ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

caveman

<プロフィール>

みちのくの某県立高校出身

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 5割
人文科学得点 = 8割
社会科学得点 = 6割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

センター方式では出願していませんが合計は8割5分程でした。(3教科のみの受験ですが)

4.併願校

東京外国語大学 外国語学部日本語学科

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

将来は日本語教師になりたいと考えていました。しかし民間の日本語学校では生計を立てるのが難しいという話を聞き、大学及び公の機関に就職するのが理想的だと思うと、大学院への進学を視野に入れた大学選びを考えるようになりました。そこで専門を深める前に幅広い分野の学問に触れ、複合的な視点から物事を考えられるようになりたいと思いICUを選びました。

6.ICUに期待するところ

・私はエスかエムかと聞かれたら無論エムなので、「The Weekly GIANTS 入試特別号」でも触れられていた「えいご地ごく」をたんけんしてヒイヒイ言いたいと思います。

・母校の高校では「変な人」と思われていたので仲間を見つけたいです。言い換えると母校がドイツなら私はユダヤ人でICU(Isolated Crazy Utopia)へと亡命したのです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラル・アーツに惹かれました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

世界から見た日本について学びたいです。将来は日本語の先生になりたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

自分の趣味の事を書きました。

b. 一般能力考査

時間配分を誤りました。といいますか確実に全ての問題を解くのはかなり難しいと思います。数学の問題が多かった気がするのですが解けませんでした。イメージトレーニングをしておけばよかったです。

c. 人文科学考査

何問か難問も含まれていましたが、精読すればいけるのではないでしょうか。それよりも問題なのは人文科学考査の行われる時間帯です。昼食後なので眠くならないように工夫してください。カフェインは40分後に効いてきますよ。

d. 社会科学考査

全体に占める世界史の知識問題の比率の大きさに冷や汗をかきました。しかし冷静に考えてみると本文に根拠を求められる問題がわずかながらありましたし、推測でも二択までは絞れたと思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

学校でのリスニング対策はくだらないと思える位の力がないと厳しいと思います。
今は特別にお金をかけなくてもポッドキャストもありますし、私の場合はNNKの番組を観ていました。「Japanology」や「TOKYO EYE」などです。そういえば「Japanology」で司会を担当されている光岡ディオンさんもICUの出身ですよね。

<リーディング>

大学受験用の英語学習と基本的には同じベクトルで学習するのが定説のようですが私の意見としては、

・英語で書かれた百科辞典を読んでみる…トフルゼミナールの「ICUの英語」の問題の出典が主にそれだったので対策になるかも 図書館にあると思います
・広い分野のボキャブラリーが必要…個人的にはベレ出版の「TOEFL TEST必須英単語5000」が好きです ICUの入試のスタイルに近いArticlesも盛りだくさん

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験当日は朝早く起きて体調を整えましょう。NNKのテレビ体操は体を目覚めさせるのに最適です。周りの受験生が自分よりも頭が良さそうに見えるマジックも発生するのであせらないでください。長丁場ですので試験の合間には栄養補給・水分補給・そして排泄を行いましょう。

8. 最後に一言

「ICU対策どうすればいいんだ」と嘆くあなた、結局は自分の力次第なのです。決して環境のせいにしてはいけません。先生に問題をせびり、図書館で知識を蓄え、やれるだけのことをするのです。

このホームページとの出会いが私の人生を変えました。このように合格体験記を書けることを大変嬉しく思います。今これを見ているディスプレイの前のあなた、次に合格体験記を書くのはあなたですよ。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kuro

<プロフィール>

某大学卒業済み

2. 受験形態

社会人入試

3.予想得点

人文科学得点 = 6〜7割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 5割

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

最初は大学院への進学を検討していました。その過程の中において自分が何をどのように学びたいのかをもう一度じっくり考えたいと思うようになりました。入学時に専攻を決めなくて良いところや、語学教育、少人数制が決め手となりました。

6.ICUに期待するところ

・語学教育
・少人数制、学生と教員とで意見交換、議論ができること
・留学プログラム

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICUで知識の基礎を固めたいことを中心に書きました。つまり一般大学では学部の枠があり、その枠内を中心に学ぶことになります。分野を深く掘り下げることより、広く知識を得ることで、本当のメジャーが決められると思ったからです。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

大学案内で、非常に共感できる教官がいらしたこと、その方に師事したいこと

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

社会人なので、この質問はありませんでした。しかし、自分の社会経験を通して学ぼうと思った志望理由などを1200字書く必要がありました。

c. 人文科学考査

 赤本を取り寄せて取り組んだものの、内容が高度で時間内に解くことができませんでした。まず問題文に慣れようと思い、解答を送信した後でも何度も同じ問題を読み込みました。ですので、オンレクでは過去問数はあまり解いていませんし、お世辞にも良い得点とはいえません。自分で問題を読むスピードが遅いことがわかったので、文章に慣れる事でスピードが上がり、余白にメモを書いたりできるようになりました。

また自信をつけるため、難易度が低くかつ推奨度も高い問題から手をつけるように心がけました。必ずキリスト教に関する問題が出題されるので、一般常識程度の知識は絶対必要だと思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

電話でリスニングサンプルを聞いてみたが、何を話しているのか検討もつかなかった。

こちらのサイトから送られてくる教材や「ICUの英語」を解こうにも、勘で解答している状態でした。もう嫌気が差して、しばらくリスニングは放置してしまいました。ディクテーションやシャドウイングもしましたが、苦しかった。いわゆる現実逃避です。

ところが受験1ヶ月くらい前に切羽詰っておそるおそる再開したところ、信じられないほど聞き取りができるようになっていました(自社比較)。原因はしばらく英語から離れていたので、英語の勘を取り戻すことに時間がかかっていたこと、また特別なリスニング対策はせずとも、その間文法などの基本の勉強をコツコツ続けていたことで、リスニング能力も自然と向上したのだと思います。

長い目で見れば、ちゃんと教材を暗記するほど勉強した方が自分の力になるので、そこまで到達したかったです。

<リーディング>

初めて過去問に取り組んだとき、文法も単語もわからず途中で眠くなるほどでした。自力で解くことをあきらめ、辞書を使用し、あーだこーだと文法を整理し、一応問題文に目を通すのに何週間かかったことか(涙)

地道に高校生が使う単語帳、問題集から始めて、少し基礎を固めてから過去問に挑戦していきました。私にとって過去問を一度にすべて解くのは実力的に難しいと思ったので、リーディングも穴埋めのところだけ解いてみたりと部分的に挑戦していきました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

・机が小さいので鉛筆・消しゴムを落としやすい。遠慮なく試験官に拾っていただくこと

・合格通知は「○日まで」と言われていましたが、2日くらい早めに届きました。

・面接は圧迫面接に近いものがありました。試験官3名(内外国人教官1名)です。志望理由はもちろん、自分が他の学生に与える影響、卒業後どのように社会に貢献できるかなど30分くらい質問されます。また、出身大学での専攻内容、入学後ギャップを感じる可能性はないかなど、「本当に入学して大丈夫ですよね!!」と念を押された感じがします。

・志望書はかなりのボリュームですので、社会人が締め切り間際に書くのはつらいと思う。私は普段から新しい考えが浮かんだとき、すぐにメモしておきました。最初は面接対策のつもりだったのですが、このメモを元にお正月休みを利用して少しずつ志望書を完成させました。

8. 最後に一言

オンレクが遠くから見守っていてくれていたおかげで、勉強を継続できました。

自分の解答を送らなければ、正解がいただけないというのも良い仕組みだと思います。逆に締め切りが厳しく、それを過ぎたら解答を受け付けないなどのシステムだったらとても続けられませんでした。マイペースでかつ勉強のリズムをつけるためにとても有効な手段だと思います。

来年度から社会人入試は形式が変わります。
TOEICかTOEFLのスコアと小論文、面接です。

ですので、私の合格記でお役に立てる部分は面接の部分くらいだと思います。
また志望書を早めに作っておくことで、受験間際の追い込みが楽になります。

高校の調査書など様々な書類も必要なので、事務的な手続きは早めに済ませておくのがよいと思います。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

にくむら

<プロフィール>

東進衛星予備校に通ってました

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 7割?
人文科学得点 = 9割くらい
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 6割?
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

上智大学 外国語学部 英語学科

青山学院大学 国際政治経済学部 国際コミュニケーション学科

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

模試で適当に志望校の欄に書いてたらいつの間にか本当の志望校になってました^^

6.ICUに期待するところ

少人数で内容の濃い授業

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

英語をコミュニケーションツールとして使って自分の可能性を広げたい・・・とか書きました

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

覚えてないです^^;

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

読書・・・だったような^^;

b. 一般能力考査

特に対策はしてないです^^
下見に行った日にウィジャンを買ってそこに載ってた問題はやりました。

c. 人文科学考査

赤本をやりました。
とにかく早く読むことを心がけました。

試験前夜に何気なく聖書をホテルで読んだら、本番で関連あるテーマが出たのでよかったです^^

d. 社会科学考査

人文と同じです。
スピード命でした。本番は時間余りました^^

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

予備校の夏期講習で『ICU 上智 青山リスニング対策』という講座を取りました。
その講義を先生にCDで焼いてもらってiPodにいれてたまに聞いてました。

<リーディング>

上智大学とICUの赤本をやりました。
英語も早く読むことを心がけました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

英文をいっぱい読んだ方がいいとおもいます。
自分はリンガメタリカ使ってました。

8. 最後に一言

これから4年間がんばります^^

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

momom

<プロフィール>

千葉県の公立高校 
東進衛星予備校・浪人生

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 7割
人文得点 = 6割くらい
社会科学OR自然科学得点 = 6割くらい
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

センター→明治・政経
      法政・社会
一般→  中央・総合政策・商
      明治学院・社会
           (以上合格)
      千葉大・法経(受けなかった)
      埼玉大・教育(結果待ち) 

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

大学図鑑という本ではじめてICUという大学を知った。その後調べてみて、ICUの目指すところに共感できた。

6.ICUに期待するところ

とりあえず英語!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツ→広い視野を持てる・自分の可能性を広げられる
少人数→主体的に学べ、活発な意見交換が出来る

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

国際人になりたいから→英語で物事を考えられるようになること(ELPで)、広い視野を持つこと(リベラルアーツ)、今とは違う視点で世界を見ること(寮生活や留学などを通しての異文化交流で)

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ピアノ(自分を表現)、吹奏楽(チームワーク)

みたいな事を文章で書きました。

b. 一般能力考査

センター試験で7教科勉強していたので、それと+オンレクで十分だったと思います。

c. 人文科学考査

過去問をたくさん解いたら自分にとって一番いい解き方がわかってきました。良問は2回解きました。Z会出版の現代文キーワード集は予備知識の本として良かったです。

d. 社会科学考査

センターの現社の勉強はためになりました。あとは、過去問で知らないことがあったら調べて確認したり、隙間の時間に友達に借りた世界史の資料集(ルネサンス以降)を見てました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

過去問を何度も聞いて、あと、TOEFLの問題集をやりました。2007年から傾向が変わったので、解くのとマークするスピードになれるためにその年の問題は何回かやりました。

<リーディング>

普通の受験勉強をやり、単語と文法・熟語集をそれぞれ1冊完璧になるまでやりました。過去問は傾向がほとんど変わっていなくて、聞かれることが毎年似ているので解けば解くほど慣れてきました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

オンレクをやっている方は、ためないほうがいいと思います。私はセンターが終わった後一気にやったほうがノリでいけると思っていましたが、今思うとそのやり方では過去問を消化しきれないし、スケジュール通りにやってそれからセンター後にやっても実際内容はあまり覚えていないので十分ためになるし、理解も深まったのではないかと思います。
あと、試験の前の日は早く寝て、本番も集中力が最後まで続くよう自分なりに工夫してください。私は英語の前に栄養ドリンクを飲んでばっちりでした。

8. 最後に一言

最後まであきらめないでやってください。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

そら

<プロフィール>

高校では合唱をやってました。

2. 受験形態

一般入試(センター併願)

3.予想得点

一般能力得点 = 7割
人文得点 = 8割
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = ボロボロでした…

センター利用は不合格でした。
地学・政治経済が9割いかなくて失敗してしまったのでそれが大きいかなと思います。

4.併願校

東京大学文科三類

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

塾の英語の夏合宿でスタッフの方の中の一人にICU生がいて、
ICUについての話を聞いて興味を持ちました。
合宿から帰ってすぐホームページを通じてICUのことについて調べ
オープンキャンパスにいき、校風もとても気に入ったので受けることを決めました。

6.ICUに期待するところ

やっぱりELPに一番期待してますね。
個人的には言語教育学に興味があるので、そこを中心に教育学を深く学んでいきたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ELPが英語が大好きな私には魅力的だというのと、
ダブルメジャーという方式が英語と教育学を学びたいという私にぴったりだということを中心に書いたと思います。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

教育行政学と言語教育学について学んで、広い視野から教育を見る方法を学びたいみたいなことを書きました。
将来の志望については、どのような職業に具体的に就きたいかということについては決まっていないけれど、
とにかく教育に携わる職業について教育を良くしたいと書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

合唱部に入っていたので歌うのが好きだということを書きました。
また、パソコンの扱いには自信があり、3年生のときに文化祭でやった
演劇の宣伝HPを担当したということも書きました。

b. 一般能力考査

赤本についている例題を一回やったくらいです。
数学も入試で必要でそれなりにやっていたので、計算できちんと出して選択肢を選びました。
とりあえずどの問題も飛ばさずにそれなりに考えた上で答えを選択するように心がけました。

c. 人文科学考査

これも赤本をやったくらい。
普通にやって時間が余ることがわかったので、焦らず該当箇所を読んで答えを見つけるようにしました。
入試で日本史・世界史両方使っていたのでちょっと得した気分でした(笑)

d. 社会科学考査

人文とあまり変わりません。
焦らず該当箇所周辺を読み直すことを心がけました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

特に何も対策しませんでした。
本番前に少し英語を聞いたくらい。
ICUのような形式のリスニングテストに慣れていなかったので、
パニックになってすべて終わってしまった感じでした…。
問題が先にゆっくり見れないだけでかなり違うんだなと思いました。

<リーディング>

赤本をやったくらいです。
ICUの英語はなんというかとても素直な問題だと私は感じたので、
ゆっくり文章を2回読んできちんと答えを出しました。
時間がきついとか赤本には書いてありますが、速読になれていれば十分時間は余ると思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

文章量が多いので、読む速度が速いのはとても有利です。
かといって速く読んで内容が頭に入っていなくては身も蓋もないので、
内容を把握しつついかに速く読むかということを意識して
たくさん文章を読むと良いと思います。

8. 最後に一言

ICUの問題は客観的に見ると奇問という感じがしますが、
きちんと読み解くと普通の問題だっていうのがよく分かると思います。
どこの大学でもそうですが、問題にはその大学がどんな生徒を欲しているか
ということが如実に表れていると思います。
ICUはその点ですばらしい問題を出していると私は思うので、
一生の教養をつけるつもりで、受験勉強に挑むと良いと思います。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

みーたろう

<プロフィール>

アメリカの高校卒業(2年間私費留学)の帰国子女です
都内の予備校に行っていました

2. 受験形態

4月帰国

3.予想得点

一般能力得点 = 6割
英語リスニング得点 = 8.5割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

青山学院大学 総合文化政策学部 放棄

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

アメリカの大学に通う兄の友人、先生がICUと関わりがあったので兄からその人たちの話を聞いたのが初めのきっかけです
なんだかとっても国際的な大学がある、と。

そしてオープンキャンパスへ行って、飾らない素直な生徒の雰囲気とキャンパスの広さを見て
この大学だ!と思いました

6.ICUに期待するところ

勉学のための英語
メジャー制

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

アメリカの高校で国際的様々なにバックグラウンドを持つ人たちとともに学ぶという経験をした。
そのことを忘れずこれからも国際的な環境で勉学に励みたい、ということを書きました

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

国際関係学から平和への追求をしたい、貧困、戦争はなぜ止まらないのかICUの仲間と考えて行きたいというようなことを書きました

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

南アフリカでのボランティア活動について書きました。
現地で出会ったある女性について書き、その人のような人の気持ちを大切にして生きる人になりたいということを書きました。

b. 一般能力考査

まずSPIの問題集を解くことからはじめました。
漢字、四字熟語、が苦手だったのでセンター対策の漢字暗記帳をひたすらやりました
百人一首は全て初めから覚えました(今年の試験には出ませんでした)
年末に予備校のICU5日間セミナーへ行き、例題を何回も解きました。
現役高校生があたりまえに知っている文化人などの名前がわからなかったので高校の資料集を使ってひたすら覚えました。
理数系は簡単におさらいした程度。
実際の試験は文系より理数系の方が問題数が多かったのでそっちにもっと力を入れればよかったと思いました。でも理数系はそれほど難しい問題は出題されていないように感じました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

「ICUの英語」にあるCDを何度か聞いた程度です。
夏にTOEFLのリスニング対策をしっかりしていたのでそれほど不安はなかったです
ICUのリスニングはTOEFLのリスニングと似ているように思います。

<リーディング>

赤本の過去問を何度も解きました。
あとはターゲットの単語帳で単語力を少しカバーしたくらいです。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

帰国子女は倍率がそれほど高くないため難しくないと思われがちですが、
英語に関してはみなそれなりの点数を取るので油断はできません。

小論文は赤本にも過去問があるのでなんども書く練習をすると良いとおもいます。

8. 最後に一言

情報が少ない帰国子女入試ですが
努力をすればかならず合格できると思うので頑張ってください!!

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

itty

<プロフィール>

関西の私立高校出身です。
国公立対策の塾だけ行ってました。

2. 受験形態

一般入試(センター併願)

3.予想得点

一般能力得点 = 7.5割
人文科学得点 = 7割
自然科学得点 = 6割
英語リスニング得点 = 7.5割
英語リーディング得点 = 7割

センターは文系受験の全体で9割で合格しました。
全科目だいたい9割前後です。

4.併願校

慶応法学部 ×
旧帝大法学部 まだ受けてません

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

初めてICUの名前を聞いたのは高校の進学説明会でした。
もちろん、友達と集中治療室かよ(笑)と言い合いました…。
ICUに入ろうと思ったのは非常にモラトリアム的なのですが、学部を一つに絞れなかったからです。

6.ICUに期待するところ

いろんな分野の授業に参加してから、徐々に一つに絞れたらと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

色々な分野を学びたいみたいなことを書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

社会科学と人文科学、あと自然科学も(全部笑)学びたいと書いたと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ボランティアとかクラブ活動とか頑張ったと書きました。

b. 一般能力考査

一般は特に何もしてません。元々数列とかが得意だったので良かったです。

c. 人文科学考査

赤本とインターネットから2年分位印刷したものやりました。
あとは不得意分やのギリシャ神話が出ないことを願っていました(笑)

d. 自然科学考査

数学と物理で受けました。
赤本だけやったけど、3年分しかなかったので、何をやって良いか分からず、国公立対策(数学だけ)をしていました。
物理は本当に捨てていたのですが、本番は意外と物理の方が解けました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

ICUの英語をやりつつ、普段はiPodでBBCニュースを聞いていました。
仕上げにICUのホームページにあった去年の音声を聞いたら、ICUの英語より全然遅かったのでびっくりしました

<リーディング>

ICUの英語と前にTOEFLをやったことがあったのでその参考書を少しだけ見ました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ずっとiPodだけでリスニングの練習をしていたので、スピーカーから流れる音の距離感(?)に慣れていなくて聞き取りにくかったです。
スピーカーの練習もしておいた方が良かったと後悔しました。
あと、リスニング中に余裕な人が多いのか、結構物音とかが目立ちました。(椅子を動かしたり、紙を音声が流れているときにめくったり…。)

8. 最後に一言

お昼休みに温かいお茶が準備されていて、ICUの心遣いが嬉しかったです。
学校の普段の授業をきちんと聞いていたら、分かる問題もあると思うので、普段から真面目に授業は聞いていた方がいいと思います。
私は覚えているだけでも、中一の頃に印象的だった授業が役立つ問題が2問、高3の2学期の授業内容から1問出ました!!
確実に合っていると思える問題が何問かあるだけで、時間も節約できるし、何よりも精神的に楽になりました。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

I see you

<プロフィール>

某都立・進路重点指定校

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 6〜7割
人文科学得点 = 7割
社会科科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 5〜6割
英語リーディング得点 = 7割前後

4.併願校

東京外語大学
上智大学
津田塾大学
早稲田大学
慶応大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校受験のときも併願校でした。
親の薦めで都立に行きましたが、本当は高校から行きたかった。
(でもいまは今の母校でよかったとつくづく思っていますがw)
ずーっと頭の中でどこか意識していた大学なんです。理由は自分でもはっきりしない。

6.ICUに期待するところ

ELP。でも怖いような気も・・・。英語はキライじゃないけどそんなにガンガン喋れるほど出来るわけでもないので合格が決まってとても嬉しいけど不安・・・。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

N/A

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

動物保護・絶滅危惧種などを研究したい。そのためにはICUのWメジャーを最大限に利用して専門性のある社会貢献のできる自分を確立したい・・・みたいなことをキモチワルく書きました^^

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

フツーに履歴書のように淡々と得意なことや趣味を書きました。

b. 一般能力考査

一般学習能力の対策は少しやりました。SPIの問題集を買ってきたり^^基本、こういうのは嫌いなじゃないので楽しかったのですが、今年は妙に数学的な問題が多かったような気がします。

c. 人文科学考査

何が役に立つ、立たない・・・は、当たり前だけど人それぞれかな、とは思います。私はセンターで世界史と現社を選択していたので、それが功を奏したこともありますがそればっかりじゃないし。漠然として参考にならないかもしれませんが、引き出しが多い方がいい、ということだけは確かですから・・・とどのつまりはありきたりだけど本を良く読んでいることかな。新書系を。そういえばちょっとした時に雑学事典をパラパラと眺めたこともけっこう良かったかも知れない。アタマにうっすらと残っていたことが少し出題されて、数点は稼げました。

d. 社会科学考査

これも上に同じ。新聞も読もう。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

とにかくICUのリスニングは早いので私は必死でした。英語のラジオをかけっぱなしにしたりテレビのニュースは副音声にしたりしてできるだけ英語の音に「音」として触れている時間を増やしました。意味はわからなくてもなんとなく雰囲気でつかめることが増えた気がします。

<リーディング>

やはり他大学とは一線を画した英語だと感じていたので丁寧に勉強しようと意識していました。過去問を丁寧に丁寧に。でもデキはイマイチだった。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

「一般能力が出来ずガーンときちゃって後の集中力が無くなっちゃった」と落ち込んでいた友人が不合格でした。ICUは大丈夫!といつも先生に言われていた子なので驚きましたが、そういうこともあるようです。1つの科目が出来なくても、とにかく気分転換を上手にすることが大切なのかも。アタマを切り替えてそれぞれにガッチリと挑めるように気持ちをコントロールする自分なりの方法を見つけて下さい。私は試験が終わると用事がなくても必ず一度教室を出て、ぶらぶらキャンディをなめてました。塾の先生にICUは長丁場で座りっぱなしだから血流がわるくなっていかん、と言われたのでw

8. 最後に一言

内申もけして良くなく(3だらけ)試験もせいぜい6〜7割、いえ、それ以下かもしれない私が合格しました。だめかもしれないと落ち込んでいる人達、諦めないで頑張りましょう!私もずっとそう励まされてきたけど何度も諦めようと思いました。でも諦めないでよかった、と思える日がきっときますよ。何がおきるかわからないのですから!

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

音大辞めてきた

<プロフィール>

神奈川総合高校卒業
音大を半年で中退
その後楽器店勤務のかたわらバイト2つ
予備校・夏期・直前講座

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 8割
人文科学得点 = 7割
社会科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ピンときました。

ICUに進学した同級生の薦めと、ギリシャ語の先生がいらっしゃること、パイプオルガンがあることも大きいです。

6.ICUに期待するところ

学友と授業の質です。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

内面・教養ともに豊かで、社会に貢献できる人間になるためです。そのため貴校の教育理念、国際性、カリキュラムの柔軟性に強く惹かれました。私は高校や音楽大学での学び、楽器店での勤務、および諸外国の演奏者との共演を通し、広い視点で音楽を学ことの意義深さと楽しみを知りました。加えて今までの学びで、音楽はリベラル・アーツの起源であることを知り、是非貴校で学びたいと考えるようになりました。ICUの校風の中で教養と語学力を磨き、様々な人との関わりを通して主体的・多角的に学ぶことで、音楽以外に関わる際にも役立つ力を得られるものと期待しています。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

音楽・人類学のダブルメジャーを希望します。音楽・宗教・社会・言語等を通し、人間として生きることについて深く考察するためです。私は民族音楽への関心をきっかけに、15歳から現代ギリシャ語を学んでおり、ギリシャ人の方と交流する機会にも恵まれました。しかしそこで、「日本の伝統音楽について聞かせてほしい」「なぜ日本人は無宗教でいられるのか」といった問いの答えに窮してしまい、非常に恥ずかしく、また申し訳ない思いをしました。あの悔しさと生来の知的好奇心を忘れず、社会に貢献しうる理解力・表現力・思考力・語学力を養いたいと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

絶対音感があり、ジャズを通しての国際交流経験が豊富です。2007年には北海道グルーブキャンプにて、バークリー音楽院のセミナーを受講し、「外国語で学ぶ」新鮮さや、「コミュニケーションツールとしての音楽」を体感しました。また、民族楽器奏者とのセッションや、11歳から始めたDTMによる作曲も楽しんでいます。

b. 一般能力考査

■苦手分野の訓練
よく言われるように苦手分野=伸びる分野です。私は数学がものすごく苦手で、高校の数学の試験は毎回ほぼ最下位、夏の模試では数学分野は20%に満たない得点率、ルートも小数・分数の計算もできませんでした。
が、12月に勉強合宿で理系の先輩に教わり、その後直前講座で予備校の先生に鍛えて頂いて、予備校でもらった問題をひたすら解いて、全体の得点率を一気に3割上げました。
数学が苦手な方も嫌いな方も、少なくとも数列だけはやっておいたほうがいいと思います。

■予備校
一般に関しては情報戦な部分もある気がして、とにかく範囲が広く勉強法がわからなかったので、出題傾向や一部の過去問をつかんでいる予備校に頼りました。的中、またはほぼ同じ形式の問題が、模試や教材からたくさん出ていました。
このBUCHOさんのサイトなども利用しました。順位もでるのでやる気がでました。

■模試など
回数:模試3回、赤本、予備校での実践問題形式の教材2回
点数:最高78%、最低51%、直前期平均8割
8月−2月にかけて解きました。本当に年末年始で数学をやってから突然伸びました。

c. 人文科学考査

■読書と、内容・感想の記録
元々趣味でやっていたので対策になったかどうかはわかりません。ジャンルにも読書量にもこだわりませんでした。読書記録は流し読み防止のためにつけ始めました。「○週間に○冊読んだ」などと量ばかりで満足して、中身を覚えていないのに気づいたからです。

■模試、過去問
回数:模試3回、過去問4回(’06/’05/’04/’02)
点数:最高82%、最低60%、直前期平均7割前後
8月−2月にかけて解きましたが、点数はほぼ伸びませんでした。

d. 社会科学考査

■近代史、近代思想、政治、経済の知識整理
SPI用の本と映像の20世紀で勉強しました。自分の場合は話をすると覚えるので、各分野に詳しい人に説明してもらったりもしました。過去問を見てなんとなく「内村鑑三ら日本人キリスト思想家、宗教改革に関わった人物、マルサス、サイード」あたりが好きなのかなぁ、と思ったので、人物についても本やインターネットで調べました。

■模試、過去問
回数:模試3回、過去問4回(’06/’05/’04/’02)
点数:最高82%、最低62%、直前期平均7割前後
12月−2月にかけて解き、点数は1月に落ち込みましたが、ノートを作ったら上がりました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

■音読、シャドーイング
ALL IN ONEの419例文をひたすら口に出して(お風呂でも、化粧中でも、抗いきれずにドラクエやってても)覚えました。公式サイトで配っている進度表に従いました。この教材は音声の速度が2種類あるので便利ですし、単語・文法も1ページにまとまっていて楽です。12月上旬で復習まで完璧に仕上げ、速読英単語上級編の音読に進みました。
最初は同居している人に恥ずかしいかもしれませんが、CDに合わせて読んでいるとそんなに恥ずかしくないですし、耳も口も同時に鍛えられます。これは先輩が言っていましたが、限界ギリギリ早口に読み続けるといつの間にか意味もとれ読む早さも上がるそうです。

■洋楽、映画のディクテーション
落ち込んでいるときやる気を起こすためでした。最初はさっぱり分かりませんができてくるとすごく嬉しいです。会話表現を覚え、単語もイメージで入ってくるのでわりと役にたったと思います。

■模試、過去問
回数:模試2回、過去問3回(’06/’04/’05)
点数:最高85%、最低46%、直前期平均7割前後
8月−1月。夏にPart3で0点をとり大いに凹み、みんな5割くらいなんだしリスニングは捨てようかなあと思いました。が、1月あたりからぼろぼろ解け始め、洋楽も映画も意味をとれるようになり、特に問題文に先に目を通せるようになってからは7割後半確実になりました。リスニングは慣れと反復だと思います。

<リーディング>

■音読、シャドーイング
リスニング対策と同じようにひたすら音読です。ただリーディングはちょっとリスニングと質の違う文章が出るので、予備校の教材で解けなかった問題を音読するようにしました。音読は戻り読み防止になるので、いつの間にか英語の語順で意味をとることに慣れてきます。

■洋書
英訳みだれ髪、対訳オー・ヘンリー短編集、対訳春琴抄、対訳ギリシャ神話、アンネの日記映画台本
……まで読んで思いましたが文学的な文章もちょっと質が違うのであまり対策にならない気がします。強いて言えば英語を読むときの肩の力が抜けてきますが、特にオー・ヘンリーは擬人やら倒置やら訛りやら非常に読みづらかったです。やはり過去問の文章を繰り返し読むのが一番だと思いました。

■英作文
あえて覚えたての単語を使い、過去問を要約します。ちょっとしんどいですが、読解力と単語力を同時に鍛え、文法苦手事項もわかってくる方法です。

■模試、過去問
回数:模試3回、過去問9回(’06/’04/’05/’03/’02/’96/’01/’00/’97)
点数:最高85%、最低46%、直前期平均8割前後
8月−2月。一時期一般能力対策にはまって、過去問の英文を何日か読まずに過ごしましたが一気に読めなくなっていました。「毎日」「繰り返し」がカギだと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

■つくえがせまい
本番机イスで受けることもある、とこちらのBUCHOさんのサイトで知ったので、予備校であえて机イスで講義を受けました。本番は小銭入れにチェーンをつけたものを首から提げて、そこに筆記具と目薬を入れていました(が、厳しい試験官だと注意されるかもしれませんね)。

■マークシートに慣れる
貧乏くさいですが予備校などでもらったマークシートを消しゴムで消して何度も利用していました。マークミスがなくなりますし時間も短縮できますし、あぁ本番はとっきんとっきんに削った鉛筆じゃなくてちょっと丸めたやつのほうがいいんだな的なこともわかってきます。

■自分の位置を把握する
オンレクなり高校なりオープンキャンパスなりでICUを受ける知り合いを作りましょう。順位と偏差値が出るICU専門の模試は資金と交通費が許す限りできるだけ受けましょう。刺激になりますし、競争心もかき立てられますし、助け合えます。
また、私の場合はカードを1枚つくって、そこに日付・解いた問題・点数を記録し、7割越えたらスタンプを押す、みたいなことをしていました。達成感が味わえますし、回数の面からも点数の面からも自分の勉強不足な分野がわかります。

■自分の苦手を把握する
一時期「机に向かっているだけで安心する」「とりあえず時間があればなんとなく教材を眺めている」時期がありましたが、東大に行った先輩の勉強法を聞いて、「いまはなんの勉強をしているのか」「明日は、1週間後は、1ヶ月後は何をするのか」を常に考えるようにしました。そうしないと漠然とした不安にとりつかれたり、漠然と勉強して漠然と満足したりして、効率的な勉強ができません。

8. 最後に一言

問題と向き合い、自分と向き合うことだと思います。彼を知り己を知らば……ってやつです。
頑張らなくてもいいので、楽しんでください。焦らなくてもいいので、急いでください。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

するめ

<プロフィール>

社会科学受験生です。

都内の非進学校でした
内部進学で大学に行けるので受験生は少なかったです

剣道部でした。高3の6月まで活動。
運動神経が断絶されているのか、運動が好きだけど苦手な運動部として日々精進しました(…)
部活は何より大切な財産のひとつになりました。

勉強に関しては、内部進学でも受験でも選択できるように、と
日々の授業をそこそこまじめにやりました。
ただ数学だけは最後まで報われませんでしたが(根っから文系なのだと実感しました)(先生ごめんなさい)

小さな塾で英数国、東進で社会とセンター対策をとりました
小さな塾には中学のころから行っていたのですが、受験をきめたのは高3になるころで、それから東進に通いました。
国立受験でつかった社会科は世界史・日本史
センターでは生物・世界史・倫理を選択しました

2. 受験形態

一般入試(センター併願)

3.予想得点

一般能力得点 = (強気)7割 (弱気)6割
人文得点 = (強気)8割 (弱気)7割
社会科学OR自然科学得点 = (強気)9割 (弱気)8割
英語リスニング得点 = (強気)6割 (弱気)4割
英語リーディング得点 = (強気)8割 (弱気)7割

(センター得点)
倫理 / 80
世界史/ 89
国語 / 168
英語 / 188
リス / 44
生物 / 75
1A / 79
2B / 42 ←!

765/950  ^^;

4.併願校

合格
  津田塾大学(国際関係学部)
  慶應大学(文学部)
不合格
  東京大学文科三類(一次で屍に)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

小学生のように健やかに遊ぶか部活ばかりしていたのですが
高2の春ごろに内部進学ではなく外部受験を考え始め、
当時教育実習生で学校にきていた先輩にお話を伺いました。

もっと勉強したいという気持ちは大きくなっていたんですが、
ひとがすきで、たくさんのひととふれあい、学んで視野を広げたいと考えて
どういう環境が自分にあうだろうと考え
オープンキャンパスで惚れたICUを漠然と目標にしはじめました。

その後さまざまな方々とめぐり会い、
某ドラゴンで桜な大学を目指そうと決意し、ICUは第二志望になりました
しかしICUは当初の第一志望ということもあり、思い入れを持って受験しました。

6.ICUに期待するところ

海外経験ゼロの私ですが、ELPで鍛えられたいと思っています。
比較文化学、社会学に興味があります。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・視野の広い人間になりたいという目標があるため、リベラルアーツに魅かれました
・幅広い学問・交流を可能にする語学習得のためにELPを活用したいです
・他の有名大学とは違う、少人数制で学びたいです

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

・「人」が好きで、対話し交流して生きていきたい。
  そのために「人」のバックグラウンドを学んでいきたいと考えました。
・比較文化学、社会学に興味を持ちました
・幅広く学ぶことで自分がどのように社会に貢献できるのかを、きれいごとではなく明確に考えたいです

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

・中高六年間、剣道部に在籍し、剣道弐段を取得しました
・高校の授業では西洋画を選択し、デザインに関することが好きです

b. 一般能力考査

オンレクをひたすら解きました
いろは歌、元素記号など知識が曖昧だったところをまとめ、覚えました

問題を解く時のくふうは
ABC、あいうえお は即、余白に書いて表にして
論理的な問題は、Aであるならば⇒Bであると単純化して横に書き添えて
複数の条件文があるものはベン図を描きました。
あとは運まかせでした^^

c. 人文科学考査

合格体験記で読んだ「固有名詞に○をつける」を実践。
たしかに、問題からもどるときにとても楽になりました。

普段から本を読むのが好きな人は問題なくできるのではないでしょうか。
私もわりと解くのが好きな考査だったのですが
プールプル(今年の問題)はあんまり好きではなかったです。人?貝?色?

d. 社会科学考査

世界史日本史選択者としてはなかなか得意科目だったのですが、
経済分野の話になるとめっぽう弱く(数字の香りがそんなにだめなのだろうか)
その分野の問題がでた過去問をオンレクでやったところ
ちょっと いやとても悪い点をとり、でないでくれと念じつづけました
でなくてよかったです…ほっとしました
私は時間がなかったので念じるしか手立てがなかったのですが
対策に時間がとれる方は、公民科目は三つとも
教科書を読むなどさらっと復習するといいのではないでしょうか。

知識問題であっても、私大の正誤判定のような難解なものはでないので、
着実に基礎的な知識をつければ大丈夫なのだと思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

パーフェクトリスニング(駿台文庫)で勉強していました。
第一志望の学校の対策では問題文を五分使って読んで内容を推理しながら聞き、
解答という流れだったのでリスニングは割と得意だったのですが

はやい いっかい よめない 

のICUリスニング 純ジャパニーズにはつらいところですね
必死(涙目)で聞きましたが、2月入ってから過去問を解いたので
もう慣れるしか対策しようがなかったです

マークシートはしるしだけであとから塗る形式にした方が絶対いいと思います。
時間がないです!

<リーディング>

普段の勉強をしっかりしていれば、
私はそんなに英語が武器にできるほど得意ではなかったし、語彙不足でしたが、
わからない単語は文脈から把握できますし、形式慣れが大事なのでしょう。
第一志望でない方でも、過去問演習を通して速読力がつくので、たくさんやってみるとよいのではにでしょうか。

とは言いますが大変穴埋めが苦手かつボロボロでした笑
コロケーションがわからないのです…やっぱり常日頃英文に触れないとダメなのですね
克服にむけがんばります

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

バランスを心がけて勉強することが効果的だと思います。
「これはつかわない科目だから」と捨てるのではなく、
学校の授業を活用するのも手でしょう。

オンレクは解説も丁寧(かつハイセンス)で、とても役立ちました。
全力でオススメです(私は滑り込みで直前期のみの受講だったのですが、
第一志望の方でしたらこつこつ受講するとよいのでまないでしょうか?)

入試当日はリラックスが大事だと思います。
それにICUはほかの入試と違い試験官の方々の方から柔らかい雰囲気をだしてもらえました笑
しっかりリラックスして、不安を排除してしまいましょう。
できない問題があっても「私ができないものはみんなできない」
くらいのジャイアンスピリッツがちょうどいいのではないでしょうか。

小さいいす、机に関してですが、本当に小さかったです。
私は胸ポケットにえんぴつ・消しゴムを入れて受験したので手間取りませんでした。
誰かがえんぴつを落とすたびに「うん、ひとり消えたな」とにっこりしてみましょう。
試合中は性格が悪い方がいいんです^^

8. 最後に一言

これから受験生の方々は、
応援してくれているひとが周りにたくさんいることを忘れずに、
体に気をつけてがんばってください。
私自身が対策のたてかたや願書作成のときに体験記を活用させていただいたので、
私も誰かの力になれていたら幸いです。
でも書いていて照れました。私自身は優秀な受験生ではなかったので…

滑り込みで受講させていただいたオンレクですが、本当にお世話になりました。
BUCHOさん、ありがとうございました。