFLでよく出る問題が一通り登場します。

最初は公式問題集は問題数がそこまで多くないのでこれだけでは足りないのではないかと思っていましたが、逆に、何回も解いて完全に内容を理解することが大事だと思いました。

公式問題集2,3周した感じです。

何回もやると答えを覚えてしまうかもしれないのですが、
講義や論文の展開のパターンや、こういうものが出るというアンテナを張れるようになります。

例えばTOEFLはサイエンス分野が毎回のように出てくるが、特に航空宇宙分野が頻出だったりします。普通に日本の高校で勉強しているとそれほど触れることのない分野なのですが、こういう「TOEFLで出そうな」分野にアンテナを張れるようになると、別の勉強をしたり、Yotubeを見ている時などにも注意が向くようになります。

公式問題集を解いて、実際に試験を受けると、段々とこういう知識を持っていたい方が有利という分野がわかってきたので、TEDやYouTubeでそれらの分野の講義を探して見ていました。

実際にTAKEZOが使っていたTOEFL公式問題集

(リスニングでディクテーションをやったのはなぜでしょうか?)

最初はシャドーイングをやろうと思っていたのですが、シャドウイングは聞くのと自分の声とかぶってできているのかできていないのか分からず効果が実感できませんでした。

結構大変ではあるけどもディクテーションは1文ずつをしっかり書いていくことで、
語彙力もついたし、理解の幅が広がった。

会話文はディクテーションには適さないとわかったので
講義パートだけディクテーションをやりました。

もちろんこれらはICUのA方式でも活用できます。

講義のディクテーションは手間はかかるがリターンは大きいのでおすすめです。

(TOEFLで80点を取れたというのは安心材料になりそうですね?)

少なくとも夏の段階でB方式の併願が確保できたので大いに安心材料になりました。
また、ICUの英語も自信を持って解けるようになったと思います。
何かクリアできている感じが出てきました。

(次回 B方式会場試験に続きます)

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ICU国際基督教大学の公式サイトが更新され、2023年度入試の概要が公表されています。

まず一般選抜を見ていきます。

2023年度入試の一般選抜の試験日は2023年2月4日(土)です。

例年通り2月の第1土曜日が試験日です。

合格発表は2023年2月13日(月)です。

細かな変更点ですが、昨年度は2月5日に試験で2月10日に合格発表だったので、わずか5日間で結果が出ていたのに対し、今年度は従来通り10日程度で入試の結果が出る日程に戻りました。

試験科目や募集人員には変更はありません。

引き続き総合型選抜です。

総合型選抜の日程や内容はほぼ去年と同じです。

2021年度、2022年度はコロナの影響で二次試験がオンラインの個別面接で実施されていましたが、今年度から二次試験が正式にオンライン個別面接に変更されます。

細かな変更点として、IB認定校のオンライン個別面接は(日英)で行われることが明記されています。

よって、逆に言えばその他の英語外部試験利用や数理探求型は日本語で面接が行われる事が示唆されています(従来もこれらの形式では日本語で面接が行われていました)。

2023年度のICU入試の日程は上記の通りです。実際のICU入試はまだまだ先の話ですが、まずはカレンダーにチェックをするなどして試験への意識を高めていきたいですね。

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TAKEZOさんインタビュー1

今回は一般選抜B方式(外部英語試験利用)でICUに合格され、
High Endeavor奨学金を獲得したTAKEZOさんにインタビューをさせていただきました。

TAKEZOさんはオンラインレクチャーの受講生で、九州地方の大学に在学されていました。

(今年度は他大学に在籍しながら受験をされたのですね?)

はい、でも今年1年は休学をして勉強をして、ICUの受験勉強をして合格をしたという形です。なので立場としては大学2年で休学中という感じです。

(休学をしたいきさつは?)

実は大学1年だった昨年度も、大学に在学しながらICUを受験をしたのですが、受験勉強の時間は思うようにはとれずに結果が出ませんでした。合格するには大学を休学をして勉強をする必要があると考えました。

(やはり他大学に在学しながら受験勉強するのは難しいのですね?)

基本的に新入生は寮に入ることが前提の学部だったので、その寮で他大学の入試の受験勉強をするという雰囲気ではなかったですね。

大学のレポートなどで忙しかったのも事実で、そういった大学に在籍しているという事で言い訳ができないように、今年1年は休学しようと思いました。

(ちょうどコロナ禍が始まった時期に入学された形ですが、前の大学の授業はどのような形だったのですか?)

はい、コロナ禍で入学直後はしばらく授業がありませんでした。
その後授業が始まって、基本的にはすべてリモート授業でした。

寮に入ることは決まっていたのですが、寮にも2学期まで入れませんでした。
2学期で寮に入れるようになってからは、寮でリモート授業を受けていたという形です(笑)。

(休学に際して保護者の方はなんとおっしゃっていましたか?)

元々ICUを紹介してくれたのは母で、今の大学からICUに行くということには賛成してくれていました。

休学をして受験勉強に集中したいという事を伝えると、大丈夫なのかと心配はされましたが、次第にまぁいいんじゃないかという話になりました。

(大学の友達にはICU受験をする事は伝えていましたか?)

他大学の編入試験を受けるという友人らには伝えていたが、他の友達には何も言っていないです。今の大学で一生懸命勉強している方もいるので、そういう話は言いづらいですね。

(2年次にご自宅に戻って受験勉強をされたのですね。そこから1年間の宅浪はきつくなかったですか?)

休学を決めた時はこれは大変そうだなぁと思いました。

最終的には結構頑張れたと思います。

やるべき事を決めて、毎日の生活リズムが整ってからは勉強に集中できるようになりました。

(1日の生活はどのような感じですか?)

夏は5時半に起きてまずウォーキングに行きました。

朝ご飯食べて8時半ぐらいから勉強を開始します。

お昼は休憩をし、てそこから夕方5時ぐらいまでさらに勉強しました。

冬は日が短くなったので6時ぐらいにおきて
9時ぐらい5時ぐらいまで勉強していた

また、過去問などを解くのは朝やるようにしていました。

朝が一番元気があるので、早朝の時間帯に先に問題を解くようにしました。

午前中に問題をといて、午後に解説を詳しく読んで、周辺の知識を身につけるなど、
やり直しをしっかりやりました。

(受験生活で気をつけていたことは?)

運動は意識してやっていました。

朝のウォーキングはかならずして
ストレッチや筋トレYoutubeを見ながらやっていたりしました。

(去年も受験されたとのことで、今年合格できた上で、特にここがよかったという部分は?)

B方式を受けたのは結果的にとてもよかったです。
また、オンレクなどの演習をする際に、復習を重点的にやったのはとても効果的でした。
去年までは解くだけ解いて、あまり復習せずに終わりになっていたのですが、
今年はオンレクの解説もじっくりと読んだ事もとても役立ちました。
ICUの出題の特性を踏まえて、過去問を軸にして、個別の教科の対策というよりは各教科でICUの試験に出ている範囲の知識を身につけるようにしていました。

(1年間休学をして無事にICU合格、さらにHigh Endeavor奨学金まで獲得したのはすごいですね。)

合格してほっとしています。A方式では合格できなかったので、後日B方式で合格した際にHigh Edeavor奨学金に内定した事にとてもびっくりしました。

(他大学に進学されていた事や、休学していたことなどを踏まえると、この後ICUの入学金や授業料が減免となるHigh Endeavorを獲得できたのは大きいですね)

それは本当に大きいですね。ありがたいです。

(ご家族も喜んでおられましたね?)

とても喜んでくれました!

(次回、ICU一般選抜B方式対策法に続きます)

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NNさんインタビュー第3回(3/3)

入学関連の書類に同梱されていた学部長からのメッセージ(Nさんご提供)

(共通テスト(センター)およびICUとの併願校に関して伺います。

(受験全体を通して振り返ると、ICU対策を中心に勉強をする中で、私大対策やセンターはどのように位置づけていましたか?)

そうですね、受験に際しては全体のイメージのようなものを自分なりに考えて臨んでいました。

1.ICUや早大国際教養のように、国際性があり英語をしっかりと学べる難関大に合格すること
2.英語をメインに受験すること
3.MARCH以上の合格を共通テストを利用して確保すること

結果的にはほとんどの入試に合格できたので、自分なりに全体のイメージを持っていたことはとてもよかったと思います。

(私大の併願校には共通テストを活用していますね。はやり私大受験者も共通テストは受けた方がよいでしょうか?)

個人的いは共通テストは絶対受けておいた方がよいと思いました。

共通テストは1月中旬ですが、共通テストの試験結果で、私大リサーチの合格判定に達していれば、他の私大の合格を確保した上で2月の一般選抜を受けることができます。

私大リサーチは河合塾とベネッセがやっているもので、共通テストの受験生の8割がこれらのリサーチに参加しているそうです。

これらでB以上の判定が出ていれば概ね受かると考えて良いです。

リサーチでよい結果が出ていれば、1月の段階で私大併願校の合格は手堅く確保できているので、それ以降はICUの独自試験など2月の一般入試に向けて集中できます。

共通テストはちゃんとやれば確実に得点はとれるし、いわゆるセンターレベルの基礎的を抜けなくカバーできるという点で私大対策にもなります。

また、共通テストといっても全教科やらないといけない訳ではなくて、
例えば受験した青山の学部は、共通テスト利用でも英語のウェイトが高めの配点でした。
共通テスト英語100、現代文50、世界史(地歴・公民・数学から1つ選択)50、個別試験論述(小論文)100

半分英語で受験できる方式の学部もあるので、英語が得意だが他の教科が苦手という人であっても共通テストには利用価値があります。

(併願校について、体験記ではICUの前にも試験日程をいれたということですが)

はい、ICUの試験は2月の第1週の土曜日が定着しています。
これはちょうどMARCHが始まるくらいの日程なので、
日程によっては初めて受ける大学受験がICU入試、ということになります。

私の場合はICUが第一志望で、最初の試験がICU入試本番というのはとても緊張してしまうと思ったので、日程の早い大学を探して試験の日程に組み込みました。

受験したのは武蔵大学で、そちらのGS専攻は授業の方針や雰囲気などもあっていると思ったので試験慣れをかねて、受験しました。

実際に受験しておいて、気持ち的に楽でしたし、試験の環境になれる意味ではよかったと思います。

(1月の共通テストでも大学入試の体験は可能ですかね?)

そうですね。ただしセンター(共通テスト)から私大の入試は日程が半月以上空くので、
私大の入試も可能であればICUの前に1校入れたいという気持ちもありました。

また、ICU入試の3日前というのもちょうどよかったです。

ICUの前の日程といっても、例えば前日だと体力的にも負担になってしまうのでやめた方がよいでしょう。

あくまでも入れられたら入れてみるというところだと思います。

(塾や予備校には通っておられなかったという事ですがこれはどうしてでしょうか?)

塾に通おうと検討した事や、実際に短期の講座を取ってみたこともあるのですが、電車で時間をかけて通う時間がもったいないですし、塾にも授業のための授業みたいなのもがあって、そのような入試に直結しない授業の準備や復習に時間を取られるのは無駄だと思いました。

ただし勉強は自宅でやらずほとんど高校の自習室でやっていました。
高校の自習室が夜まで利用できたのはありがたかったです。

初めのうちは家でやろうとも思っていたのですが、どうしても勉強にムラが出るというか、勉強時間にバラつきがあったので、開いている時は常に高校の自習室に行くようにしていました。

振り返ってみると受験勉強は自分をコントロールすることがとても大切ですし、最後は自分との戦いです。

そのためには可能な限り自習室に通って勉強するなど、自然と勉強をする方向に自分の行動をコントロールして勉強を習慣化できたのはよかったと思います。

(ありがとうございました)

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ICU国際基督教大学の入試関連の公式ページが更新され、総合型選抜(AO入試)の2次試験は今後オンラインの個別面接で実施される事が発表されました。

 変更前変更後
英語外部試験利用本学にてグループ・ディスカッションを実施オンラインによる個人面接を実施
理数探究型本学にて個人面接を実施 (プレゼンテーションを含む)オンラインによる個人面接を実施 (プレゼンテーションを含む)
IB認定校対象本学にて個人面接を実施 (プレゼンテーションを含む)オンラインによる個人面接を実施 (プレゼンテーションを含む)

コロナの影響で2021年度、2022年度の総合型選抜二次試験はは特例としてオンラインでの個別面接が実施されていたのですが、2023年度以降は総合型選抜の二次試験は常時オンラインの個別面接で実施されることになります。

AO入試の定番であったグループディスカッションは廃止されます。

このため、従来はグループディスカッションで他の受験生の意見にヒントを得て議論を展開したり、ディスカッションを円滑に運営する姿勢などが評価される事もありましたが、今後は個別面接次第ということになります。

一方で、オンラインでの実施が継続する事が決定したので、特に地方の受験生にとっては移動の負担が減り、受験しやすい環境が整ったとも言えます。

また、基本的には自宅での受験となるため、PC、WebCam、イヤホンマイク等の機器を揃えた上で、今のうちからZoom等の使い方に慣れておいた方がよいでしょう。これらはICU入学後の授業でも現在は必須です。

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オンレク受講生が今年度ICU入試B方式(外部英語試験利用)でICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金を獲得しました。

A方式と違って受験番号がM、内定日が2月25日になっています。

本年はB方式合格が全体で7名のみでした。ICU入試B方式合格者インタビュー記事を近日配信予定です。

B方式のため、受験番号や日付がA方式と異なることが確認できる

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Nさんインタビュー第2回(2/3)

ICU入試の科目別対策について

(英語リーディングに関して伺います。)

はい、英語リーディングはICU入試のポイントだと考えています。

本格的な受験勉強としては高3から取り組みました。

また、夏休みが入る頃からオンレクのICU過去問や併願校の過去問を含めて大量にやっていきました。

ただしはじめは問題演習をやっても時間内には解き終わりませんでした。

数をこなしていくうちに、少しずつコツをつかんで解けるようになったいった感じです。
また、演習をしながら背景知識を身につけることも大事だと思いました。

英文を読むのに必要な知識は問題演習をやりながら、解説を読んでいる内に、段々と身に付けられたと思います。

背景知識が身についたことで「このトピックの英文ならこのような語彙や議論が出る」「こういう風に議論が展開する」というパターンのようなものが少しずつわかってきて、ゼロから英文を読むよりは、演習から得たの知識をいかして、より速く読めるようになりました。

速読はテクニックとかではなくて、実際にICU過去問や併願校の問題など、問題演習をやって解いて慣れるのが一番です。

まずは自分の中で制限時間を決めてその中でやってみる事が大事だと思います。

(リスニングはいかがでしょうか?)

オンレクでICUの過去問をやりながら、共通テスト対策を中心に問題演習をやりました。

共通テストのリスニングで90点以上取れていればICUのPart1,2はかなりとれると思います。

ICUのリスニングは前半の会話文でしっかりと得点する事が大事だと思いました。

前半の会話文はセンター対策にもなると思います。

予備校がセンター対策の参考書を出していますが、それらは実際のセンターよりは難しいので、
ICUのリスニングPart1,2の対策にはちょうどよかったです。

(リスニングPart 3の講義に関しては?)

リスニングのPart3は全問正解は無理だと思われるので
できない問題があっても気にしないようにしていました。

そのPart3では各5問が出ますが、設問のすべてが難しい訳ではなく、
ちゃんと聞き取れていれば答えられる問題も各2,3問は出ています。
難しい問題にこだわらず、簡単な問題を見逃さないようにすることポイントだと思います。

(英語ではリーディングの方に力を入れたのですね?)

受験勉強としてはリーディングですね。

もちろんリスニング対策もやりましたが、特にPart IIIの講義を全問解くには時間をかけて勉強しても無理だと思ったので、敢えてやり過ぎないことを意識して、その分はリーディングでしっかり得点しようと考えていました。

併願校とのバランスもありますし、リスニングもオンレク内の偏差値で50以上は取れていたので、それ以上はねらい過ぎない方がよいと考えました。

ただしリスニングはPodCastやYoutubeを早めのスピードで聞いてみるなど、なるべく毎日英語を聞いて慣れるようにしていました。

いろいろな形で勉強ができるのは英語のいいところかもしれません。

(引き続きATLASに関して伺います。どような対策をしましたか?)

ATLASはオンレクだけでよいと思います。

オンレクの過去問の演習をやって、よく出るような問題で調べてみて
その問題はしっかりと解けるようにはしておきました。

(ATLASのPart4自然科学の対策は)

ATLASのPart4の一部の問題は、文系の人はできない問題もありますが、
そこもあえて気にしないようにしていました。

文系の人でもPart3までで読解までで十分に勝負できると思います。

もちろん国立併願の人は理系科目もしっかりやっているので有利だとは思いますが
私大文系の人が理系科目の基礎からをPart4のためだけに復習するのは難しいので、英語や他の教科を頑張った方がよいでしょう。

(人文・社会対策は?)

最近のICUの人文・社会は読解問題が多く、丁寧に読んでいれば答えられるという問題が中心なので、
結果的に平均点は高めなのではないかと思います。

私大入試の現国ちゃんととれている人はふつうに取れるでしょう。
逆に言えばミスをしないことが大事なので、過去問を解いて慣れておくことが重要かもしれません。

また、オンレクの解説にも詳しく書いてあるように、一部の問題は難しくて、解釈の余地のある問題も毎年出ていて、そこはみんな取れていないので気にする必要はないでしょう。

(ICUの科目全般を通しての印象は?)

自分の場合は英語リーディング勝負だと思っていたので集中的に勉強しました。

全体を通してみるとICUの入試は総合力が問われていると思います。

ICU対策としてオンレクの過去問演習をたくさんやって
自分の得点が伸ばせる場所とそうでない場所をきちんと把握した上で、
併願校対策や共通テスト対策もしっかりやっていたことが良かったと思います。

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Nさんインタビュー第1回(1/3)

今回は2022年度ICU一般選抜入試に合格し、ICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金を獲得した
Nさんにお話を伺いました。Nさんは都内私立高校のご出身で、BUCHO.NETオンラインレクチャー(オンレク)の受講生です。


ICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金の内定通知書、Nさん提供

High Endeavor奨学金はICUの入学金が全額免除となり、
4年間にわたって、1年分の授業料の内、1学期分が毎年免除されます(初年度の奨学金は76万6千円相当)。

(ICU合格、およびHigh Endeavor奨学金の獲得、誠におめでとうございます。
ICUの入試はよくできたのですか?)

それなりに試験は取れた感覚もあったが
過去問と比較するとそこまでの自信はなかったというのが正直なところです。
なんとか合格できていたらいいと思っていた。

(奨学金はもらえると思いましたか?)

オンレクの演習では上位の成績がとれることもあったので、
奨学金はちょっとだけ期待はしていました笑

(Highe EndeaverとPeace Bellの二種類がありますが両方の申し込みをされましたか?)

Peace Bellは手続きが大変なので申し込みをせず、High Endeavorだけ申し込みをしました。

High endeavorは手続きは簡単でしたので、該当者はぜひ応募すべきだと思いました。
提出する資料の一部は保護者に準備頼む必要はありますが、
本人のやることはとっても簡単です。

(ICUの奨学金の制度は知っていたか?)

はい、奨学金が充実していることと受験時に申し込むことは知っていて、実際にはICUの出願時に詳しく調べたという感じでいた。
該当しているので申し込んでみようかなというくらいの気持ちでした。

ただし、出願のサイトは早めに見た方がよいです。実際には出願より速いタイミングで出願サイトは開設されているので、
出願サイトが開設されたらすぐに確認した方がよいです。

また、ICUのWebサイトでも奨学金の応募要項と申請書をダウンロードして見ることができます。

特にICUの場合は出願時に志望動機などを書きますが、
奨学金の採用にも関連してくるのではないかと思っています。

出願に際しての志望動機の部分は特に奨学金を狙っている人はちゃんと書くべきでしょう。

私は事前にじっくりと志望動機などを書き出した上で整理して書いて
高校の国語の先生に見てチェックしてもらいました。

結果的に自分の考えをうまくまとめることができたと思います。

志望動機を直前に急いで書くとよい文章が書けないので、早めにチェックしておいて、焦らずじっくりやった方がよいでしょう。

(奨学金獲得に関してご家族はどのようにおっしゃっていましたか?)

親はとても喜んでくれました。

私立大学は学費が高いので入学金が免除され学費が減額されるのは親としてはありがたいと言ってくれました。

自分としてもとてもうれしかったです。

(4年間の学費が減免となるICUの奨学金の得たことは併願校には影響しましたか?)

奨学金もあったので併願を予定していた早稲田は受験しませんでした笑

ICUは試験の日程も早くて結果が早めに出るのはありがたいですね。

(BUCHO.NETのオンラインレクチャーをICU入試対策ではどのように活用しましたか?)

ICU対策はほぼオンレクでやりました。

オンレクは実践的な答えの導き方や
この問題は飛ばした方がいいことなどがはっきり書いてある点でよかったです。

オンレクをやる際は特に復習に力を入れていました。

(オンレクの受講はどのような環境でしていましたか?)

高校の自習室でやっていました。

ICU志望でオンレクをやっていることは高校の先生にも話していて
いつの間にか問題の印刷などは先生がやって下さるようになっていました(笑)

演習はとにかく数をこなすことを考えて
オンレク内に書いてある推奨度の高いマークのある過去問から解いていきました。

結果的に奨学金もいただけたので、オンレクは見つけたことはとてもよかったと考えています。

(受験に際してコロナの影響はあったでしょうか?)

所属していた部活はあまり強くはないのですが練習は本気でやるという所だったので、
週末は8時間も活動していました。

通学時間の片道1時間と部活の時間で1日が終わってしまっていて
疲れもあったのでほとんど勉強はできていませんでした。

その部活がコロナで中止になってしまって、最初はショックだったのですが、
結果的にその期間中に取り組んだ自主研究は有益でした。

自主研究でプログラミングに取り組むなどしている内に英語に触れる機会が増えて
英語を中心に大学受験を勝負したいという気持ちや、
英語に強い大学に進学をしたいという意識も出てきて、
勉強にも集中して取り組めるようになったと思います。
成績が伸びて自信にもなりました。

結果的にはコロナでできた時間はうまく使えたのはよかったのかなと思っています。

(ICUの試験会場の様子を教えて下さい)

コロナ対策で会場の大きな窓を開けての換気が毎時間行われていました。
コートを着ないと寒い場所もあったと思います。
試験中もドアは開けっぱなしだったと思います。
さすがに放送のある試験ではドアを閉めていましたが。

それ以外は割と普段通りなのではないかという印象でした。

噂通り椅子は小さかったですね。

ICUは他大学と比べると教室の人数もそこまで多くないと思いました。

併願で他も受験しましたが、例えば明治とかは入試会場内に密なレベルまで受験生を詰めて入れていて、普段の入試と変わらないだろうという感じでした。

ICUは他の大学に比べるとキャンパスや会場が広くて余裕があって、少人数制のICUはいいなぁと思って受験をしていました。

(次回に続きます)

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,オープンキャンパス

2022年3月21日(月・春分の日)に開催予定の2022年春のICU(国際基督教大学)のオープンキャンパスのエントリー受付が本日より開始されています。

ICUを見学する貴重なチャンスです。

オープンキャンパスでメインとなるのはICUの教授陣によるモデル授業です。

エントリーページを見ると、主なプログラムは12:00-15:45とコンパクトな開催ですが、最大で3つのモデル授業を取ることができます。

夏の開催と違ってモデル授業の数は少ないので、来場型でモデル授業に参加できる人数は少なめかも知れません。ICU入試受験生はすぐにエントリーをして、席を確保した方がよいでしょう。ICU入試の会場となるICUの教室を見ておくことは、ICU入試の受験対策として大きなアドバンテージになります。

一方、オンライン型も同時に募集しているので、当日ICUまで行くことが難しい場合も、まずはオンラインのエントリーを済ませておくとよいでしょう。

ただし受験生としては興味のある、一般選抜試験科目「総合教養(ATLAS)」体験 と、「ICU入試説明」は来場型のみで開催が予定されているため、可能であれば来場型で参加したいところです。

なおコロナの影響で、売店や食堂等はやっていませんので、昼食を済ませてから来場するとよいでしょう。

2022年春のICUオープンキャンパスは下記URLから申し込みが可能です。

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/oc2022sp.html