2024ICU入試合格体験記,ICU入試合格体験記

<お名前>

シャチ

<プロフィール>

沖縄県の県立高校出身
中学三年生から高校2年生まで英語塾に通ってました
洋楽を聴くことと海外ドラマを見ることが趣味です

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

英語R 97 英語L 98
国語 158
数学1A 35 数学2B 48
世界史 87
地理 100
理科基礎 81

(共通テスト得点 参考)

英語R 97 英語L 98
国語 158
数学1A 35 数学2B 48
世界史 87
地理 100
理科基礎 81

4.併願校

東京外国語大学 国際社会学部
早稲田大学 国際教養学部
明治大学 国際日本学部(共テ利用)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校2年生の時、進学する大学を決めるためにネットで色々調べていく中でICUのことを知り、ELA、少人数教育、メジャー制などICUの全てに魅力を感じたので志望していました。

6.ICUに期待するところ

生き物が好きなので生物学や環境に関する授業を受けるのが楽しみです。また、昔から外交などにも興味があったので法学や国際関係の授業も受けてみたいと思ってます。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

少人数教育、ELA、リベラルアーツに魅力を感じたことについて書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

外国語同好会に所属し英語ディベートの活動に関わっていたことなどについて書きました。

a. 人文・社会科学

過去問では割と取れていたので、過去問を解くくらいでこれといった対策はしませんでした。
過去問はいつも大分時間が余っていたのですが、本番は緊張や体調などで大分ギリギリで確認の時間も取れなかったので、
過去問を解く際も時間制限をキツめにして解くことをおすすめします。

b. 総合教養(ATLAS)

講義はワークシートみたいなのに書いてあることを中心に細くメモしていました。特に数字が出てきたら注意してメモをするようにしていました。自然科学パートに関しては国立の勉強で、生物基礎・地学基礎をしていたので特に問題はありませんでした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは英語に耳を慣らすことが重要だと思います。過去問をとくのはもちろん、youtubeや海外ドラマなどの英語音声を英語字幕を見つつ聞くのもおすすめです。本番は音声がこもっているように聞こえて、最初の方は聴き逃しましたが、幸い耳が慣れてきて後半は聞き取れたと思います。本番の放送が聞き取りずらいことは知っていたのですが、スピーカーで音声を聞くなどの対策はできていませんでした。受験する方は1度試してみることをおすすめします。

<リーディング>

速読は得意な方で、時間厳しめの大学の問題をいろいろ解いていましたが、ICUのリーディングは特に時間設定が厳しいように感じられました。自分は人文学系の問題が苦手だったのでそのパートはあまり時間をかけすぎないように気をつけていました。また、最後の穴埋め問題は熟語が分かれば解けるものも多いので熟語の勉強をしておくこともおすすめします。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

自分はICUの入試1週間前くらいに家族にインフルエンザを移されました。熱も下がるのが遅かったので、正直終わったと思っていました。結果的には合格できましたが、入試は体調によって左右されることも多いと思うので受験生の方は気を付けてください。ワクチン接種をおすすめします。

8. 最後に一言

ストレス貯めすぎない程度に勉強頑張ってください!!

<追加の質問>
沖縄県から東京の大学を受験していて、試験日程がそれぞれ空いているが、宿や移動はどうしていた?宿や飛行機で気を付けるべき事は?

<回答>
1ヶ月程マンスリーマンションを借りて友達と生活していました。あとスーツケースが死ぬほど重くて後悔したので、スーツケースにはあまり荷物を詰めすぎないよう気を付けてください。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

マッチ―

<プロフィール>

首都圏の偏差値69の私立高校を卒業後、河合塾で一浪し、地方国立大学に2年通いました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7-7.5割
総合教養得点 = 7.5-8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 満点

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

浪人を経て地方国立大学に進学したものの、直前で志望校を下げてしまったこともあり後悔が残っていました。それに加え、大学で主に勉強していた言語学などの分野にあまり興味を持てず、経営学やITなどの勉強がしたいと思うようになりました。そんな悩みを持っていた大学2年生のある日、編入試験の存在を母から知らされます。調べていくうちに、経営学と情報科学を同時に学ぶことができるICUが編入試験を行っていることを知りました。また、実は浪人時代、英語が比較的得意だったこともあり、父の勧めでICUは受験したものの、不合格だったという過去がありました。大学受験のリベンジを果たしたいという思いと、自分の興味分野の変化から、編入試験を受験することに決めました。

6.ICUに期待するところ

先に述べた経営学と情報科学のみならず、幅広い分野の授業を履修することで多角的な視点を養いたいです。また、英語に関しては、今まで基本的に受験のための勉強しかしてこなかったので、ELAを通じて実践で使える英語力を身に着けたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

在学中の大学では言語学を主に学んでいるが、学んでいくうちにあまり自分のやりたいことではないということに気付いた。経営学や情報科学に次第に興味を持つようになり、これらの2つの分野をダブルメジャーという形で履修できるICUが自分に最適だと考えたこと。また、ELAを通じて英語の運用能力を向上させたいということを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

週1回サウナに行っていることについて書きました。

a. 人文・社会科学

人文社会科学または自然科学 = 人文・社会科学を受験しました。対策としては、知識問題はほとんど出ない(今年はゼロ)ので、過去問を通じて長い文章に読み慣れるというのが重要だと思います。ここ5年分ほどの過去問は、文章、設問ともに平易で、安定して9割前後取れていたのですが、今年の問題は、哲学的な要素が強くとても難しく感じられました。ただ、受験者の中ではかなりの量の過去問を解いてきたという自負がありましたし、直近の過去問ではオンレク内でも上位を取れていたので、難しく感じているのはきっと自分だけではないと思い、すぐに気持ちを切り替えることができました。

b. 総合教養(ATLAS)

対策は人文とほとんど同じで、過去問をひたすら解いていくのが良いと思います。日本語のリスニング問題が出る大学はおそらくICUだけなので、メモを取る練習は絶対したほうが良いです。過去問では講義の概要を理解していれば解けるような問題が多かったですが、今年の問題は細かい部分までメモしていないと解けない問題が多かった印象です。僕は可能な限り聞こえてきた内容はメモしていたので、大問1についてはほとんど解けました。また、総合教養は元々時間が厳しい試験ですが、今年はさらに文章量が増え、さらに厳しくなっていたと思います。大問ごとの時間配分を前もって決めておくべきだと思います。僕は、大問1は最大7分、大問2は20分、大問3も20分、残りの時間で大問4という風に決めていました。総合教養は試験が始まる時間も微妙なので、ストップウォッチを使うと時間配分がしやすいと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

純ジャパの僕にとって、最大の難関でした。勉強を始めた9月の段階では、オンレクの偏差値で40ほどだったと思います。このままではまずいと思い、毎日リスニングの過去問に触れるようにしました。その結果、1月には安定してオンレクの偏差値50以上、年によっては60ほど取れるようになりました。本番はおそらく9割は取れたと思います。アドバイスとしては、本番はスピーカーから放送されるので、日頃からイヤホンを使わず、スマホから直接音源を流して勉強すること、大問1、2で出題される場面と言うのはある程度パターン化しているので、過去問で出てきた知らない表現は積極的に覚えること、大問3の講義は結構細かい部分が問われたりするので、設問を見ながら必要な情報をメモすることです。リスニングは一朝一夕に上達するようなものではありませんが、純ジャパでもめげずに英語を聴き続けていれば、いつかは見違えるほどに聴こえるようになると思います。

<リーディング>

勉強を始めた9月の段階でオンレクの偏差値60を取れることもあり、比較的得意な科目でした。対策としては、ICUのリーディングはTOEFLと類似している部分があるので、TOEFLテスト英単語3800、TOEFLテスト英熟語700を一通り暗記した後、ひたすら過去問です。上記の参考書に掲載されている表現を抑えれば、長文の内容理解に苦しむということはまずなくなると思いますが、これらに掲載されていない単語のうち、過去問で複数回出てきたものは、頻出度が高いものと判断し、小さいノートにまとめて覚えるようにしました。また、2017年以降は文章量が増えていて、時間がかなり厳しくなっているので速読の訓練をしたほうが良いです。僕は1日に1つの長文を復習して分からない単語と構文をなくし、次の日の朝に5回音読するようにしていました。時間配分は長文一つにつき17分、空所補充に9分がおすすめです。本番は、例年に比べるとやや易しくなり、いつもは各大問につき1つか2つほど悩む問題があったのですが、今年は全ての問題を自信をもって解くことができたので、特にミスが無ければ満点が取れたと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験について、アドバイスを2点ほどさせていただきます。1つ目が、人文のところとも通じますが、試験中は最後まで諦めないということです。試験中、問題が難しくて途中で投げ出したくなるような気持ちになることがあるかもしれません。ただ、難しく感じているのはおそらく周りも同じなので、最後まであきらめず、解ける問題を全て解き切るという姿勢が大事だと思います。2つ目は、受験当日は緊張するということです。おそらく、今まで頑張ってきた人ほど、合格できるか不安になると思います。これはどうしようもないことです。だからこそ、無理に緊張しないようにするのではなく、緊張は今までの努力の証だとポジティブに捉え、自信を持って試験に臨みましょう。

8. 最後に一言

最後に、僕が一番好きな漫画であるNARUTOから、僕が受験生時代に自分に言い聞かせていた名言を紹介します。それは、「自分を信じない奴なんかに努力する価値はない!!!」という言葉です。NARUTOを知らない人のために簡単に説明すると、これは、マイト・ガイという忍者の弟子であるロック・リーという人物が、どんなに努力をしても生まれながらの天才には敵わないのではないかと弱音を吐いた時に、ガイ先生がリーに対して放った言葉です。僕もオンレクを始めたばかりの時は、なかなか結果が振るわず、どんなに勉強をしても合格できないのではないかと不安に苛まれる時期がありました。そんな時にこの言葉に救われました。努力を続けるというのは簡単なことではありません。結果がついてこないと、挫折しそうになる時が出てきます。そんな状況でも踏ん張るためには、自分を信じるしかありません。たとえ根拠が無くても、自分にはできると思い込んで努力を続けていれば、いつかは実を結ぶはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ここまで色々と語ってきましたが、くれぐれも健康には気を付けて、息抜きもしながら頑張ってもらえればと思います。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

めで鯛

<プロフィール>

帰国子女です。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7-9割
総合教養得点 = 6割-8割
英語リスニング得点 = 8割- 9割
英語リーディング得点 = 9割-10割

4.併願校

現代文 9割 
英語 9.5割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

青山学院、法政大学

6.ICUに期待するところ

知り合いがICUに行っていた。
リベラルアーツ教育や少人数制授業、国際性に惹かれた。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

リベラルアーツ教育や国際性、少人数制授業について書いた。
異文化理解やコミュニュケーションについて学びたいと書いた。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

ボランティアでの活動や高校の時にした活動について書いた。

a. 人文・社会科学

まずは現代文の参考書で勉強した。田村の現代文、船口の現代文 (現代文開発講座は半分ぐらいまでやった)
そこからはオンレクで過去問を10年分解いた。解いた後の復習に時間をかけた。なんで間違えたのか、どんな問題が苦手なのかを考える。
オンレクの解説を読んで知識問題はルーズリーフにまとめた。
歴史はよく出ると感じた時代だけルーズリーフにまとめて覚えた。
大航海時代、アメリカの建国、冷戦など色々。
日本史は教科書を読んでいた。日本史の近現代は好きだったのであまり時間はかけなかった。
人物で読み解く倫理という参考書をサーっと読んで哲学者の考えをとりあえず理解した。

b. 総合教養(ATLAS)

これもオンレクで対策した。オンレクでは問題も全て見れるし、解説もついているので、ICU第一志望の人にはおすすめです。
人文社会の対策が役に立つ。
計算問題は簡単なやつは解いて、難しいやつは後回しにした。
理系の問題も読めば分かる問題があるので諦めないで読むのが大切だと感じた。
講義の部分は具体例や数字などの細かい所も聞かれる事があるのでメモしていた。本番でも講義の具体例についての設問があったのでメモは大切だと思う。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

2週間ぐらい前からICUのリスニングをよく聞いていた。
直前は2倍速にして聴いたら、本番の音声が少しゆっくり感じた。
Part1と2は絶対に落とさないようにした。part3は流れを意識して聴いた。

<リーディング>

ターゲット1900で基本の単語を一応確認した。
文法はスタサプで関先生の一番上のレベルを受講した。
過去問でよく出る文法事項は教科書で確認した。分詞や接続詞、接続副詞など。
対策としてやっていたわけではないが洋書を趣味で読んでいた。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの小さい机が心配でしたが、意外と大きめでそこまで心配するほどではありませんでした。
ポケット付きの洋服を着て、消しゴムと鉛筆を入れたのでそれが良かったです。鉛筆を何回も落としていた人もいたのでポケット付きの洋服おすすめです。

8. 最後に一言

奨学金もいただけました。
ICUに行きたい人、奨学金を取りたい人にはオンレクとてもおすすめです。
解説も面白くて、楽しめました。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

K@myu

<プロフィール>

埼玉県立K高校、日本大学、独学

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 8-9割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 9割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

もともと通っていた大学に、真面目に勉強している人がとても少なかったことと、学部の勉強に興味を持てなかったことから、編入を志しました。そのような中で、文理の壁を超えた学習をできるICUに惹かれ、受験するに至りました。

6.ICUに期待するところ

その時その時の興味関心に応じて、様々な分野の授業を履修したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私は日本大学商学部に進学し、一年間商学や経営学について学んできました。そうした中で、自分の興味が商学に限定されず、多方面にあると感じ、学びの幅を広げたいと思うようになりました。貴学を志望した理由は、リベラルアーツ教育に魅力を感じたからです。文系理系の壁を越え、自分の興味関心に応じて、様々な分野の授業を履修できることは、学ぶ側として充実した学生生活が送れるに違いありません。また、少人数・対話型で授業が展開されることで、主体性や、多角的な視点を養うことはもちろん、知的好奇心や探求心を刺激した学習ができると確信しました。私は将来、国連職員になり、世界各地で起こっている紛争問題や、貧困問題の解決に向けた取り組みをしたいと考えています。そのために、貴学入学後は、宗教や国際政治、各国文化を学ぶほか、精神面をサポートするための心理学を学ぶつもりです。以上の理由から貴学を強く志望します。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私はオペラ鑑賞が好きです。ドイツ語を学んでいることもあり、ドイツオペラをよく観に行きます。オペラの魅力は歌手の迫力ある歌声や、表現豊かなオーケストラの音を直に体感できるところです。歌手が歌に乗せた感情と、それに合わさるオーケストラの音で、作品の世界観に引き込まれる感覚は、生でしか味わえません。今後はさらにドイツ語学習を進め、ドイツオペラをそのままの表現で鑑賞できるようになりたいです。

a. 人文・社会科学

現代文が得意な人は、知識問題を全て捨てたとしても、9割弱ぐらいの得点は狙えるため、無理に世界史や日本史の知識問題を詰め込む必要はありません。人文社会や、ATLASではあまり差がつかないと思うので、その時間があったらリーディングやリスニングを伸ばした方が、合格には近づくと思います。
現代文が苦手な人は、アクセスや、得点奪取などの参考書を通して、現代文の力を伸ばしましょう。それと同時に、過去問を何年も解くことで、ICUの人文社会で求められる背景知識や読解力を身につければ、十分高得点を狙えると思います。

b. 総合教養(ATLAS)

本番もそうでしたが、時間配分が大きく得点の良し悪しに影響します。内容自体は、難しくはないので、時間配分を間違えなければ高得点は狙えます。時間内に解ききることができるようになるまで、練習した方が良いと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

自分は純ジャパで、英語とは無縁の生活を送っていたので、一番苦戦しました。また、大学の中間試験の勉強なども重なり、ICUの対策は12月に入ってからのスタートだったので、一番焦りました。対策ですが、過去問だけやっていれば得点は伸びます。私は15年分過去問を解きました。Ted やポッドキャストを利用する方もいますが、本番と内容は全く違うこと、つい聞き流して内容が入らなくなってしまうことから、過去問しか利用しませんでした。最初は4割ぐらいしか得点できませんでしたが、過去問の年数を重ねるごとに、ページをめくり、問題を先読みする速さや、そもそものリスニング力が上がり、本番前の最後の週に取っておいた2022年と2023年の問題では、8割ぐらい得点できるようになりました。

<リーディング>

リーディングは、過去問に入る前に、ポレポレを一日3題ずつ解きました。2週間ちょっとかかります。全ての問題が終わったら、ポレポレの復習(1日5-6題)と同時並行で過去問を解き始めました。個人的に、ポレポレが読解スピード向上に、大いに役立ったと思います。最初は15分オーバー&5割とひどい有様でしたが、だんだん時間内に解けるようになり、安定して7割取れるようになりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私は基本過去問ベースの学習でしたが、人によりやり方は異なります。trial and errorして、ベストな方法を探してみてください。試験中は机が本当に小さいので、A4ノートの上で問題を解くなどすることをお勧めします。

8. 最後に一言

ICUの問題は特殊なので、どのような対策を行ったらいいのかわからなかったり、なかなか点数が伸びずに不安になることもあると思います。あまり気負いせずに頑張ってください!意外となんとかなります!

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

ちょちょちー

<プロフィール>

出身校:神奈川県立H高校
予備校:STEP
趣味、部活:ダンス
特技:どこでも睡眠

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 8割

(共通テスト得点 参考)

国語6.5
世界史87
英語R79
英語L89
(全体的に出来なくて落ち込みました…)

4.併願校

早稲田国際教養
慶應SFC
上智経営
立教国際経営
青山経営
中央国際経営、他

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

中学生の時にたまたま紹介されてICUを知りました。調べてみたところ自分がやりたいことにドンピシャで「ここしかない!」という感じでICUHSを受けました。落ちました。
公立の進学校に進学して、国公立大学を激推しされましたが、やっぱりICUがいいなと思い(途中AIUに浮気したけど)、ICUを第一希望に受験勉強しました。
私は、漠然と英語を喋れるようになりたいけど文学的な英語には興味ない、文系を選択したけど情報や生物にも興味ある、という曖昧な状態で志望校を探しました。(併願校で経営ばかり選んでいますが、正直経営一筋では全くなかったです。)そんな感じだったので、文理問わず幅広く学べるICUはとても魅力的に見えました。

6.ICUに期待するところ

まずは英語!自分の言いたいことをしっかり言える、友達と冗談を言い合えるように英語力を伸ばしたいと思います。
また、高校では文系選択でしたが、ICUでは理系メジャーにも挑戦してみようと考えています。
そして大学生として、サークル、バイトなどなど全力で楽しみたいです!!!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私がICUを志望した理由は、幅広い分野を同時に学べる点に魅力を感じたからです。高校の文理選択の際、不得意でもなく興味もあった理系科目を捨てることを残念に思っていました。そんな時にICUは文理の垣根を越えてメジャー選択ができることを知り、自分のやりたいことが出来ると考えました。また、ICUでは少人数教育、アクティブラーニングを通して、学問に対する理解をより深められ、自分をさらに成長させることができると思いました。ICUに入学することが出来たら、より多くの人とコミュニケーションを取れるようなアカデミックな英語を身につけたいと考えています。加えて、クリティカルシンキングを取り入れた授業や文理の枠を超えた学びを通じて、様々な事柄を多面的に捉える方法を学び、自分と文化や価値観が異なる他者を積極的に受けいれられるようになりたいです。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私は、ダンスを好んでいてダンス部に所属しました。体を動かして自分を表現することが楽しく、部の活動外でも自主的に練習し、自分の見せ方を研究しました。3年次には部長になり、経験者も未経験者も全員が楽しめる部活をつくることを意識しました。その経験から、体育祭の色別演技のダンス長に抜擢され、ダンスの経験が全くない生徒もいる中で、200人近くに振り付けを教え、優勝することが出来ました。

a. 人文・社会科学

世界史の知識があるとかなり違うと思います!私は何も考えずにとりあえず世界史選択にしたのですが、これは大正解だったと思います。文章の時代背景などがすっと入ってくるのでかなり解きやすくなると思います。中学校の社会の知識があれば日本の話が来ても全く分からないことにはならないと思います。でも、日本史の知らない知識問題が来たらスパッと捨てましょう??
後はニュースなどを通して社会問題に目を向けることが大事だと思います。これに関しては受験生になってから始めればいいものではないので、ICUが受験生の興味関心を見抜いてるのかな、と考察しています(?)

b. 総合教養(ATLAS)

練習が大事です!これこそICUの特殊な入試なので対策は難しいですが、人文科学、社会科学、自然科学の3つを満遍なくできるようにするのが1番の対策になると思います。文系の人も自然科学に震える必要は無いと思います。私のミジンコサイズの理科の知識でも解ける問題は結構あります。解けるものは絶対取る!という気持ちが重要かと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

日々の練習あるのみです!長い講義形式は初めて解いた時には、情報と情報の間が長すぎて、聴き逃したと勘違いして焦りまくって何も聞こえないというようなことがよくありました。何年も解いていくうちに型があることに気づきました!

<リーディング>

ICUの入試は特殊だとよく言われますが、英語リーディングに関しては他の大学と余り変わらないと思います。速読が重要なので、単語を詰めてスラスラ読めるようにしておく等がとても有効だと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICU入試は他の大学に比べて試験会場に知り合いと来ている人が多かったと思います。それでも自分のペースを作ることが大事!

左利きの人は机が小さくてほんとに書きずらいと思います。言えば変えて貰えます!左利き用もあったのですが、古くて右利き用よりも小さかったので、右利き用の一回り大きい机を借りました。

2024入試ではATLASの音源が予定時刻を20分すぎてから流れ始めるというプチハプニング(?)がありましたが、落ち着いてできました。

8. 最後に一言

オンレクは解説が詳しく書いてあるので、できなきゃいけない問題とできなくてもいい問題の見極めがしやすかったです。(赤本は当たり前のように一つに絞ってたり、解説が少なかったりでなかなかやりずらいと思います…)

英語は音読するのみ!

<追加の質問>

・どのタイミングで左利き用のタブレット椅子を希望することを申請した?
・元からその教室にあったのは小さめのテーブルが付いた右利き用のタブレット椅子?
・最終的に使用したのはその教室の他の受験生とは違う、テーブルが一回り大きいタイプの右利き用のタブレット椅子?あるいは結果的に他の受験生と同じもの?
・テーブル部分が大きめのタブレット椅子なら左利きの人も大丈夫そう?

<回答>

・入試会場に着いてすぐです。ICUの机が小さくて右利き用だと言うのは予め知っていたので、早めに行って交換してもらいました。周りの人にめちゃくちゃ見られたので結構恥ずかしかったです…。
・元々は全員共通で右利き用タブレット椅子でした。
・最終的に使ったのは、他の受験生よりも一回り大きい(+新しい?)右利き用のものです。その机を使っているのは教室50人位のうち私だけだったので、左利きだけど我慢して受けた人もいたかも知れません。
・常に腰を捻った座り方をしなければいけなかったのでやりずらかったですが、右利きの人が鉛筆を落としまくっているのを見たら、どっちもどっちかなと思えました。集中してしまえば気にならなかったです。
(・私は鉛筆が左で箸は右タイプの交差効きなので生粋の左利きさんよりは少し負担が少なかったかも知れません。)

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<お名前>

そら

<プロフィール>

偏差値50-60の私立高校出身
趣味は映画鑑賞、自己分析
非英語圏のヨーロッパに1年留学し、現地高校で学びました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7割
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

AOで早稲田大学・立教大学・中央大学
一般入試はICUのみ受験しました。

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校一年生の時に母に勧められたことがきっかけです。
帰国後自分に合う大学を探すなかで、他大学とは一線を画すICUのユニークな教育と環境について知り、惹かれました。

6.ICUに期待するところ

知的好奇心が高い学生に囲まれて学ぶことが楽しみです。
入学後は哲学を軸に教育学、心理学や人類学なども学びたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

留学を通してアイデンティティを確立したこと、ICUでの学びを通して日本の教育における哲学対話の可能性を追求したいということを書きました。文理の垣根を越えたリベラルアーツ教育が自分にとって如何に大切なのかを強調することが大事だと感じました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私は、留学をきっかけに自己分析を始めとした様々な物事の分析をしてきました。身の周りの様々な物事の性質や因果関係を研究材料に、直感的に立てた仮説に対して自分自身の経験や日頃考えていることを絡めながら様々な事例を持ち出して検証することで、自分の世界をより魅力的で興味深いものにすることができるからです。

活動の中で自分の素質や能力をどのように活かしたのか掘り下げ、自分の強みを的確にアピールすることが求められていると感じました。

a. 人文・社会科学

オンラインレクチャーの過去問を中心に対策しました。
暗記が苦手なので世界史の知識問題の対策はしていませんでした。(日本史選択でした。)
他大学で哲学科を受験し、ある程度知識があったので今年度の試験が主に哲学分野からの出題だったのはラッキーでした。
基本的に論理展開の流れが毎年似ているので、過去問を解いて気になったトピックについて調べ見識を深めること、また問題の形式に慣れることが大事だと感じました。
過去問を解く際は段落ごとに読んでから設問に解答することを心がけていました。

b. 総合教養(ATLAS)

こちらもオンラインレクチャーの過去問を中心に対策しました。
自然科学分野の出題に関しては割り切って解いていました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

本番では音声が聞き取りづらいと聞いていたので、古いPCを通してイヤホンなしで音声を聞いて練習しました。
元々洋画や洋楽を聞くことが好きでICU並みのスピードの英語を聞くことにも慣れていたことが有利に働きました。
対策として一時期BBCの6 Minute Englishを聞いていたこともありましたが、まずは過去問を解いて自分なりの解き方を確立することが大事だと思います。

過去問ではPart1、2を確実に取ることを心がけていました。また、Part3は講義のイントロの部分でなるべく質問を読んで5W1Hに印を付け、講義中に余裕があれば最後の質問まで読んでいました。余裕が無い時は講義の理解に専念し、90秒の間になるべく早く解答するようにしていました。

<リーディング>

近年文章の数が増えたのでとにかく速読を心掛けていました。Textが2までしかない年度の問題も1長文15分を目標に解いてみることをお勧めします。また、Part2は落ち着いて解きたかったので難易度に拘らず一番最初に解いていました。どの教科にも言えることですが、過去問を解いていくなかで自分の得意不得意を理解して一番良い解き方を確立することが大事だと思います。

単語帳はターゲット1900を網羅した後(一部派生語も覚えました。単語の意味を推測する問題の対策として派生語を意識することは有効だと思います)は教学社出版の「早慶上智の英単語」を使っていました。ICUの入試は難しい単語が多いので、早めにターゲットを網羅しておくことをお勧めします。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験会場は暑いと聞いていたのでニットの下にTシャツを着ていきました。実際教室はすごく暖かかったので、全科目Tシャツで受けました。試験と試験の間は毎回外に出て新鮮な空気を取り込みました。

私は12月末に滑り込みでIELTSを受験して6.5が取得できたのでB方式も出願しました。(結果的にA方式で合格しました。)
少しでも可能性がある場合はB方式の出願も検討することをお勧めします。

専門の塾にも通いましたが、結果的にはオンラインレクチャーのみで十分だったと感じています。個人的には、挫けそうになった時は会員限定サイトの合格体験記(指定校推薦から一般入試に切り替えた方のものです)を読んで励まされていました。

また、AO対策で高校の枠を超えた学びをしたことも有利に働いたと感じました。ICUの一般入試は評定平均が足りなくてAO・指定校推薦を受けられなかった人も諦めずに挑戦する価値があると思います。

8. 最後に一言

ICU合格はずっと私の目標だったので、今も夢見心地です。入学した後は常に優先順位を意識しながらバランスの取れたキャンパスライフを送りたいです。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

jansport76

<プロフィール>

都立高校、現役:東進、浪人:武田塾、陸上部

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 8割
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 8-9割
英語リーディング得点 = 7割

(共通テスト得点 参考)
現代文80/100
古典69/100
世界史88/100
リスニング95/100
リーディング95/100

4.併願校

法政大学 GIS
武蔵大学 国際学部 グローバルスタディーズ

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

中学生のときに"美女と野獣"という映画を見てから、ハリウッド映画に関わる仕事をしたいと思うようになり、英語の勉強を熱心にするようになりました。中学2年生のときに英検2級を取得し、進路を真剣に考えるようになったときから、英語を勉強するのではなく、英語で勉強し、また海外での就職を現実的に考えられるICUを目指すようになりました。

6.ICUに期待するところ

まずはELAでビジネスで使える英語力を身につけたいです。また入試科目だからと勉強していた世界史も、勉強しながら面白いなぁと思っていたので、大学に入っても引き続き学びたいです。
反対に高校生のとき、苦手だからと数学を避けてきたことをとても後悔しているので、文理関係なく学べるICUの強みを生かして数学を学べることもとても楽しみにしています。
楽しみにしていることはこれだけめはありませんが、ICUで学べる権利を掴み取ったからには、今まで以上に勉強したいとやる気に満ち溢れています!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

ハリウッド映画に関する仕事に将来就きたいため、ICUの英語教育に魅力を感じたということ、多様性溢れるICUのキャンパスで批判的思考力を鍛えたいことなどを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

映画鑑賞と読書です。映画と本を通して、世界は想像以上に広いことを知り、英語を学ぶことや今の世界情勢に興味を持つようになりました。映画鑑賞と読書を幼い頃から好んで行っているおかげで、自分と意見の異なる人や、権力者と呼ばれるような立場にいる人も、私たちと同じように人生という物語を主人公として生きていることを常に意識するようになりました。そのことが、偏見を持たない姿勢、そして自分の知らない世界を知りたいという意欲につながっていると考えています。

a. 人文・社会科学

今年の人文科学では、知識問題が1つもなく、世界史を一生懸命勉強した私からすると、今まで解いた過去問の中で最も苦手とするタイプのテストでした。そのため、はじめにざっとテストを見たときに焦ってしまい、はじめの4分の1ほどは頭が回りませんでした。ですが、知識そのものを問う問題はなかったものの、文章の主題である社会契約論の知識があったため、読解問題で迷ったときに、背景知識を交えながら考えると、次第に落ち着いて解けるようになりました。読解問題は、解いてきた過去問と比べて、比較的簡単だったかなと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

人文科学が比較的簡単であったことから、1問のミスが命取りになるかもしれないと思い、慎重になってしまい、大問4番は初めの数問と、読まずに解ける計算問題以外の問題は、時間がなく、ただ勘に頼って塗るだけになってしまいました。B方式でも合格をいただいたことから、慎重に解いた大問1〜3の正答率がよかったのかもしれませんが、解いた直後はあまりも手応えがなさすぎて、かなりショックを受けました。
ここ数年の傾向として、大問4番は文系の学生でも読んで答えることができる問題がほとんどです。ですので、時間配分がかなり重要になると思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英語の実力不足が去年失敗した大きな要因だったので、スタサプで基礎固め、TOEFLで実践、オンレクの過去問でICU対策と、一年をかけて、かなり固めてきていました。特にリスニングは得意だったので、総合教養から切り替えて、落ち着いて解くことを意識しました。私は、疲れてしまうと集中できないので、周りは昼休憩のときにTEDなどを聞いている中、Disneyチャンネルやハリーポッターなどを見て、英語耳にしながらもリラックスするようにしていました。それがうまく効いて、会話も講義もよく聞くことができました。今年の試験は講義の部分は比較的簡単でしたが、会話部分でひっかけような問題が例年より多くあったような気がします。

<リーディング>

リーディングでも総合教養と同じ失敗をしてしまいました。Part 2の後半はほとんど勘でした。
しかし、これも総合教養と同じで、慎重に解いた分、Part 1の正答率がよかったのだと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

英語の基礎はスタディサプリの関先生と肘井先生の授業で身につけました。スタサプでは授業を受けて終わりではなく、出てきた英文を全て10回音読し、その単元を文法の参考書で復習していました。
世界史はまず"時代と流れで覚える世界史"で流れをつかみ、一問一答形式の参考書で知識のインプットをしていました。そして秋から冬にかけて年号の参考書をやり、年号でヨコのつながりを意識して、勉強していました。

8. 最後に一言

受験で最も大切なことは心身の健康です。
これらが崩れてしまうと、最悪の場合、試験さえ受けられない可能性もあります。
よく食べ、よく運動し、よく寝ることは勉強よりも大切なことだと思います。
健康な心と体で、勉強し、そして結果がついてくるのだと思います。

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1.お名前、プロフィール

<お名前>

モフモフ

<プロフィール>

神奈川県の女子校出身です。高校生時代、駿台に少しの間通っていました。趣味は読書(ハリーポッター)と音楽鑑賞(テイラースウィフト)です。文化系のクラブに所属していました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 7~8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 9.5割
英語リーディング得点 = 9.5割

4.併願校

SFC

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

俳優の宮沢氷魚さんの記事を新聞で読んで、ICUが外国の大学から編入者を受け入れていることを知り、興味を持ちました。(私はアメリカの州立大学の準学士を取得していて、日本の大学に編入したいと思っていました。)

6.ICUに期待するところ

文理関係なく自分の興味に合わせて、メジャーマイナーを組み合わせられるのはとても良いですね。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

願書の内容は、ICUの多様性、リベラルアーツ教育、少人数クラスなどの点について自分自身とどう合っているかについて書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

自分の「好奇心」について書きました。具体例として、韓国語の学習、海外の子どもに日本語を教えるボランティア、幅広い分野の読書などを挙げました。身の回りのことや世界に対する私の興味を表現しようとしました。

a. 人文・社会科学

9時に試験監督の方々が教室に入られてから、なぜかとてつもなく緊張し始め、試験開始後30分くらいあまり体調が良くなく、本当に焦りました。

受験準備としては、読書と過去問です。読書は近所の図書館に行って、歴史、哲学、政治、科学全般などを週に1冊程度読んでいました。過去問はかなり昔の年度を解くと、最近の入試問題が読みやすくなると思います。

b. 総合教養(ATLAS)

Atlasは時間がとても足りません。

受験準備は、過去問です。高校の教科書を引っ張り出してパラパラ読みたかったですが、過去問を解くのみとなってしまいました。しかし、過去問で「飛ばし読み」とも言うべきスキルを身につけることができました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ここ最近のリスニングは北米系の英語のみならず、イギリス系の英語も話されていますよね。

受験準備は、過去問と普段から英語を聴く習慣です。趣味で、4年程前からABC NewsのポッドキャストStart HereやBBCのBBC Learning Englishを聴いていました。試験1ヶ月前の1月からはプラスでBBC Soundsの他のポッドキャストを1日30分くらい聴いていました。試験数日前に英検1級のリスニングを3年分、ホームページから解きました。(英検1級は北米英語、イギリス系英語の両方の音声が使われています。)

<リーディング>

アメリカの州立大学で単位を2年分取ったときに大量のReadingをしていたので、スムーズに解けました。本番も20分ほど見直しの時間を確保でき、間違いを1つ見つけることが出来ました。

受験準備は過去問と趣味の洋書です。ファンタジーのハリーポッターから始まり、歴史、哲学、地政学、古典など様々なジャンルをここ3年ほど読んでいました。受験準備中も寝る前などにハリーポッターやホーチミンさんの伝記を読んでいました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

日本語の文章をしばらく読んでいなかったので、読むスピードや読解力が落ちていました。そのため、過去問や読書がとても役に立ちました。

ICUは世界史や政経など特定の試験科目があるわけではないので、過去問と読書以外何をすれば良いか分かりませんでした。受験生とは言いつつ、毎日頑張るためには、楽しみも必要です。ラジオで韓国語を学んだり、音楽を聞きながらジョギングをしたり、ストリーミングサービスで洋画(英語字幕)を観たりなど、メンタルに気を配りました。それでも、度々病みました笑。

8. 最後に一言

私はカナダの州立大学に編入する予定でしたが、8月後半に急遽計画の変更があり、日本の大学を受験することになりました。そのため、高校時代の受験勉強を全くしていませんでしたが、オンレクの過去問で無事、合格できました。過去問がいかに大事であるかを学ぶことが出来ました。大学のモットーや考えも読み取ることが出来ますし、解説にはマニアックなICU情報を得ることが出来ます。周りの人と比べて成績が低いとショックを受けますが、そんな年もあると信じて解き続けることを頑張りました。

ぜひ、過去問を解いて、自信を持って試験に挑んでください!

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1.お名前、プロフィール

<お名前>

35年の男

<プロフィール>

都立高校偏差値65
塾通いはなし
趣味散歩
部活吹奏楽
特技なし

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

(共通テスト得点 参考)

センター得点 = 英語188

4.併願校

早稲田国際教養
慶応SFC

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

家から5分で小さい頃から身近だった。
暗記したくなくて、読解で受験できるので殆ど逃げの姿勢で決めました。
理系文系両方に興味があったから。

6.ICUに期待するところ

英語のクラスでバシバシしごいて欲しいです。
ものづくり?の授業があると聞いたのでそれも楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私は「子どもの権利」の「周知」をテーマに研究したい。きっかけは武蔵野市内の高校生代表として「武蔵野市子どもの権利条例」の前文を作成したことだ。その際周りの大人、更に権利を持つ子ども自身が「子どもの権利」を認知していない事に衝撃を受けた。研究には多角的視点が必要となりICUのリベラルアーツ教育が役に立つ。「歴史学」や「社会学」の中での「子どもの権利」の置かれた位置、「教育学」を元に学校や地域内での大人や子供へ効果的に周知させる為の方法、付属して「心理学」や「メディア論」で環境やSNSが与える成長過程の子どもへの影響を学びたい。上記の人文社会系の学問だけでなく、AI技術の「子どもの権利の周知」での利用を「情報科学」で探求したい。少人数での授業・ディスカッションが可能にする同級生との密なコミュニケーションから研究の手がかりを得ることも期待する。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。
私は現在、東京都による「ワールドキャンパスinアイルランド」というアイルランドを訪れ、現地の子どもの主体的な社会参加や先進的な政策等を学び発するプロジェクトの一員として活動してる。その一環として「東京都子供基本条例」のハンドブックを東京都子ども政策連携室と作成するなど「子どもの権利」の周知に取り組んでいる。また学内では生徒会会長として文化祭で「学生の権利」をテーマにし研究発表した。

a. 人文・社会科学

過去問をやっても傾向が変わるので現代文をしっかりやって基礎的な読解力をつけましょ。
哲学とか経済系の思想を事前に知ってると楽かも。

b. 総合教養(ATLAS)

これは最後の自然系のやつ以外に時間をかけましょう。
他はほぼ人文社会と同じで読解です。簡単です。
知識問題はよっぽどの常識でなければ出ません。諦めないで探すのが大事。
これは過去問を全部やりましょう。読んでいて楽しいですし、自分で興味が湧いて背景知識を調べて更に教養が身につきつます

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ひたすら過去問を聞いてシャドーイング。
tedとか聞くのは効率悪いです。あまり頭が良くない選択肢です。
自分で過去問を編集して問と問の時間を消して聞きやすくしましょう。
なりきることが大事です。
本番は正直全部聞くのではなくキーワードに注目しましょう。
ページ開くタイミングを事前に知らないと焦って調子狂うので家で練習しました。

<リーディング>

これは、リスニングでシャドーイングしてれば9割取れます。
選択肢が難しいので全文読みましょう。
最後の問題の穴埋めからやるとウォーミングアップになるのでいいです。
後、お昼休みに前年のものを読むと爆速で読めます。20分ちなみに余りました。見直しをする時はいちいち確認してられないので怪しいものがあったら○してどんどん先に進みましょう。たかが一問されど一問と言われますが、執着すると失敗します。過去は過去で潔く!!

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

自分で1日模擬を設定しで慣れておくことが大事です。
チョコレート食べると落ち着きます。(70%カカオ)
朝は散歩すると気分が晴れます。
周りが頭良く見えますがみんなそう感じてます。みんな怖いみんな同じです。

8. 最後に一言

自信があっても不安にはなります。
落ちてるのではと怖くなります。
でもそれは、しっかりやった証なので安心して!
ICUに入るイメージを持つことが大事!

<追加の質問>
・活動がとても充実している点で、AOではなく一般選抜なのはなぜ?
高校は推薦だったので大学入試は一般で挑戦したかった(奨学金high endeavorを頂きました)。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

Neko

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会= 7.5-8割
総合教養得点 = 8-9割
英語リスニング得点 = 7.5-8割
英語リーディング得点 = 7.5-8割

(共通テスト得点 参考)
国語 8割
世界史 7割
英語 R L共に9割

4.併願校

一般入試はICUのみ

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の先生にお勧めされたのがきっかけでICUを知り、調べれば調べるほど行きたくなった。
暗記がかなり嫌いだったので、知識の詰め込みにとらわれない試験に感動した。
ダブルメジャー制度やグローバルな学習環境から、多角的な学びと幅広い視野を持つことが出来るかなと思い、ICUを第1志望に決めました。

6.ICUに期待するところ

なんといってもダブルメジャー制度や自分でオリジナルの学びが出来る自由さは楽しみで仕方ありません!
国籍や性別に囚われないという点でも他大学と一線を画す大学なようなので、その特徴を存分に楽しみたいです。
自分の興味が複数分野に渡るので、いろいろな分野をわたしなりに学んで行けたらと思っています。
バイリンガル教育制度でいろいろなバックグラウンドの方がいる環境に身をおけるのも魅力的です!

a. 人文・社会科学

私は最初に過去問を解いた時から人文社会科学は8割取れていたのですが、論文読解の精度をあげるために論文要約をしていました(オンレクの学習のススメに書いてあったので!)。そうすると、無駄に時間を費やすことなく該当する選択肢を切れるようになったので、少し時間をかけてもやる価値があったなと思っています。

日本語の長文アレルギーの人にはきついかも。普段から読書癖があってよかったなと思いました。

人文科学は数問の知識問題を除き、「全部答えは書いてある」!いかに文章中から根拠を見つけ、選択肢を切れるかが肝。
知識問題全部落としても9割は取れる。時間の許す限り戦ってほしい!
ちなみに2024年人文科学は知識問題0でした。

b. 総合教養(ATLAS)

これも対策という対策は出来ない(しなかった)。
慣れがものをいうので、これはオンレクの過去問を全部解いてもいいかも。
スピード感と自分が得意/苦手な分野が掴めれば御の字だと思う。
知識問題は高度なものも出るけど、たとえそれが解けなくても他の受験生も解けてないだろうから、割り切って捨てる。
人文社会科学同様、文章に書いてあることに関する解いで取れるかが勝負だと思って解くのがお勧め。
2024年は文章量が全体的に増えているイメージでした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICUの難しさはなんといってもここかな、、という感じ。
とにかく早いし、一回しか流れない。選択肢に目を通す時間はほぼ無いし、講義の音声が長い(5分程度×3題)。
近年傾向が変わったばかりなので他科目に比べて過去問も少なく、苦手な子は不安だと思うけど、日頃から英語の5分くらいの動画を見て集中力を保つ練習をしておくといいかも。

過去問で良い点数が取れなくても、移動時間に音声を聴きながらシャドーイングしたり、毎日英語を聞くクセをつけたことで、だんだん耳が慣れました。本番では、聞いたことのある声だ!となるので少し安心して解くことができました。

<リーディング>

part1は純ジャパには文章量がきついと思う。800words越え3題を50分という制限時間に対して、どう対策するかが肝かなと思います。速読力と精読力を同時に鍛えるといいかも。toeflの問題にとても似ているから、参考書をやり込むならtoefl系から選ぶのもあり。

part2は文法力が問われていると思って解くといいと思う。
ICU独特の試験形式なので、慣れている受験生は少なく、たくさん解けばとくほど点数が取れるようになり、有利になっていくと思います!

解く順番は過去問演習の中で自分に合う方法を見つけるべし!です。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

・教室によって暑いことがあるので、脱ぎ着しやすい服で行くのがお勧めです
・科目の前に水分補給お勧めです、トイレが近くならない程度に。
・直前はオンレク内の偏差値上がりにくいよ!下がったからといって焦る必要はないです。大丈夫。

8. 最後に一言

当日の自信に繋げるためにも日頃の演習は、気を抜かず、とにかく本番を想像しながら解くのを強くお勧めします。
(書ききれなかったことは同じペンネームでnoteにも受験体験記を載せるのでよかったら見てください、笑)

ICU志望の後輩の皆さんを全力で応援しています。
ぜひ、ICUでお会いしましょう!!