ICU入試B方式合格し、High Endeabor奨学金獲得したTAKEZOさんのインタビュー3
(引き続き、B方式対策に関して伺います。ICU入試のB方式は、会場試験が総合教養だけですが、今回はA方式も併願したので、全教科受験した形ですね?)
その通りです。どちらかの方式で合格できればと考えていたので、B方式を併願したのは結果的にとてもよかったです。
<表 ICU入試、一般選抜のA方式とB方式>
(ICU入試の総合教養対策はどのようにしましたか?)
オンレクの総合教養の過去問を中心に勉強しました。
オンレクでは演習がたくさんできたのがよかったと思います。
独特な試験なので形式に慣れていると有利ですね。
(過去問演習を通してどのようなコツをつかみましたか?)
総合教養は講義が放送で流れるというのが独特で、最初の内は全部をメモを取ろうとしていましたが過去問をこなす内にメモを取るポイントがわかっていったと思います。
また例年出題形式は同じで、おなじみのパターンの設問が多いのですが、
例年ほんのちょっとだけ違うパターンの問題がでたりするので、
そのような変化を楽しみにして受験するような意識で臨みました。
例えば今年度はメモ冊子の中に年表が入っていました。
慣れていなければ焦ったと思うのですが、実際には講義やその後の論文をわかりやすくするためのものでした。
最近のICUの総合教養は文章を読んで答える問題が増えていて、実際に去年の問題も読解問題が多かったと思います。
全体としてはICU入試の人文・社会科学に共通する部分があるので、その意味でもA方式対策をしていてよかったと感じています。
論文をじっくり読んで答えるような問題も出ているので、時間配分には注意が必要だと思いました。
(総合教養はどのような時間配分で解きましたか?)
制限時間は講義を含めて80分で、講義は例年通り冒頭の15分くらいでした。
その後、約60分で一通り問題を解きました。最後に残った5分で解けなかった問題をすべて埋めるようにしました。
(どのパートから解きましたか?)
Part1, 4, 2, 3の順番で解きました。
敢えてPart 4の自然科学は意識して先に解くようにしました。
心の余裕を持つためには最後に自然科学を取っておくのは怖いという意識がありました(笑)
Part 4はよく考えれば答えられるという問題が意外に多くて、
過去問の演習をしていても、最後にPart 4を残すのはもったいないというパターンが多かったです。
(その後B方式で1次を通過されるわけですが、その時のはどう感じましたか?)
その時は複雑な気持ちでした(笑)
(A方式で結果がでなかったのはどうしてでしょうか?)
3教科目の英語で失敗をしてしまったことが原因だと思います。
ICU入試の前日にホテルで前泊をしたのですが、寝付けなくて、あまり眠れないまま試験に臨んでしましました。
最後の教科の英語の頃には疲れと緊張感と眠気で気持ちが切れてしまった感じです。
総合教養の試験に関しては普段通りできていたので、B方式の一次を通過できたのはよかったと思いました。
(次回、ICU入試B方式二次面接対策に続きます)