ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2019(1) ビーバーさんの場合
1.お名前、プロフィール
<お名前>
ビーバー
<プロフィール>
地方の私立高校
国際コースに所属しており、2年次に1年間海外へ留学しました
2.受験形態
AO入試入試
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
高いレベルでの英語教育、幅広い知識が得られるキリスト教系の大学を探している際、ネットで情報を見つけたことがきっかけです。
6.ICUに期待するところ
リベラルアーツ教育で、いろいろなことを深く広く学びたいと考えています。様々な人と出会い、多文化の中で生活してみたいです。チャペルアワーにもぜひ参加したいです。
7.受験対策
願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>
留学の際学んだ宗教の影響に対しての自分の思いをメインに書きました。ICUで、リベラルアーツ教育を受けたい、キリスト教精神を大切にしている大学で学びたいと、経験を交えて書きました。
願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>
先ほどのように、経験を元に哲学・宗教学メジャーをとりたいと書きました。他にも、人類学や国際関係学など、国際社会で活躍する上で必要となる幅広い知識と物の見方を得たいと書きました。
願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>
自分が具体的にどのような研究をしてみたいか、どのような人材を目指しているかをまとめました。ICU出身の日本人として頑張りたいと結び、まとめました。
b.エッセイ
3のテーマ(あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験)でした。
留学中に感じた宗教が与える影響の強さ、新しく見つけた自分のアイデンティティなどをまとめました。自分がどう感じたのか、問題が起きた時にどのように対処し、解決へと向かったのか、というようなプロセスを大切にして書きました。
c. 学校内外における自己活動歴と自己分析
実際に目標にしている人物を挙げて書きました。寮長としての経験と、国際協力系のプロジェクトのリーダーとして活動した経験をまとめました。客観的に書くことが大切だと思います。
d. 推薦状2通
一つは担任の先生、もう一つはホームステイ先のお父さんに書いてもらいました。海外へ輸送、翻訳など大変でしたが、違う視点からの推薦状は書いてもらってよかったなと感じています。
e. 成績書類
TOEIC895点と英検準一級です。評定平均は4.8ほどだったと思います。
f.一次試験(書類審査)のポイント
全ての書類に一貫性を持たせること、様々な人に添削してもらうことが大切だと思います。客観的に書くことが大切です。
g.面接 (二次試験)
(1)米科学雑誌の表紙から得られるイメージ(2)世界終末時計の針の動きのグラフの特徴を挙げ、なぜそうなったか考えを述べる(3)試験日現在、世界終末時計は何時を指していると思うか。でした。
ディスカッションでは、テーマは科学と政治でした。ほかの人たちの知識の深さや、まとめかたの上手さに圧倒され、無理かもしれないと思うことが多かったです。ですができるだけ話す、目を見る、などのアティチュードを大切にしました。
h.二次試験のポイント
わからなくても自信を持って答える!面接官の目を見て、笑顔でハキハキと話すことが大切だと思います。ディスカッションでも、参加したい!という姿勢を態度で示し、自分だけ違う視点で考えてみたり、経験を混ぜるといいと思います。私は留学先であった経験を話しました。
最後まで諦めずに取り組んでほしいです。
二次試験はみんなが仲良く関係を築くことができ、本当に楽しい時間を過ごせると思います。一緒に受かろう!とみんなで言うことにより、緊張もほぐれるし、楽しんでやる!という心意気でいけると思います!
8.最後に一言
AO入試は夏休み前から取り組んでください。新聞を全ページ毎日目を通し、社会情勢に詳しくなっておく必要があります。グラフの読み取りや、1分で話す練習なども出願したらすぐ始めると良いです。
私は塾には通っておらず、心細く不安になることも多かったですが、このサイトに助けられました。先生を頼ったり、本を読んだり、自分の人間力を高めようなつもりで頑張ってください!
・追加の質問
(TOEFLではなくてTOEICを選択した理由、TOEIC対策と評定平均を維持のためにやったことを教えてください。)
TOEICは留学から帰ってきた後は毎月受験していました。学校が推進していたのはTOEICだったため、TOEFLではなくTOEIC中心に受けていました。TOEIC対策としては問題を何度も通して行ったり、苦手なパートだけの問題集を買って取り組みました。
評定平均の維持のためには、定期試験で確実に高い点数を取り続けることを意識していました。