2021ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

サブマリン

<プロフィール>

オンレクのAO対策講座を受講
県立の女子高、普通科出身
趣味は読書とピアノ演奏で部活は軽音部に所属していました。

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

自分の学びたい分野を学問として深く学べる大学がなかなか見つからず、様々な大学を調べていたときにICUの存在を知りました。文理にとらわれず学びを広げられることに魅力を感じ、高2の夏に参加したオープンキャンパスでICUを第1志望にしようと決めました。

6.ICUに期待するところ

少人数制の対話を重視した授業です。様々な価値観やバックグラウンドを持つ人との対話を通して、自分の中に無意識に存在する考え方の枠組みを外し、新たな自分を形成していけるのではないかと期待しています。
ICUで勉強したいことは音楽です。様々な分野から、音楽を紐解いていきたいと考えています。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

リベラルアーツ制度とキリスト教精神の理念の二つを取り上げ、それらを将来の目標や自分の学びたい分野と結びつけて書きました。
自分の将来の目標が単一分野の専門性ではなく総合的な力が求められるものであること、そして私の学びたい分野である音楽(特にクラシック音楽)の見識を深めるためにはキリスト教は避けることのできない要素であることなどを具体例を交えてまとめました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

上記同様、音楽を中心に書きました。
音楽という分野は、様々な側面を持つ幅広い分野でありその本質をつかむには音楽のみを追求するだけでは不十分である。今まで漠然と感じてきた音楽の力が何に起因するのかということについて自分なりの答えを見つけていきたい。というような内容でまとめたと思います。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

自分は幼少期から今までピアノを続けており、その経験から答えのない抽象的概念と向き合い、理解しようとする姿勢が培われてきた。そのことから、私はICUの学びに感性や美意識といった視点を提供することができる。このことは、ICUの学びを有益なものにすると思う。という内容を、具体例を交えてまとめました。

b.エッセイ

【3】を選びました。

小学校時代の授業を通して、安易な正解が持つ危うさに気がつき批判的思考が芽生えたということや、ある音楽イベントへの参加をきっかけに、明晰な判断に結びつかないとして敬遠していた感性の意義を見直すことになった、という今の私の自己形成に不可欠といえる2つのエピソードを取り上げて書きました。最後は、批判的思考や感性をICUでの学びに結びつけて、再度ICUに入りたいという意思を強調してまとめました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

高2の時に参加したした読書コンシェルジュという活動について書きました。
私は、自分の指導者としての資質を「調整力」と「プレゼン能力」という観点から評価しました。
調整力は読書コンシェルジュのグループワーク内で、各意見を加味した最終案を提示するという役割を自分が担っていたことに気づき、自分に備わっていた調整力を今回の活動で実際に活用することができたとして評価しました。
プレゼン能力は読書コンシェルジュの活動の一環としてビブリオバトルに参加したときに、ある程度自分なりの効果的なプレゼンを発表できたがまだ成長の余地がある力であるとして評価しました。
「指導者としての自分の資質をどのように評価するか」という指示文なので、どのような成果を上げたのかということよりも自分自身を客観視できていることが重要なのではないかと思います。

d. 推薦状2通

高校の担任の先生と学年主任の先生

e. 成績書類

英検2級
評定平均 = 4.9

f.一次試験(書類審査)のポイント

ICUについてよく知っておくと、具体的な内容の書類になると思います。パンフレットを読んだり、ホームページを見ておくのも大切です。
また、エッセイや自己分析はぜひ人に読んでもらってください。批判的に読んでくれる人がいいと思います。

g.面接 (二次試験)

今年は、オンラインの個人面接でした。受験生一人に、試験官が二人ついて試験官が交互に質問してくるという形式でした。

主に、一次試験の提出書類の内容から聞かれました。最初は、ある主張を聞きそれに対する自分の意見を述べるという形式で二つの主張について聞かれました。

私は、願書に学びたい分野は音楽だと書いていたのでそれらの主張は音楽に関する主張でした。

その後は、志望理由や自己分析で書いた読書コンシェルジュの活動について詳しく説明するなど、いわゆる普通の面接とあまり変わらなかったような気がします。

二次試験ポイント

自分が、一次試験の時に提出した書類の内容を見直して詳細を問われても答えられるようにしておくべきだと思います。自分の学びたい分野の専門知識なども多少あると役立ちます。

8.最後に一言

一次試験の提出書類は思っているよりも準備に時間がかかりますが、自分自身を振り返るとても良い機会です。総合型選抜にチャレンジする方はぜひ楽しんで取り組んでみてください。応援しています。

(2次面接に関する追加の質問)

(Web面接に際して、Webカメラやマイク等は別途用意されましたでしょうか?あるいはノートPCのものを使われましたか?)

私はカメラはノートパソコンのもの、マイクは自分のヘッドマイクを使いました。オンライン面接の通知に、ヘッドマイクなどを使った方が良いと書かれていたのでそうしました。(おそらく外部の音が入らないようにするためだと思います。)

(Webでの面接で何か注意した点や工夫された点はありましたでしょうか?部屋のセッティングやライト、ノイズなど)

逆光にならないように、部屋の明かりを調節しました。オンライン面接本番の数日前に、事前テストのようなものがあり、実際にICUとzoomを繋ぎます。もし、何か問題があればその時に指摘されるのであまり細かく気にしなくても大丈夫です。
また、机周りに受験票以外置いてはいけないので、机周りの教材などは全て片付けました。

2021ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

かずのこざんまい

<プロフィール>

偏差値60台後半の普通科高校
塾は自習室のみ利用

2. 受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 9割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 6-7割

4.併願校

千葉大学 国際教養学部
立命館アジア太平洋大学(センター利用)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校2年生の頃にパンフレットでICUを知りました。
・大学で学びたいことが多くあるにも関わらず、学部を絞りたくなかったこと。
・実用的な英語の運用能力をつけたかったこと。
・特に国際関係に興味を持っていたこと。
主にこの3点でICUを第一志望校にすることにしました。

6.ICUに期待するところ

文系理系にとらわれず、多くの科目を勉強したいと思っています。
具体的には、英語 平和学 世界史 美術 天文学 生物学 哲学 です。

7.受験対策

a. 人文・社会科学

週3冊程度、さまざまなジャンルの本を読みました。(活字を読む練習にもなります)
また、著名な人物、本をノートにまとめました。

b. 総合教養(ATLAS)

YouTubeで15分程度の講義をメモを取りながら聴き、講義の長さの慣れとメモをとる練習をしました。また、中学理科、社会の復習をしました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

・ひたすら過去問を聴く
・BBC Learning English を聴く

<リーディング>

大学入試の問題を精読よりもスピードを重視して演習をしていました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

・やっておきたい英語長文700
・倫理、政治経済、世界史の教科書

8. 最後に一言

オンレクの質の高い解説をありがとうございました。
・本を読み活字に慣れれば、人文科学の問題を60分以内で解けるようになります。
・知識問題をどれだけ取れるかではなく、どれだけケアレスミスを無くすかが重要です。

その他 読んだ本の紹介
『罪と罰』
『イリアス』
『オデュッセイア』
『ファウスト』
『怒りの葡萄』
『老人と海』
『1984』
『創世記』
『FACT FULNESS』
『宇宙に命はあるか』
『21Lessonns』
『21世紀の資本』
『1日1p読むだけで身につく世界の教養』シリーズ
『哲学用語図鑑』
『続哲学用語図鑑』
『読破できない難解な本』
『永久平和のために』
『面白いほどよくわかる世界の宗教』
『世界を読み解くためのギリシヤ・ローマ神話入門』
『覚えておきたい人と思想100人』
『経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる』
『エルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告』
『人生の短さについて』
『世界史の針が巻き戻るとき』
『2030年の世界地図帳』
『366日の西洋美術』
『文明崩壊』
『16歳のデモクラシー』
『世界を変えた10冊の本』
『学校では教えない「社会人のための現代史」』
『世界一ゆるい聖書入門』
『池上彰の「経済学」講義』
『ニュースがわかる高校世界史』
『エリザベス女王史上最長・最強のイギリス君主』
『COSMOSいくつもの世界』
『Talking to my daughter about the Economy 』
『夜と霧』
『人間の安全保障』

2021ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

01mit

<プロフィール>

千葉県立幕張総合高校出身、オーケストラ部に所属していました。趣味は音楽鑑賞です。特にマーラーやラフマニノフが好きです。

2. 受験形態

一般選抜 転編入本科

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8.5割
総合教養得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 7割

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校3年生の11月にICUの素晴らしさを高校の資料コーナーでパンフレットを見たことで知り、ぜひ行きたいと思いましたが対策が間に合わず、元々予定していた高校の近くの語学系の大学に進むことになりました。その大学では主に英語を学んでいましたがその間も常にICUのさまざまな「ICUらしさ」に惹かれ続けていました。また、何よりも私の興味のある分野が一通り学べる上にこの大学の理念が私の考える価値観、世界観と合っているようだということで私にはICU以外はないと思いtransferとして入ることを選びました。

6.ICUに期待するところ

私は国際関係学、具体的には紛争や難民問題、アフリカのこと、そして、国連などの国際機構に興味があり、ICUではそれを中心に学んでみたいと考えています。また、平和研究や環境研究、開発研究などにも興味がありさまざまな分野を多角的に学びたいと考えています。もしも機会があればICUのパイプオルガンを弾いてみたり音楽理論を学んでみたいとも考えています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私はICUに憧れていたけれど勉強不足で一年間、別の大学で過ごしたこと、その間もずっとICUの多面的に学べるという魅力に惹かれていたこと、ICU卒業生の方の名前をさまざまなジャンルで見かけ、ここで学ぶことが私の可能性を広げることにつながるだろうと感じたということについて書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

国際紛争、難民問題について深く学んでみたいということ、そして、現在在学中の大学でも学んでいてさまざまな分野で発展してきた今の社会において人間としての尊厳を保つために特に必要だと感じているため、宗教、哲学に関しても学びたいということ、また高校時代にオーケストラ部で学んだことにより非常に強い興味がある西洋音楽も詳しく学びたいということを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校でオーケストラ部で演奏していたことでヴァイオリンを好んで弾いていること、さまざまな高校在学中に経験したこと、弦楽器を弾くことを得意としている事など、音楽関連のことを書きました。

a. 人文・社会科学

基本的にはオンレクの過去問を解き、そこで出てきた知識問題について世界史や倫理、政経などの教科書で調べ、さらにそれに関連した出来事や人、条約などを蜘蛛の巣式に広げて学んでいました。主に世界史、日本史、倫理、政経の教科書や資料集を見て学び、わからないことはインターネットで調べ、ただ記憶するのではなく内容を理解するということを意識して勉強していました。また、前の大学では宗教学や米国外交論など試験に出てくることが多い分野の授業をたくさん取り、一度試験のための勉強をしているということは置いておいて試験に出てくるレベルを超えて詳しく学んでみるようにしていました。また、読解に関してはたくさんの本を読み、大量の文章に慣れることで試験問題を解くときの抵抗感が消えていき、楽に解けるようになったと感じます。11月ごろには何気なく読んでハマってしまい、「ハリー・ポッター」を全巻、7日ほどかけて読んだりしていました。今回の英語のリスニングにもそれが役に立ったので結果的に読んでいてよかったなと思います。そして、新書もたくさん、特にICUの先生が書いた本を買って読んでみるようにしていました。これは特に人文・社会科学の試験に直接役に立ったように思います。

b. 総合教養(ATLAS)

これはまさに、大学の授業を受けることがそのまま対策になっていたなと感じます。講義を聞く際に普段から要点をわかりやすくメモするようにしていました。そして、1番効果的であったと感じるのはオンレクで実際に問題を解いて慣れていくということだと思います。そうすることで、私はいわゆる文系ですが「理系にしか解けないだろう!」というような問題が出てきたとしても抵抗を持たずにとりあえず試しに解いてみる癖をつけていました。私は総合教養の試験のためになにか新たに教科書を開いて勉強をするといったことはしていませんでしたが、気持ちの面で、焦らず、落ち着いて、抵抗を持たずに取り組めるようになっておくことが重要だったのかなあと感じています。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

私は日本で生まれ、育ち、留学などはしたことがなく英語を聞くということが全くできなかったためリスニングはまず、TEDでさまざまな人の英語を聞き耳を慣らすところから始まりました。特に試験用のテキストを買って勉強するといったことはしていません。さらにYouTubeで興味のあるさまざまなジャンルの動画を(音響機器に興味があるのでその紹介をしている人の動画を見たり、イギリスやアメリカのコメディアンやアーティストがやっているチャンネルの動画を見たりしていました)とにかく毎日好んで見ていました。これはただ私が興味があって見ていただけなので全く勉強をしているという感覚ではありませんでしたがこれによって段々と英語が聞き取れるようになっていっていたと感じます。

<リーディング>

これはとにかくたくさんの英文を読むこと、それから語彙力をつけることかなと思います。単語帳はTOEFL用の3800語載っているものを使っていましたが、これが効果的であったと思います。最初は一つ一つの単語を(全ての意味が単語帳に載っているわけでもなく不安になったので)英英の辞書で調べ、意味や定義を理解し、それ以降はとにかく何度も繰り返し、覚えるまで毎日確認していました。
英文はオンレクで量をこなし、時間を見つけて比較的簡単だと言われる英語の本を読むなどしていました。また、TOEFL用の長文読解のテキストも購入し、速読と精読が使い分けられるように練習をしていました。文法は高校の時に使っていた参考書を使っていましたが、それで十分だったと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

総合教養の試験ではリスニングが終わった後に封を開けて問題を解き始めますが、この封を綺麗に剥がそうとしているとなかなか開けられません。実際に試験でもかなり多くの人が開けるのに苦労していたように思いますが、これはただその封を破って開けてしまえばすむことだと思います。私はそうしたので特に慌てることもなく問題に取り掛かることができました。試験はとにかく焦らず、家で解いているくらいの感覚で、リラックスして解くことが大切だと思います。試験勉強ですが、ICUに関しては特に過去問をたくさん解いて問題の傾向を掴んでおくことが1番大切だと思います。

8. 最後に一言

ICUの試験は考えさせられるものが多く、読み物としても素晴らしいものだと思います。毎年毎年さまざまな考え方を試験問題から得ることができます。ぜひ、ただ受験勉強をするのではなく試験問題に出てきた話題について自分はどのように考えるかよく考えてみてください。その点でオンレクを受講して90年代から過去問を解いてみることは良いことかなと思います。(ソ連の解体、冷戦の終結、9.11など、さまざまなできごとに対する当時の先生方の思いを伺うことができます。)頑張ってください!

2021ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

えんどう

<プロフィール>

静岡中部の進学校
東進(共通テスト、他大学対策)
海外ドラマ・映画鑑賞

2. 受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 7割
(
共通テスト得点参考)
英語(R)98
英語(L)98
世界史 86
国語 134

4.併願校

法政大学、日本大学、昭和女子大学、静岡県立大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

1つ上の姉のオープンキャンパスで一緒に行った幾つかの大学がICUで好印象に残ったこと、姉が入学を決めより興味をもったため。

6.ICUに期待するところ

今までいろいろな国に住んでいた経験から、国際関係、開発学、文化人類学、社会学などを学びたい。また、小規模な学校ならではの生徒と教授の密接な授業に期待したい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望する理由は2つです。1つ目は貴校がバイリンガル教育を行っていることです。国際交流や留学を通して、私は新たな価値観や考え方を学び、自らが発信する際に英語が不可欠であると感じました。日英語を使えればより多くの人と接することができ、日本以外の世界のことを学ぶことにも有効だと考えます。2つ目はメジャー制です。「浮世絵とフェミニズム」というセミナーを受けた際、全く関係がないように見えるものでも関連性が見出せるという経験しました。広く自由に学ぶリベラルアーツを軸にメジャー制を取り入れることによって、学んだ幾つかの分野を繋げ、新たな視点で学問や自分の興味を深めることができると考えます。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は中学生の時に海外から帰国しました。帰国後、自分では常識だと思っていたことが通用せず、カルチャーショックを受けました。その過程で自分の固定した物の見方に気づき、新しい見方や情報、知識を得なければと思い、高校では大学の出張講義や全国規模の催し、オンライン討議や短期留学等に参加し、多くの人と触れ合うことに注力しました。それにより、思考が整理され、自分の新しい面や興味、改善点等、自分を客観視することができました。そして人間は文化や環境、人間関係等に影響されることを改めて感じました。米国留学中は世界規模の課題を解決する手段について討議し、複数の国が協力するためには様々な要素の中でも各国の文化や国民性を踏まえることが大切だと感じました。以上の経験から、ICUでは文化人類学や社会学を学んでみたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

セミナーや対話、討議、国際交流などを通じて多様な背景を持つ人々と接することが好きです。高校時代に世界中から高校生が集い、話し合うサマースクールや米国短期留学に挑戦しました。様々な人と対話することで、自分自身の考え方や価値観を見つめ直し、今まで知らなかった世界を知り、これから自分は何をすべきか、何ができるかなどを考えることができました。自分を成長させてくれるこうした機会はとても貴重で大切なものです。

a. 人文・社会科学

出題問題に関係する背景知識を備えるために、新聞を読んだり、リスニング対策と併用してPodcastやTEDで色々な分野のものを視聴した。また、過去問を通して効率的でやりやすい、自己流の解き方を身につけるように取り組んだ。私の場合、問題全体に目を通して資料を読むと、何が問われているのか忘れてしまうので、問題を2つ3つだけ、確認してから資料を読むようにした。

b. 総合教養(ATLAS)

共通テストに向けて世界史、現社、理科基礎など対策を行っていたため、それらの学びをそれぞれのパートで使えた、または選択肢を絞る手掛かりとなった場面が多かった。私はあまり数学が得意な方ではなかったため、計算の関わる自然科学の分野は時間配分を多めにとるようにした。複数の教科で共通テストレベルの学習(英語は段違いに難しいので除く)があれば、大変なことは少ないと個人的に思う。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

幼少期から英語を学習していたため、他の試験より時間はかけなかったが、どのような出題方式なのか、リスニングの進む速度やテンポに慣れるようにした。だが、講義の部分は出題される内容にもよるが、特定の分野の専門用語が出題されると苦しいのでTOEFLの分野別の単語などを勉強した。

<リーディング>

同じく幼少期から英語を学習していたため、速読は問題なかったが、時間が比較的きついのでPart1の長文3つは時間配分を調整しながら進められるように意識しながら取り組んだ。
Part2の穴埋めの文法問題は、単語帳、power stageなどの英文法・語法問題書を使って対策をした。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

x個人的な意見ですが、3年間を通して高校で学習する内容はICUの入試でやくだつことが多いと実感した。(例えば私の場合、1・2年次に扱った英語の教科書のトピックが資料の内容と繋がったこと"ロボットアシモブ""海洋ごみの処理"など。また3年次は、数学を除いた4教科選択だったが1・2年次に学習した数列などが問題処理に役立ったなど)。

試験当日について:車での送迎はできる(桜の木が並ぶ1本道の途中までのところで下ろしてもらうかたち / 駅からバスの場合は大学構内のロータリーで下りるかたち)。試験会場まで行く間に間隔をおいてICU関係者がいる。8:30には試験を行う教室に入ったが割とすでに人は多くいた。試験を受ける部屋にもよるが、机の椅子が合体した座席の場合、机がノートパソコン1台で埋まるような小ささ。コロナ対策として窓の開閉は休み時間に限らず行っていた(窓際の席は寒いと思う)。トイレは新しくなり個室の数が増えたが、試験終了直後は混む。リスニングは聞いていたほど響いて聞き取りにくいことはなかったが、イヤホンでのリスニング対策は本番に備えるためにも推奨しない。

8. 最後に一言

地方からのICUの受験だったため、オンレクで大助かりでした。解説も丁寧で余談も読んでいて興味深かったです。

最後までやりぬいて頑張ってください!

2021ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

トリッピーレッド

<プロフィール>

大まかな経歴
都内私立高校理系選択(vもぎ偏差値60くらい)→駿台予備学校東北大コース→都内中堅私立文系の国際系学部(発達障害の発覚により理系の進路が困難になったため)
趣味 散歩、都内の飲食店探訪(ラーメンやカレーなど)音楽鑑賞(ダンスミュージック、USラップ)

2. 受験形態

一般選抜 転編入本科

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 4割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

ICUのみ受験
(未出願だが明治大の情コミュの編入も考えていた)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知った経緯
高2のオープンキャンパス時に受けたATLAS体験コーナーで満点を取れたことがきっかけで受験しようと考えたが、当時は工学部志望だったので現役・浪人共に受験しなかった
昨年の発達障害の診断をきっかけに工学系の専攻が向いていないと医師からアドバイスを受けたために、多用な進路の可能性があり、試験問題が自分にあっている事を思い出し受験に至った

6.ICUに期待するところ

社会物理学に興味があるので、経済学や物理学メジャーを考えている。学修環境が整っている印象があるので、図書館の設備やライティングサポートなど大いに活用したい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

在学中の大学で、自身の障害に関して支援室側から差別的な対応を受けたため編入を考えた。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

大学院で社会物理学や統計系の研究をしたいので、それに備えた学習ができるため。例えば、社会学や物理学、コンピュータサイエンスの知識が必要なのでICUでは自分の進路の基礎部分を創る学びが可能であると考えている。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

自身のデメリットである障害をメリットに変える思考を得意としている。例えば、興味が分散しやすい特徴はリベラルアーツに置いて無尽蔵の知識を吸収し得るポテンシャルを秘めていると思う。

a. 人文・社会科学

人文社会科学の問題用紙本文は、縦読みではなく左から右に読み下す形式となっており人によっては見やすく感じると思う。現役・浪人時のセンター試験の社会科選択が倫理・政治経済であったために、本文に登場する背景知識はおよそ補完されてあった。なので、倫政のテキストを読むだけでも本文を読むスピードや知識問題への対応力の向上に大いに貢献すると思う。
一方で世界史・日本史選択ではないため、教科書を買って対策しようと考えたが日々の大学生活とそれと並行して宅地建物取引士試験の対策もあったため時間が取れなかった。よって、高校で勉強しなかった科目の知識は過去問の試行回数を増やし、その度に知識を拾っていく方針で勉強を進めた。実際、それで十分であったし歴史のどの範囲が一番問われるかも自然と把握出来る様になるので、もし心配であれば適宜教科書等で調べると良い(近代の世界の出来事や日本の開国あたりが多かった気がする)
もし、オンレクを受けるので有れば「ここは出来なくても仕方なし」の類のアドバイスは多いに信頼に値すると思った。難しい問題に固執しても時間の無駄であり、実際近年の問題には出来なくてもあまり影響がないからと感じた。

b. 総合教養(ATLAS)

人文社会科学系の文章と問題が大半を占めていると私は感じたので、pt2とpt3は人文選択であれば特に問題は無いと思う。つまり、地続きの対策が可能である。
問題は文系受験者にとっての自然科学パートであるが、近年は読解の比率が増しているように思えるのでそこまで怯える必要はないと感じた。私は元々理系選択の人間であったため、高校で渡された基礎的な問題集(数学は1aと2の三角関数のみ、理科は化学・物理基礎のみ)を重点的に取り組んだ。宅建で8月から10月まで何もやらなかったが10月下旬から始めても間に合った。具体的な出題は、数学は確率と倍角の公式、そして図形の体積(難しいので捨てた)がメインに出てきた。化学は同位体や動作体、炎色反応の知識系から水の比熱が与えられてジュール求める計算が出た。物理は円運動と万有引力(っぽい設定)が出たが大体は力の釣り合いを考えるだけの問題だった。
生物と地学は全くわからないので、臓器の役割と植物の分類を過去問の解説を見て終わり。地学は全部捨てました(2021年の出題は地学メインだったのは内緒)

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

b方式のチャンスが欲しかったのでIELTSのリスニング問題を元に対策を行なった。特に、IELTSの長い講義問題はICU受験で大きなアドバンテージになった。しかし、大学内でのやりとり問題があまり出題されない印象があるので、そこはオンレクで7年分ほど解いた。
しかし、ICU本番では講義問題が難しく(韻の話とか)積み上げてきた実力が役に立たない場面に遭遇することもあるが、講義のタイトルを当てる設問や人文社会化学で得た知識を元に解答できる設問もたまに出るので諦めないで欲しい。
設問を見る時間がほとんどないのがツラい。ページを自由に開かないので「開いてください」のアナウンスが流れたと同時に設問を見るテクニックを訓練すべき。

<リーディング>

全体的に分量が多く、できる限りの点をかき集めるタイプの問題であるように思える。イントロの意義や段落の役割(2パラは意見の補強であるみたいなやつ)が良く問われるので、情報を拾いつつ俯瞰する視点がまとめられる。それを鍛えるには、TOEFLやIELTSなどのアカデミック系英語試験が有効であった(似たような設問と問題構成であるので) パート3の熟語穴埋めは余り対策しなかった。
本当に時間がないので、私は本番最後の12問はロト6状態だった。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

参考書リスト
実況中継シリーズの政治経済編
蔭山のセンター倫理
日本文化史の整理と演習(河合出版)
センサー総合物理
化学基礎問題精講
IELTS13〜15(ケンブリッジ公式問題集)
TOEFLテスト英単語3800
システム英単語
青チャート1Aと2B

8. 最後に一言

紆余曲折を経てやっと自分の道を切り開くことが出来た。それを成し遂げることが周囲のおかげであると深く実感している。
希望の大学に入るまで3・4年ほど費やし、現役・浪人共に報われない現実に幾度も涙を流したが、受験生には諦めないで最後まで全力を出し切って欲しい。特にICUの入試はオンレクに打ち込めば打ち込むほど成功に限りなく近づく試験だと私は考えている。今回の合格は、20年以上の過去問を解くことで積み上げた忍耐と自信によって勝ち取った合格だと思う。

2021ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Edward

<プロフィール>

神奈川県立高校出身
アメリカ交換留学経験あり
塾なし

2. 受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7.5
総合教養得点 = 7.5
英語リスニング得点 = 8
英語リーディング得点 = 9

4.併願校

法政大学グローバル教養学科
明治学院大学国際キャリア学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

・評判を噂に聞いており、オープンキャンパスに行った
・英語を用いた授業を望んでおり、志望校選びの基準にした。

6.ICUに期待するところ

・文理問わない科目の授業が楽しみ
・自分が周りと比べてどの程度の英語力を持っているのかも気になる

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

教育スタイルと英語レベルの高さ、知の探究に惹かれたのが理由です。また、そのような内容を記入しました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

a. 人文・社会科学

とにかくオンレク。オンレク内の推奨度の高い年度は解きなおしたりもしました。
主に人文に力を入れてやりました。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクで臨機応変な対応力をつけたのと、時間配分のコツをつかんでいきました。

自分は文系科目のほうが得意なので、Part3(大問の3つ目)の時間を気持ち多めに取り、しっかりと得点源にしていました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

オンレク生の平均以上を最低条件として意識していました。
リスニングは先読みが通じないので気を付けるべきです。
リスニングは大問ごとに回答時間が区切られ、先読みできないようになっているので、長文のリスニングは問題文を読むのに苦労するかもしれません。

<リーディング>

何度も解きました。国語の現代文のようにしっかり内容を把握し、ICU独特の設問の問い方にも対応しました。

リーディングはとにかく演習をして、自分の手でほどいていくように読むことを心がけました。具体的には、一文一文を精読するよりも一文章のなかでの段落ごとの役割であったり、どうして筆者がこの例を挙げてきたのか、ここで反対意見をいれてくるのかなど、現代文のような感覚で読むほうがICUの問題は解きやすいと感じます。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

・コロナ禍は自分にはそこまで影響していなかったのですが、換気が結構頻繁にあったので、会場の教室で窓際の人たちが寒そうでした。

・自宅浪人でしたが、ICUに関してはオンレクのみを使用させていただきました。

・大学生になったらやりたいことを妄想して頑張りました。

8. 最後に一言

合格しました!本当にお世話になりました!

2021ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

000

<プロフィール>

偏差値50の中堅都立高校です

2. 受験形態

一般選抜 転編入本科

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割強
総合教養得点 = 7割強-8割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 6割

センター得点 = 編入なので受けてません

4.併願校

無し

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

友達がICU高校に通っていたのもあり元々ICUという学校は知っていたのですが、高三時は「変わった受験科目の学校」というイメージしかありませんでした。大学2年になり、国公立大学への3年次編入をしようと思っていたのですが受験資格である公開TOEICのスコアを持っておらず、コロナの影響で2020年のTOEICもほぼ中止になり、自分には受験資格がないことに気づきました。急遽編入でTOEICがいらない大学を調べていたらたまたまICUに辿り着きました。詳しく調べてみると、教育方針やメジャー制度などが自分の理想にピッタリだと気づき、受験を決意しました。

6.ICUに期待するところ

ダブルメジャーなどが可能であるため、それを利用して幅広い知識を身に付けたいです。
文理に囚われず、何事にも挑戦していけたらと思います。英語力もさらに伸ばしたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツ教育やメジャー制度に強く惹かれたという旨を書きました。
なぜ編入をしようと思ったのか、その経緯や、なぜICUを選んだのかという事を字数ギリギリまで書いた気がします。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は貴学のダブルメジャー制度を利用したいと考えています。実は高校生までは勉強というものに対して苦手意識を持っていました。従来の大学進学のための詰め込み型学習に違和感を覚えていました。高校卒業後に留学を経験し、様々なバックグラウンドを持つ方と会った事で、自分の価値観でコレと決めつけていたものも、少し違った角度から見ると全然違って見えるという事を知り、「学ぶ」ということが好きになっていきました。私は貴学のリベラルアーツで1. 幅広い分野の知識を取得し自分の考えを広げ、2. 様々な考えを持つ人とのディベートを通して新たな発見をし、3. それを将来様々なバックグラウンドを持つ方と仕事をする際に役立てたい、と考えています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

幼少期から依存心がなく自我のコントロールが得意なため人間関係で悩んだことがないこと、自分の意見を論理的にまとめて自発的に伝えるのが得意であること、在籍校でのプレゼンでグループを引っ張ったことをまとめて書きました。

a. 人文・社会科学

オンレクでの過去問演習のみです。元から現代文は得意だったのですが、なにぶん大学受験がだいぶ昔のことだったので最初は65%ほどしか取れませんでした。過去問をひたすら解いていくうちに形式に慣れることができました。大学受験がかなり昔のことで社会科の知識がほぼ皆無に等しかったのですが、新しく知識をつけるよりも、そこは運に任せて読解や本文を読めばわかる問題の失点をほぼゼロにする事を意識して演習してました。本番はありがたいことに知識問題よりも読解や本文を読めばわかる問題が多かったので、過去問よりも多く得点することができたのではないかなと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクでの演習のみです。演習では65-85%をいつもとっていました。理系科目がとことんダメなので、自然科学の部分で解ける問題を確実にとる&他での失点を最小限にするという事を意識して解いていました。最後の大問の自然科学の部分は、本文を読めば解ける問題も一部あるので、全部運に任せるのではなく取れる部分を確実に取っていくことが大切であると思います。本番は自然科学の部分が読解になっていたため、例年よりも解きやすいイメージでした。時間が意外とギリギリなのでスピードを意識して演習するといいと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

通っていた大学で国際系の専攻だったので元々耳は慣れていました。基本的に対策としてはオンレクの過去問をとりあえずやりまくっていました。見直しが終わったら、その音声をiTunes等に移して繰り返し聞いてました。講義部分はスクリプトをコピーしてそれを見ながらひたすらシャドーイングをしていました。リスニングは一番自信あったのですが、本番緊張しすぎて最初の簡単な会話部分で数問失点してしまった気がします。あと暇があるときはTEDを見ていました。

<リーディング>

オンレクのみ。一つの文章につき、15分以内で全部解くという事を繰り返して練習していました。2016年以前の問題はPart1の英文が2つしかなくかなり時間に余裕があるため、60分測ってやるのではなく、パートごとに15分設定して解いてました。そのお陰か、最初は2020年の過去問で19分くらい足りなかったのが本番では全部解ききることができました。とりあえず速読命だと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

リスニングの際に音が響くことは以前の体験記をみて知っていたのですが、本番で音が想像していたよりも小さくて少し動揺してしまいました。試験教室によって環境が全然違うと思います。基本的に音響環境はあまり良くないものと想定して練習した方がいいと思います。
リーディングでは難しい単語が出てきてもその部分自体を問われることはほとんどないため、難しい英単語帳を新しくやるよりも、推測する力を鍛える方が有効的だと思います。私は過去問を十数年分解いていく中で出てきた分からない単語を一つのノートにまとめて見直していました。意外と同じ単語が繰り返し使われているので、この方法は有効的だったなと思います。

8. 最後に一言

結果からいうとオンレクは本当に受講して良かったです。1回やるごとに自分の得点率や偏差値など自分の立ち位置が正確にわかるため、勉強の指標になりとても良かったです。
年によって出来具合にばらつきがあったり、直前になって英語が解けなくなったりして本当に焦りましたが念願のICUに合格できて夢のような気持ちでいっぱいです。
私は大学が忙しすぎて本格的に対策を始めたのが遅かったのですが、間に合うことができたのは絶対にオンレクで効率よく勉強できたからだと思います。
それと元から大学で英語系の専攻だったというのも大きいと思います。日頃から英語に触れておくと、ICU対策の際、楽になるのではないかなと思います。