ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

XYZ

<プロフィール>

ルッキズム断固反対ですが、最近、筋トレにハマりました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

SFC

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

近所のICUがあるので、知りました。ジェンダー・セクシャリティーに対して関心があった。そうした分野横断的なメジャーはICUにある。だから、入りたいと思った。

6.ICUに期待するところ

他の大学より勉強熱心であるとICUの研究所に配属されたことがあるカウンセラーが言ってたので、切磋琢磨したい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私がICUを志望した理由は、ICUが多様性を重視し、私を受け入れてくれると感じたからです。ICUでは自分が学びたいことを実現できると思いました。例えば、美容外科での男性器増大手術やサプリメントに関する宣伝を目にすることが多く、この現象から、男性の性的自己肯定感やその変遷をジェンダー・セクシャリティ研究の一環として探究したいと考えています。このような研究に取り組む上で、人文・社会科学だけでなく、日本を影響する欧米文化の根底にあるキリスト教を理解することも必要だと感じました。ICUは幅広い学問分野があり、このような研究をする上で必要な知識や視点を身につけることができると考えました。また、ICUは異なる背景を持つ人々を受け入れることで知られており、対話を通じて相手の意見や考えに触れることができます。こうした対話を通じて、自分自身の考えや見解を深めることができると考え、ICUを選ぶことにしました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

大学では、他者の文化的障害克服の助けになりたい動機から、留学生との交流を促進するイベントの運営に携わる国際交流チューターの一員となった。この活動は、他者の助けになるだけではなく、様々な文化背景を持つ人々の共存の理解を深めた。様々な価値観を持つ人との交流から自身の存在を再認識する。それは自己の価値や存在意義を再考するきっかけとなり、自身が成長する経験となった。

a. 人文・社会科学

昔と比べて簡単になっていて、差がつかなそうだから、特に気にしていない。他の科目のついでにみたいな感じで過去問を解いた。総合教養も英語も同様ですが、意外と過去から出題されたあるものや概念が出てきますので、一応わかるようにしたほうがいいと思います。
総合教養 = 過去問をたくさん解きました。対偶が何度も出てきて、印象的でした。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクで過去問をたくさん解きました。対偶が何度も出てきて、印象的でした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

毎日TED-edのアニメーションを適度に視聴しまくりました。英語字幕を見ながら、聞きました。だんだん全部見なくてわかるようになったり、わからない単語も減ったりして自信がつくと思います。物足りなくなったら、ちょい難しいAfter Skoolというチャンネルを見てみるのも良いでしょう。

<リーディング>

ロイヤル英文法と辞書がお友達。過去問でわからない単語があったら、MACの辞書からコピーして、エクセルにペーストした。自分だけの単語帳を作りました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文社会や総合教養で差がつかなそうなので、英語を重点に勉強したほうがいいと思います。
時間が足りずに終わるより、全部が時間内で一通り解いてみたほうが大事だと思います。
また、意外とマークシートの使い方は大事かもしれないです。マークシートでズレを発覚した時、なぜかズレたもの全部ではなく、始まったところだけ直したり、英語のマークシートの裏面を使った覚えなくて、転写をし忘れたと思い、憂鬱に結果を待っている人がいると聞いたので、意外と大事であると思います。

8. 最後に一言

ここまで読んでくれたありがとう。ご"武運"をお祈り申し上げます。
あまり堅苦しくやらずに、分からないなー、気になるなー、調べよという感じで楽しくやったほうがいいと思います。

<追加の質問>

(国際交流チューターの活動内容を教えて下さい。また、コロナ禍でも国際交流の活動はありましたか?)

協定校との交流や、大学内の留学生と“日本人“学生の交流を促進することを目的に、様々なイベントを所属者が企画や開催を行なっています。
大学から多くの制限が課され、例年ほど活発ではないと思われます。そして、去年の初めは、オンラインでの活動が多かったです。しかし、夏休み以降、趨勢のおかげか、対面でのイベント実施も可能となり、多くの活動がありました。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ごまだんご

<プロフィール>

高校中退の現役
予備校関連はオンレクのみ

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 9割
総合教養得点 = 8~9割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

母親に勧められたのがきっかけだったと思います。
ICUじゃなきゃ、と言うよりは消去法でICUになった感があります。
大学に行っても遊んで終わるだけだろうなとか、まったく大学生活に期待していなかったのでICUのあの感じは期待できる物に見えました。
1番はいわゆる受験勉強、単語を詰め込む勉強は絶対にやりたくなかったからですかね。だから知識問題は全部捨てる覚悟でした。

6.ICUに期待するところ

特定の興味の分野はないのでその時惹かれた面白いことをやりたいです。敷地内にいる動物の観察が楽しみです。
文学とかは憧れるけど苦手なので講義を受けてみたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

内容はほとんど忘れてしまいましたが、「教養」について自分の思うところを今ある教養ブームとからめた話や
や長い目で自分はどうなりたいのか、だからICUに入りたいんです的な内容にまとめました。大学の理念に寄せましたが寄せすぎて媚びを売ってるみたいにならないようにすこーーし強めの自説を入れることを意識しました。
(学びたいこと)
特にこれを学びたいというのがなかったのでなんか適当にいなした気がします。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

自分は1つのことに長く打ち込むタイプではなくてその時興味のあることを楽しく満足できるまでやるタイプなので日本1位みたいな肩書きはありませんが、やりたいと思ったらすぐ初めて何ヶ月かは狂ったようにやるのでその特性をいい感じに編集して書きました。

a. 人文・社会科学

人文科学受験です。
90年代前後は哲学や宗教の色が強くて背景知識がかなり必要だと感じたので過去問を解きつつ関連した本を読んだりしてました。ここ5年くらいからは難易度が下がって他大の読解と対して変わらない感じなのでそれがわかってからは特別な対策はしませんでした。対策としてやった訳では無いですが、図書館に行って面白そうな本は手当り次第読みました。読み終わらず返却期限が来てしまうものも多かったですが半年強で70冊くらい読みました。
ウィトゲンシュタインの論理哲学論考を人文科学の問題をやる前の運動として読んでいましたが難しくてまだ読み終わっていません。面白いので少しだけオススメします。

解き方はしっかり考えた方がいいと思います。問題をとき始めたらまずこのテストをどう解き進めるか計画をざっくり立てました。最初の段落に軽く目を通してから設問を見て段落の移り変わり等を推測してどこまで読んだら1度解答しようなどと計画しました。消去法で解くので一問ずつ解かないで消去できるものをどんどん潰していく形で進めました。

b. 総合教養(ATLAS)

過去問は全てやりましたが本気で対策するとキリがないので過去問以上はやりませんでした。
なんとなくの時間配分としては解答時間60分としてパート1から10分、17分、17分、10分、残りは見直しって感じです。
パート4の本文は読まなくてもいい箇所が多いのでそれはノリでいきます。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ほぼ全年度をやってからパート1を特に繰り返しました。解き終わっらシャドウィングをしました。シャドウィングはかなり効果あると思いますが結局は量なので10回とかやってたら時間なくなるので数回でいいと思います。
toeflの教材もよく使っていました。YouTubeでBBCの動物のやつとかTEDTalkとかも使ってました。英語の字幕が出なければ勉強にはならないと思うので映画とかは勉強目的ではみませんでした。とりあえず量です。

パート1.2は設問を読むスピードが命みたいなところもあるので過去問の見直しは設問の読み直しも強く意識してやりました。パターンがあるのでコツを掴めばすぐ理解できるようになります。パート3は解答時間が90秒なので5問解くのにはあまり余裕は無いので2問くらいは講義中に解答しました。大別して特定の箇所についての問題と全体理解の問題があるので、前者を講義中に解答できるようにしました。設問の文量をみて少ないものは特定の箇所についての問題であることがほとんどなのでその問題をまず読みます。講義中そこ以外では聞き取ることに8割くらい集中して2割でその他の設問を読みます。
そんな感じで時間的にかなりシビアなのでかなり対策が必要だと思いました。

<リーディング>

基礎単語を覚えたらあとは沢山読むだけだと思います。最初はスラスラ読めずに辛いですけど洋書3冊くらい読み終えるとストレスなく読めるようになります。
解き方のコツは特にないです。普通に設問を見て答えを探すという形です。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

図書館に行って色んなジャンルの本をパラパラーっとでいいので読んでみてください。対応力がつくと思います。なにより飽きないので辛くないです。
環境と習慣さえ味方につければ受験は何とかなると思います。

当日について、当日どう動くかはかなり考えていました。
朝早いので2週間前から生活リズムをその時間に合わせておきました。朝食をしっかり取ります。
部屋は休憩時間以外締め切るので試験中暑くなって着ていたカーディガンを脱いで半袖になりました。モコモコ1枚とかだと暑くて集中できなくなると思います。半袖まで調整出来るようにするべきです。休憩時間は予習をするにしても脳を休める時間をたっぷりとった方がいいです。30分勉強するより30分休んだ方が点は上がります。昼休憩以外でも栄養を取るべきです。固形物は消化に血液回すのがなんとなく嫌で昼休憩以外では取らずにゼリータイプのカロリーメイトを食べました。
お昼休憩では、精神的な疲労もあって想像よりかなり脳が疲れていたので軽食を直ぐにとってから外に出て散歩をしました。色々な種類の鳥がないていてなんていう鳥か調べながら敷地内を散策してリフレッシュしました。新鮮な空気のために外には出るべきです。来年の試験がどうなるかわかりませんが、マスクは酸素を取り込みずらいので試験には天敵だと思います。定期的にマスクを下げて酸素を取り込むといいと思います(まじで)
昼の勉強は回復優先でリスニングを少々に留めておきました。おかげで集中力を切らすことなく最後まで出来ました。

8. 最後に一言

オンレクは人文やATLASの解説があることはかなり助けになるので積極的に使うといいと思います。
モチベーション管理が難しいなとつくづく感じた受験でした。残り半年になったらまぁやる気は出ると思っていましたが前日になっても思っていたやる気は出ませんでした。それでも乗り切れたのは習慣を作ったからだと思います。週間かさえしてしまえば大抵乗り切れるのでぜひ頑張ってください。

<追加の質問>

追加の質問:
(高卒認定試験の勉強法や試験の様子を教えてください。)

高校を1年生の頃中退したので英検で免除になった英語以外を全て受ける必要があったため国語、歴史、数学、公民、理科の範囲から7科目程受験しました。
内容としてはどの科目も中学の内容の総復習+高校で習う範囲をすこーし、という感じで難しくは無いと思いました。
対策は過去問を解いて見直すというだけの勉強を2ヶ月ほど1日2〜3時間ほどやっていました。それで十分だと思います。歴史や数学はすっかり忘れていたのでそれなりに苦戦しましたがかなり余裕を持って合格できたと思います。試験は年に数回しかないのでしっかり対策して早めに取得するのをお勧めします。

受験者は色々な年齢の人がいましたが現役の自分と同じくらいの世代の人から20代が中心でした。特に変わっていることも無いので気負わずに受けられる試験でした。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

あっぷる

<プロフィール>

東京都の女子校出身です
物化数を高三から塾に行っていました

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 7-8割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 7-8割

(共通テスト得点 参考)
国語131
地理B68
英語R95, L89
物理92
化学79
数1A58, 2B87

4.併願校

明治、早稲田、慶應の理工学部です

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

文理選択をするときに悩みすぎて、どっちも学べる学校はないのかなと思ったことをきっかけにICUを知りました。
あとは、英語が大好きなので大学に入ってからもしっかり英語を鍛えてくれる点も魅力的でした。

6.ICUに期待するところ

理系をメインにしつついろんな授業を取りたいです!
経営学とか音楽に興味があります。
あとは英語で友達と喋ってみたいです笑

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私がICUを志望したのは、文理にとらわれずに自分の興味のままに好きな学問を学べるという制度に魅力を感じたからです。
高校一年時終わりの文理選択の際、情報科学と経営学に興味があった私は最後までどちらかに絞ることができませんでした。最終的には理系にしましたが、半ば文系への諦めも混じったような気持ちでいました。そのような時にICUを見つけ、文理関係なく好きなことを学べるという制度に感銘を受けたのが動機です。
私が情報科学を学びたいのは、幼い頃から家にあったパソコンでよく遊んでいて、パソコンの中で動くアプリケーションがどのように作られているのかと興味を持ち、自分で作ってみたいと思ったからです。
経営学を学びたいのは、日常の中で様々な広告を見ていて、惹かれるものと惹かれないものの違いは何なのかという疑問から始まり、企業がどのように経営戦略を立てているのか知りたいと思ったからです。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私は音楽を聴いて、それをピアノで再現するのが好きです。
アーティストの方がどのような部分を強調したいのか、どのような曲の雰囲気にしたいのかということを感じ取り、どうしたら上手く再現できるかということを試行錯誤するのが楽しいと感じます。
また、同じ曲でも時間を空けると違う弾き方になっていることがあり、その時その時で自分が音楽をどのように聴いているのかということが分かるのも面白いと感じています。

a. 自然科学

自然科学で受験しました。
私が1番大切だと思うのは、慣れと根気強さです。
他の大学と大分雰囲気が違って見慣れない問題設定ばかりで一見難しそうに見えるけれど、書かれていることを読んでその通りに解けばある程度の点数は取れるかなと言う印象でした。
問題文を見てうげってなることも多々ありましたがそこで粘ると意外と解ける、みたいなパターンが多かったです(本当にわからない時もありましたが笑)。
化学は個人的に数学や物理よりも典型的な問題が出やすいような気がしたので、問題集をある程度解いた方にはお勧めできる科目だと思います。
あとは、時間配分を把握しておいて、一定以上考えてもわからなかったら潔く飛ばして出来る問題から解く、というふうにすると点が伸びました。
自然科学については対策の仕方の情報が少なくて不安になりましたが、理系の方なら併願校の対策をしていれば、ICUに関しては過去問を解いて慣れる、ということが大切だと思います!

b. 総合教養(ATLAS)

総合教養も過去問が1番の対策になりました。
私は理系で国語や社会の勉強をほぼしていなかったので文系の受験生さんに負けてしまうのではないかと不安でしたが、過去問を数回分解いて慣れることで7,8割を安定して取れるようになりました。
全然社会の知識がなくてもごく稀に出てくる知識問題以外は解けるので、安心してください!
一回、ひどい点をとってしまったことがあったのですが、それは文章を見返さずに、なんとなくの記憶でこれだろうと選択していたことが原因でした。
ほぼ全ての問題は文章の中に必ず答えがあるので、しっかりと読み返してから答えるというふうにすると得点率が上がりました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは本番失敗したので何をかけるかわかりませんが、洋楽はめちゃめちゃお勧めです!
中三ぐらいから洋楽にハマって、歌詞を覚えてノリノリで歌っていたのが結果的にリスニングの練習になっていたなと感じます。
洋楽の中の英語は音が繋がりまくっているので、洋楽をめちゃめちゃ聴いたおかげでリスニングはいつの間にかある程度出来るようになっていました。
本番失敗したのは、メモや内容をどうやって覚えておくかの練習が足りなかったことが原因だと強く感じるので、やっぱり過去問は大事です。(特に後半の講義、、!)

<リーディング>

意外かもしれませんが個人的にここでも洋楽がとても役にたつと思います。
何回も繰り返し歌っていると、徐々に意味を理解しながら曲のスピードについていけるようになるのですが、これが速読に本当に役に立ったなと感じます。頭の中に速いスピードで英語が入ってくることに対しての抵抗がなくなりました。
ですので私は心から洋楽をお勧めします!笑
何より聴いていて楽しいので息抜きにでも是非!

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ちょっと試験会場が寒かったので、防寒対策は念入りにしておくといいと思います。
あとは、受験勉強中、辛いこともあると思いますが絶対に過去の行動を悔やむことはしないほうがいいと思います!
客観的にみて改善点を探すことは良いとして、あの時もっとこうしとけば、、!という考えはただただ自己肯定感を下げて色々悪い方向に向かってしまうので、気をつけたほうがいいです。
私はそれをやって勉強に本当に手がつかなくなったことがありました。
また、どんな日でも自分は100%出し切ったと寝る前に思うと、気持ちが楽になります。勉強をしていない日でもです。
しなかったらしなかったでしょうがない、それが今日の100%だったんだと思ってとにかく自分を責めないようにしていました。

8. 最後に一言

オンレクは利用して本当によかったです!

私は結局志望校がなかなか定まらなくて、ICUを第一志望にしたのも12月終わり、対策を始めたのもそれぐらいでした。
ですがそれでも受かったので、これを読んでくださっている方々ならきっと大丈夫です!
受験勉強しているときに時間がないって焦ること、あると思いますが、全然そんなことはないと受験直前になって気がつきました。
一ヶ月でも一週間でも大分変わります!なんなら1日でも!
落ち着いて自分のことを信じて頑張ってください!応援してます!

<追加の質問>

追加の質問:
自然科学は化学以外はどの教科を選択しましたか?役立った参考書はありますか?

化学は、セミナーの発展問題以外を何回か解いてから重要問題集を使っていました。他大学に向けてB問題まで一部を除いて解きましたが、ICU対策としてはA問題を固めることが大事だと思います。
化学以外は、数学と物理のいずれかで問題を見て苦手分野が少ない方を選んでいました。
参考書は、数学のフォーカスゴールド1A2Bの星3までを高1〜2で回したことで基礎力がついたのでおすすめです。ICUも十分対応できるようになります。
物理は、塾のテキストを使っていました。苦手な単元は良問の風などで復習しました。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

hello

<プロフィール>

大阪府公立校
代ゼミ(ICU対策は特になし)

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 8.5割
総合教養得点 = 9割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

同志社大
グローバルコミュニケーション・グローバル地域文化
立命館
国際関係学

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

海外大学に似た雰囲気のある校風に惹かれた。オープンキャンパスに行ってますます入学したい気持ちが増えた。

6.ICUに期待するところ

英語の授業が全般的に楽しみ。また様々な分野を学んで自分が本当に興味のある分野と出会いたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

オープンキャンパスでの体験授業について書いた。また、昨今の国際政治情勢に興味があり人権問題や戦争の解決のための幅広い学習をしたいという事を書いた。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

様々な情景を観ることが好きということを書いた。

a. 人文・社会科学

基本的にBUCHO.NETのオンラインレクチャーで過去問で対策をした。空いている時間に世界地図を見たり世界史についての知識を学んだ。世界史選択の方が有利な傾向にあるが出たら仕方がないと割り切って解いていた。安定して得点を取れるようにすることが大事だと思う。

b. 総合教養(ATLAS)

こちらもオンラインレクチャーの過去問で対策をし、空き時間に理系科目も含めてYouTubeなどで勉強していた。自然科学の部分も知識がないと解けない問題は多くても2、3問程度だと思うのでそこは割り切って解く必要がある。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

普段からポッドキャストやYouTubeで英語に触れていた。またキムタツの東大英語リスニングも使用していた。本番では聞こえにくいので普段からイヤホンではなく直接端末から音声を流すことが効果的だと思うが、それでも本番の方が聞こえにくいと思うのでわからなくても焦らず次にいくことが1番だと思う。

<リーディング>

TOEFLのリーディングをひたすら解いていた。基本的に平日は毎日長文を1題15分で3題解いて対策していた。それを続けたことで私は最初に4割ほどしか取れなかったが最後には7-8割ほど取れるようになったのでとにかく継続することが大事だと思う。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

本番の机は普通の机もあるが小さい机になる可能性が高いと思うのでオープンキャンパスの時に確認したり普段から狭い幅で勉強することも効果的かもしれない。

8. 最後に一言

(オンレクに関して)
オンレクに出会っていなかったら受かっていなかったかもしれません。解説も丁寧で他の受験生と比較した自分の位置がわかることもとてもありがたかったです。

(入試に関して)
入試方式が特別なので対策は大変だと思うが少なくとも人文社会科学や総合教養は普段の学校の授業や一般的な教養を聞かれることが多いと思うので日頃の学習を大切にするべきだと思う。そしてやはり英語が1番伸びるし合格に直結すると思うので合格後のためとも思って8割ほどは英語に費やすのが良いかもしれない。

<追加の質問>

(追加の質問:大阪からの受験という点でご質問をさせていただきます。
・オープンキャンパスや入試の日は前泊してホテルに泊まる形でしょうか?
・大阪・関西の私立大学は2月上旬の試験日程が多く、ICUの試験日とも近い印象がありますが、今回の併願は日程的にいかがでしたか?)

1つ目の質問に関して、オープンキャンパスも入試も武蔵境駅近くのホテルに前泊をして挑みました。移動だけでも体力を使い慣れないホテルではあまり集中して勉強ができなかったのでそれは覚悟しなければいけないと思います。
2つ目の質問に関して日程的にはICUの次の日に同志社大の全学部日程がありましたがそれ以外にも4つほど日を空けて受けることができたので少し大変ですが受け切ることができると思います。

BUCHO.NETオンラインレクチャーICU入試対策講座

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

がわ

<プロフィール>

出身高校:横浜F高等学校(神奈川県)
予備校:河合塾、関東地方の予備校
趣味:アニメや映画を見ること、音楽を聴くこと
部活:美術部
特技:スキー、テニス

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校1年生の頃、母親からの紹介でICU を初めて知りました。
ICU を第一志望校に選んだ理由は、リベラルアーツ教育と、国際的かつ開放的な校風、そして緑豊かなキャンパスに憧れたからです。
また、距離が遠く、自宅からは都内の大学に直接通うことができないので、学生寮が多くある点からも選びました。

6.ICUに期待するところ

リベラルアーツ英語プログラム、サービスラーニング、メジャー制度、留学プログラムなどで実践的な学びを深めることを楽しみにしています。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

要約すると、自身の家庭環境から得た気づきを元に、日本社会の家族観をより多様なものにするための学びを、リベラルアーツを標榜する ICU で深めたい、と書きました。
以下、本文です。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

要約すると、イギリスでの短期留学の経験が、日本での同調圧力の強さや、自己主張を大切にする西欧の価値観を教えてくれた点で、私の人生に大きな影響を与えた、と書きました。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

要約すると、日本の家族観をより多様なものにするという私の活動は、キリスト教の愛と平和、豊かな価値観を広める、という ICU の理念を社会に実現できる点で貢献できる、と書きました。

b.エッセイ

「(3)あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験」を選びました。

要約すると、「私には実父と養父の二人の父親がおり、普通とは異なる家庭環境を後ろめたく感じることがあったが、日本の従来の家族制度を疑問視するようになり、家族制度について調べていく中で、家族も人為的な制度に過ぎず、それを絶対視する必要はないと気づき、普通の家族に関する固定観念から解放されて、普遍的な価値観を相対化して見ることができるようになった。自身の家庭環境をもとに家族制度や制度について考えた経験が、私が物事を相対化して見ることができるようになった点で、私の物の見方に大きな影響を与えた」と書きました。
以下、本文です。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

要約すると、「所属していた美術部で、部員内で意見が二つに分かれ不和が生じたが、私が自主的にその橋渡し役を務め、サーバントリーダーとして指導力を発揮したことで部員間の意見の衝突を解決に導くことができた」と書きました。

d. 推薦状2通

学校の担任の先生と、母親の知り合いの会社の社長の方に書いていただきました。
担任の先生からは、部活動で指導力を発揮したこと、英語の成績、ボランティア委員会での活動などを書いていただきました。
知り合いの社長の方からは、妹へのテニスの教え方がユニークであること、課題解決能力、英語の能力などについて書いていただきました。

e. 成績書類

英検準一級
トフル iBT 85

評定平均 = 4.1

f.一次試験(書類審査)のポイント

ICU の総合型選抜(英語外部試験利用)での合格は、一次試験で書類をどれくらい仕上げるかにかかっていると思います。
自分や、自分の経験がいかに特別であるか、というよりかは、物事に対して自分がどのような考えを持ったのか、あるいはどのように考えが変わったのかなど、経験を受けての、その後の自分なりの深い思考が、書類審査では求められているように感じました。
例えば、エッセイを書く上で、私は始め、従来の家族制度の問題にしか触れていませんでしたが、塾の先生からの指導を受け、制度そのものにも目を向けて、より普遍化して書くようにしました。
また、書類を書く上で、 ICU の教育理念やアドミッションポリシーなどに書かれてあったことを、言葉を変えて、書類の随所随所に入れるようにしました。
例えば、自分の強みをアピールするところでは、主体的な問題解決能力、批判的な思考力といった言葉を入れたりしました。
他には、自分の主張したいことを全て入れるのではなく、話題を絞って主張を一貫させ、話題があちこちへ飛ばないように意識しました。
ちなみに、書類の内容には盛った部分があります。部活動で部員間の不和を解消した、と書きましたが、実際には完全な和解には至りませんでした。書類を盛った私が言うのもなんですが、盛り上がりに欠ける場面では、ある程度盛っても良いと思います。

g.面接 (二次試験)

面接時間は25分で、二人の男性教授から交互に質問されて話しました。
はじめの5分間は、志望理由や小論文に関する質問でしたが、残りの時間は全て、私が学びたいこととは直接的に関係なく、また想定していなかった質問をされました。
学びたい分野に関する専門的な質問はされませんでした。
(私が学びたいことは里親制度と養子縁組でしたが、答えの中で障害者の教育について一度触れて以降は、それに関する質問をずっとされました。)
私の答えに対して補足をつけたり教授が意見を話したりなど、実際の授業中の会話のようでしたが、圧迫されているような感じは一切なく、私の答えにうなずいてくれたりと、温かい雰囲気でした。
また、合否に関係あるか分かりませんが、最後に教授の一人から「またこんな話ができるといいですね」と言われました。

以下、実際の質問です。
・自己紹介をお願いします
・志望理由は?
・学びたいことは?
・将来どんな形で活動したいか?
・部活動から学んだことは?
・そのリーダーシップを果たす自分は好きですか?
・社会が不寛容であることの他の例は?(ここでインクルーシブ教育について触れてから、以降はずっとそれに関する質問でした。)
・どうやって解決できると思いますか?
・それに関して大学ができる解決策は?
・どうやって実施していくのか?
・コミュニティとしてできることは?
・資金はどうするの?
・最後にこういった形で話してみてどうだったか?

二次試験ポイント

面接で、私が答えに窮したときも、「正解はありませんから」と言っていたので、正しい答えをいうよりも、自分なりに考える姿勢を見せることや、自分なりの答えを出すことが大事なのだと改めて思いました。
質問の多くを想定していなかったので焦りましたし、だらだらと話して文法が崩れがちでしたが、黙らず何かしらの結論を出すことを意識しました。
面接前に、自分の学びたい分野について深く調べることと同時に、自分が小論文に書いたこととは異なる、他の具体例や社会問題、それに関する情報を集めていくことも、対策として行うべきだったと思いました。
(里親制度と養子縁組に関する社会の不寛容の例は用意してあったのですが、他の具体例は深く考えていなかったです。)
面接前に行ってよかった対策は、質問されそうなことをリスト化しその答えを用意すること、ニュースをチェックすること(面接の二日前に YouTube で見たインクルーシブ教育に関するニュース動画の内容を、実際に面接で役立てることができました)、家族や先生を相手に模擬面接を行ったことです。実際に答えを口に出す練習をすることが、本番での緊張を緩和させてくれたと思います。

8.最後に一言

私は、6月頃に評定平均の計算を間違えて出願を諦めかけたり、7月頃に書類の多さを知り慌てたりなど、事前の入念の確認を怠ったために痛い目を見ました。なるべく早いうちから、出願条件や入試要項、懸念事項をしっかりと確認することが本当に大切だと思います。
また、私の高等学校の制度上、ICU に提出できる評定平均は、高校2年生までのものでしたが、1年生の成績がそこまで良くなく、6月頃まで評定平均に関する不安が常にありました。(6月頃に、評定平均が高校2年生までのものしか出せないことがわかりました。)結果的に出願することは出来ましたが、評定平均は4.1でギリギリでした。提出できる評定平均が何年生までのものであるのかの確認も含めて、高校の早い段階から評定平均を意識していくことも大切だと思います。

書けるようなネタがないと、私は元々公募推薦での受験を考えていませんでした。しかし塾からの勧めで、一般受験と公募推薦の準備を並行して行うことを決めました。その中で、どちらも落ちるかもしれないという不安が常にありました。しかし、家庭環境という自分の個性を発掘することができ、結果的に公募推薦を受験して良かったと今は思っています。公募推薦を受験するかどうか迷っている方がいらっしゃったら、思いがけないところから自分の強みを発見したり、考えを深めることができるかもしれないので、自分と向き合う時間を確保して考えてみると良いかと思います。
皆さんの武運長久を心からお祈りしています。

<追加の質問>

追加の質問:
願書3でICUのキリスト教の精神に関して触れられている点に関して、キリスト教校出身、あるいはクリスチャン家庭の方は、書類の中でICUのキリスト教主義に関して触れるべきかどうか迷う方もいると思うのですが、志望理由の一つであるならば総合型選抜であっても書類の中で言及すべきでしょうか?

他に志望理由が十分にあれば、志望理由の一つに、あえてICU のキリスト教主義を入れる必要はないと思います。(私は、 志望理由の中には、ICUのキリスト教主義は入れませんでした。)しかし、ICU の教育理念がどういったものかを自分が理解していると ICU に示すために、書類のどこかしらでキリスト教主義について触れることは良いと思います。(私が願書3で、ICU のキリスト教主義について触れた理由も、 ICU の理念を自分が理解していると示すためには、ICU の理念を具体的に別の言葉で言い換える必要があると思い、 そのためにはキリスト教の考えを含めることが不可欠だと思ったからでした。)

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ちゃーこ

<プロフィール>

茨城県の私立中高一貫校出身です
予備校はどこも行っていませんでした
趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞、韓ドラ鑑賞etc…

2.受験形態

学校推薦型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知ったきっかけは、コロナ禍での休校期間中にたまたま見つけた素敵なYouTuberさんがICUの卒業生だったからです笑。そのときは興味のある分野が多く、進路難民に陥っていたところに、教養学部で最初は専攻を決めずに2年間じっくり寄り道ができることを知って、ICUを考えはじめました。オープンキャンパスに行ったり、パンフレットなどで情報収集をしたりするほどに、リベラルアーツ教育や英語教育をICUでうけたいと感じ惹かれました。

6.ICUに期待するところ

今興味があるのは歴史学と平和研究です。ですが、文理関係なくいろいろな講義を受けられるICUなので、縛られることなく、自分が本当にやりたいこと、合っているものを探していけたらなあ!と思っています。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

今興味のある平和教育を、恒久平和のための人材育成という献学からの理念のもとで深く学べると思った。
国際平和を考える上で必要な多角的視点と、多くの人とコミュニケーションを取るための英語の基盤を獲得できるため、ICUで学びたいと思った、というような内容を書きました。
なぜ、他の教養学部ではなくICUなのかを意識してかくと良いと思います!

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

コロナ禍の休校中に得た自分への反省というようなテーマで書きました。1つ目は、ICUを知ったきっかけである卒業生の動画を見て、自分が今までやりたいことが決まってないために努力を怠ってきたことに気づいたことを書きました。2つ目に、コロナ禍での生活を通して、役に立つ仕事について、医療従事者だけではなくさまざまな方法で社会貢献は可能であることに気づき、自分がどのように社会に対して貢献できるかを大学で確立させたいと思うようになったことを書きました。

願書-3 英文抄訳

願書1,2の内容を英語で要約した書類の提出もありました。
私は海外経験もなく今まで割とのほほんと生きてきたので、この問題はすごく難しかったです。ただ、気を衒ったり、自分を大きく見せようとしたりせずに、等身大でありのままに書くのが良いのではないかなあと思います!

(校内選考について)

学校側からどこを受けるとかの情報は他人に言わないよう注意されていたので、全員で何人が選考に応募したかは分かりません。高2、3での定期テストはいい点数を取っておくと後々評定を出すときに救われると思います。

(評定平均)

評定平均は5.0でした。ただ、三者面談の際に他に5.0がいた場合、小数点第二位まで比較される、というようなことを言われ(たぶん4.96とかでギリギリだった気がします)恐怖で震えました。校内選考から落ちるフラグかと思いましたが、自分の精一杯やってきた結果だったので、あとは天に任せました笑。体育とか情報とか意外と落とし穴なので、そこは気を抜かない方が良いと思います。

・会場試験

(小論文)

長い文章を読んでそれに関連することを4問聞かれました。2023年度入試は、インターネット上での政治的意見が社会にどれほどの影響を与えるか、民主的な討議の場にするための対策などを聞かれました。
多分校内選考で残ると1年分の過去問がもらえて、学校で小論対策をとれたため、過去問を解いて添削してもらいました。2回は添削してもらえるとのことだったので、他の学校の問題も探してみたのですが、ICUのように文章量が多い小論がなかったのと、過去問の直しがほぼなかったので結局やりませんでした。一応新聞に目を通したり、新書を少し読んだりしていました。

(面接)

面接は4人1組のグループ面接でした。面接官は2人で、全部で4問ほど質問されました。質問内容は、宗教の役割とは何か、気になっているニュースと課題・解決方法について、なぜ産業革命がイギリスから始まったと思うか、大学で学びたいことと学ぶ上で気をつけたいこと、について自分の意見を述べてください、というようなものでした。順番は質問ごとに変わったので、最初だから不利みたいなのはないと思います。最初から全く志望理由などを聞かれなくて面食らってしまったのですが、圧迫面接ではなく、比較的和やかな雰囲気の面接でした。試験前に一応面接練習は学校の先生に1対1でやってもらいました。

(会場試験のポイント)

ICUの小論は、文章の質が良くて、勉強になる内容だなと2年分解いて感じました。一般入試の社会科学とかを解いておくと少しは対策になるかもしれません。時事問題が出ることもあるので、普段からニュースを見たり新聞を読んだりしておくと、話を出すのに困らないと思います。

(指定校推薦に関するアドバイスなど)

推薦入試は、校内選考で残れるかが大きな関門だと思うので、指定校で出願したいと考えている人は、まずは評定をあげておくと良いのかなと思います。私は部長も務めていたので、少しでも評定につながる何かをやっておくのもおすすめです。とはいえ、評定のためだけに生きる高校生活は味気ないので、自分のやりたいことを一生懸命やっていればあとから結果がついてくると思います。最後はICUで学びたい強い気持ちが重要だと思うので、未来の大学生活を想像しながら楽しんで勉強してください、頑張って!!!

(最後に一言)

受験勉強は辛いこともたくさんあると思うけど、気負いすぎずに!!私は辛くなったとき、モチベーションが低くなった時は、ICUを知るきっかけになった動画を見て自分を奮い起こしていました。原点に立ち返ると見えてくるものもきっとあるはずです!校内選考が通った後も不安すぎて、某知恵袋で指定校落ちることがあるのか検索しまくっていたのですが、多分酷いことをしない限り大丈夫だと思うので、当日は楽しんで下さい!応援しています!

<追加の質問>

追加の質問:評定平均で5.0を取っておられるところで、高い評定平均をキープするための秘訣はありますか?
体育や情報が穴になる場合があると書かれていますが、これらの授業でも好成績を取るために何か工夫をされましたか?

私の通っていた高校はほとんど定期テストと提出物で評定が決まっていたので、長期休みの提出物は必ず出して、定期テストも計画的に勉強するようにはしていました。また、情報は高一の時から推薦を取りたい人は課題提出はしっかりしておくように先生から助言がされていたので、その時はあまり考えていませんでしたが、後々役に立てばいいなくらいの気持ちで課題の提出は遅れないようにしていました。体育は、私の高校の場合、高3になると出席だけでほぼ5.0がもらえるような仕組みになっていたので、的確なアドバイスは難しいのですが、授業サボったりしなければ大丈夫だったのではないかと思います! 私は国公立文系型で授業をとっていたので、科目数が多く、平均したときに私立文系より少し上の評定が取りやすかったのかなとも思います。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ちみ

<プロフィール>

愛知県の田舎者です。
趣味はお菓子づくりと音楽鑑賞です。
先日焼いたりんごパイは美味しくできました。
好きな動物はゾウとナマケモノです。

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

英語の教科担当の先生がICUの卒業生でした。
授業の合間合間に大学時代に研究されていたことを小話でしてくださり、
その方自身もユーモアと人情に溢れた素敵な方だったので、
大学への興味深さとその方への憧れから志願することを決めました。

6.ICUに期待するところ

多様性溢れる学び場だと思うので、講義ごとに出会う異なる意見や、
普段の生活でも個人一人ひとりがもつ特色を感じるのがとても楽しみです。
また、日本独特の空気を読む文化について重点的に掘り下げて学びたいなと思っています。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

私が貴学を志望した理由は、多岐に渡る学問について対話を中心として学びを深める理念に大いに魅力を感じたからである。私の望みは、日本の全ての子供達がありのままに成長できる教育環境を実現させることだ。成長過程にある子供にとって、教育の場は主に家庭と学校となるが、私はここに地域社会を加えたい。家庭、学校、地域社会が一体となった教育環境を確立させるためには、家庭や学校で補い切れない要素を明確にし、地域社会が担うべき役割を発揮できる仕組みが必要だ…..(以下略)

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私の人生観には、自身のバックグラウンドが強く影響している。日本人の母親とニュージーランド人の父親を持ち、祖父母との二世帯住宅で生活する中で、個々が持つ違いの多さ故にぶつかる大人達の姿を私は幼少期から見てきた。私を取り巻く小さな世界では、個々の経験や価値観、文化的な差異が存在感を強烈に放っていた。家族が絶えず喧嘩する姿を見ながら、私は萎縮し、姉と一緒に怖がることも多かった。しかしその家庭環境から、自分の感情を爆発させる周囲の人たちを客観的に観察し、他者を受容する大切さや対話の必要性を認識した…..(以下略)

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

私は、貴学の対話の精神や、個人を尊重するキリスト教の理念に則り、学内で身につけた教養を社会で実践したいという思いが強くある。私は日本の子供達の自己受容の程度が低いと感じている。青年期に形成される自己受容の基盤の不安定さは将来的に他者への無関心や過度な敵対心にも繋がるのではないだろうか。また、これは国際社会の中で求められる異文化理解能力に相反するものになりかねない。私は将来的に家庭、学校、地域社会を連携させ、日本の全ての子どもの個性が守られながら成長できる環境を創りたい。個性を尊重する多角的な支援の場があれば、子ども達は互いの価値観に触れることができ、自己への理解も深まるはずだ。その結果、互いを認め合う関係のもと活発なコミュニケーションがとれるようになると考える。私は学生のうちから地域の学童などに足を運ぶ事で子ども達と直に触れ合う機会を設け、第三者の立場から子ども達の人間性を育てる働きかけをしたい…..(以下略)

b.小論文

(3)のテーマ(あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験)を選びました。

私の特長は、父と母の両方の国を大切にしたいという気持ちから育まれた、逆境に屈することなく困難を乗り越える精神力だ。
 私の母は日本人で、父はニュージーランド人だ。日本で生まれた私は、英語を話す機会が少ない中で育ったため、父やニュージーランドに住む祖父母とは十分に会話できなかった。ビデオ通話を祖父母と繋いだ時も、私が自ら話した記憶はあまりない。少しでも英語で会話したいと思って努力する一方で、日本語で伸びていく思考力と英語の運用能力の差は歳を重ねるごとに広がっていった。
(中略)
私の「半分」を構成する父の喪失は、私に自分自身の存在について再び考えることを強いた。私は両親の間に生まれた娘であるだけでなく、言語や文化、価値観の異なる二人の人間の間に生まれてきた。日々異なる二つの文化を感じながら生きていたが、私は父の祖国のことをあまりにも知らないと気が付いた。目を背けてきた「私は二つの国のバックグラウンドを持つ者として不完全なのではないか」という自分の気持ちと向き合わざるを得なくなったのだ。この時に、父の祖国について学びたい、もっと大切にしたいと改めて強く思い、私は一年間のニュージーランド留学を決意した。
(中略)
ありのままを尊重する現地の人々の存在は、「あるべき姿」に囚われていた私に大切なことを気付かせてくれた。それは、私は私として、両親から与えられたものを生涯大切にしていけばいいということだ。
二つのバックグラウンドを持って生まれたが故の葛藤は幾度となくあり、それを乗り越えてきた私だからこそ、感じられるものや見つけられるものがきっとあると感じている。私は両親の国をどちらも大切にする気持ちを原動力とし、自分と向き合い続けた経験を通して、逆境に屈することなく困難を乗り越える強靭な精神力を培った。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

 私は自身の問題意識を基盤としたイベントを自ら企画し、議論が活発化する環境づくりを行ったことで、自身の自主性、指導力、創造性を遺憾なく発揮した。私は「空気を読むことは悪いことか」についてオンラインイベントを開催した。1ヶ月半の準備期間を経て、8月6日に中学生から社会人までの総勢約30名が参加した。イベントを企画するにあたり、目的や対象の設定、広告作成やディスカッションのテーマ決め、プレゼンテーション制作などに自ら挑戦し、ゼロからイベントを創り上げた。
(中略)
経験を通して深化させた自主性、指導力および創造性を大学での学びや将来の子ども教育の発展にも役立てていきたい。

d. 推薦状2通

担任の先生と、オンラインイベントを開催した際にお世話になったNPO団体の代表の方にそれぞれ書いて頂きました。

e. 成績書類

英検準一級のスコア(2506)を提出しました。

評定平均 = 4.3

f.一次試験(書類審査)のポイント

とにかく自己分析をしました。
私はよく考えるほうですが、自分が持つ様々な考えの中でも何を伝えるべきなのかを慎重に選びました。
特に小論文では、第一案として座右の銘について書くことがありました。
しかし、書き進めていくにつれ、「これより伝えたいことがあるはず」という思いが育ち、
一から文章を書き直した記憶があります。結果的にそれで正解だったと思います。

g.面接 (二次試験)

私を担当してくださった面接官はM先生とC先生のお二人でした。
どちらの教授も質問をして下さいました。
一方が聞いている時には、もう一方は記録をしていました。
内容としては、志望動機、ICUでやりたいことなどは聞かれましたが、思ってたのと違う…!と思った部分もあります。

まず、C先生厳しかった…
曖昧な、抽象的な表現をしていた箇所で
「対話を中心とした学び」って何ですか?
と聞かれたり、
「あなたの『意見』っていうのはどんなもの?」
と聞かれたり…
考えや意見交換もいいけど、やっぱり知識が無いと続きませんよねぇ…
というコメントまで頂きました。
厳しく突っつかれました。
でも、2世帯住宅に住んでいたことはC先生と共通点でお揃いでした。
少し親近感。

面接は大きく3つのセクションに別れていました。
どのように別れていたのかは記憶がないです。
思い出せる限り聞かれたり質問を書いてみます。

●他大学とどのようにICUは違うのか、その上での志望動機
●ICUでどんな学問をどのように学び、それは私の将来とどのように繋がっているのか
●ICUでは何を成し遂げたいと思っているか
●(質問の内容は忘れてしまいましたが、家族の衝突が世代、文化的背景、個々の価値観による違いによって起こっていて、それを1歩引いて見ていたという私の発言を受けて)ぶつかり合いが生じた時には私も参加をしたのか、どのような立ち振る舞いをしたのか

3つ目のセクションの内容がICUの色が全面に出ていて、教授がする主張に対して反対か賛成かを明らかにした上で、理由も述べてください。というものでした。
1つ目は『利益や名声を求めることは、社会貢献とは相反するものだ』
2つ目は『多角的に物事を考えることで考えが浅くなる』でした。
この主張はC先生がなさって、先生が多角的が『たがくてき』と発音されていたのと、音質も少し悪かったため『かがくてき』と聞こえました。不安だったのできちんと聞き返して良かったです。

あと、気になる時事ニュースはあるかと聞かれました。きちんと調べておいて本当によかったです。
教育系の話題に関心があったので、義務教育の方向性の見直しを本格的に進めているという中央教育審議会の討議について話しました。

二次試験ポイント

ICUで成し遂げたいこと、気になる時事ニュースについて聞かれたり際に感じたのですが、質問の仕方で回答の内容にかなりふるいにかけていました。
と言うのも、3年生の時には10ヶ月の留学だってできるし、リベラルアーツで色んなこと学べるし、あれもこれもできるけど、あなたは何がしたい?という聞き口でしたし、時事ニュースについては、多くの人がロシアやウクライナに関する回答をするのですが…と、予想されるありがちな回答を排除して聞いてくださいました。さすがだなと思いました。

8.最後に一言

この大学を志望する人はきっと面白い人に違いありません。
自分の考えをしっかり持っていて、それを他者と共有するのに長けている人が多いのではないでしょうか。
私はオープンキャンパスに足を運んだ際にそれを志願者、現役生からひしひしと感じました。
ICUを志望するすべての人が、その人にとって一番いい方向に導かれますように。

<追加の質問>

1.面接が3パートに分かれていたというのは、面接時に面接官から「3つのパートがある」という風に言われたのでしょうか?

記憶によると、面接官が「この面接は3つのパートに分かれています」と、実際の面接時間外に説明をして下さいました。面接の流れを説明し終えてから始めるという感じでした。

2.面接は20分程度で行うものにしては大変に濃い内容であると思われるのですが、各質問、あるいは面接時間全体に時間制限のようなものはあったのでしょうか?

各質問には制限時間は特に設けられていなかったように思えます。そこまで焦って記憶もありません。もしかすると、セクション3で自分の意見を表明する際に「一分程度で」という言葉があったかもしれません。もう少し話せたらよかったのになぁという記憶があるので、時間いっぱいまで話せなかったのだと思います。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

popcorn

<プロフィール>

英語が好きで、大学では英語・国際系の学部に進学したいと考えていた。
また、多岐にわたる分野に興味があり、教養学部に魅力を感じていたためICUを選んだ。

2.受験形態

学校推薦型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

英語が好きで、大学では英語・国際系の学部に進学したいと考えていた。
また、多岐にわたる分野に興味があり、教養学部に魅力を感じていたためICUを選んだ。

6.ICUに期待するところ

自分の興味のある様々な分野を履修し、学びを突き詰めていきたい。
また、充実した英語教育を通して実践的な英語力を身に着けたい。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

多岐に渡る分野に関心があったため。入学後に自分が本当に学びたいことを見極め、突き詰められる教養学部という環境に魅力を感じ、志望した。また、ICUの実践的な英語教育を通し、自分の英語力を高めたいと考えたため。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

学生、中学生の時に海外を訪れた経験。海外を訪れたことで英語を使ったコミュニケーションの大切さに気付き、自主的に英語を学習するようになった。そして、努力によって英語力を向上させることができた。この経験により、難しいことに対しても諦めずに努力することの重要さを知った。高校では苦手な教科も諦めずに学び、苦手な教科がなくなった。全ての教科が好きになったことで、大学でも様々な分野の学習がしたいと考えるようになった。これらの経験は私の人生観に大きな影響を与えたと考える。

願書-3<英文抄訳>

3は、2の内容を英文抄訳するという内容でした。かなり短く削る必要があったため、例や繰り返しの部分等を削って要旨だけをまとめたり、短く表せる英語表現を探したりしました。何度も書き直して先生に添削していただきました。


(校内選考に関して)

情報を集めている人が多かったですが、志望校を言ったり他の人に聞いたりせず、第一志望に出願することが大事だと思います。それで志望校を変えた結果後悔している人もいました…私はICUが第一志望だったので、情報を集めたりせずに迷わず出願しました。

(評定平均)

4.7(4.3以上が出願の条件でした)

・会場試験

(小論文)

資料読み取り系の問題で、4つの問題に回答するという内容でした。昨年のテーマが社会問題(犯罪について)だったので積極的にニュースを見て知識を入れました。また、小論文の形式に慣れるため、過去問の他に他大の資料読み取り系の問題や課題文型の問題などを調べ、全部で11題ほど解きました。全て学校の先生に添削していただき、書き直しもしたので文章の構成力が身につきました。本番では緊張もあり時間がぎりぎりだったので、練習の段階では少し短めに時間設定をして解くと良いかもしれません。

(面接)

1ICUに入ったら何をしたいか、勉強以外で答えてください。
2グローバルなコミュニケーション能力を発揮した経験について教えてください。
3アルテミス計画についてあなたの意見を述べてください。
4ジャーナリストの方が犠牲になる事件もありますが、あなたはジャーナリストとして現地の情報を伝えたいと考えますか。

用意していた質問は1つも出ず、抽象的な回答をするとさらに詳しく質問がされました。4人ずつのグループ面接でしたが、私のグループは厳しめな雰囲気でした。答えるのが難しく、詰まって焦ったりもしましたが、何とか答えきる事が大切だと思います。あまり相槌を打っていただけなかったため不安になりましたが、自分の言葉で意見を伝えられました。

(会場試験のポイント)

小論文に関しては、文章の構成力をつけることが重要だと思います。毎年出る内容、難易度は異なるのでどんな問題にも対応できるよう、分かりやすい文章を書く力が大切です。

面接に関しては、ニュースを見て得られた知識と、対話力が役に立ちました。覚えた回答を使うことはあまりないので、その場で聞かれた質問に対し自分の言葉で答えられるよう、学校の先生などと面接練習をすると良いと思います。

(指定校推薦に関するアドバイスなど)

ICUに行きたいという強い思いが最後まで大事だと思います!一般と比べて孤独な戦いにはなりますが、周りの先生などにも頼ってがんばってください!

(最後に一言)

指定校推薦はほぼ100%受かりますが、入試であることには変わりないので、気を抜かずに努力をすることが大切だと思います。

<追加の質問>

(追加の質問1:校内選考で「情報を集めている人が多かったですが、志望校を言ったり他の人に聞いたりせず、第一志望に出願することが大事だと思います  」と書いておられますが、これは校内選考に際して他の人の志望校を聞いたり、自分の志望校を言ったりしても、選考が不安になるだけでよいことがない、という事でしょうか?)

回答1:

そうですね、他の人の志望校や評定を聞くと必要以上に不安になってしまう事があると思います。(学校の先生からも、志望校の情報は他の人に聞いたり言ったりしないようにと言われていました。)

「自分の第一志望校の枠に、より評定が高い人が出願するという情報を聞いて、出願を諦めた。しかし実際には受かった人よりも自分の方が評定が高く、出せばよかったと後悔した」という話を聞いたので…

指定校の枠を取るためには、情報を集めて確実に受かりそうな枠を狙うという作戦も良いと思います。ただ、自分の第一志望の枠があるのであれば、迷わず出願する方が後悔しなくて良いのではないかと個人的には思いました。

(追加の質問2:面接の質問3,4に関してはその場で答えるのはなかなか難しかったと思うのですが、どのように回答されましたか?他の受験生の方はどのように答えておられましたか?
3アルテミス計画についてあなたの意見を述べてください。
4ジャーナリストの方が犠牲になる事件もありますが、あなたはジャーナリストとして現地の情報を伝えたいと考えますか。)

回答2:

3、4に関しては他の受験生も戸惑っている感じでした。終わった後の帰り道で喋ったのですが、皆難しくて困ったと言っていました。

3はまずアルテミス計画について、誰も知らなかったため先生から説明がされました。その後、現在での計画の実行に賛成か反対か、という問いがされました。私は宇宙開発については知識がなかったので、「今は、貧困など社会の他の問題に時間や資金をかけるべきなので反対である」と答えました。少し視点をずらしてみると回答しやすいかもしれません。他の受験生も大体同じような回答でした。

4は倫理的な問題もありかなり回答が難しかったです。私は結局反対派として回答しました。「情報を伝える役割は重要だが多くの人が犠牲になっていることも事実である。代わりに技術を使って人々が現地に行かなくても情報を得られるようなシステムができれば良い。」と何とか回答したのですが…これは自分でも、抽象的で分かりにくかったと反省しています。

他の受験は賛成派、反対派2人ずつでした。この場合は賛成派の方が答えやすかったと思います。

また、4に関しては前日のジャーナリストの方が亡くなった事件を踏まえて出題されたと思われます。ニュースをチェックし、自分の意見を考える習慣は大事だと思いました。

想定外の質問がされても、沈黙せず自分の言葉で答えようとする姿勢が大事だと思います。話しているうちに詳しい説明が思いつくこともあります。また、質問と回答の論点がずれないようにするという点は意識しておいた方が良いと感じました。長く答えているうちに、話が逸れてしまう可能性があるためです。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ゆん

<プロフィール>

岡山県内私立高校出身 / k-popオタク

2.受験形態

総合型選抜(理数探求型)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

教会で出会った方がICU出身だったので知りました。ICUの掲げるリベラルアーツに興味があったのですが、私は英語があまり得意ではないので受験は諦めていました。しかし、ICUには総合型選抜の理数探求型入試があることを知り、高校時代に自分が行っていた有機化学の香料研究を武器にして受験しました。

6.ICUに期待するところ

外国語力を蓄えることはもちろん、海外との連携により、最先端の技術を用いた有機化学の研究を行いたいです。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

ICUを志望した動機は、ICUでは理化学研究に必要不可欠な多方面から物事を見る力を身につけることが出来るからです。ICUでは、徹底した外国語学習はもちろんのこと、海外への留学や連携により最先端の香料研究をしたいと思っています。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私の人生観に大きな影響を与えたことは、韓国ドラマやk-popのおかげで海外や香水に目を向けることが出来たことです。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

私は香りは多くの面で人々に沢山の影響をもたらしていると思っています。そのため、人々の日常にある香りを「いい香り」にデザインすることで沢山の人に幸せをもたらすことが出来るのではないかと思っています。

・理数探求型提出書類

1.「自然科学分野の自主研究や理数探究の成果の要約」(1500字)

高校時代に行った自身の有機化学の香料研究について書きました。

2.「学校内外における自己活動歴と自己分析」(800字)

研究計画を立てる際の創造力や実験中の指導力、研究向上に向けての自主性を具体的に書きました。

d. 推薦状2通

1通目:担任の先生
2通目:研究のアドバイスを下さっている高校の化学の先生

e. 成績書類

英検2級(理数探求型はないですが一応)
評定平均 = 4.8

f.一次試験(書類審査)のポイント

自分がなぜICUでないといけないのかをありのまま伝えたらいいと思います!

g.面接 (二次試験)

ZOOMを用いたオンライン面接 / 面接官3名(理系の方はいらっしゃいませんでした)

質問内容
・志望理由
・研究内容や香料について多方面から
・卒業後の進路

沢山の質問をしてくださいました。
面接ではなく対話のような感じでとてもリラックスして臨むことが出来ました。

二次試験ポイント

自分の思っていることを素直に伝えたらいいと思います!

8.最後に一言

理数探求型の方は特に過去問がなく不安だと思いますが頑張ってください!

<追加の質問>

1.理数探究型のオンライン個人面接に含まれる「自然科学分野の自主研究や理数探究」についてのプレゼンテーション(10分)ではZoomの画面の共有でパワーポイント等の資料を見せることは可能ですか?

ZOOMの共有機能にてパワーポイントを用いてプレゼンを致しました。

2.「自然科学分野の自主研究や理数探究の成果の要約」には図表・写真(A4 片面 1枚)を別添することが可能ですが提出しましたか?

資料等は提出していません。

3.今回行われた自主研究は理系コースの方が全員取り組むものですか?あるいは部活などで任意に行うもの?研究成果を大会などで発表する機会はありましたか?

私は某国公立大学が主催する高校生のための研究プログラムに参加しており、そちらのバックアップもありながら研究致しました。あくまで個人研究ですので、部活動や学校は関係ありません。大会等には提出していません。

4.理系のコンテスト(理系オリンピックや化学グランプリなど)の成績証明を任意で提出可能ですが、成績証明は提出されましたか?

提出していません。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

あしもと

<プロフィール>

都内中高一貫校
秋までは河合塾マナビスに通っていました。

2.受験形態

学校推薦型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

進路に悩んでいた高3の夏頃、学校の先生に勧められて興味を持ち始めました。海外経験がなかったこともあり、それまで自分はICUと無縁だと思っていたのですが調べていくうちに純ジャパの私にとっても魅力的な大学であることに気づきました。高3の夏だったにも関わらず行きたい大学なども定まっておらず、学びたいことも絞りきれていなかったのでICUの横断的な学習プログラムにはとても惹かれました。

6.ICUに期待するところ

やはり英語力を伸ばしていきたいです。ELAでビシビシ鍛えられたいと思っています笑 中高一貫校だったこともあり、かなり限られた環境で学習してきたので、様々なバックグラウンドを持つ仲間たちと学べるのがとても楽しみです!

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

ざっくり要約すると ルッキズムや人種差別について問題意識を持っているため、ICUでの横断的な学習を通して自分なりの解決策を模索していきたい、という風に書きました。自らの経験を踏まえたり、将来展望をなるべく具体的に書いたりするよう心掛けました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

1のことも踏まえ、自分にしか書けないことを書きました。(ぼんやりしていてすみません、かなり個人情報だったので割愛しました)
書く上で気をつけたことは、かなり文量が多かったので途中で話が逸れてしまわないように自分が言いたいことの本筋を大切にしました。ある程度書き終えたあとは学校の先生に見ていただいて添削を受けて書き直して、というのを何度か繰り返しました。はやめに取り組むことをおすすめします。

願書-3<英文抄訳>

3は2の英文抄訳でした!これも書き終えたら英語の先生に見ていただいて、直前まで何度も練り直しました。
校内選考 = やはり指定校を目指すのであれば高1からしっかり評定を取っておいた方が良いです。(私みたいに中途半端な評定だと直前までハラハラします笑) 私の学校は課外活動というより評定重視だったのでこのような自分の学校の選考方法についても調べておくと良いと思います。

(評定平均)

評定平均 = 4.6
高1の頃評定を全く気にしていなかったこともあり、だいぶ低いです。
高2の途中から指定校を意識し始めたのでこの評定が精一杯でした 笑 指定校を貰えたのが奇跡だと思います。

・会場試験

(小論文)

SNSなどの情報媒体が政治に与える影響についてでした。4問あって最初の2問が図表読み取り、残りの2問が自分の意見を述べる形式だったと思います。試験時間は110分でかなりギリギリになると思うので時間配分には気をつけてください。(本番だいぶ急ぎめにやって10分余るくらいでした) 対策としては一般受験で小論文を使う予定だったのでその時に使おうと思っていたオンライン添削のものを何問か解いたのと、「読むだけ小論文」という参考書を10月半ばに読みました。「読むだけ小論文」は主に知識のインプットなのですが、本番面接でも役に立ったので非常におすすめです。

(面接)

(1)社会で直面している問題をひとつあげてそれについてどう思うか
(2)SDGsについて解決を急ぐべき目標と自分が出来ること
(3)現在日本で起こっている人種差別
(4)日本の移民・難民、外国人労働者の受け入れ体制についてどう思うか
(5)日本は外国人労働者を受け入れていくべきなのか

グループ面接で面接官2人、受験生4人でした。40分間だったのですが緊張しすぎて人生で1番早い40分でした、笑

(会場試験のポイント)

とにかく落ち着いて答えれば絶対に大丈夫です!時事的なニュースや世界情勢などある程度頭に入れておくと有利になるかも知れません。個別面接と違って他の受験生の子たちの意見も聞きつつ自分の意見を形成できるという利点もあるので、焦らずに分かりやすくまとめることが大切だと思います◎

(指定校推薦に関するアドバイスなど)

私は小論文終わってすぐに面接だったのであまり周りの人達とは話せなかったのですが、面接で同じだった方々と帰りにちょっとだけ喋れました。指定校は全員受かるのであまり気負いせず、未来の同級生たちに会いに行く感覚でいいと思います!笑

(最後に一言)

緊張するとは思いますが、校内選考を勝ち抜いたのであれば絶対に大丈夫です◎
楽しんできてください!!

<追加の質問>高1の頃は評定平均をあまり意識しておらず、高2の途中から指定校を意識し始めたというところで、高2からどのような事をして、評定平均を向上させましたか?また「自分の学校の選考方法についても調べておくと良い」とお書きになっている部分で、選考方法を調べた上で、校内選考に際して何か対策はしましたか?

高2から評定を上げるためにとにかく学校の試験対策をしました。私の学校では定期試験の成績がほぼそのまま評定に繋がっていたので主要教科だけでなく副教科もしっかり勉強し、毎回の試験を大切にしていました。高1の頃は評定が4.3しか無かったのでこのままではまずいという焦りもあり、高2で猛勉強し4.9まであげることが出来ました。

私の学校の校内選考は評定重視だったので、評定を上げることに徹しました。課外活動などは特にしていません。