ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2018(35) ドナルドトランピさんの場合

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ドナルドトランピ

<プロフィール>

地方の自称進学校
進研ゼミのみ受講
英語部とテニス部を兼部

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

九州大学
同志社大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

12月の出願ギリギリに親から教えてもらいました。パンフレットを見れば見るほど私の求めていた大学像に近いことに気づき、受験を決めました。その当時はあくまで国立志望でしたが、受験の際に始めてICUのキャンパスに行き、その雰囲気に魅せられICUに入学することを決めました。

6.ICUに期待するところ

まずはELAで英語の4技能を世界で通用するレベルにまで磨きたいです。
海外留学にも参加し、異文化に自身を置いて異なる価値観を持つ方々と接したいと思います。
また、平和研究や国際関係学など興味のあるメジャーが沢山あるので、自分が興味のあることを見極めて学びを深めたいです。
私が通っていたような純粋な日本の高校とは違ってICUは対話が重視される授業と聞くので、非常に楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がこれまで受けてきた教育環境では、概して受け身な姿勢で取り組む人物が理想とされてきた。一方、ICUは積極的な対話を通して問題解決する風土があり、様々な価値観を受容する人間性を育む教育環境が整っている。 というようなことを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

高校では文系所属だが、理系科目にも興味があり、分離隔てないメジャー選択が楽しみだ。また、国内外の友人から刺激を受けながら、ELAで英語4技能を磨きたい。私の目標は自分のアイデアを英語で発信できるようになることであり、ICUでその目標を達成したい。という旨を書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

5歳からテニスを習っていること、そしてそこから学んだことについて書きました。

a. 人文・社会科学

基本的に私のICU対策はオンレクのみです。
評論文はずっと得意だったので、特に苦ではありませんでした。
一応、四字熟語と文学史は軽くやりました。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクで対策をしました。
私は日頃の授業で先生が話すことを毎回集中して聞いてノートを取っていたので、それが役にたったのかな?

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

私にとって一番の不安要素はリスニングでした。
センター試験のリスニングより遥かに難しかったので、受験日まで3週間毎日かかさず過去問を解くようにしました。食事中にbbcニュースを聞いたりもしました。
その努力の甲斐あってか、直前にはかなり聞けるようになりましたが、本番は非常に聞き取り難い放送で、殆ど聞き取れませんでした。

<リーディング>

オンレクの過去問を解きました。速読力を付けるのが要だと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

学校の授業は全教科怠ることなく学ぶべきです。
私は国立に地理が要らなかったので、受験科目を優先しましたが後悔しています。
何が合格に結びつくかなんてわかりません。常に全力で取り組んで欲しいと思います。

8. 最後に一言

オンレクには大変お世話になりました。赤本でも対応していないATLASとリスニングを経験出来たのはアドバンテージでした。また、解説が本当に面白く、過去問を解くのが楽しみでした。
旧帝大レベルの国公立目指して頑張っていればICU合格に結びつくと思います(英語が得意というのが必要条件ですが)。ICUは科目が指定されていないので、いわゆる私立専願の人より国公立目指している人の方が評価されやすい気がします。
本番は全く緊張せず、ただただICUの受験内容を楽しみました。肩に力を入れ過ぎず、ICUの受験を味わい尽くして来てください!