ICU総合教養対策(ATLAS),一般選抜

(ICU学生新聞 WG 2014年10月25日、26日発行 ICU祭速報号3-4面)

2015年度ICU一般入試は、以下のように変更される。

2014年(一般入試 /前年度)

  1. リベラルアーツ学習適性(旧)(70分80点)
  2. 人文科学(70分 80点)
  3. 「社会科学」または「自然科学」(70分80点)
  4. 英語(リスニングを含む)(約90分90点 内リーディング60分)

2015年度(一般入試A方式/今年度)

  1. 総合教養(新)(80分80点)
  2. 「人文・社会科学」または「自然科学」(80分80点)
  3. 英語(リスニングを含む)(約90分90点 内リーディング60分)

大きな変更点は以下の3点である。

  1. 人文・社会科学が統合され4教科型から3教科型に
  2. 自然科学選択者は人文科学の受験が不要になった
  3. リベラルアーツ学習適性から放送型の総合教養に変更された

筆者はICU OBで、1999年よりICUの入試情報サイト(BUCHO.NET)を運営しており、ICU対策講座も実施しているが、その経験を踏まえて、新試験の対策方法を論じていきたい。

 

<対策1> 変更点を踏まえた対策

英語(リスニングを含む)、人文・社会科学(または自然科学)の2教科で高得点を狙う

今回新たに加わった総合教養は、旧リベラルアーツ学習適性がそうであったように、問題内容が完全には公表されていない。よって、まずは確実に出題される既存科目(英語、人文・社会科学(または自然科学))の対策を重点的に行うべきである。これら既存教科に関しては、人文・社会科学が統合され、その試験時間が70分から80分に変更されたという細かな変更はあるものの、試験形式等は踏襲される予定である。また、4教科型から3教科型になったことで、1教科のあたりのウエイトは大きくなった。よって、過去問等から対策が十分に可能な既存教科(英語、人文・社会科学(または自然科学))の演習をしっかり行っておくことが、確実な得点アップに繋がる。また、4教科から3教科へと科目数が減少したことにより、英語や人文・社会科学(または自然科学)などで合格に必要なボーダーラインが上昇する可能性も否定できない。

<対策2> 英語

比重が大幅アップ、特にリスニング対策が重要

ICUは文系の難関私大(早慶上智ICU)の中では、英語の比重が比較的低い大学であった。昨年度まで、入試全体に占める英語の比重は約28%で1/4強であったが、今年度から36%で1/3強になり、大幅に英語の重要度が増している。各種ランキングが示すように、ICUは元々英語の意識が高い学生が集まりやすい大学であり、難関私大を併願する受験生の多くは英語のレベルも高い。その中で、英語のウエイトが増し、また最大の配点であるといことは、以前にも増して、英語の出来映えが合否を左右することになりそうだ。文系理系を問わず、併願校においても英語は重視され、ICU入学後も英語は必須であるので、入試対策として、まずは英語に取り組むべきである。icu-exam-graph-2014 icu-exam-graph-2015

また、ICUの英語の特色として、英語の問題の約半分がリスニングであるということが挙げられる(リスニングの配点は非公表だが、過去の合格者の成績等から、配点は約半分と推測される)。これは難関私大でも中でも珍しく、リスニングを全面的に実施しているのは、早大の国際教養学部などごく一部の学部に限定される。よって、多くの私大受験生はリスニングの対策が必ずしも万全ではない。ICUを志望する受験生は、英語リスニングの対策をしっかりやっておくことが、大きなアドバンテージとなり得る。

伝統的にICUのリスニングは、TOEFLの形式に類似しており、TOEFL教材(特にPBT/ITP形式)を使っての学習は有効である。また、ICUの過去問も出題形式や出題内容(大学生活をベースとした日常会話や大学での講義など)は概ね一定しているので、ICUの過去のリスニングの問題を用いての学習も非常に有効である。

英語リーディングに関しては、典型的な読解・内容一致問題(Part I)が中心であるので、英語の受験勉強をしっかりとしている人にとっては、さほど心配はない。ただしPart IIには300-400 wordsの英文の中に20もの空所があるという、やや特殊な空所補充問題があるので、Part IIに関しては演習を重ねておくとよい。

<対策3> 人文・社会科学

過去問演習が有効

人文・社会科学は今年度から統合されるが、問題形式等は従前の形が踏襲される予定である。大学入試としては非常に長い論文を読んだ上で、約40問の問題に答える形式で出題されてきた。2014年度の問題文の長さは、人文、社会どちらも約10,000文字、B5用紙で10枚程度であった。試験時間は70分から80分に変更され、若干のゆとりができるが、それでも回答に要する時間を考えると、15分-25分程度で約10,000文字の学術的文章を読み切る能力が必要となる。高1や高2の段階では、まずは読書の習慣を付け、新聞や新書等を継続的に読むなど、日本語の論文を読む訓練を行うとよい。その際、読んだ文章の要約をノートなどにまとめてみると、短時間での内容を把握や、文章読解の訓練となる。すでに高3で試験が控えている場合、あるいは高2などでICU志望が決まっている場合などは、ICUの人文・社会科学の過去問の演習を始めた方がよい。

人文・社会科学の特徴は、ICUの教授らによって、本文が試験のために書き下ろされたものであるということである。その他の大学の入試の現代文や小論文等の資料は、ほとんどの場合、既存刊行本や新聞記事等の文章を引用したものであるが、ICUでは、入試のためだけに、教授らが試験用の文章を毎年作成している。よって、ICUの人文・社会科学はICUの先生方から、未来のICU生へのメッセージという側面も持っており、内容の充実した論文が多い。また、毎年様々な教授らが論文の執筆を担当しているので、人文・社会科学の過去の論文をたくさん読んでいると、多様な学問分野を試験対策としてカバーできると同時に、固有の出題形式にも慣れることができる(経験上10年分以上の過去問を解くと出題が一巡し、得点力が一気に上がるようだ)。

<対策4> 自然科学

標準的な問題が多いハイスコアゲーム 自然科学選択者は有利?

2014年度入試まで自然科学選択者も、人文科学の試験が課せられていたが、2015年度入試からは自然科学のみで受験できるようになった。リベラルアーツカレッジ、あるいは教養学部系統の大学の中で、理系の学問もできるというのは、ICUの大きな特徴である。英語のできる理系の大学生は、就職や院進学など多方面で需要がある。一方、文系のイメージの強いICUで、理系の優秀な学生をいかに確保するかというのは長年の課題であり、入試では理系の学生は若干有利と思われる傾向がある。

よっていかにミスをしないかというハイスコアゲームの要素がある。また、他教科と同様に全問マーク方式である。計算問題に関しても数値記入ではなく、計算結果がいずれかの選択肢の中に書かれている。よって全部を計算しなくても、概算をして、短時間で問題を解けるようにしておくとよい。筆者が主催するBUCHO.NETの調査では、2014年度の社会科学選択者の倍率が約2.9倍であったのに対し、自然科学選択者は2.4倍であった(2013年度はそれぞれ2.9倍、2.6倍)。2014年度までの自然科学の入試は、数学、物理、生物、化学の4教科から2教科を選択する形式であり、この形式は踏襲される予定である。また例年通りであれば、4教科は同一の冊子に印刷されており、当日問題を見てから、回答する2教科をその場で選択することが可能である。自然科学の問題は、標準的な問題が多く、一般的な受験勉強をしていれば対応できる問題が多い。

<対策5> 総合教養

様々なアプローチが可能な全方位型試験

 総合教養はリベラルアーツ学習適性に代わって2015年度から導入される試験である。その形式は冒頭に15-20分ほどのミニ講義を聴き、それを元に40-45問程度の問題に答えるというものである。試験時間は80分で、問題冊子は講義の放送終了まで見ることができない。問題は4部構成で、Part Iは放送に直結した問題、Part IIは人文科学、Part IIIは社会科学、Part IVは自然科学に関連した問題がそれぞれ10問程度出題され、Part II,III, IVの問題の前には、放送と関連した各分野の短い論文が掲載される。旧リベラルアーツ学習適性と同様に、非常に出題範囲が広い。よって満点を狙うような試験ではない。また、読解・聴解の要素が強い。文系の受験生の場合は、まずは人文・社会科学の過去問をよく研究して、それらの出題をしっかりと押さえることだろう。その上で、数学や理科を、高校の授業で習った範囲だけでも復習しておくとよい。一方、理系の学生は、人文科学の試験が必須でなくなったことを含め、読解の要素がこの試験に盛り込まれているので、素早く論文に書いてある内容等を把握するために、人文科学の過去問を見ておいた方がよい。いずれにせよ、およそ全ての教科が出題範囲となり得る試験であるので、全てに対応するというより、併願校や選択科目等によってそれぞれ違ったアプローチが可能な試験と言える。まずは自分の選択している科目に関してはきちんと答えるという姿勢でよい。また、対応関係を完成させる問題など、旧リベラルアーツ学習適性の要素も含まれているので、過去の出題を研究しておくとよいだろう。

なお筆者の主催するWebサイト(BUCHO.NET)では学内取材や過去の傾向に基づいた、放送付きの総合教養対策問題を多数用意している。また、その他教科も1988年の公開以降のほぼ全てのICUの過去問の閲覧・演習が可能である。

https://icu.bucho.net

ICU学生新聞 WG 2014年10月25日、26日発行 ICU祭速報号掲載記事

PDF版はこちら↓

2015年度ICU新入試対策学内新聞WG記事

ICU総合教養対策(ATLAS),一般選抜

さて、今回はICUの公式説明等を踏まえて、ICU総合教養対策(国際基督教大学ATLAS対策)を考えていきたいと思います。

まず重要なのはなんといっても、総合教養は聴講型試験であるというところで、やはり大学入門レベルの音声をたくさん聞いておくことがまず大切だと思います。

ICUの入試は高校の教科を暗記しているか否かよりも、大学に入ってから活躍できるか、大学生としても適性を見る試験を伝統的に実施してきました。

ICU総合教養もその伝統に基づき、大学の講義を模したミニレクチャーを聴き、それに答えるというスタイルが採用されています。

よって最もよい総合教養対策は、総合教養に類似した講義をたくさん聴くことです。

最もこれに近いのは、ICUの人文・社会科学の過去問です。

実はICUの人文・社会科学も、1980年代までは、本文が書かれた冊子と、設問が書かれた冊子が別になっていて、先に本文を読んで、その本文の冊子が回収されてから、設問の冊子が配られ、それに答えるというスタイルでした。ICU総合教養も先に問題が読まれ、その後問題冊子を閲覧することが許可されます。よって総合教養は、結果的に、以前のICU入試と類似の形式が聴講型になってリニューアルされたという部分があるのです。

よって過去のICUの人文・社会科学を読みながら(可能ならば聴きながら)学習すると、ICU総合教養対策としては非常に効果的です。メモを取る練習もできます。

また、ICUのリベラルアーツ学習適性(一般能力考査)は、広く教養を問う問題+IQテスト的な地頭の良さを問うという要素もあったのですが、ICU総合教養は講義を聴いた上で、その場で問題を読み、放送やリアクションペーパーという文脈を踏まえた上で、自分の経験や知識もヒントにして、状況を打開してほしいという、やはりここでもひろく教養と閃きなどを問うICUの伝統も引き継いでいます。ICU総合教養はリベラルアーツ学習適性ほど問題数が多くはなく、以前ほどパターンや瞬発力を問うものではありませんが、しかし未知の問題をその場で打開するという意味では、そういった訓練をある程度しておくと有利です。

また、ICU総合教養は新しい試験でもあるので、以前からそうであったように、ICU学内の情報もよくチェックしておいた方がよいでしょう。

以上を踏まえると、まずは文系の人は人文・社会科学の過去問をしっかりやることでしょう。その上で、それを音読するか、放送を意識して、音声を伴って学習する練習もしてみるとより効果的です。さらに自然科学も全分野でなくてよいので、高校で履修したIレベルの問題を多少復習しておくと効果的です(ICUは少々おもしろい出題が多いので、できれば過去のリベラル(一般能力)的過去の出題傾向もチェックしておくとよりよいです)。

理系の方は自然科学の過去問に加えて、できれば人文科学で、読解の練習をするとより効果的です。

経験上ICUの試験、特に総合教養は出題範囲が広く、懐が深いので、どのようなアプローチからも得点できよう配慮されている反面、満点を狙うべき試験ではありません。よってICU志望の方は、確実に出題される、英語リーディング、リスニング、人文・社会科学、自然科学の過去問を徹底演習し、まずはそちらで得点を確実に確保しましょう。その上で、音声教材や人文・社会科学やリベラル的な要素が入った演習問題を行い、総合教養に備えましょう。

繰り返しになりますが、懐が深い総合教養では、様々なアプローチが可能なので、満点を取ることは全く期待されていません。よって、併願校対策、日々の高校の授業が結果的に答えに結びつくことが多々あります。全面的に対策を行うと言うより、自分の興味関心、専攻科目、併願校等によって、アプローチが変わってくる試験です。なので、高校の授業をしっかり受けたり、あるいは、併願校の対策をすることが、そのまま総合教養対策にもなる、という意識も大切でしょう(特に国立型の方など)。

 

なおICU志望でしっかりと総合教養対策をされたいという方のために、オンレク(オンラインレクチャー)では音声教材、過去の問題と学内取材等を反映したオリジナル問題を中心に、音声を伴ったICU総合教養対策をご提供しております。

オンラインレクチャーではICU総合教養対策の豊富な練習問題を用意しておりますので、ご興味のある方は、ぜひご活用下さいませ。

ICU総合教養対策練習問題(↓以下にプレイヤーが表示された状態で、クリックで再生(環境によってはプレイヤー表示までにしばらく時間がかかります。音声はサンプルです。実際の収録は約15分です))

 

PDFアイコンICU総合教養対策オリジナル問題冊子(PDF)

ICU総合教養対策を含むオンラインレクチャーの詳細はこちら

ICU総合教養対策(ATLAS),一般選抜

2014年開催のICU(国際基督教大学)オープンキャンパスレポートその2

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2015年度からの新入試制度説明・総合教養(ATLAS)体験の会場付近。

注目度は高く、開始20分までにすでに行列が。

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今回はWebエントリー制で、確認した範囲では一番最初に総合教養(ATLAS)の予約が埋まっていました(当日並ぶ形でも入場できました)。

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会場の様子。この後も整列入場が続き、満席に。

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今回のご担当はNHK教育テレビの白熱教室JAPANシリーズにも登場されていた毛利勝彦教授(アドミッションズ・センター長)。

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ICUの求める学生像。ICUはリベラルアーツカレッジという特色から、学際的アプローチ、Critical Thinking, 対話力、そしてチャレンジ精神のある学生が理想ということになりそうです。

アドミッションポリシーには様々なヒントがあるので、しっかり把握しておくとよいというアドバイスがありました。

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今年からAOのBカテゴリーがプレゼン型になった点、また一般入試はリベラルアーツ学習適性に代わり、総合教養(ATLAS)が導入される点が大きな変化です。

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また一般入試はA方式B方式の2方式併用制になりました。

<A方式>

総合教養、人文・社会科学または自然科学(数学、物理、科学、生物から2つ)、英語の3教科

やはりリベラルアーツ学習適性がミニ講義を含んだ総合教養に代わった点が大きな変化ですね。

なお質疑応答で、その他教科は従来と同様の形式になる予定とのこと。

<B方式>

1次試験が総合教養+「IELTS 6.5以上、または、TOEFL iBT 79(PBT 550)以上」

2次面接

A,Bは併願OK。よってA,Bの総合教養は同じ日に受ける形になりそうです。

B方式は2008年まで行われていた帰国生向けの入試から小論文を抜いて面接を付けたような形ですね。IELTSとTOEFLの点数があらかじめ示されている点はわかりやすくてよいですね(日本の大学でIELTSが入試で使えるのはとてもめずらしいです)

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またICU新入生給付奨学金が拡充される形でICU High Endeavor奨学金が導入され、ICU Peace Bell奨学金と併せて、充実した奨学金制度があり、さらに学内の寮も人員が多く、充実した学習環境とそれを支える精度が整っていることが示されました。

給付奨学金(High Endeavor)は人数が多いので、オンレクの方も多く取っておられますね。

年によって全く違うと思いますが、オンレク受講生の方などを見ると、個人的な感触では、恐らく給付奨学金(High Endeavor)が2-4倍、Peace Bellが5-10倍程度だと思います。

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さて、ここから注目の総合教養のサンプル問題講義とその解説が行われました。

サンプル問題の放送による講義は15分程度で、ワインをテーマにした問題でした。同じ問題はICUのWebサイトからも視聴可能です。ちなみにこの問題を読んでおられるのは森本あんり先生ですね(当方(BUCHO)はICU OBで、取材等で随時ICUに潜入しておるのですぐに分かりました 笑)。

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こちらが配布されたサンプル問題。サマー・オープン・キャンパス版とされていて、Part Iの設問が多く追加され、春公開のサンプル(Webで公開されているもの)より、さらに実際の試験形式に近い形が示されました。

ちなみに追加された問題は、従前のサンプル問題より放送内容に近いものが多く、放送内容をしっかり聞いておくと答えられる、という感じの問題です。

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その後各問題の解説が行われました。問題が追加されているので番号が変わっていますが、これはWebサンプルの問3と同じものですね。

この問題は放送の複数の箇所でヒントが示された上で、特定のパターンを選ぶというリベラルアーツ学習適性のような要素も入っていて、なかなかおもしろい問題です。まさに総合教養といった内容ですね。出題形式等は最後にまとめたいと思います。

いずれにせよ今回は初年度で、多くの受験生にチャンスがあり、臆せず入試に挑戦してほしいということを先生は強調されていました。解説を含め大変わかりやすい講義だったと思います。また、かなり研究して入試問題を作っておられるなという印象を受けました。

最後にICU総合教養の出題形式と試験時間をまとめると以下のような形です。

<ICU総合教養の試験時間>

放送が約15-20分、試験時間は放送を含め、80分。

*放送中メモをとってもよい。
*問題用紙は放送終了まで開いてはいけない

<ICU総合教養の問題形式>

計40-45問程度(Part I,II,III,IV各約10問程度と予想される)

Part Iは主に放送内容を問う問題。

Part II,III, IVは放送内容に関する論述(リアクションペーパー)を読んだ上で、主にそれに関連した問いに答える。
そのうち、Part IIは人文科学、Part IIIは社会科学、Part IVは自然科学分野の観点から書かれたもの。

(次回以降にICU総合教養の対策法などをまとめたいとおもいます)