ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2026(24) Sowaさん

1.お名前、プロフィール

<お名前>

Sowa

<プロフィール>

都内の国際系中高一貫校出身。

塾には通わず6年間を過ごす。

海外在住経験/留学経験なし。

美術部。

2.受験形態

総合型選抜

3.合格年度

2026年度

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

通っていた学校からの進学者が多かったことなどから自然とICUのことを知っており、高校2年生の夏にオープンキャンパスに行きました。

元々ヨーロッパの大学への進学を考えていましたが、専攻したい学問が定まらず学校選びに悩んだことやもう少し日本に身を置きたいという想いが強くなり、ICUへの出願を考え始めたのが高3の4月でした。

決め手だったのは、仲の良い先生がICU出身でICUでの思い出や得た学びをとても楽しそうに語ってくださったこと、そして周りの人に「挑戦してみなよ」と言われたことでした。

志望し始めて、ICUのアドミッションポリシーや様々な情報を集めるようになってから次第に「ここしかない!!」と本当に自分に合っている大学だと思えるようになり、ICU愛が溢れてきました♡

6.ICUに期待するところ

言語教育学に一番興味がありますが、他にも歴史学や心理学、日本研究、生物学などの授業も取ってみたいです!色々な学びを組み合わせながら勉強していきたいです。

1学期が終わったのですが、とても楽しい1学期間でした。もちろん大学生活に慣れることは大変でしたが、先生方はみんな優しいですし、今後の授業が楽しくなり、かつ自分のためになる授業ばかりで、本当に入学してよかったと感じます。また、寮生なのですが、寮で同級生や先輩と毎日話せる日々が楽しいですし、「夏の間実家に帰りたくないなー」と正直少し思っています(笑)。ですが、夏休みにはELAのセクメの友達と遊びに行く予定も立てていて楽しい夏が過ごせそうです☆

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

「よりよいコミュニケーションを生むには何が必要か」というテーマを軸として、ICUでどのように何を勉強したいのかを具体的に記入しました。リベラルアーツや少人数/対話型の授業が前提となっていること、オフィスアワーなどのICUならではの特徴をどのように活用して学んでいきたいのかを書きました。また、3/4年でのメジャー選択や将来も見据えて書き、その将来を実現する上でなぜICUで教育を受けることが不可欠なのかを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。>

高2の時に参加した4地域の高校生が集まる会議で経験したフェイクニュースに惑わされた経験、とそこから自分自身の「認知」に対する考え方の変容について書きました。今後の大学生活/人生を見据えてどのように学んでいきたいか、を意識して書いた覚えがあります。

<3.あなた自身の今後の人生とこれからの社会とのかかわりについて、ICUでの学びをどのように活かそうと考えているか述べてください。>

理念実現の上で不可欠である「良い対話」を実現するためには「だれもが対話できる環境作りが大切である」ことを念頭にどのように自分がその理念実現に貢献できるのか、を説明しました。具体的には、「良い対話作りの経験(修学旅行実行委員会にて言葉の通じない孤児院の子どもたちとの交流を企画/実施しました)」を例に挙げながら具体的にこれまでどのように他者に貢献してきたのか、ICUで具体的にどのようなときにそれを活かせるのか、を明確にしながら書きまとめました。

b.小論文

(2)総合的な探究の時間で取り組んでいた研究についてまとめました。

「なぜそのテーマに興味を持ったのか」「自分が何を実際に行ったのか」「そこから何を考えたのか」「今後の課題/大学で身につけたい研究手法」という4つのテーマに分け、まとめました。抽象度の高い研究で且つ長期間取り組んできたものだったので誰が見てもわかりやすい文章になるよう、知り合いに読んでもらいつつ、まとめました。

「願書の一部であること」を意識し、ただただ要約をまとめるのではなくわかりやすく説明しながらも大学での学びにどうつなげるか、や願書の内容等と関連性を作りながら書きました。大学は研究を行う場なので、これまでどのような研究を行ってきてどのようなことに興味があるのか、今後大学(ICU)で何を学びたいのかを具体性をもって示すことができたこともよかったと振り返ります。

c.自己活動歴と自己分析

子どもの成長支援を行うボランティア団体に2年ほど所属していたため、どのように「バランスの取れたリーダーシップ」を確立してきたのか、についてまとめました。具体性を持たせながら自分が何を見聞きして何をやったのか、と自分を軸にして書けるように意識しました。また、(これが果たして効果を発揮したのかはわかりませんが..)リーダーシップについて書いている中で「自主性」や「創造性」も垣間見られるエピソードを意識的に盛り込みました。

d.推薦状2通

①担任の先生

授業中や学級での様子など

②元担任の先生(兼顧問、研究メンター)

研究や委員会での活動について

ICUの推薦状は「学習能力」「自主性」「リーダーシップ」「創造性」「総合」という5つの観点に分かれています。先生ごとに内容がかぶってしまうとせっかく自己の良さをアピールできる場なのにもったいないので、それぞれの先生と相談しながら、「この観点は○○について書いてほしい」のように具体的に話していました。また、先生同士でも内容がかぶらないように調整していただいていたらしく感謝でした..!学校ではリストアップできないくらい沢山の委員会や仕事をしてきていたのでネタには困らなかったといってもらえました。自分がやりたいことだったということもありますが、時間を割いて沢山そういった課外活動に全力を注いだことを活用でき良かったです。

e.成績・語学資格など

IELTS:7.5

IELTS公式の勉強教材(オンライン)等を用いて勉強していました。IELTSは型があるので(特にライティング)、それを身につけて挑めば、英検等に比べ割と高得点がとりやすいのではないかと個人的に思います。

評定平均:あまり覚えていないですが、4.7とかだったと思います。

評定平均ではないですが、高校3年間の欠課は0でした。

f.一次試験(書類審査)のポイント

・「具体性を持たせること」。なぜ自分がその活動に興味を持ったのか、どれくらいの規模で何を行ったのか、何を自分が行ったのか、をとにかく具体性を持たせて書きました。それぞれのテーマについて沢山ネタ/経験の候補があり、どれを中心にして書くかとても悩みましたが、一番書きたいことに沿っていて且つ自分が生き生きと書けるもの、具体性を持たせられるものを選びました。

・願書すべてに何かしらの「軸」を持たせること。これはオープンキャンパス等で複数の在校生に強く言われたことだったので特に意識しました。5つ文章を書かなければいけないと思いますが、私は「より良いコミュニケーション」を軸にして書き進めました。1つの共通の軸を持っておくことは願書の書きやすさにも直結しますし、大学に入学する意味を再定義する上でもよかったです。

・ICUの理念については「理念はこれです!!」と明記があまりなされていないようだったので書く際に悩みました。ただ、オープンキャンパスで「ICUのことがよくわかるガイダンス」に参加した際、学長の先生が大学として大切にしていること、それこそ理念をお話してくださったので、それらの情報やインタビュー記事等からICUの理念を自分の中で設定し、書き進めました。書き悩んだら一度オープンキャンパスにいって「ICUって何を大事にしているのだろう」を根幹から考えなおすこともお勧めします。

・沢山の人に文章を読んでもらうこと。塾には行っていなかったので、親、担任の先生、親の知り合い、友人等人脈をフル活用して本当にいろいろな人に願書の査読をお願いして、フィードバックをもらいました。内容がしっかり伝わるかや疑問点、面接で聞かれそうな点などをリストアップしてもらいました。

g.面接

・願書について

⇒志望理由、卒業後に見据えているキャリアと、ICUでの学びがそこにどのように活かされるのか

⇒国際的な環境や幅広い学びは最近多くの大学が掲げているが、なぜICUに進学したいのか

⇒(言語教育学をメジャーにしたいということに関連させて、)これまでに感銘や影響を受けた言語教育学研究者について

・小論文について

⇒単語の定義や、研究に関しての大学の先生の意見に関しての軽いディスカッション。

・長期間にわたって力を入れて取り組んだことの書類に関して

⇒書類の要約

・その他

⇒最近気になっているニュースについて、どのように思っているか/考えているか

たくさんうなずいてくれて温かい雰囲気で面接ができました。すごい書類を読み込んでくれたことが分かってとてもうれしかったことを覚えています。

h.二次試験ポイント

・面接官は2人で、1人は専攻したい学問分野に関しての教授でした。初対面だと緊張するので、ホームページで先行したい学問分野の先生の顔や論文を眺めて初対面ではないと思うようにしました(笑)

・自分の書いた書類の要約をたくさん求められたので、ある程度どの書類に何を書いたかは覚えておきましょう!(私は、内容は覚えていたのですがどの書類だったか度忘れして少し焦りましたどの書類のことか質問したら優しく答えてくださったので質問聞き返しても大丈夫です。)

8.最後に一言

受験期はいつもBUCHOの合格体験記を読んで自分の励みにしていて、ここに合格体験記を書くのが夢でした。その夢が今叶ってとてもうれしいです!総合型は本当にマッチングで頑張っても報われるかどうかわからないという怖さのある選抜方式ですが、同時に自分が大学でどのように勉強するのか、何を勉強するのか、という軸が定まって大学生活が楽しみになる選抜方式でもあります。頑張ってください