一般選抜,学食・学生寮,オンレク寮生インタビュー

寮生インタビュー4

(ICUの新寮は原則2年で退寮ですね?)

NIT:そうですね。でもCAという、フロアの責任者の補佐的な立場になると、3年でも寮に残れたりするらしいです。人数としては若干名ですが。

(2年で出なくてはいけないというとこに抵抗はありませんでしたか?)

NIT:自分は抵抗ありました。なので4年間入寮できるカナダハウスを第一志望にしていました。

TAK:自分もその点はネックでしたね。

NOR:僕も他の寮が第一志望でした。

(やはり2年は短そうですね)

TAK:大学側でも2年は短いという意見もあるらしいです。今後新しい寮が増えるとまた変わるかもしれませんね。

(退寮後は皆さんアパートなどを探すのですね?)

NOR:そうですね、寮で仲良くなった人同士でルームシェアをする人も多いみたいです。

(夏休みも基本的には退寮期間ですね?)

TAK:残寮も可能ですが、基本的には出ないといけないです。

(具体的にはいつからいつまで?)

NIT:7月、8月ですね。今年は6月30日の午前10時が退寮時間です。

ちなみにICUは試験期間が早いので、特に地方出身者などは、6月中の安い航空券を利用して早めに出ていく人も多いみたいです。

NOR:シープロ(夏の語学留学)に行く人も多いですね。

TAK:僕も行く予定です。

(夏休みの間は寮費は発生しないですね?)

NIT:いらないです。

(帰る場所が確保できない場合、大学で研究をしたい場合などは寮に残ったりはできるので?)

NIT:はい、残寮も可能で、その場合有料で、確か1日1,000円くらいだったと思います。冷房のあるなしで料金が違うとか。ただ自分の部屋に残れるわけではなくて、空いている別の寮の部屋に入ったりします。

(夏休み中に自分の荷物は寮に置いておけますか?)

NIT:部屋は一通り完全に片付けて出る必要があります。保管スペースがあって、身の回りのものくらいは十分に置いていけます。
(寮は基本的に二人部屋ですが、その点に抵抗はありましたか?)

NIT:入る前は抵抗はあったのですが、思っていたよりはプライバシーがあります。
僕のルームメイトは結構外出するのでよく部屋では一人で過ごしていますし。
間にしきりがあるので、思ったよりは自分の空間が確保されているような感覚です。

TAK:僕も入るまでは相手に気を遣うのかなあと思っていまいたが、実際にはそこまで気にならないですね。ルーミーが起きていても寝ていてもそこまでも気にならないです。

NOR:自分の部屋は最初にルールを決めました。例えばどちらかが先に寝るときは声を掛けて、それ以降は静かにするとか。最低限のマナーを守っていれば大丈夫です。

(なるほど、トータルでみると寮はオススメでしょうか?)

NIT:オススメですね。知人も増えたし、毎日充実してますし。

NOR:もちろん一定の家事は自分でやらないといけないし、意外に時間はとられるけど、共同生活から学ぶことは得るものは多いと思います。

TAK:僕は欅寮を特にオススメします。
(ありがとうございました。)

 

一般選抜,学食・学生寮,オンレク寮生インタビュー

ICU寮生インタビュー3

洗面所

シャワー設備

 

(皆さんがICU(国際基督教大学)の寮に入ろうと思ったきっかけを教えていただけますか?

NIT:折角ICUに入ったのだから4年間どっぷりICUに浸かりたいと思ったことがきっかけです。結果的には2年しか居れない寮に入ってしまいましたが。寮に入れば9月入学の人と交流しやすいというところもきっかけになりました。

NOR:僕も多くのICU生と寝食をともにするような濃い学生生活を送ってみたいというとこがありました。またラッシュアワーの電車に毎日乗るような生活をしたくないなぁというのもありました。

(入寮までの手続きを教えて下さい)

NIT:合格後ICUより送付される書類一式に入寮の案内と入寮申込書がありまして、申込書には第4志望まで寮を書けるようになっています。ちなみに自分は第一志望はカナダハウスにしました。4年間いられて個室も一応あるようでしたので。

NOR:僕はグローバルを第一希望にして出しました。

(3つの新寮を含め、第4希望までの寮を書くという形ですね?)

NOR:そうですね。たとえば男子の場合、第二男子寮・カナダハウス・グローバルハウス・新寮から1-4位を付けます。

新寮は、さらに、欅・銀杏・樫について希望する優先順位を付ける、という感じです。

*例:1位:グロバ 2位:カナダ 3位:新寮  4位:二男
新寮1位:樫 2位:欅 3位:銀杏 など)

(やはりグローバルハウスあたりは人気がありそうですね)

NOR:グロバ(グローバルハウス)の募集は今年は男子三人、女子四人でした。例年かなりの倍率だと思います。設備が整っていて個室で人数が少ないので倍率が上がるようです。

(そりゃ少ないですね。その辺りのキャパの少なさによる不公平感の解消も含め、新寮はうまくデザインされているという印象がありますね。申し込みに際して記入することは他にもありましたか?)

NIT:手元に申込時のメモが残っているので後でお送りします。

<NITさんにいただいたメモ>
(1)入寮を希望する優先順位を付ける

(2)寮生活の有無
:ある場合は、期間や場所などを記入。スペース:一文(大体50語程度)書けるく
らい。

(3)入寮を希望する理由および第一志望の寮を選んだ理由
:スペース:7文ほど

(4)同じ寮に住む人に知ってほしいあなたを表す「キーワード」、とそれを裏付
けるエピソード
:スペース:8文ほど

(5)大学生活を送る上であなたとって寮がどのような役割を持つと思うか
:スペース:8文ほど

*その他家族構成、住所、収入等の情報を記入

(質問の答えは第一希望の寮に対して書くのですか?)

NOR:基本的にはそうですね。基本的にその寮に入りたいのかの希望理由等を書くものですが、自分がどういう性格でどういう活動をしていてみたいなものも書けるので、マッチング的な要素もあると思います。

(寮の選考といいますか、入寮者はどのように決まるのですか?)

NIT:旧寮の場合、自治色が強いので、次の入寮者も現在の寮生が選びます。新寮の場合はハウジングオフィスという大学の部署が選ぶ形です。

(入寮者を学生が選ぶ旧寮と大学側が選ぶ新寮とではだいぶ選考基準が違ってきそうですね)

NOR:旧寮はキャラ採用というか、寮生の趣向が反映されるイメージがありますね。スポーツとかユニークな特技があったり、協調性がありそうな人が選ばれたり。

NIT:旧寮には東京の人はほとんどいないので、収入や実家の場所等は旧寮の方が考慮していそうな印象でしょうか。逆に新寮は東京の学生も結構いますよ。実家がすぐ近くの吉祥寺という学生もいますし(笑)。なので新寮の方が比較的広く受け入れているという印象ですね。

(それぞれの寮のイメージはどのようなものでしょうか?)

NIT:新寮と旧寮では大分イメージが違いますね。旧寮でもグローバルは個室があって設備も整っている感じ。その上で四年間入れるので一番人気があります。

その他旧寮(第二男子寮、カナダハウス、第二、第三、第四女子寮)は設備等はやや古く、基本的に共同部屋ですが、4年間入寮でき、それぞれ独自の文化があるというイメージです。自治色が強くて、制度を含め入寮者同士で決めて生活をするという色合いが強いです。

新寮に関しては、まず2年限定というのが特徴で、基本的に2人部屋です。また旧寮と比較すると規模が大きく、セキュリティ等を含め設備はとても整っています。

2年限定なので、良くも悪くも独自のカルチャーはあまりなくて、独自の行事などはあまりありません。あっても参加するしないは自由ですし。

NOR:新寮は人数も多いですし、人間関係に関しては気楽だと思います。

TAK:ICU全体としては新寮の方に移行する方向のようで、二男と二女は閉鎖の方針が決まっていると聞きました。まだ具体的な時期などは決まっていないようですが。

(新寮の欅寮(けやき)・銀杏寮(いちょう)・樫寮(かしのき)で違いというのはありますか?

NIT:3つの新寮の作りはほとんど同じで、雰囲気を含め、基本的にはどこも似ていると思います。新寮はICU側が用意してくれる施設に学生が暮らすというイメージが強いと思います。

NOR:強いて言えば樫はICUの院生も入居しているのが特徴でしょうか。

(なるほど、入居が決まった後、部屋割り等はどのように決まるのでしょうか?)

NIT:欅寮を含め新寮の場合、部屋割りは入居前に提出するアンケートを元に決められます。アンケートは細かく答えるもので、アンケートは結構重視して部屋が決められるので、率直に自分の性格とか、こういうのだけはダメとかはっきり書いた方がいいですね。

(結構うまい具合に部屋割りをしてくれるイメージですか?)

NIT:ええ、例えば自分は音があってもどこでも寝られるのですが、ルーミー(ルームメイト)は結構いびきとかするタイプです。また、生活時間帯が少し違うというか、どちらかというと自分は寝るのが遅かったりするのですが、自分がやや遅く部屋に帰ってきたりしても、ルーミーは全く起きないですね。なのでお互いよくできたマッチングだなぁと思っています。

以前は部屋割りが必ずしもうまくいかなかったケースもあったようで、そのような反省を踏まえて、アンケートでよく希望を聞いて部屋割りがされるようになったようです。よっていずれにしてもアンケートは率直に詳しく書いておいた方がよいですね。

(次回に続きます)

一般選抜,学食・学生寮,オンレク寮生インタビュー

ラウンジ

ソーシャルルーム

ICU寮生インタビュー2

(引き続きICU(国際基督教大学)の欅寮のお三方にお話を伺って参ります。寮内の交流はいかがでしょう?)

NIT:基本的に階が同じだと接する機会も多くて自然と知人・友人が増えるという感じです。同じ階はとても仲がいいですね。

TAK:セキュリティの関係上、階が違うとやや疎遠になるイメージもあります。寮によっては階同士の交流が盛んなところもあるようですが。

NOR:ICUの新寮は人数が多いので知り合いも増えるけど、多いけど全く知らないという人もいます。100人以上いますし。旧寮と比べるとよりマンションとまではいかないけど、より普通の住まいのイメージに近いかも知れませんね。

(寮内イベントとかはありますか?)

NOR: 最初にカレーパーティがありましたね。新入生歓迎のイベントで、みんなでカレーを食べようというものでした。このメンバーにもカレーパーティなどを通じて仲良くなりました。

NIT: その他イニシエ(イニシエーション)とバカ山発表会、親睦会などでしょうか。

(イニシエとバカ山発表会は仮装して過ごして、バカ山で踊るやつですね?)

NIT:そうですね。イニシエはICUの伝統行事ですが、入学して授業の最初の日から1週間、寮生は仮装して過ごします。バカ山発表会は仮装の最後の日にバカ山で各寮で出し物的なものをやるというイベントです。

(なるほど、ちなみに今年の欅寮はどういう仮装を?)

NIT:SMAPの番組の企画に「しょうわ時代」というやつがあったのですが、それをイメージした仮装と出し物をしました。

(ICU関係者なら誰もが知っているおなじみのイベントなのですが、もしかするとそういうものに若干抵抗を覚える方もいるかもですね。もし嫌だったら参加してなくても大丈夫?)

NIT: そうですね、少なくとも新寮には強制するような雰囲気はないです。

僕も寮に入る前は仮装やばか山発表に対して恥ずかしいなぁやりたくないなぁという気持ちが強かったのですが、毎年行われている行事なので在校生も慣れっこで別に変な目で見られたりしません。

他のICU生からハイタッチを求められたり「頑張れ―っ」て応援されたり。

(なるほど、新入生は皆仮装に参加したのですか? 拒否った人とかいないので?)

NIT:はい、皆で楽しんで参加したという感じだったと思います。表だって拒否するというほどのものではないというか、もしやりたくなければスルーすれば大丈夫です。

ただ仮装しているとセクション(ICUのELAのクラス)で話をするきっかけにも使えてなにかと便利ですよ(笑)

僕も話を聞いたときは嫌だなと思いましたが、ばか山発表など春学期を終えた今振り返ってみると凄く良い思い出です。折角寮に入ったのならば参加することをオススメします。

(親睦会というのは?)

NIT:食事会のようなもので、寮生同士でどっかのお店に行くというという感じのものです。主に階ごとに開催されていますが、寮全体に参加を呼びかけるのもありますね。

NOR:これも強制ではなくて行きたい人だけ行くというものですね。

(なるほど、他の寮との交流はありますか?)

NOR:最初の頃は寮同士でバカ山ランチをするというイベントがあったような気がします。またお互いの寮を見学するようなイベントもありました。

TAK:見学イベントに関しては少し時期が早くて、あまり知り合いもいないような時期だったので、あまり盛り上がらずに終わってしまったところがありますね。

NIT:後はボールなどですね。

(ボールはダンスパーティのようなものでしたっけ?)

NIT:そうです。旧寮でやるイベントですね。ICUの先生がDJをやったりするやつです。

(ボールには結構みんな参加するのですか?)

NIT:基本的に夜開催なので、参加するのは特定の寮生ですね。

NOR:僕は行ってみました。見ている分にはおもしろいと思ったのですが、会場が狭くて暑かったです(笑)。ちょっと好みが分かれるところはありますね。

NIT:そういった他の寮生を集めて行うような行事は新寮ではできないので、旧寮でしかやれないイベントですね。

TAK:その他の交流イベントとしては、ちょうどこの間終わったところなのですが、サッカー寮対抗戦があって、自分も参加していました。

(ちなみにその結果は?)

TAK:運良く欅寮が優勝しました。優勝カップが寮の入り口に飾ってあります。

(次回に続きます)

一般選抜,学食・学生寮,オンレク寮生インタビュー

*欅寮の前にて

今回はICU新しい学生寮、欅寮に入寮した新入生3人にお話を伺いました。
3人とも2012年度ICU合格者で、オンレクを受講された皆さんです。

ねいと(NIT)さん(愛知県出身 現役)
taka(TAK)さん(神奈川県出身 高卒)
ノルウェーからの手紙(NOR)さん(東京都出身 他大学中退)

*3人とも2012年度一般入試合格者。また全員が欅寮の同じポッド(7部屋からなる寮の居住区画)に入寮中で、ポッド内の11人中3人がオンレク受講生であったことから、呼びかけ合ってお集まりいただき、学食でお話を伺いました。

 

(さて、まずは生活の様子などを伺っていきたいと思います。皆さんご飯とかはどうされていますか?)

NOR:自分は自炊してます。3食自炊していて、昼飯も寮に帰って食べています。

NIT:僕も自炊してますね。

TAK:僕は学食で済ませていますね。

(3食となると結構買い出しなどもありそうですね)

NOR:近所のスーパーにお世話になってます。ちなみに自炊するなら買い出しの自転車は必須です。最初は無しで済ませようと思ったんですが。

(寮が完成した際に見学させていただいて、キッチンは広々として良い感じだったのですが、フロア全体で使うとなると結構食事の時間に混雑したりしますか?)

NIT:意外に大丈夫ですね。皆微妙に生活時間帯が違うというか、今のところ使えないということはないです。学食派も結構多いですし。

(自炊率はどれくらいだと思いますか?)

NOR:たぶん自炊している人は半分くらいだと思います。

(自炊しない場合は学食での食事が中心ですね?)

TAK:そうですね。学食は寮から徒歩1分だしそこそこ安いですよ。パンとか軽食も買えますし。

(寮の門限などはありますか?)

NOR:夜11時半から朝は5時までは原則外に出られません。
帰寮時間に関しては事前に申告しておけば11時半以降でも大丈夫です。

NIT:以前は帰寮も11時半だったようですが、現状では事前申請しておけばOKです。

(なるほど。門限に関して不便な点はなどはありますか?)

NOR:特に無いと言えば無いといえばないのですが、強いて言えば夜中にコンビニに何か食べるものを買いに行くとかはできないです。僕はたまに行きたくなるんですが。

(セキュリティに関して入居者以外は立ち入れないと聞きましたがこれは徹底されているのですか?)

NIT:そうですね、セキュリティはしっかりしていて、入寮者以外は入れないようになってます。なので友達とか家族を呼ぶとかは原則できません。基本的には部外者は入れないようになっています。

(各階ごとのセキュリティでしょうか? 1階の人は1階だけ移動できるような?)

TAK:カードキーの認証があって、ガラス張りになっているソーシャルルームから先は、各階の入居者しか立ち入れません。ですが、各フロアの階段付近にはラウンジがありまして、そこに関しては他の階にも行くことができます。なので各階の交流が全くないというわけではないです。以前お好み焼きパーティ的なものに呼ばれて、別の階のラウンジでいただいたことがあります。

(お酒とかは飲んでも大丈夫?)

NIT:あまり飲んでいる人は見かけませんが、飲酒はOKです。ただし、お酒は部屋なら飲んでもいいが、ソーシャルルーム等、部屋以外の場所での飲酒は一応ダメということになっています。

(細かい箇所なのですが、トイレとかシャワーは各ポッドで共有という形でしたね。数は足りていますか?混雑したりしない?)

NOR:ポッドごとにシャワー2つ、トイレ4つですね。基本バラバラなので結構開いてます。ちなみに入居者も14人全員入っているわけではなくて、セプテン用に空いていたりしますので。

TAK 自分達のいるポッドは今11人ですね。トイレはたくさんあって足りています。お風呂はシャワーなのでそんなに長く入っていられないので、まぁ大丈夫ですね。

(湯船は無しですね)

NIT:ええ、敢えてシャワーのみです。僕はあまり気になりませんが。自転車でちょっといくと何カ所か銭湯(のぼり湯 千代乃湯など)がありまして、ゆっくりお風呂に入りたい時などにそらに行く人もいるようです。

(掃除などはどうされていますか?)

NOR:部屋に関しては各自掃除ですが、トイレや洗面所、廊下などの共用部分は専門の業者が入っていてやっていただけます。

(次回に続きます)

ICU入試日程

ICU入試日程(2013年度)が発表されております
*必ず入試要項を確認してください。

まとめ

<ICU一般入試 入試日程>

・出願期間
2013年1月7日(月)- 1月22日(火)
・試験日
2013年2月9日(土)
・合格発表
2013年2月15日(金)

 

<ICU大学入試センター試験 入試日程>

・出願期間
2013年1月7日(月)- 1月22日(火)
・合格発表
2013年2月15日(金)

 

<ICU特別入学選考(AO入試) 入試日程>
・出願期間
2012年8月28日(火) - 9月7日(金)

・第1次選考(書類選考)結果通知
2012年10月5日(金) に発送

・第2次選考(面接)
2012年10月20日(土)

・合格発表
2012年10月26日(金)

*ICU特別入学選考の出願書類等はダウンロードできます。
「Web願書出力サービス(基本情報の入力)」は8月23日(木)から利用できます。

 
<4月入学帰国生特別入学試験 入試日程>
・出願期間
2012年8月13日(月) - 8月24日(金)
・試験日
2012年9月15日(土)
・合格発表
2012年9月26日(水)
*4月入学帰国生特別入学試験の出願書類等はダウンロードできます。
「Web願書出力サービス(基本情報の入力)」は8月8日(水)から利用できます。

 
<社会人特別入学試験 入試日程>
・出願期間
2012年10月22日(月)- 11月2日(金)
・試験日
2012年11月17日(土)
・合格発表
2012年11月27日(火)
*社会人特別入学試験の出願書類等は7月頃よりダウンロード開始予定です。
「Web願書出力サービス(基本情報の入力)」は10月17日(水)から利用できます。

 

 

リンク
・一般入試
http://subsite.icu.ac.jp/admissions/screening_system/ippan.html
・センター入試
http://subsite.icu.ac.jp/admissions/screening_system/center.html
・AO入試
http://subsite.icu.ac.jp/admissions/screening_system/special.html
・4月帰国
http://subsite.icu.ac.jp/admissions/screening_system/return/april/index.html
・社会人
http://subsite.icu.ac.jp/admissions/screening_system/society.html

AO、4月帰国、社会人の出願書類等
https://e.syutsugan.jp/OP1198/sss/index.html

花見・桜

例によってJR武蔵境駅へ。物心ついた頃からずっと無限工事が続いている武蔵境駅だが、ついに駅の体裁になってきた

南口も真っ当な駅の形をしている。

無限工事もついに完成か?と思わせつつも、まだまだ工事中で巨大クレーンが配置されています

 

南口に出ると立派なゲートを通過。数年前に完成し、西武線に入るゲートだったが、今年からJRも使用するゲートに。

これではまるで鉄道の駅のようではないか!

滑走路(マクリーン通り)北側。今年は桜の開花が遅く、まだ北側は開花したばかり。

新入生歓迎お花見が行われた滑走路南側。盛況です。

ICUのサークルはいつでも入れますが、春の方が勧誘が盛んなので、気になるサークルがあったらぜひお花見で訪問しておくと入部等がスムーズです。

我らがThe Weekly GIANTS(学内新聞)もシュークリームで万全の布陣。

オンレク合格者の方に見ていただいた今年度のICUバッグ。

オリエンテーション等の資料が入っていて、新入生全員に配布されます。
毎年違うデザインですが、今年はなかなかかっこいいですな。

今年も本当に 多くのオンレク合格者の皆様にご来場いただきました。
ありがとうございましたm(_ _)m

 

こちらは教会前の桜。南側なので早く咲いていますね。

例年通り ICU的な上品なお花見。8時頃まで盛り上がりました。

START YOUR DREAMS!(本館前 ICU祭実行委員会作成バナー)

ご入学おめでとうございます。どうぞ素晴らしい大学生活をお送り下さい!

 

 

一般選抜,ICU入試統計倍率偏差値,志願者数・受験者数

 

2012年度ICU入試は上記のような結果となった。一般入試では志願者数が微増した。多くの私立大学が志願者数を大きく減らす中で、ICUは健闘しているものと言える。一方で、合格者数も500人を超えた。合格者数が500人を超えるのは2008年度以来5年ぶりである。その影響もあって、一般入試の倍率はやや低下したが、ICUの公表する合格者最低点は昨年度と同じ184.0点であり、昨年度並みの難度であったと考えられる。一方、センター入試は志願者がやや減少したが、合格者最低点は836点で、昨年度の825点より上がった。なお、AO入試は志願者数が減少し、倍率もやや低下した。

(科目別合格者はBUCHO.NET調べで、公式の統計ではありません)

次に一般入試の受験科目別の人数を見ていくと、今年度は比較的社会科学選択者の合格者が多かった。社会科学での合格者が400人以上確認されのは2010年度以来である。一方、自然科学選択者の倍率が高く見えるが、自然科学選択者は、社会科学選択者と比較すると絶対数が少なく、年度によるバラつきが出ている。自然科学選択者の合格者数自体はここ数年70-80人程度で推移しており、難度自体はさほど変化していないと考えられる。総じて例年通りの水準となったのが今年度入試の結果と言える。

一般選抜,リベラルアーツ学習適性

学内新聞The Weekly GIANTS2012年度入試特別号掲載させていただいた、リベラルアーツ学習適性予想問題8の追加説明です。紙面の都合上詳細解説を掲載できなかったのでこちらに掲載させていただきます。

 

センター入試

ICUのセンターと一般の合格最低点が公開されたのは2009年度からで、センターは下記の通りです。

2009年度
合格最低点808点
受験者891人
合格者317人

2010年度
合格最低点801点
受験者数906人
合格者数319

2011年度
合格最低点825点
受験者数966人
合格者数314人

概ねターゲットは800点以上、合格者310人程度のようですね。

<余談>

大学入試等での実質合格ラインの表現として合格最低点という表現が定着しているが、「最低」がつくと何かしらネガティブな感じがするので、なにかうまい言い方はないだろうか。

「合格最低点を目指して頑張ろう!」とか、正しいが、微妙におかしい。

代替案として「最終合格者得点」「最後に受かった山本様の得点」「2012年度版、これがわしらの選んだ最後の生徒の得点じゃ」とか。

或いは、やたらとリベラルアーツを付ける比較的近年のICU的風習を踏まえ、「リベラルアーツポイント」とか。

しかしそれはそれで多方面からの突っ込みどころになるので、やはり無難に合格最低点。

東京六大学合格,大学受験・受験勉強のコツ

BUCHOでございます。毎年大学受験を続けておりまして、そのコツのようなものを聞かれる機会が増えてきましたので、受験に対しての自分の考えをまとめてみたいと思います。

受験とは、時間を得点に変える行為です。

大学受験には基本的に高2,高3(予備校)の数年間という時間が与えられています。

この限られた時間をいかに試験の得点に変えていくか、一定以上の得点が試験で取れるか、これが受験の全てです。

得点(P)を増やすには2通りしかありません。

1.勉強時間(T)を増やす

一番有効な方法です。得点を増やす上で勉強時間を増やす以上に強力な方法はありません。

「勉強時間を増やす=勉強以外の時間を減らす」です。

受験勉強しない時間を減らして勉強する時間を増やした人が合格します。

また1日の時間だけではなく、期間が長ければ長いほど有利です。

早期に始め、最期まで勉強した人が合格します。

しかし、長期間に渡り長時間勉強するには、勉強に対してのコミットメントが必要です。

また、常に不安感を克服していく必要があります。この不安感は最後まで消えるものではありません。

究極的に勉強時間を増やし、長期間続けるには、志望校に対しての思い入れ、そして勉強に対するコミットメントが大切になってきます。

 

2.勉強時間(T)の効率を上げる

勉強時間と期間を最大限に伸ばし、その上で、限られた時間を効率的に使った人が合格します。極言するとこれは「入試得点に直結する勉強ができるか」です。

入試で難しいのは、普段の勉強と入試の得点の関係性が曖昧である点です。

定期試験であれば、与えられた特定の範囲から出題されるので、その範囲をどれだけ勉強したかである程度の得点が望めます。つまり今日やった勉強が明日の試験の得点になるという分かりやすい構図です。

一方入試は出題範囲が広大で、どこまで勉強したら得点になるのかがなかなか見えてきません。今日やった勉強と、入試とのつながりが見えてきません。努力の成果が見えにくく、究極的には入試が終わるまでその成果は出ません。

この勉強と成果の関係にも、常に不安感が伴い、これは受験が終わるまで消えません。

勉強内容と試験の得点との関連が見えにくい入試では、常に入試問題から離れずにいることが大切です。過去問は勉強の最後の仕上げに解くのではなく、最初に解き、最後まで解くべきです。

入試において定期試験の「出題範囲」に相当するものを知るには「過去問」をやる以外にありません。そして定期試験で出題範囲をきっちり仕上げた人が高得点を取るように、入試でも出題範囲を知り、その範囲をきっちり仕上げられた人は非常に強いわけです。

もちろん過去問が全く分からない状態で解いては効果が上がらないので、その場合は一度教科書など基本に立ち返る必要があります。しかし入試で合否を争うレベルにまで達している場合、最後は形式への慣れ、過去問研究の差が大きく出てきます。70分、40問、10000語の日本語論文など、特定のフォーマットで入試を作る限り、そのフォーマットそのものが作り出す論点・出題箇所が必ず出てきます。東大対策では過去20年分を解いたり、多くの過去問を収録した問題集が出版されていたりします。他校の対策も究極的には過去問演習を多くこなすことに行き着きます。

一方、特定校の過去問を多くこなすには、その大学・学部へのコミットメントが必要です。基本的にはその大学・学部のための専門対策となるので、思い入れがなくては過去問はできません。合格の必要性と必然性なしに過去問はできません。

究極的に入試とは、時間を得点に変える行為であり、それはいかに不安感を克服し、いかに長く、いかに効率的に、いかに志望校への思いを込めて勉強できるかということにかかっています。