ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ヒカル

<プロフィール>

神奈川県内 私立高校 10か月AFSで留学しました。アメリカの大学に出願、合格するも直前に辞退してICUを受験(結果として一年浪人)

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 八割(?)
総合教養得点 = 八割前後
英語リスニング得点 = 九割
英語リーディング得点 = 八割前後

4.併願校

上智大学 国際教養学部
慶應大学 総合政策学部(出願のみ)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

最初は国際的な大学に行きたいという漠然としたものがあって、でも英語だけで授業をする某。。大学や。。大学の国際教養学部は嫌だと感じていました。また僕はICUの入試に結構惚れました。もちろん、とっかかりにくいし最後まで不安になるような入試ですが、僕がICUの入試に向けてオンレクを解いたり、様々な本を読んだり、Youtubeで講義を聞きたことは財産になったと思ってます。

6.ICUに期待するところ

僕は政治に興味があるので政治や法律、経済などを中心に学びたいです。文系理系関係なく学べるICUを選んで良かったと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

上に書いたようなことを率直に書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

これもまた上に書いたように、まず政治に興味があるってことを伝えてだから文系理系関係なく学びたいんだってことを書きました。あと授業外の活動にも積極的に参加していきたいと書いたと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

以下は僕が実際に書いた文です。

高校時代に一年間留学していたこともあって、英語力には自信があります。また、私は教えることが大好きです。日本に来ていたドイツの留学生に日本語を英語で教えていたことがあったのですが、自分が伝えることで相手が理解してくれる喜びは言葉で表せないほど大きいです。知識というものは、もちろん自らが習得することにも大変意義がありますが、それを他人に伝えられた時、二倍の効果と喜びがあることを実感しました。

a. 人文・社会科学

オンレクの問題はほとんど解きました。受験勉強する前の自分の知識と読解力と読む遅さを考えると、問題演習から得るところは大きかったと思います。
最初はほとんどオンレク内の平均点下回ってました。諦めずに問題を定期的に解き続けて、一つ一つの論文に興味を持って、気になることはすぐ調べるようにしていました。また、世界史と政治経済と倫理は簡単にでいいから復習するとよいでしょう。

b. 総合教養(ATLAS)

これもオンレクにお世話になりました。時間配分は気をつけてください。だんだん慣れてくるとこの問題は時間が結構きついのか余裕を持って解いていいのかわかるようになってきます。またこの問題は捨てるのかなどもわかってきます。メモに関してはあまり細かくは取らず、聞くことに集中していました。自分にあった方法を練習を重ねながら構築していくと良いです。あとはほとんど人文社会科学の対策をかぶると思います。

補足: 僕は理系知識が皆無だったのでNHK高校講座の理系科目をよく観ました。番組の構成は幼稚であまり好きじゃないですが内容はためになったと思います。結果今回の入試ではそこで学んだことはあまりPart 4で出なかったと記憶していますが、教養としてやってよかったと思ってます。

c. 英語(リスニングを含む)

留学していたこともあってリスニングは得意でした。一つ言いたいのは自分で発音できない単語は聞いても分からないということです。つまり、単語を覚える時その発音を必ず確認した方がよいでしょう。これは 絶 対 に大切だと思います。めんどくさいけどそれだけは怠らないように。あと僕は英語ってリスニング、リーディング、ライティング、スピーキング、全部繋がってると思います。英語は言語なのですから。だからどんどん話せる人見つけて喋ってください。Youtubeで英語聞いてください(面白いのだったらSmosh とか Niga Higaがオススメです。)英語でレポート自己満足で書いてみてください。本当に英語を学ぶたいんだったらそういうことです。これは受験勉強で忙しい受験生には難しいのかもしれませんが是非とも実践してもらいたい勉強です。

特にICUはそういった勉強がとても評価される入試だと思います。リスニングも実践的なものが多いです。TOEFLのようにスピーキングとライティングはありませんけど、本当の英語力を身につけるのだったら以上のことが大切だと思います。

僕が実践した勉強法をまとめると、長文は時間をかけて復習して分からない単語は必ず調べる。その際発音は必ず活用する。Youtubeを頻繁に活用する。(TED edなどは英語の字幕、つまりトランスクリプトがあって何を言っているのか確認できます。そして内容もICUのリスニングに出てきそうなものばかりです)英語を話せる機会があったらどんどん参加。英語のレポートに挑戦してみるなどです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

教養や一般常識を知るために池上彰さんの本をたくさん読みました。僕の友達は池上彰さんが嫌いらしくいつも僕が池上彰さんの本を読んでるとバカにしてくるのですが、読んでよかったと思ってます。本を読むのが苦手な僕ですが、池上さんの本は読みやすく、分かりやすいです。そして現代史や経済の知識、すごくつきます。

余談になりますが、世界地図を部屋の壁に貼るといいかもしれません。どの国がどこにあるのかっていうのを知ることももちろん大切なんですけど、なんていうか世界地図を毎日見るだけで世界感覚が少しでもつくというか、世界は広いんだなってことを確認できます。

8. 最後に一言

勉強法はそれぞれのスタイルを貫けばよいと思います。ここに僕が書いたことが少しでも参考になったら幸いです。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

はるきち

<プロフィール>

高校:愛知県の学校
予備校:通学せず
部活:柔道
特技:柔道・ギター・歌

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割弱
総合教養得点 = 8割弱
英語リスニング得点 = 8割弱
英語リーディング得点 = 7割5分

(センター参考)
英:194(リス含め200に圧縮)
数:163(1A 80, 2B 83)
国:168
世:86
地:80
理科基礎:89
Σ780/900

4.併願校

早稲田大学国際教養学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

両親からの勧めで高3の夏ごろに受験を考えた。もともと大学では遊びより勉強を重視したいと考えていたのでICUは学習環境としてとても良い大学だと考えたから。

6.ICUに期待するところ

国際関係学・社会言語学・数理社会学

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

自分は移民研究がやりたい。
・移民研究は海外に先行研究例が多い→英語で書かれた論文を読む能力が必要
・移民研究は学際的な分野→リベラルアーツ教育を通した学際的な視点を身に着けることが必要

ICUなら
・ELAで学術的な英語運用能力を身に着けられる
・日本最高峰のリベラルアーツ教育を受けられる

以上よりICUを志望するという内容

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
1.移民研究(特に移民の言語政策)
小学生のころから周りに日系ブラジル人移民がいたことから移民に興味を持った。特に高校1年のときに日系ブラジル人の受け入れ政策に関する論文を執筆した際に、日本が移民を受け入れるうえでの重要な課題が移民受け入れに際しての言語政策であると考えたから。
2.学術的英語運用能力
移民研究は海外に先行研究例が多く、また特に論文は英語で書かれたものが多いため研究を進める過程で必要となると考えられる英語運用能力を身に着けたいから。

という内容。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

リーダーシップと国際交流活動
・リーダーシップ→部活動の部長。
・国際交流→イギリス・韓国への短期留学とその際現地で柔道を通して交流を深めたこと。
学校にきたイギリス人・韓国人・オーストラリア人と柔道を通じて交流したこと。

という内容。

a. 人文・社会科学

学校の授業などで東京大学の現代文15年分やセンター現代文10年分ほど解いた上での受験だったので、簡単に思えた(ただし日本史選択ではなかったので知識問題は捨てた)。

b. 総合教養(ATLAS)

過去問の解いた。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICUのための対策はしなかったが、東大リスニング問題集や、BBC WORLD NEWSのラジオ、NHK WORLD NEWSなどでなるべく英語に触れるようにしていた。

<リーディング>

ICUのための対策はしなかったが東大の過去問、東大の予想問題、その他国公立過去問を集めた問題集に加え、英字新聞やTIME、The Economistなどに目を通すことでなるべく多くの英文に触れるようにしていた。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

特殊な対策よりもまっとうな頭の使い方ができるかだけが問われているので、なるべく日頃から批判的思考力を養っておくこと。日本語・英語問わず様々な文章に目を通しておくこと。

8. 最後に一言

自らの知的好奇心に従って貪欲に知識を吸収していくことが最終的に合格につながる。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

haru

<プロフィール>

北海道の公立高校出身

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7-8割
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 7割

(センター参考)
英語・・9割
日本史・・8割
国語・・8割

4.併願校

上智大学
同志社大学
明治大学(センター利用)
津田塾大学(センター利用)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高1の時に教育実習の方から話を聞いて、初めてICUの事を知り、興味を持ちました。試験が難しそうで2年生の時に一度あきらめましたが、3年生のとき4大学合同説明会でICUの話を聞き、行きたいと思い挑戦することにしました。

6.ICUに期待するところ

授業がどれもおもしろそうなので楽しみです。特に文学の勉強がしたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

将来翻訳業に携わりたいと考えているので、日英バイリンガリズムで授業を行うICUで英語と日本語の両方で思考する力を養いたい

文学、言語学、心理学などに興味を持っており、複数の科目を学ぶことによってそれぞれをより多角的な視点から学び柔軟な思考力を養いたい

という趣旨のことを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

文学を通して歴史や文化・言語との関連性について学びたい(特に平安時代の文学と19世紀のイギリス文学に興味がある)
例えば、平安時代と現代の日本語で使われている言葉・表現の共通点と相違点や、ジェーン・オースティンの作品で書かれている女性像と時代背景について学びたい。

また、ELAや留学を通して英語で書く力と話す力を養いたい

という趣旨のことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

小説を書くことが好きであることと、その理由を書きました。

a. 人文・社会科学

人文・社会科学で受験しました。とにかく過去問を解きました。(人文・社会科学が統合される前の問題も含めて)

文章が長いので、どこで区切るかやどのタイミングで問題を解くかなどを問題を解くなかでつかんでいくと良いと思います。あと、読書が大切です。

b. 総合教養(ATLAS)

ICUのホームページに載っている講義を聞きました。
数学・科学などの問題が苦手で自信がなかったので、本番では得意な人文・社会科学分野でカバーできるよう頑張りました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ホームページに載っている音源を聴いてみるといいと思います。私はリスニングには自信があったのですが、ICUのリスニング音源を聴いたとき、全然聞き取れなくて焦りました。(他のリスニングの試験ー英検、センターなどーよりずっと聴き取りにくいです。)
対策としては、TOEFLの対策問題と、CNNのニュースを聞いてました。

<リーディング>

過去問を解きました。
英検準1級や併願校の勉強も役に立ったと思います。なるべく毎日長文を読んでました。
その他アドバイス =
よく言われることですが、最後まであきらめないことが大切だと思います。苦手な分野があっても、得意な科目を強化すれば、不得意な部分をカバーすることはできると思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
よく言われることですが、最後まであきらめないことが大切だと思います。苦手な分野があっても、得意な科目を強化すれば、不得意な部分をカバーすることはできると思います。

8. 最後に一言

大変でしたが、受験して良かったです。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Frank

<プロフィール>

四国の私立高校出身
2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7割
総合教養得点 = 5割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 9割

(センター参考)
英語 185点
英語リスニング 48点
政治経済 95点
地理B 76点
国語102点

4.併願校

関西学院大学国際学部・経済学部 総合政策学部合格

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校1年生の時に塾の先生から教えてもらい、興味を持った。キャンパスを実際に訪れ、アドミッションオフィスの方からICUのリベラールアーツ教育やメジャー制などのシステムを教えてもらい、美しいキャンパスと共に気に入った。それ以来ICUのオープンキャンパスなどに一年に数回は足を運び、受験までモチベーションを保った。

6.ICUに期待するところ

まずELAでとことん鍛えてもらって海外に出ても困らないようになりたい。
それから、経済や政治について専攻して、海外の大学にも交換留学して、いろいろな意見や視点も勉強したい。あとICUの学生と交流(ICUの生徒は変な人が多いというので)。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望する理由は、リベラールアーツと少人数教育というシステムが整えられているからです。私はコンピューターをはじめとするテクノロジーと、国内外の社会・経済システムに大きな興味を持っております。それゆえ、最近注目を浴びている事象の理解、例えば人工知能が日本社会に与える影響を考える時には、技術そのものの知識だけでわなく、倫理的な視点や経済学的な視点などの人文社会科学科学の知識も必要だと日々強く感じます。なので私はリベラルアーツを通じて、一つの視点に限られず物事を統合的に見る能力を育み、学友との深い対話によって、多様化・複雑化する問題の解決策を提案できる人間を目指したい。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は何事にも興味を持って、自分の意見を対話を通じて持ち、アクションを取っていく態度を学びたいです。短期留学で滞在したアメリカでは、世界中から同世代の人が集まり交流を持つことができました。その中で彼らの多くがためらいもなく積極的に私に日本について訪ねてくれたりする姿勢を目の当たりにして、そのような積極的なアプローチしていく姿勢を少しばかりは自らの身の取り込んで帰ってこれたのではないかと思っています。なので次は学問の面でもその姿勢をもっと重視したい。ICUでの様々な知のリソース、そして多様な意見を持つ教員の方々や学友との出会いを最大限活用して、自らを伸ばしたい。そして周りに影響を与え合えたらなと考えています。そして将来的には、限られた環境で、最高のアウトプットができるようになりたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は小学生くらいの時から、ロボットを作ってみたり、パソコンをいじったりすることが楽しみでありました。それが今の自分のテクノロジーへの興味・期待につながっていると思います。なので私は大学で何かこの興味関心を還元して、例えば学生新聞などの政策などに関わったりなどして、コンテンツを作って、発信してみたいです。この先気が変わるかもしれませんが、テクノロジーに関連した職に就くのもいいなと思っています。
(今読み返すと、質問の回答になっていないと思える点もたくさんありますが、リアルな体験談にするため掲載させていただきます。)

a. 人文・社会科学

オンレクの問題を解きまくりました。結局オンレクで推奨されている年度のものと近年のものしかできませんでしたが、多くの実戦経験を身につけられました。なので本番の試験でもそんなに焦ることなく解き勧められました。私の人文社会科学の勉強は文章を読んで、問題を解き、丸付けをして正誤を確認するという、シンプルなものですが、必ず翌日に軽く解き直すように心がけていました。

b. 総合教養(ATLAS)

総合教養はオンレクの想定問題がとても役立ちました。私は10月ぐらいまで、この試験に関してはしていませんでしたが、想定問題をほとんどすべて解くことによって、どこをメモするべきかなどを学べた。Part1は少しトレーニングが必要だが、Part2・3は人文社会科学と同じように対策していた。
Part4の自然科学は文系の私に取ってはかなりタフだったので、わかるものだけを素早く済ませ他に当たっていた。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

高3の春に初めてリスニングをした時には、問題と問題の間のポーズが短くて、よく焦ったが、だんだんと聴きながら、問題を解けるようになっていった。長い講義形式の問題の時は時にこのスキルが大きく役立った。大学生活にテーマにしたものや、ICUについてよく知っているものもいくつか見られたが、このような問題に対しても実戦経験が役立ちました。

<リーディング>

オールイングリッシュのICUの英語は、和訳などが嫌い私にとっては他大学と比べると解きやすかったです。しかしPart2の空欄埋め問題は対策が必要だと思います。あと設問に一度読んでから、単語を選べと書いてありますが、読みながら埋めていけばいいと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの受験のために何か参考書を買う必要はないと思います。オンレクの問題に集中したほうがいいです。
あと、模試の判定はあまり気にしない方が良い。私は実際にD判定をもらったが、今合格して体験記を書いている。
入試の日のホテルについて。武蔵境駅の高架下にあるJRが運営しているホテルメッツ武蔵境はオススメです。8月の終わりにはほとんど満室になっていたので、早く予約することをオススメします。綺麗な施設と親切なスタッフ、そしてバス停から数十メートルなので入試を最高のコンディションで迎えることができるでしょう。

8. 最後に一言

迷ってるなら、今すぐ行動したほうが良いです!

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

坂本教授

<プロフィール>
MARCH付属校
東進に1年通っていました。
軽音部に入っていましたが、高3になった時に辞めました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 8割5分
英語リスニング得点 = 3-4割
英語リーディング得点 = 7-8割

(センター参考)
英語 9割
リスニング 9割
国語 8割5分
世界史 9割5分

4.併願校

早稲田
上智

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

最初は予備校の偏差値表で見つけ、調べるうちに専攻を2つ、後から決められる事に惹かれて決めました。また、文系でも理系科目を取れるのも良いですね。

6.ICUに期待するところ

英語と第二外国語、前者は論文が書けるくらいまで、後者は会話ができるくらいまで勉強したいと思います。
あと(せっかく高い学費を払っているのだから)理系分野もいくつか学んでみたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

専攻を受験時点で決めるより、多くの分野を学んだ後に決めた方が良いというようなことを重点的に字数ギリギリまで書いた覚えがあります。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

具体的に「プラトンの政治哲学を学びたい」ということと、それに対する考えうる疑問とそれに対する自分の考えを書き、それを確かめたい、というようなことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ICUとは全く絡めずにただ音楽が好きで滅茶苦茶に聴くぞ!というようなことを書きました。

a. 人文・社会科学

読めば解ける問題が9割です。選択肢はセンターより明らかですが、全体を読んでその論旨を掴まないと解けない問題が多いので、すこしでも悩んだら飛ばして読み終わってから解くのが良いと思います。時間制限はだいぶ余裕があるのでゆっくり噛み砕きながら読んだほうが良いと思います。
また、知識問題は簡単かつ少ないので、用語集をそっくり覚えるような対策は必要無いです。

b. 総合教養(ATLAS)

ほとんど人文社会科学と同じだと思います。読めば解ける問題が9割。講義を聴く問題はあまり細かい所は出なかったので、大まかなメモを取れば大丈夫でした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

信じられないくらい難しく感じます。1度のみの放送かつアジア系のイントネーションや抑揚無く話すものが多かったので、半分も取れた実感が無いです。
前日に初めて聴いただけだったので、長いこと対策をすれば良いのかもしれませんが、あまり差はつかないと思います。

<リーディング>

穴埋めが減って長文が3題になりましたが、長文1つ1つは難しく無いので焦らず解けば合格点は取れます。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

息抜きをしましょう。映画やショッピングに行ってストレスをコントロールしないと、本当に気が滅入ります。

8. 最後に一言

他の私大と比べて暗記少なめでいけるので、代わりに本を読みましょう。古典新訳文庫のパンフレットに載っている高校生向けの本はためになる上に、問題文に出ます。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ふぇん

<プロフィール>

私立日大付属高校
部活は運動部で引退は5月でした

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 7割5分

4.併願校

慶應義塾大学
津田塾大学
明治学院大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

知り合いのICU生に勧められて高1の夏にICUのオープンキャンパスへ。大学の雰囲気とリベラルアーツ教育に惹かれて第一志望に決めました。
その後も第二志望以下の学部は大きく変わりましたが3年間ICUへの気持ちは変わりませんでした。

6.ICUに期待するところ

ELAの授業とICU生との出会いです!
自分と同じくICUを志して入ってきた人と知り合えることが1番楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

高校での留学経験から得たことを踏まえて、大学では世界中の人とコミュニケーションを取れるようになるためになる為英語をしっかり身につけたいという意志を書きました。ICUのホームページを参考にしてICUだからこそ学べることに魅力を感じていることを強調しました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

メディアコミュニケーション文化のメジャーに惹かれていると書きました。アメリカ大統領選の結果やヨーロッパ各国の大衆迎合的政治の話を交えて単なるグローバル化ではなくなってきた現代社会においてメディアが何を担っていけるのかを学びたいということ、また学生の国籍も様々であるICUだからこそ授業でも世界について多角的な意見が聞けると思ったのでICUで学ぶ意義のある学問の1つである、と書いたと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校時代の部活動での経験と泊まり込みの練習が多かったため集団生活で得たことなどを書きました。

a. 自然科学

自然科学で数学と物理を選択しました。
他の大学の入試とは異なり解法パターンの暗記はあまり意味がない問題が例年出題されるので、最低限の公式(2017年度の数学に関しては加法定理、二倍角および三倍角の公式が問題中に示されていましたが、、)や事象が理解できるようになってからはICUの過去問を中心に勉強しました。
私は英語に力を注いでいたので正直自然科学の対策は十分ではなかったと思いますが、2017年度は自然科学の各科目の大問が3つになったことや、数学が全てマーク式であったことなど全体的に優しめであったことに救われました。

b. 総合教養(ATLAS)

論文の内容から解答する読解系の問いに関しては、人文・社会科学の過去問を解くことで対策していました。自然科学で受験する人もICUの好みのテーマを知る意味で解かずとも読んでおくくらいはしておいたほうがいいと思います。読み物としても面白い文章が多いですよ!自分は理系だから文系の文章はちょっとな、、と思うくらいではICUの入試には向きません。
露骨な知識系の問題に関しては、計算問題や理系知識の問いを確実に取ることを意識していました。歴史の知識は文系よりも劣っているのは承知でしたが、人文社会科学の過去問で問われたことを中心に知識を整理しておけばさほど大きな失点にはならないはずです。
c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEFL ITP TEST 対策の本で勉強していました。読まれるスピードや内容が非常にICUの問題に似ているのでとても良い練習になります。ただ違うのはICUのリスニングは問題文が冊子に印刷されていて放送では読まれないことです。内容が読まれる前にさっと目を通しておくと理解の助けになると思います。
ICUのリスニングではICUの学生と教授、職員との会話が中心となるのでICU用語(メジャーマイナーシステムやELAなど)を知っておくと少し聞き取りやすいかもしれません。

<リーディング>

2017年度はパッセージを読んで内容に関する設問を8つ答える問題が3パッセージ、パッセージ中の空所12箇所を選択する問題が1パッセージの合計4パッセージと時間内に読む英文の量が昨年に比べて増えました。設問のレベルは例年並みだったと感じましたが、とにかく量が多いのであまり繰り返して読むよりも読み進めながら理解していけるように心がけると解ききれると思います。
ICUは英語で英語を理解するために和訳はいらない!とおっしゃる方がいますが、かなりのスピードで英文を読み進めていくのは頭の中で和訳していることと同じなので英文解釈の練習はかなり必要だと思いました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

その他アドバイス = 英語に関して、単語1つ知っていることに救われる場面がかなりあります。語彙力はかなり力を入れてギリギリまでやっていて良かったと思っています。「英検1級 文で覚える単熟語」を直前期は使っていました。羅列型の単語帳よりも文章のテーマ毎でかなりの単語数を増やせて使いやすかったです。文章の長さがリスニングの講義パートと同じくらいだったので付属のCDを使ってリスニングの練習にもしていました。内容はアカデミックなものも含みますがそこで読んだ内容が総合教養の知識問題で問われたこともあり、ICU受験生にはオススメです!

8. 最後に一言

ICUは他の大学と入試が大きく異なるので模試の結果に左右される必要は全くありません!
D判定続きの私でしたが、無事合格してhigh endeavor奨学金まで頂くことができました。
入学後に桜並木を歩く自分、バカ山でセクメとランチする自分、とにかく合格した後の未来の自分を想像してICUに向けてドアを叩き続けてください!

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

quesaisje

<プロフィール>

現役です。高校は今までICU合格者は0人の高校です。高校の偏差値は高くないです。
予備校は一時期駿台に通っていました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割前後
総合教養得点 = 9割前後
英語リスニング得点 = 7~8割
英語リーディング得点 = 8~9割

4.併願校

中央
学習院
上智
早稲田
筑波

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

僕は9月ごろまで理系で勉強していたのですが、精神障害に陥ったり、文転したりして今年の受験はあきらめていたのですが、ICUの人文・社会科学選択だと世界史や日本史などの文系科目を全範囲履修していなくてもある程度は解けるということを、過去問を見て知ったので受けることに決めました。
またリベラルアーツ教育を取り入れて、文理関わらず学べるというところに魅力を感じました。

6.ICUに期待するところ

僕は文系では哲学に、理系では数学に興味があって、どっちも勉強してみたいと思っています。
ICUは文理に縛られず学べるということなので、科学哲学や分析哲学などの文理両方の知識が必要な分野での学習を期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

主にリベラルアーツ教育と外国語教育に魅力を感じたということを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

文系科目では哲学、理系科目では数学や物理を学びたい。哲学分野ではまだ決まっていないけれど、ドイツ観念論あたりや科学哲学や分析哲学に興味がある。数学分野では数理論理学、物理分野では理論物理に興味がある。
このようなことをもう少し詳しく書いたのですが忘れてしまいました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

趣味はクイズです。クイズでは様々な問題が出題され、クイズをしていなければ普段は縁のない分野も、問題と正解を覚えるという単純な暗記行為を超えて、関心をもって新たな知識を取り入れることができるからです。クイズが新たな知識への扉となるところに魅力を感じます。
実際には文字数ぎりぎりで書きました。

a. 人文・社会科学

本文の読解問題と単純な知識問題に分かれていて、知識問題はそれなりの問題数で、難易度も少し難しいものがでますが、読解問題は現代文の勉強をしていれば簡単なものが多いと思うので苦労しないと思います。
知識問題はその問題に関しての知識を知らなくても、本文中の記述や自分の脳内の断片的な知識を関連させれば、正答率を上げることができるので、そのことを意識して本番解きました。
僕は理系で社会科目は倫理と政治経済しか履修していませんでした。なので日本史に関しては時代を絞って、山川の「もう一度読む日本近代史」と「もう一度読む日本現代史」を読みました。
世界史はナビゲーターを一通りと山川の教科書を少し読みました。
倫理はセンターレベルの勉強と、新書や入門書を少し深い知識の獲得を目的に読みました。
政治経済はセンターレベルのものです。
ほかには新書を読みあさりました。岩波新書、講談社現代新書、ちくま新書あたりが勉強になると思います。
あと本屋に行ったときに、岩波文庫と新潮文庫のコーナーを毎回見ておくと、ある程度は誰がどういう本を書いたかとかの文学史を覚えられるので良いと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

講義放送に関して自分は言っていることをできる範囲ですべてメモしてしまいました。たぶんこういうやり方よりも要点だけをメモするほうが良いのだと思いますが、意外なところが出るかもしれないという不安があったので、こういったやり方になってしまいました。
読解問題については、受験勉強時に段落ごとに何を言っているのかを理解する勉強をすると点を稼ぎやすいと思います。
知識問題に関しては人文・社会科学と同じ勉強でいいと思います。
計算問題は、問題の内容が難しそうでも、それははったりで、すべて基本的な四則演算で解けることが多いと思うので、受験勉強の段階で捨てるよりも理解してできるようにしといたほうが得だと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

オンラインレクチャーで配信しているものとTOEFLのリスニング教材で対策しました。あとはTEDで興味があるのだけ聞きました。ディクテーションが効果的だと思います。主観ですが、ディクテーションをしていると自分でも上達したのがわかるくらいに短期間で聞き取れるようになったので、試す価値はあると思います。
本番では問題が一回しか流れないこともあって、とにかく時間がないので、マークするのは少し塗って後回しにしたりしました。意味があるのかわかりませんが、試験前にTOEFLのリスニング音源のなかでも高速レートのものをさらに2倍速で聞いて、気分的にドーピングをしていました。

<リーディング>

オンラインレクチャーに上がっている過去問を解けば十分だと思いますが、今年のようにいきなり長文が一つ増えて焦ったりすることがあるので、英文を読むスピードは上げておいて当たり前ですが損はしないです。苦手でもICUにでるような難易度と語数の英文をどれだけ多く読んで慣れれば、及第点は取れると思います。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

時間があるのなら、現代文の定評のある参考書を使っての勉強が第一だと思います。
現代文の読解力がすべての科目で役に立つし、人文・社会科学と総合教養で読解問題が数多く占めるので、相当な力があれば有利です。英語のリーディングにも関わりますし、知識問題でも論理的な思考力が役立ちます。あとは根拠はないのですが、ICUは受験生で英語が得意な人が多くいるイメージなので、不得意すぎると点数調整で足を引っ張りそうなので、英語も重要だと思います。
知識問題の対策としては、余裕があれば社会科目すべての教科書や入門書を読むと良いです。
試験時は机が小さいことと、昼食時になると本館前の山でピクニックをする人が目立ちます。
それと試験官には受験生の緊張をほぐそうとしてくる試験官がいて、動揺すると試験に影響がでるので、そういう人もいるということは知っておいてください。

8. 最後に一言

ICUの試験対策を始めた時から受験までの一カ月半はこのオンラインレクチャーに頼って勉強してきました。問題の解説は詳しくて、関連知識や余談が充実していたので解いていて楽しかったです。またオンラインレクチャーの受講者の中でのランキングや偏差値がわかるのも良い点だと思います。受験勉強時には一日に過去問を解くぶんを決めておいて、あとの時間は好きなこと(例えば本を読むこと)に使うのがいいと思います。新書は本当におすすめで、ICUで出題されそうな各分野(資本主義、宗教、民族、福祉、貧困など)での名著は必ず一冊はあるので勉強になるし、人文・社会科学の堅い長文に抵抗がなくなるので薦めたいです。今まで書いた文が偉そうな態度だったりしたら申し訳ないです。深夜に書いたということで許してほしいです。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

仮進級

<プロフィール>

大阪府立阿倍野高校→河合塾浪人

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 6.75
総合教養得点 = 6.75
英語リスニング得点 = 7
英語リーディング得点 = 7

英語190
リスニング48
国語152
日本史52

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

行きたい大学が決まらずネットでいろいろな大学を見て、ICUを見つけ、オープンキャンパスに行き、ひとめぼれしました。選んだ理由はメジャー制度と広大なキャンパスです。
6.ICUに期待するところ

様々な価値観を持つ人から刺激が欲しい

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICUでこそ伸ばせる力があると感じた。一つ目は発想力。発想力は既成の物事を幅広く知っており、そこから触発され生まれるもの。そこでI教養教育が助けになると考えた。二つ目は対話力です。主張する力、聞く力、つまり対話力が必要だと感じた。ディスカッションの授業が対話力の向上につながると考えた。三つめは多角的な視野。異文化で育った人、また教養教育から、自分が持ち合わせていない角度の視野を獲得できると思った。広大なキャンパスも魅力的。
というのをもっと伸ばして、敬語で書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

政治学と心理学の観点からヒトラーを研究したい。世界各地で過激で排他的なポピュリズム的政策を掲げる政治家が台頭する今だからこそヒトラーを学ぶ意義がある。
というのを伸ばし、敬語で。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

読書。いま戦前と同じ空気を感じる。それは読書人口の減少と関連があるのではないか。読書をすることで、故きを温ねて新しきを知ることができる。
これも伸ばし敬語で。

a. 人文・社会科学

早稲田大学の現代文や、予備校(河合塾)のテキストを使っていました。僕は浪人現役ともにICUしか受けず、ICUの勉強しかしていませんでしたが、絶対に他大学の入試に向けて勉強することがICUの入試のためになると思います「俺はICUしか受けねえからICUの勉強しかしねえんだ」と僕のように、とがったりせず、他大の勉強をしてください。必ず楽に合格できます。

b. 総合教養(ATLAS)

僕は文系だったので、自然科学系はちんぷんかんぷんでした。ただ計算したり常識で解ける問題があるので、それを落とさないようにしてください。あとは、オンレクで出た問題と、そういえば中学の時あんな理科の実験したなというのをネットで調べて理解するようにしました。人、社系の問題も知識問題は解けない問題が多かったです。読解問題もあまりとれてなかったですが、論文に書いてある文章を素直に理解してください。それと選択肢を照らし合わせて、「間違ってはいないもの」を選べば高得点を狙えるはずです。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEFLの市販の教材を3冊ほど持っていました。聞き取れないかもしれませんが、聞き続けることに意味があります。解いた後の復習が大切だと思います。scriptを見ながら音声を聞くことによって、どこが聞き取れていなかったのか、どの単語を知らなかったのかが分かるようになります。聞くスピードに合わせて読むことによってリーディングのスピードも上がっていきます。リスニングは復習時間をふくめて、毎日1時間程度がおすすめです。あと集中できずに聞き取れなかったと思う時があるかもしれませんが、それは集中力の問題ではありません。ただ聞き取れていないだけです。聞き取れるようになっていくと集中力があーだこーだ言わなくなってきます。

<リーディング>

塾のテキスト、市販の問題集(TOEFL,河合出版など)、過去問をメインにして勉強してきました。今年の出題形式が、試験時間は60分のままで、長文3題、穴埋め1題に代わっていたのですが、僕は試験開始後に出題形式を確認することを怠り、形式が変わっていることにのこり20分頃で気づき、本当にパニックになりました。試験開始直後に形式確認は絶対必要です。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

僕は絶対に落ちたと試験中あきらめていました。精神力つけること本当におすすめです。
8. 最後に一言

オンレクはわかりやすくユニークな解説が受験の助けになりました。
僕は高校の時、仮進級もしました。3年の時の出席日数も本当に低いです。偏差値55の高校でテストも成績も最底辺でした。ICUは調査書も考慮すると書いてありますが、こんな僕でも受かります。願書を丁寧に書いたり、試験でがんばることで、ICUは受け入れてくれます。ICUを目指す受験生。合格を信じて努力し続けてください。がんばれ!

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ochanomics

<プロフィール>

都立中堅高校中退→通信制高校→専門学校
2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 6.5~7
総合教養得点 = 7
英語リスニング得点 = 7
英語リーディング得点 = 7

4.併願校

武蔵大学
学習院大学
中央大学
早稲田大学
慶應大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高3の時にICUの制度を知って憧れを持って、浪人した時に予備校で在校生の方の話を聞いて行きたくなった。ICUを受けるも落ち、他の大学もダメだったので、専門学校に進学。そのまま就職を考えるも、もっと勉強したくなり再びICUを受験。やっと合格!

6.ICUに期待するところ

ELAで英語力をもっと高めて、留学に行きたい。授業では科学史を学んで、文理を超えた知識を身につけたい。また、少人数授業なのでどの授業でも積極的にディスカッションをしたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私が、ICUを志望する理由は主に二点あります。一つめは、ELAを中心とした充実した英語教育です。私は、以前専門学校で二年間、英語を勉強し英検準一級を所得できるまでになりましたが、まだまだ英語を学びたいです。また、海外経験がないので、SEAプロジェクトに参加し、ゆくゆくは交換留学、もしくは海外の大学院への留学も視野に入れています。二つめは、ICUが日本有数のリベラルアーツカレッジであることです。現代は様々な情報を手軽に手に入れることが出来ますが、氾濫する情報に躍らされることもしばしばあります。私は文理の枠を超えて学ぶことで世界をより正しく、自分で情報を取捨選択できる力を身につけられると思います。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私が、ICUで学びたい、特に専攻としたい科目はグローバル研究と化学です。まず、グローバル研究では、多様化する世界と各地域が抱える問題を学び、世界平和について焦点を当てていきたいです。様々な大学で国際関係を専門とする学部出来ていますが、経済や政治がメインです。建学以来、平和について研究を重ねているICUで学ぶことで、より一層平和への理解、意識を深めていくことが出来ると私は思います。また化学では、演習や研究を通じて環境ホルモンや化学汚染について、自分自身で分析し、評価する力を身につけていきたいです。今や専門家でなくても科学的知識を容易に得られるようになってきていますが、その知識が本当に正しいかを疑う力を持てるようになることが不可欠だと思います。以上が、私が主に学びたい分野です。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私が好んで行っていることは教育関係に携わることです。集団指導、個別指導問わず、教育関係の仕事に携ってきました。もちろん辛い時もありますが、生徒が苦手な科目を出来るようになった時や生徒の人としての成長を感じる時は、自分のことのように嬉しいです。私が地域社会に貢献出来る方法の一つが教育分野だと思っていますので、ゆくゆくは自分の経験を生かしたボランティア活動を行っていきたいと思っています。
人文社会科学または自然科学 = 現代文のアクセス、現代文私大対策プラクティスをやって選択肢の切り方を勉強。文章の読み方、解き方を演習した。オンレクでは人文をメインに演習して、ICUの入試特有の空気を読む、筆者の立場を把握出来るように努めた。また、ICUは他大学の国語の問題と違ってややこしい選択肢はあまり出ないので、慣れると解きやすかった。もちろん、難問はありますがこだわり過ぎないのも大切かと。知識問題は世界史、政経、倫理の知識が役に立った。

a. 人文・社会科学

現代文のアクセス、現代文私大対策プラクティスをやって選択肢の切り方を勉強。文章の読み方、解き方を演習した。オンレクでは人文をメインに演習して、ICUの入試特有の空気を読む、筆者の立場を把握出来るように努めた。また、ICUは他大学の国語の問題と違ってややこしい選択肢はあまり出ないので、慣れると解きやすかった。もちろん、難問はありますがこだわり過ぎないのも大切かと。知識問題は世界史、政経、倫理の知識が役に立った。

b. 総合教養(ATLAS)

もともと国公立も視野に入れていたので、広くやっていたのが役に立ったかと。講義のメモは略字とかを用いて、なるべく多くとるようにした。part1はメモを利用してなるべく8割以上を、2,3は人文社会科学に近いので知識問題以外はとれるように、part4は時間をかければ出来る問題、全くわからないから予測しながら勘で選ぶ問題で分けていました。総合教養の読解問題は比較的簡単なので、重点的に見直しをし、知識問題や難問、奇問になるべく時間をかけないようにしました。出来る問題をかき集めて6割以上を狙うのがベターかと

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

去年はリスニングで失敗したので、今年はかなりやりました。理系の勉強や移動時間はVOA,BBC,freaknomics(かなり早いけど、中身は一番面白い)をポッドキャストで聴いていた。参考書はTOEFL ITP TESTリスニング完全攻略がオススメ!ICUの入試は少しずつ傾向が変わるので、問題の選択肢しか書かれてないITP形式をやっておくと少しくらい速くても動揺しなくなりました。会話文の呼吸のリズムが掴めるようになってから一気にリスニングが得意になった気がします。また英検準一級の問題が練習にちょうど良かった。
解き直しは一回しかしない方だったので、会話表現や知らない単語はノートに書いて、リスニングの復習はアプリで1.2倍速で聴くのもオススメです。

<リーディング>

リーディングは得意だったので、あまり対策してないですが、TOEFLテスト完全攻略リーディング、体系英語長文、リンガメタリカ、ACADEMICシリーズは良かったです。特に後者二つはリスニングのpart3に出てきた内容も含まれるし、人文社会科学、総合教養でも使える知識が豊富。時間があったら日本語の解説だけでも読むといいかと。あとは読みにくい関係詞や長い節をカッコでくくったり、ディスコースマーカーをチェックする習慣をつけるようにしました。これは国語、人文社会科学でも使えると思います。とにかくわからない文にぶつかったら、解体するのも必要だと思います、やっぱりさらっと処理して誤読したり、ダミーの選択肢に引っかかることがよくありがちだったので。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ヨーロッパ思想入門、村上陽一郎先生の著作、マンガギリシア神話、マンガ新旧聖書は読んでおくと役に立つことがあるかなと思います。
最後の試験だけ運よく長机でリラックスして出来たので、早めに?出願するとタブレット椅子に苦しまなくて済むかもしれません
また、満点をとる試験じゃないので、中央値より上をとれば受かるんだって気持ちも大切です。
繰り返しになりますが、解ける問題を確実に拾い集められるかがカギになるに違いないです。

8. 最後に一言

オンレクの情報量はすごいので、赤本よりも断然オススメします!赤本は解説や問題の不備が多いのであまりよくないです。ある程度基礎がある場合は、予備校よりもオンレクでガンガンやった方がいいです。選択肢との付き合い方も学んで損はないです。もちろん、オンレク以外にも良い塾、予備校はあるので最終的には好みになるかもしれませんが

何回かチャレンジしてやっと報われました!
でも諦めないことも大事ですが、ICU以外にも目を向けてみるのも時には必要かと
私みたいに色々やって結局戻っちゃうこともあるし、他の道に進める人もいるので、肩の力を入れ過ぎない方がいいですよ。去年は肩の力を入れ過ぎて、タブレット椅子性筋肉痛になりました…

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ぱんなこった

<プロフィール>

地方の県立高校の国際科、塾なし
2. 受験形態

AO入試入試

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

パンフレットを見て一目惚れ。

6.ICUに期待するところ

英語の力を伸ばしたいのでELAをがんばりたいです。
また興味のあることがたくさんあるのでリベラルアーツ教育でさまざまなことを学びたいです。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

私の高校にはディスカッションの授業があり、そこで様々な人の意見を聞いて理解を深められる対話型の勉強をおもしろいと思ったから対話型の授業をしているICUに入って大学でも対話型の学びを継続していきたいと書きました。さらにICUには留学生や帰国子女が多いので、様々なバックグラウンドを持つ人がいるという国際性にも惹かれたと書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

平和研究をメジャーにしたいと書きました。留学や国際交流キャンプへの参加を通して国際問題に興味を持ったという平和研究を学びたいと思った動機も書きました。さらに国際問題は政治、歴史、宗教などと関係しているからそれらの授業も選択して学び、リベラルアーツを通して多角的に国際問題を学びたいとまとめました。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

まず初めに留学先の学校でゴミのリサイクルがされていないという問題に気がつき、環境保護のボランティアグループを設立したという話を書きました。そこから私には問題を見つけるための批判的思考力と解決するための行動力があると結びつけ、これらの力は大学でも発揮されるだろうとまとめました。

b.エッセイ

3番を選びました。
報道記者になりたいという夢を実現させるために高校生の間にしたこと(3年間新聞社で高校生スタッフとして働いたこと、1年間テレビ局でレポーターを務めたこと)を書きました。新聞記事を書いたり、インタビューの仕事を通して幅広い知識の必要性を実感し、大学では1つの分野だけではなく様々な分野の知識を身につけたいと考えるようになったと書きました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

資質は「人の話をよく聞いて、相手の意見を取り入れて組織をまとめられること」として、その具体例として討論部での活動と学校行事の実行委員長を務めた経験を書きました。部活では部長というわけではなかったのですが私がチームのためにやったことを書きました。英語ディベート大会で県大会優勝、全国大会出場したこともアピールおきました。最後に「この資質を活かして円滑に組織をまとめ、討論部と実行委員会に貢献できたと思う。」と評価しました。

d. 推薦状2通

1年間ニュージーランドに留学していたので、そのときの英語の先生にお願いしました。国際郵便で推薦書をやりとりしなくてはいけないので夏休み前から先生と連絡ととって準備を始めました。

e. 成績書類

TOEIC875

評定平均 = 4.5

f.一次試験(書類審査)のポイント

アドミッションポリシーにICUが学生に求める4つの資質が書いてあるのでそれらを絡ませて自分をアピールすることが大切だと思います。私は塾に通ってなかったし、学校も受験に熱心ではないのでオンレクのAO対策講座の添削がとても役に立ちました。

h.二次試験のポイント

個人質問の前に3分間グラフを見る時間がありますが、今回のテーマを言われただけで具体的に何のグラフなのかは個人質問のときまで教えてもらえませんでした。あとグラフは書き込みOKです。机の上にメモ用紙があるので、質問をメモすることもできます。

最後に代表者1人がディスカッションでどのような結果を導き出したのかまとめて面接官に発表します。この発表もあわせて15分間で収めないといけません。だから持ち物に書いてないけど腕時計絶対に必要です!!!(タイムキーパーのストップウォッチは見えません)ディスカッションはじめの合図で腕時計を確認して残り5分くらいになったらまとめに入ってラスト2分くらいでまとめの発表をするといいと思います。

オンレクの合格体験記で読んだ通り、試験直前でもみんなでおしゃべりしていて賑やかで、いい意味で受験に来ているという雰囲気がなくアットホームな感じでした。リラックスできてよかったと思います。私は新幹線の時間の都合で集合時刻の2時間前にICUに着いたのですが、たくさんの受験生の子達がすでにいて一緒にお昼ごはんを食べました。みんなと仲良くなれるし、情報交換とかできるから早めに行った方がいいと思います。

8.最後に一言

AOはエッセイや願書など書かないといけないことが多いので早めに準備に取り掛かった方がいいと思います!がんばってください!

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