専門学校からのICU受験4 ICU High Endeavor奨学金
(無事ICUに合格されまして、ご家族の反応はいかがでしたでしょうか?)
家族のリアクションは、また学校に行くのかという感じでした。学費に関しても心配されました。しかしHigh Endeavor奨学金をいただいたことで学費が安くすむこと、自分で十分に賄えそうだということを言ったら安心してもらえました。
(High Endeavorの受賞はICU合格後すぐに分かるのですか?)
入学の書類に奨学金に関する書類も同梱されていましたのですぐに分かりました。
(High Endeavorを受賞すると入学金と授業料の1/3が免除されますが、その場合、最初にICU払う費用はおいくら?)
「入学金+春学期」の学費が免除なので、最初の費用はゼロですね。合格の書類に振込用紙が付いているのですが、そこに「奨学金でカバーされているので払うな!(この振込用紙は利用できません)」という旨のスタンプが押されています笑。奨学金を受けるための書類、入学関連の書類は出す必要がありますが。
(見せていただいた奨学金の内定通知(左)と合格証(右))
(ICU High Endeavor奨学金の手続きに関する書類)
(いずれにしても今年は良い結果が出て良かったですね)
専門学校時代からICUに進学することを意識していたので、試験までの道のりは長く感じました。合格後にはなんとも言えない開放感があって、気持ちがフワフワしていて、合格発表から1週間ほどは何にも手が付きませんでした。
(少々話が前後しますが、リスニングのお話を伺うとICU入試問題を大変よく研究されておられまして、人文・社会にも理解と解法のテクニックはありますか?)
人文・社会は元々得意なので、リスニングほどは意識しませんでしたが、
本文を読む際は、全ての内容を完全に理解できなくてもよいけど、
重要な箇所は見逃さないようにして、どこがその段落の言いたいところか、パラグラフリーディングのように段落ごとに理解することを心がけました。
また、問題に関しては、年度によって出題者の癖があるので、選択肢の傾向、間違いのパターンを早くつかむことが大事だと思います。
特に、読解問題の間違い選択肢は、
「因果関係が逆」、「書いていない」、「言い過ぎ」、「本文に根拠がない」、
などのパターンがほとんどです。
それらのパターンをどれくらい用いるかは必ずしも一定ではなく、また、似たようなパターンで正解、不正解が決められている問題が複数あるので、いち早くその年度の作問のパターンがつかめると有利ですね。
(ありがとうございました)