ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2023(10) ちゃーこさん
1.お名前、プロフィール
<お名前>
ちゃーこ
<プロフィール>
茨城県の私立中高一貫校出身です
予備校はどこも行っていませんでした
趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞、韓ドラ鑑賞etc…
2.受験形態
学校推薦型選抜
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
ICUを知ったきっかけは、コロナ禍での休校期間中にたまたま見つけた素敵なYouTuberさんがICUの卒業生だったからです笑。そのときは興味のある分野が多く、進路難民に陥っていたところに、教養学部で最初は専攻を決めずに2年間じっくり寄り道ができることを知って、ICUを考えはじめました。オープンキャンパスに行ったり、パンフレットなどで情報収集をしたりするほどに、リベラルアーツ教育や英語教育をICUでうけたいと感じ惹かれました。
6.ICUに期待するところ
今興味があるのは歴史学と平和研究です。ですが、文理関係なくいろいろな講義を受けられるICUなので、縛られることなく、自分が本当にやりたいこと、合っているものを探していけたらなあ!と思っています。
7.受験対策
願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>
今興味のある平和教育を、恒久平和のための人材育成という献学からの理念のもとで深く学べると思った。
国際平和を考える上で必要な多角的視点と、多くの人とコミュニケーションを取るための英語の基盤を獲得できるため、ICUで学びたいと思った、というような内容を書きました。
なぜ、他の教養学部ではなくICUなのかを意識してかくと良いと思います!
願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>
コロナ禍の休校中に得た自分への反省というようなテーマで書きました。1つ目は、ICUを知ったきっかけである卒業生の動画を見て、自分が今までやりたいことが決まってないために努力を怠ってきたことに気づいたことを書きました。2つ目に、コロナ禍での生活を通して、役に立つ仕事について、医療従事者だけではなくさまざまな方法で社会貢献は可能であることに気づき、自分がどのように社会に対して貢献できるかを大学で確立させたいと思うようになったことを書きました。
願書-3 英文抄訳
願書1,2の内容を英語で要約した書類の提出もありました。
私は海外経験もなく今まで割とのほほんと生きてきたので、この問題はすごく難しかったです。ただ、気を衒ったり、自分を大きく見せようとしたりせずに、等身大でありのままに書くのが良いのではないかなあと思います!
(校内選考について)
学校側からどこを受けるとかの情報は他人に言わないよう注意されていたので、全員で何人が選考に応募したかは分かりません。高2、3での定期テストはいい点数を取っておくと後々評定を出すときに救われると思います。
(評定平均)
評定平均は5.0でした。ただ、三者面談の際に他に5.0がいた場合、小数点第二位まで比較される、というようなことを言われ(たぶん4.96とかでギリギリだった気がします)恐怖で震えました。校内選考から落ちるフラグかと思いましたが、自分の精一杯やってきた結果だったので、あとは天に任せました笑。体育とか情報とか意外と落とし穴なので、そこは気を抜かない方が良いと思います。
・会場試験
(小論文)
長い文章を読んでそれに関連することを4問聞かれました。2023年度入試は、インターネット上での政治的意見が社会にどれほどの影響を与えるか、民主的な討議の場にするための対策などを聞かれました。
多分校内選考で残ると1年分の過去問がもらえて、学校で小論対策をとれたため、過去問を解いて添削してもらいました。2回は添削してもらえるとのことだったので、他の学校の問題も探してみたのですが、ICUのように文章量が多い小論がなかったのと、過去問の直しがほぼなかったので結局やりませんでした。一応新聞に目を通したり、新書を少し読んだりしていました。
(面接)
面接は4人1組のグループ面接でした。面接官は2人で、全部で4問ほど質問されました。質問内容は、宗教の役割とは何か、気になっているニュースと課題・解決方法について、なぜ産業革命がイギリスから始まったと思うか、大学で学びたいことと学ぶ上で気をつけたいこと、について自分の意見を述べてください、というようなものでした。順番は質問ごとに変わったので、最初だから不利みたいなのはないと思います。最初から全く志望理由などを聞かれなくて面食らってしまったのですが、圧迫面接ではなく、比較的和やかな雰囲気の面接でした。試験前に一応面接練習は学校の先生に1対1でやってもらいました。
(会場試験のポイント)
ICUの小論は、文章の質が良くて、勉強になる内容だなと2年分解いて感じました。一般入試の社会科学とかを解いておくと少しは対策になるかもしれません。時事問題が出ることもあるので、普段からニュースを見たり新聞を読んだりしておくと、話を出すのに困らないと思います。
(指定校推薦に関するアドバイスなど)
推薦入試は、校内選考で残れるかが大きな関門だと思うので、指定校で出願したいと考えている人は、まずは評定をあげておくと良いのかなと思います。私は部長も務めていたので、少しでも評定につながる何かをやっておくのもおすすめです。とはいえ、評定のためだけに生きる高校生活は味気ないので、自分のやりたいことを一生懸命やっていればあとから結果がついてくると思います。最後はICUで学びたい強い気持ちが重要だと思うので、未来の大学生活を想像しながら楽しんで勉強してください、頑張って!!!
(最後に一言)
受験勉強は辛いこともたくさんあると思うけど、気負いすぎずに!!私は辛くなったとき、モチベーションが低くなった時は、ICUを知るきっかけになった動画を見て自分を奮い起こしていました。原点に立ち返ると見えてくるものもきっとあるはずです!校内選考が通った後も不安すぎて、某知恵袋で指定校落ちることがあるのか検索しまくっていたのですが、多分酷いことをしない限り大丈夫だと思うので、当日は楽しんで下さい!応援しています!
<追加の質問>
追加の質問:評定平均で5.0を取っておられるところで、高い評定平均をキープするための秘訣はありますか?
体育や情報が穴になる場合があると書かれていますが、これらの授業でも好成績を取るために何か工夫をされましたか?
私の通っていた高校はほとんど定期テストと提出物で評定が決まっていたので、長期休みの提出物は必ず出して、定期テストも計画的に勉強するようにはしていました。また、情報は高一の時から推薦を取りたい人は課題提出はしっかりしておくように先生から助言がされていたので、その時はあまり考えていませんでしたが、後々役に立てばいいなくらいの気持ちで課題の提出は遅れないようにしていました。体育は、私の高校の場合、高3になると出席だけでほぼ5.0がもらえるような仕組みになっていたので、的確なアドバイスは難しいのですが、授業サボったりしなければ大丈夫だったのではないかと思います! 私は国公立文系型で授業をとっていたので、科目数が多く、平均したときに私立文系より少し上の評定が取りやすかったのかなとも思います。