B方式合格、High Endeavor奨学金獲得 インタビュー4

11月 18, 2022

ICU入試B方式合格し、High Endeabor奨学金獲得したTAKEZOさんのインタビュー4(最終回)

ICU入試合格者に送られる、入学関連の書類一式。B方式のため書類の日付が2月下旬になっている。

(引き続きICU一般選抜B方式、二次オンライン個別面接対策に関して伺います。面接対策としてどのような準備をしましたか?)

はい、面接はパソコンで受けようと思っていましたので、パソコンで録画をして面接の練習をしました。また、回答内容を声をだして録音をしてみたりもしました。

面接に向けて実際に口に出して答えることが大事だと思ったからです。

(B方式の場合、1次試験から2次試験は期間が空くので対策をする時間はありますね?)

はい、会場試験から面接の試験までは日数があるので長く感じました。

(オンライン面接は受験生一人に対して面接官2人ですね)

その通りです。

(面接どのような雰囲気でしたか)

丁寧に話を聞いてくださる雰囲気でした。

ただし、実際の面接では選抜のための質問が多かったと思います。

質問の数も想像していたより多かったです。

(具体的にどのような質問が出て、どのように答えたか教えてもらえますか?)

はい、記憶が曖昧な部分もありますが、以下のような質問がありました。

Q.表現の自由とヘイトスピーチの違いは?

A.
表現の自由は大事だが、それを逆手にとって他人を攻撃するような人もいる。
場合によってはそういった自由が人種、宗教、容姿の差別につながる可能性もある
両者の違いは明確にはできない部分も大きいが、自由には責任を伴うことを各自が認識しなくてはいけないと思う。

Q.国際生とはどのように関わるか

A.国際生のバックグラウンドとなる文化や環境は多種多様だから
どちらが正しいとかおかしいとかではなくて
まずはコミュニケーションを取ることが大事

Q.文理教育に関してどう思うか。

A.元々理系だったので、その体験から
文系も理系の間に差があるわけではなく
それぞれが様々な学問分野の一つ
リベラルアーツでいろいろなことが学べるのは魅力的

(確かに口頭試問のような内容ですね。二次面接で受験生を絞り込んでいるという印象は受けましたか?)

実際にどの程度が二次面接で絞り込まれるかはわからないのですが、面接を受けてみて、B方式は二次もちゃんとやるのだなという印象を受けました。

(志望動機なども聞かれましたか?)

はい、聞かれました。

(ICU入試B方式の二次試験を突破できた勝因はどのあたりにありそうでしょうか?)

前の大学で授業を受けていたのは大きかったと思います。
授業で学んだ内容もためになりましたし、大学の授業はZoomが中心だったので、Zoomでの面談になれていたという点も有利だったかもしれません。

またICU一般選抜入試のA方式の人文・社会科学で問われている教養は、B方式にも通じるところがあって、A方式対策としてICU入試のの過去問にたくさん解いた事は入試対策としてとても有益だったと思います。

(今年度のICU入試のB方式は合格者が少なかったのですが、この結果はどのように考えますか?)

ICU入試のB方式の受験生はA方式と併願している人が多いのかなと思います。

私もA方式で合格していたらB方式の二次試験は受験しなかったはずなので。

(結果が出なかった去年の入試との違いはどの辺りにあると思いますか?)

体調に気をつけて、最後までモチベーションを維持して勉強を続けられた事、
本気で受験勉強を頑張れた事だと思います。
ICU入試対策や大学受験はこれが最後というつもりで勉強しました。

(B方式で合格した上に、奨学金まで獲得できたのはよかったですね)

合格できてほっとしました。
B方式の方で奨学金がもらえるとは全く思っていなくて、本当にうれしかったです。

(ありがとうございました)