一般選抜

昨年創刊39周年を迎えた、ICU(国際基督教大学)唯一の週刊学生新聞、WG(The Weekly GIANTS)2015年度版入試特別号の販売等に関するお知らせです。

毎年ICU入試前日とICU入試当日に売っている、ICU学生新聞WGのICU入試特別号で、当方BUCHOも12年連続(13年?)で記事を執筆しております。

発売場所:ICU学内、ICU教会前の旧ロータリー付近。

バスを降りてまっすぐ教会の方へ行くと新聞販売場所がございます。
(学生新聞The Weekly GIANTSの看板が出ています)

発売日時:
2015年2月6日(金)が9:00-15:00
2015年2月7日(土)が7:30-14:00
(荒天、完売等により販売時間は変更される可能性があります。今のところ在庫には余裕があります。)

販売価格:定価300円
*「BUCHO NET(ブチョウネット)を見た」もしくはオンレク生の方は「オンレク生です」と購入時に言うと100円割引き(200円)でご購入いただけます。

内容:ICU入試攻略法、入試前の心構えやICU学内案内、入学後の授業紹介など
*概して入試をリラックスして受けていただくための、緩やかな読み物が中心です。

その他:

*もちろんICU生のスタッフ(一般入試合格者、オンレク合格者等を含む)が販売に当たっておりますので、入試前の相談、雑談、質問等お気軽にどうぞ(新聞を買わなくても、雑談・相談・質問だけでも全く大丈夫です。約40年間続いているICUの学生新聞ですので、どうぞお気軽に)。

*ICU入試当日にもお買い求めいただける予定ですが、ICU入試前日の下見の際の方が、来場者が少なく、スタッフ、時間とも余裕があります。

一般選抜,ICU入試統計倍率偏差値,志願者数・受験者数

2015年1月28日、ICU(国際基督教大学)は一般入試志願状況を更新し、一般入試(A方式)は、28日現在で1,894人と、昨年度の1,576人を大きく上回ることが確実となりました。

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ICU Webサイト「入学者選抜の動向」(2015年1月28日時点)より

過去5年間のICU入試の一般入試志願者数は以下のようなグラフになります。

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ICU(国際基督教大学)一般入試志願者数(2011-2015)

昨年度から20%を越える増加ですね。1999年からこのサイトを運営しておりますが、こんなに志願者数が増えたのは初めてです。

4教科から3教科への科目数減のよる、理系受験者の増加、
新試験 総合教養(ATLAS)の導入効果などが考えられますが、
一番大きいのは佳子さまのICU合格だと思います。

前回の投稿で、眞子様の際(2010年度入試)は志願者数にはそれほど影響がなかった旨を書きました。

2009年度入試1865人→2010年度入試1752人

上記くらいの細かな変化は、併願校と試験日程が重るなど、ICU入試ではよくあることです。

眞子様の際は、AO入試に合格されてから報道があり、多くの受験生が志望校をすでに決めているとも言える時期(2009年11月5日)にニュースとなりました。恐らく秋頃報道されて、ICUに受験生が着目したとしても、そこから受験校を考えるというのは、なかなか難しいところもあったと思います。

しかし佳子様の場合は以下のように明らかに志願者が増えました。

2014年度入試1,576人→2015年度入試1,894人

佳子様のケースでは、学習院大学を中退され、ICU受験を表明されたのが夏(2014年9月11日)、ICU AO入試合格発表が秋(2014年10月30日)、さらに佳子様成人されたのが冬(2014年12月29日)と、およそ受験生が注目する全ての時期で「ICU 国際基督教大学」の大学名が全国報道されました。

特に理系の受験生がICU入試を受けやすくなった入試科数及び科目の変更に加えて、上記のような報道があったことが、ICU入試の志願者増に結びついたのではないかと考えられます。

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p.s.

佳子さま効果と書きましたが、眞子さま現役でICUに合格され、立派にICUで学業を成就されたことが、佳子さまのICU入学に繋がっているのですから、ICU OBの立場からすると、これは遅れてきて現れた眞子さま効果だと思います。

ICU総合教養対策(ATLAS),一般選抜

ICU(国際基督教大学)のフルスペック総合教養問題の音声講義2を公開させていただきます。ぜひICU入試対策の参考としてください。ICU入試総合教養(旧リベラルアーツ学習適性過去問対策を含む)レクチャーの一部です。

上記ICU入試総合教養対策音声講義の問題・解答・解説はオンラインレクチャーにてご利用いただけます。

ICU入試対策オンラインレクチャー

ICU総合教養対策(ATLAS),一般選抜

(ICU学生新聞 WG 2014年10月25日、26日発行 ICU祭速報号3-4面)

2015年度ICU一般入試は、以下のように変更される。

2014年(一般入試 /前年度)

  1. リベラルアーツ学習適性(旧)(70分80点)
  2. 人文科学(70分 80点)
  3. 「社会科学」または「自然科学」(70分80点)
  4. 英語(リスニングを含む)(約90分90点 内リーディング60分)

2015年度(一般入試A方式/今年度)

  1. 総合教養(新)(80分80点)
  2. 「人文・社会科学」または「自然科学」(80分80点)
  3. 英語(リスニングを含む)(約90分90点 内リーディング60分)

大きな変更点は以下の3点である。

  1. 人文・社会科学が統合され4教科型から3教科型に
  2. 自然科学選択者は人文科学の受験が不要になった
  3. リベラルアーツ学習適性から放送型の総合教養に変更された

筆者はICU OBで、1999年よりICUの入試情報サイト(BUCHO.NET)を運営しており、ICU対策講座も実施しているが、その経験を踏まえて、新試験の対策方法を論じていきたい。

 

<対策1> 変更点を踏まえた対策

英語(リスニングを含む)、人文・社会科学(または自然科学)の2教科で高得点を狙う

今回新たに加わった総合教養は、旧リベラルアーツ学習適性がそうであったように、問題内容が完全には公表されていない。よって、まずは確実に出題される既存科目(英語、人文・社会科学(または自然科学))の対策を重点的に行うべきである。これら既存教科に関しては、人文・社会科学が統合され、その試験時間が70分から80分に変更されたという細かな変更はあるものの、試験形式等は踏襲される予定である。また、4教科型から3教科型になったことで、1教科のあたりのウエイトは大きくなった。よって、過去問等から対策が十分に可能な既存教科(英語、人文・社会科学(または自然科学))の演習をしっかり行っておくことが、確実な得点アップに繋がる。また、4教科から3教科へと科目数が減少したことにより、英語や人文・社会科学(または自然科学)などで合格に必要なボーダーラインが上昇する可能性も否定できない。

<対策2> 英語

比重が大幅アップ、特にリスニング対策が重要

ICUは文系の難関私大(早慶上智ICU)の中では、英語の比重が比較的低い大学であった。昨年度まで、入試全体に占める英語の比重は約28%で1/4強であったが、今年度から36%で1/3強になり、大幅に英語の重要度が増している。各種ランキングが示すように、ICUは元々英語の意識が高い学生が集まりやすい大学であり、難関私大を併願する受験生の多くは英語のレベルも高い。その中で、英語のウエイトが増し、また最大の配点であるといことは、以前にも増して、英語の出来映えが合否を左右することになりそうだ。文系理系を問わず、併願校においても英語は重視され、ICU入学後も英語は必須であるので、入試対策として、まずは英語に取り組むべきである。icu-exam-graph-2014 icu-exam-graph-2015

また、ICUの英語の特色として、英語の問題の約半分がリスニングであるということが挙げられる(リスニングの配点は非公表だが、過去の合格者の成績等から、配点は約半分と推測される)。これは難関私大でも中でも珍しく、リスニングを全面的に実施しているのは、早大の国際教養学部などごく一部の学部に限定される。よって、多くの私大受験生はリスニングの対策が必ずしも万全ではない。ICUを志望する受験生は、英語リスニングの対策をしっかりやっておくことが、大きなアドバンテージとなり得る。

伝統的にICUのリスニングは、TOEFLの形式に類似しており、TOEFL教材(特にPBT/ITP形式)を使っての学習は有効である。また、ICUの過去問も出題形式や出題内容(大学生活をベースとした日常会話や大学での講義など)は概ね一定しているので、ICUの過去のリスニングの問題を用いての学習も非常に有効である。

英語リーディングに関しては、典型的な読解・内容一致問題(Part I)が中心であるので、英語の受験勉強をしっかりとしている人にとっては、さほど心配はない。ただしPart IIには300-400 wordsの英文の中に20もの空所があるという、やや特殊な空所補充問題があるので、Part IIに関しては演習を重ねておくとよい。

<対策3> 人文・社会科学

過去問演習が有効

人文・社会科学は今年度から統合されるが、問題形式等は従前の形が踏襲される予定である。大学入試としては非常に長い論文を読んだ上で、約40問の問題に答える形式で出題されてきた。2014年度の問題文の長さは、人文、社会どちらも約10,000文字、B5用紙で10枚程度であった。試験時間は70分から80分に変更され、若干のゆとりができるが、それでも回答に要する時間を考えると、15分-25分程度で約10,000文字の学術的文章を読み切る能力が必要となる。高1や高2の段階では、まずは読書の習慣を付け、新聞や新書等を継続的に読むなど、日本語の論文を読む訓練を行うとよい。その際、読んだ文章の要約をノートなどにまとめてみると、短時間での内容を把握や、文章読解の訓練となる。すでに高3で試験が控えている場合、あるいは高2などでICU志望が決まっている場合などは、ICUの人文・社会科学の過去問の演習を始めた方がよい。

人文・社会科学の特徴は、ICUの教授らによって、本文が試験のために書き下ろされたものであるということである。その他の大学の入試の現代文や小論文等の資料は、ほとんどの場合、既存刊行本や新聞記事等の文章を引用したものであるが、ICUでは、入試のためだけに、教授らが試験用の文章を毎年作成している。よって、ICUの人文・社会科学はICUの先生方から、未来のICU生へのメッセージという側面も持っており、内容の充実した論文が多い。また、毎年様々な教授らが論文の執筆を担当しているので、人文・社会科学の過去の論文をたくさん読んでいると、多様な学問分野を試験対策としてカバーできると同時に、固有の出題形式にも慣れることができる(経験上10年分以上の過去問を解くと出題が一巡し、得点力が一気に上がるようだ)。

<対策4> 自然科学

標準的な問題が多いハイスコアゲーム 自然科学選択者は有利?

2014年度入試まで自然科学選択者も、人文科学の試験が課せられていたが、2015年度入試からは自然科学のみで受験できるようになった。リベラルアーツカレッジ、あるいは教養学部系統の大学の中で、理系の学問もできるというのは、ICUの大きな特徴である。英語のできる理系の大学生は、就職や院進学など多方面で需要がある。一方、文系のイメージの強いICUで、理系の優秀な学生をいかに確保するかというのは長年の課題であり、入試では理系の学生は若干有利と思われる傾向がある。

よっていかにミスをしないかというハイスコアゲームの要素がある。また、他教科と同様に全問マーク方式である。計算問題に関しても数値記入ではなく、計算結果がいずれかの選択肢の中に書かれている。よって全部を計算しなくても、概算をして、短時間で問題を解けるようにしておくとよい。筆者が主催するBUCHO.NETの調査では、2014年度の社会科学選択者の倍率が約2.9倍であったのに対し、自然科学選択者は2.4倍であった(2013年度はそれぞれ2.9倍、2.6倍)。2014年度までの自然科学の入試は、数学、物理、生物、化学の4教科から2教科を選択する形式であり、この形式は踏襲される予定である。また例年通りであれば、4教科は同一の冊子に印刷されており、当日問題を見てから、回答する2教科をその場で選択することが可能である。自然科学の問題は、標準的な問題が多く、一般的な受験勉強をしていれば対応できる問題が多い。

<対策5> 総合教養

様々なアプローチが可能な全方位型試験

 総合教養はリベラルアーツ学習適性に代わって2015年度から導入される試験である。その形式は冒頭に15-20分ほどのミニ講義を聴き、それを元に40-45問程度の問題に答えるというものである。試験時間は80分で、問題冊子は講義の放送終了まで見ることができない。問題は4部構成で、Part Iは放送に直結した問題、Part IIは人文科学、Part IIIは社会科学、Part IVは自然科学に関連した問題がそれぞれ10問程度出題され、Part II,III, IVの問題の前には、放送と関連した各分野の短い論文が掲載される。旧リベラルアーツ学習適性と同様に、非常に出題範囲が広い。よって満点を狙うような試験ではない。また、読解・聴解の要素が強い。文系の受験生の場合は、まずは人文・社会科学の過去問をよく研究して、それらの出題をしっかりと押さえることだろう。その上で、数学や理科を、高校の授業で習った範囲だけでも復習しておくとよい。一方、理系の学生は、人文科学の試験が必須でなくなったことを含め、読解の要素がこの試験に盛り込まれているので、素早く論文に書いてある内容等を把握するために、人文科学の過去問を見ておいた方がよい。いずれにせよ、およそ全ての教科が出題範囲となり得る試験であるので、全てに対応するというより、併願校や選択科目等によってそれぞれ違ったアプローチが可能な試験と言える。まずは自分の選択している科目に関してはきちんと答えるという姿勢でよい。また、対応関係を完成させる問題など、旧リベラルアーツ学習適性の要素も含まれているので、過去の出題を研究しておくとよいだろう。

なお筆者の主催するWebサイト(BUCHO.NET)では学内取材や過去の傾向に基づいた、放送付きの総合教養対策問題を多数用意している。また、その他教科も1988年の公開以降のほぼ全てのICUの過去問の閲覧・演習が可能である。

https://icu.bucho.net

ICU学生新聞 WG 2014年10月25日、26日発行 ICU祭速報号掲載記事

PDF版はこちら↓

2015年度ICU新入試対策学内新聞WG記事

一般選抜

ICU OBの方からICUでのコンサートのご紹介いただきました(このブログで紹介して皆様にご来場いただきたいとのこと)。

ICU教会で11月30日にコンサートが行われます。ICU入試受験生の皆様、保護者の皆様で、まだICUを見学されていない方は、ICUのキャンパスを訪れる良い機会かもしれません。今回はアルメニアの弦楽四重奏団(Komitas Quartet)が来日し、来日オープニングコンサートをICUで行います。Komitas Quartetは1924年の結成から活動を続けており、現存する最古の弦楽四重奏団であるそうです。さすがに一流の演奏家が揃っていますね。

ICU国際基督教大学 教会公演2014

今回楽団がICUで講演されるきっかけとなったのは、ICUでITや数学などを20年以上教えておられ、ICUの大学院長も務められたグラント・ポゴシャン先生で、今はなんとアルメニアの駐日大使になっておられます。当方も在学中大変チャーミングなお名前で記憶しておりましたが、今は駐日大使殿下です。

今回このコンサートをご紹介して下さったICU OGいわく、他では聴けない、アルメニアの聖歌など、おそらく本格的に演奏されるのは日本初であるであろう音楽が聴けるのが魅力であるそうですよ。ううむ、よく分からんが、ICU新入試の「ICU総合教養ATLAS」の実際の放送と同じく、誰も聴いたことがないからこそ逆に大丈夫。ICU OGC合唱団( ICU グリークラブOB・OGによる合唱団)も出演。

これを機会に、ICU入試を前に、ICUのキャンパスを見学してみるのもよいかもしれません。ちなみに当方(BUCHO)は浪人生の頃、ICU受験前に、ICUのキャンパスを下見に行って、こっそりと一人でICU教会でICU合格を祈りました。祈りが通じたのか合格しました(今思うと恥ずかしい)。今回はICU教会で行われる世界的楽団の公演なので、ICU合格を祈り放題であることは間違いありません。ICU入試なら湯島天神よりICU教会です。

当方BUCHOも皆様のICU合格の祈りつつ日曜午後の安眠のため行く予定です。

来春皆様の入学式もICU教会で行われます。たぶんICUの入学式では佳子さまもICU教会にいらっしゃいますですよ。

コンサートは11月30日です。詳しくはICU同窓会Webサイトなどをご参照下さい。

2014年11月30日(日)
16:00開演 (15:30開場 18:00終演予定)
会場 ICU教会(国際基督教大学礼拝堂 。ICUに入って一番最初に見えてくる建物。明らかに教会なので迷いようがないので安心)。

入場料 一般2,000円 学生1,000円 (全席自由、チケット予約サイト等でも販売。ご紹介下さったICU OBによると当日も会場にてチケットを購入可能とのこと。予約推奨ですが、たぶんアルメニア音楽に造詣が深い方はそれほど日本にいないので、当日も余裕で買える、はず)

*ICU入試合格祈願は宗派を問わず非公式に各自でこっそり行って下さい。

ICU同窓会Webサイト
http://www.icualumni.com/?p=2835&cat=event-info

ICU OGC合唱団
http://www.icuogc.jp/pukiwiki/

ICU国際基督教大学 教会公演

一般選抜,ICU祭(学園祭)

2014年開催 ICU祭フォトレポート2

引き続きICU祭(国際基督教大学大学祭)のレポートです。

ICU祭2014-02-01

こちらはWG(ICU学生新聞サークル The Weekly GIANTS)記者のT氏(写真左)所属のELAセクション有志によるノンアルコールカクテルの出店。確かにアルコールを抜いたカクテルの味がしましたな。

ICU祭2014-02-02

ICUスキー部の焼き鳥の出店。スキー部は毎年焼き鳥をやっておられて、長年のノウハウが蓄積しているのか、とてもおいしいです。食事で迷ったらスキー部の焼き鳥です。ICUスキー部には眞子さまも所属しておられましたね。

ICU祭2014-02-03

ICU本館入り口の装飾。各柱にそれぞれ"I.C.U."の装飾があり、それぞれInternational Christian Universityの文字がデザインされています。テーマである∞無限大マークもしっかり入っていますね。

ICU祭2014-02-04

こちらは本館1Fの入試個別相談のコーナー。ICUの入試スタッフの方が常駐されていて、高校生や保護者の方などが熱心に相談されていました。時間帯にもよると思われますが、オープンキャンパスと比較すると入試の相談をする来場者の数は少なめに見えたので、比較的待たずに相談できそうな雰囲気でした。他大学だと親子連れや受験を控えた高校生が行くような雰囲気ではない大学祭も多く、入試相談を実施していないところも多いのですが、ICUの場合この辺りはフレキシブルでよいですね。

ICU祭2014-02-05

こちらはコミッティ(ICU祭実行委員会)による無料休憩場。キッズコーナーもあり、家族連れも安心して来場できる雰囲気でした。飲みものや駄菓子なども用意されていました。

ICU祭2014-02-06

ICU鉄道研究会による鉄道模型の展示。こちらは特に男子児童に大人気でした。もちろん鉄道写真も充実。

ICU祭2014-02-07

講演系サークルは主にカフェを実施していました。お茶を飲んだり、軽食を食べながら各講演を見られるという趣向ですね(見るだけでも大丈夫)。写真は本館のほぼ全てのカフェを取材したというWG記者N氏一押しのICU Ballroom Dance(ICU社交ダンスサークル)のカフェ。パフォーマンスも良かったし、コーヒーもパウンドケーキ(8割方食べてから撮影)も大変おいしかったです。

ICU祭2014-02-08

先ほどのカフェの、社交ダンスサークルの指導をされているJulian Koe先生。サークルに教えに来ているプロダンサー、ではなく、イギリス出身の化学の先生で、ICU教授として無機化学を教えておられます。NS情報誌によると先生は2012年に人命救助で表彰されたこともあるとか。社交ダンスも化学も人命救助もこなすとは、なんともいい先生をICUの理系は抱えていますね。社交ダンスサークルの皆様のダンスもよかったです(BUCHO.NETのオンレク合格者のお知り合いのOGがいらっしゃって、その方のを介して先生のお写真をブログに載せて良いか伺った所、部員の方と一緒にポーズをとって下さいました)。部員を絶賛募集中とのことでしたので、興味のある方はICU入学後にコンタクトしてみましょう。

ICU社交ダンスサークルのWebサイトはこちらです。

http://icuballroom-j.weebly.com/

ICU祭2014-02-09

ICU祭ではアカデミック企画も伝統的に行われています。写真は言語学・言語教育学がご専門の守屋先生による特別授業の様子。「ICUの英語学 言語学で読み解く英語のパワー」という授業で、映画の英語の挿入歌の比較などを例に、英語の変遷や、女性が使う英語の変化などをレクチャーされ、それに基づいてディスカッションも行われました。以前と比較すると自立した強い女性のイメージが映画の中の英語でも見られるようになってきた事などが示唆されていました。会場で一番パワフルなのは守屋先生であった事は間違いありませぬ。

ICU祭2014-02-10

こちらはアホ山ステージでのSmooth Steppers(スムステ)の講演です。スムステはICUでも最大規模のサークルの一つで、今回は総勢102名ものダンサーが参加されたとのことです。スムステの講演はICU祭の目玉の一つになっていて、学生数の少ないICUとしてはとんでもない規模でしたわ。レベルの高い、ボリューム感のある講演でした。

ICU祭2014-02-11

我らが学生新聞サークルThe Weekly GIANTSも、特別号編集長のE氏らの企画で、ICU祭速報号を新D館前などで無料配布させていただきました(ICU祭1日目、2日目でそれぞれ即日発行の記事掲載というWGとしては画期的な企画)。WGでは各日1000部、両日計2000部を用意したそうですが、なかなかのハイペースでさばけて、無事に配布完了したようです。WGも部員(独立採算制なので部員を社員と呼ぶ)を大募集中ですので、入学後、学内新聞をご覧の上、ご連絡くださいませ。

当方(BUCHO)もWG OBとして新制度に対応したICU入試対策記事を執筆させていただきましたので、後日UPいたします。

一般選抜,ICU総合型選抜(AO入試)

秋篠宮家の次女佳子さまがICU(国際基督教大学)にAO入試に合格され、入学手続き等が完了したことが宮内庁より発表されました(10月30日)。

AO入試の合格発表は10月24日に発表されていましたので、手続き等の完了を待って発表された形ですね。

お姉様の眞子さまの場合は2010年度(入学)のICU入試でした。この時は、2009年10月23日にAO入試の合格発表があり、その旨が発表されのが2009年11月5日頃でしたので、前回と同様、ICU合格後、入学手続き等が完了してから発表されたというパターンは同じですね。

ただ前回と違うのは、佳子さまが学習院大学を退学されるというニュースが先にあり、佳子さまがICUのAO入試を受験されるということがメディア等で大きく報道されたことです。もちろん2010年度入試で合格された眞子さまの場合は、眞子さま合格されるまで、ICU入試を受験されていたという報道はされていませんでした。

今回は皇族が学習院を中退されたという非常に特殊なケースなので、ICUを受験することがニュースになったのは仕方のない事とも言えますが、NHKのニュースで「国際基督教大学 受験」という報道があるなどとは夢にも思わず、びっくりしました。報道されたのは9月11日です(その日はサイトへのアクセス数がとても増えていて、一体何があったのかと思いました)。

佳子さま 国際基督教大学を受験へ NHKニュース(2014年9月11日)関係者によりますと、佳子さまは、来月、姉の眞子さまがことし春に卒業された東京・三鷹市の国際基督教大学教養学部のアーツ・サイエンス学科を、AO入試で受験されることになりました。AO入試は、ペーパーテストではなく出願書類や作文、それに面接などで合否が決まる入学試験です。
佳子さまは、去年の春、東京・豊島区の学習院大学に入学し、小学校の教員を育成するため昨年度から新たに設けられた文学部の教育学科で学んできましたが、国際基督教大学を受験するのを前に、中途退学されたということです。
佳子さまは、去年、高校を卒業する際、「これからもさまざまな経験をしていきたい」と述べられ、秋篠宮ご夫妻は「今後もさまざまな事柄に接しながら、自身の関心を深めていってほしい」と述べられていました。

中退されてまで受験されたというのは、不退転の決意で入試に臨まれた様子がうかがえますね。自分も大学入試の研究のため、毎年様々な大学の入試を受験しているのですが、受験生は誰しも不安になるものです。ご自身の受験がニュースになる中で受験勉強をしたというのは大変なプレッシャーだったと思います。

さて、ICU受験生として気になるところは、来年度入試がどうなるのかというところかと思いますが、前回の眞子様の2010年度ICU入試のケースを振り返りながら、考えて行きたいと思います。

結論から言うとあまり一般入試には影響はないと思います。

以下は2010年度(眞子さまAO合格後)の一般入試と、2009年度との比較です。

ICU入試分析1

 

ICU入試分析2

上記のように、眞子さまがAO入試でICUに合格された後の、ICU入試は、一般入試微減、センター利用(現在は廃止)が微増と、大きな変化はありませんでした。

よくよく考えてみると学習院大学を目指す層と、ICUを目指す受験者層とでは、かなりギャップがあるようにも思われます(ただし2010年度に学習院高校(学習院高等科)からICUを受験した方は、例年より多かったようです。ご存じのように学習院高校は難関校)。また、そもそもICUを目指している方はICUの教育の質や制度等に魅力を感じている方が多く、ミーハーな(?)学生は元々ICUを目指していないというところもあるのかもしれません。よって、今回の佳子さま合格のICU合格のニュースも、ICUの受験者数自体にはそれほど影響がないと予想されます。

むしろ2015年度入試で気になるのは、ICU入試のモデルチェンジでしょう。総合教養(ATLAS)などはリベラルアーツ学習適性など従前のICU入試の要素などを引き継ぎつつも、新たな試みですので、ICU入試受験者数がどうなるかは未知数です。

ICU受験の形式として、来年度一番影響があると考えられるのは、自然科学受験の場合、人文科学の受験が不要になったことでしょうか。理系の受験生はICUを受験しやすくなった形です。しかしこれもあまり大きな変化をもたらさないかも知れません。

ICUは自然科学は1998年度から現在のように、数学、物理、生物、化学の4教科から2教科を選択する方式になりました。1997年度以前は自然科学全分野を統合した1教科として出題されていたので、1998年度から、理系の試験は受験しやすくなりました。しかし、変更のあった1998年度のICU入試では、1997年度と比較して受験者数が減少しており、「理系の試験が受けやすくなる」だけでは受験者数は増えなかったようです。

長年ICU入試を見ていると、ICUの受験者数は、私学全般の動向などが影響している様子が伺えます。ICUは1学年約500人と人数は少ないのですが、ICUの受験者数は概ね他の難関私大全般の動きと同じような動向です。

よって眞子さまに続いての佳子さまがICUに合格され、皇族のお二人がICU関係者になるという、ICU OBとしてはうれしいニュースを聞きつつも、ICUの受験者数や、受験者層に大きな変化はないのではないかと予想しております。

いずれにしてもICU受験生の皆様は、御学友(語学友?)目指して頑張りましょう。

余談としてスト3(ELAのレベルで上から3番目)くらいだと語学友になる可能性大だと予想。後は今も大所帯のスムステ(ダンスサークル)が一層栄えそうですな。

一般選抜,ICU祭(学園祭)

今回は2014年10月に開催された、ICU祭(国際基督教大学大学祭)の様子をお送りいたします。

ICU祭2014-01

ICU正門付近のボード。今回は「夢限」がテーマで、汽車をテーマにしたエンブレムが会場のあちこちに配置されていました。今年度は2014年10月25日(土)、26日(日)に開催されました。

ICU祭2014-02

ICU正門のボードその2。カウントダウンボードにもなっていますね。汽車の煙やキャラクターが∞(無限大)になっていますね。ICUっぽい看板です。

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看板撮影のために正門で降りましたので、約1kmの滑走路(マクリーン通り)を移動。秋晴れの桜並木が最高でした。「学校ってのは大体桜があるのよね」と、とある来場者の方がおっしゃっていました。確かにそうだと思いつつも、なかなか数百メートルに渡っての桜はないぞ。どこもこれだけの桜攻めだと日本の学校は校舎なくなるぞ、と心の中でツッコミを入れた秋の日。

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バスロータリーを越えると正面に総合案内とICU教会が見えます。

ICUのシンボルであるICU教会が段々と大きく見えるこのアプローチはいつ見てもいいですね。

ちなみにこのあたりは旧ロータリーで、以前はここまで車で入れました(現在はもう少し手前にバスロータリーがあります)。その名残でICU教会前は円形の広場になっています。また、新ロータリーができた後も、ICU入試の時などは、旧ロータリーまで特別バスが来ていたこともありました。

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ICU祭総合案内所の様子。

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こちらでパンフレットやスタンプラリー、特別授業の案内などがもらえます。
後ほど詳しくご紹介しますが、ICUのモデル授業はICUの教室も確認できますし、内容もためになり、ICU入試対策としてもいいですよ。

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ICUグッズもこちらで販売されていました。売れ筋はネーム入り文具だそうで、特に左上のICU祭オリジナルクリアフォルダーはICU祭等で限定販売とのこと。右下にちょっと写っているのはICU同窓会作成のゴルフボール。OB会作成のゴルフボールはOBしやすいような気がしますが、ICUはOGの方が多いので大丈夫。

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野外企画(主に 飲食系テント)の様子。

一部他大学の大学祭や学園祭はナンパの名所になってしまっていて、年少者が行くには問題があるところもあるのですが、こうやって見るとICUは地域の方、OB/OG、高校生、家族連れの皆様などが中心で、なんとも上品ですね。

実際にキッズ向けのスタンプラリーなど、子供企画も用意されていました。

ICU祭2014-08

アホ山ステージ付近の様子。細かな話ですが、ICUの本館からICU教会に向かって左がアホ山、右がバカ山です。キッズが駆け回るなんとも牧歌的な風景ですね。

次回に続きます。

一般選抜,ICU入試統計倍率偏差値

さて、今回はICUの大学ランキングに関連した記事をご紹介します。

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週間ダイアモンドの最新大学評価ランキング2014年10月18日号

今回はビジネスマンから見た大学ランキング特集

まずは「早慶上智ICUの4大私大のW合格者の入学先対決」。

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W(ダブル)合格者の比較で、慶應が人気があることが示されています。自分は姉妹サイトのKEIOSFC.COMを運営していて、そちらでも講座等をやっておるのですが、やはり慶應は全般に受験生に人気がある感触を持っています。我らがICUがコアなファンを持つのとはまた違った感じですね。

早稲田大学の中では、国際教養学部(SILS)が奮闘していますね。
ICUの併願研究(ICU OBとしてICUを真似した学部の入試を荒しにいった)をきっかけに始めたWasedaSILS.comというサイトもやっているのですが、早稲田の知名度もあって、国際系統を目指す方では、最初に知るのがこの学部というパターンもあり、意外に第一志望の方も多いです。

ICU(国際基督教大学)とSILS(早稲田大学国際教養学部)は上記では引き分けの判定。よくどちらに進学したらよいか相談を受けますが、自分の講座(オンレク)はICU志望の方が多いので、入試W合格者は7:3ぐらいでICUに進学されています(河合あたりの資料でもICU進学の方が多そうでした。ICU OBの心情としてはやはり圧倒的に環境のよいICUを一押し(?) しかしSILSオンレク出身の合格者で早大国際教養に進学された方のお話を聞くとSILSもよいところですよ。)。

意外だったのは上智外国語とICU(教養)の比較で、かなり多くのW入試合格者がICU進学を選択していると示されている点でしょうか。2000年に6:4でICUだったのが、現在では8:2でICUになるなど、最近はICU進学を選択する方が顕著に多くなっていることが示されています。ただし上智の外国語は学科数が多いので、学科によってはここまで極端ではないようにも思います。

上智の外国語、総合グローバルとSILS(早稲田大学国際教養学部)でも、SILSに軍配が上がっています。SILS(早大国際教養)は2004年にできたので、2000年の比較が無いのですが、その後SILSは上智外国語あたりの受験者をうまく取り込んでしまったとも言えるのかもしれません。

SFCあたりとどうなっているか気になるところですね。

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使える人材が増えた大学ランキング。国際基督教大学(ICU)は8位になってますね。
1学年600人の大学がトップ10にランクインするというのもなんなのですが、ICUは結構企業にも評価されている様子がうかがえます。東大に使えない人材が増えたというビジネスマンの投票が多かったというのは、色々な意味が含まれそうですね。記事の論調は、東大の文一では実質的足きりがなくなっている年度が続くなど、優秀な人材が外国の大学への進学し始めているというものでした。

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引き続き使える人材輩出大学ラインキング。

ICU(国際基督教大学)は11位の得票。

ワーストの方は偏見を持たれている大学ランキング(?)

 

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次は使えるグローバル人材輩出大学ラインキング。

ここでは国際基督教大学(ICU)が一位にランキングされています。
単純に英語力ランキングという気がしないでもないですな。

ちなみに留学した時に京都外大の方がいらっしゃいましたが
「ウチは英語できへんで!」と力説されてました。

その他就職ランキングだと、ICUはマスコミ関連が目立っていました。

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メディアだと英語が必須な部署もありそうなので、その点ICUは企業から人気があるのかもしれません。その他外資系企業のランキングでも上位に入っていました。

いずれにしても早大のように数万人が在学している大学(出身大学の人数が多いと同じ大学内での争いが超高倍率になりがち)が多い中で、1学年数百人というICUは就職でもなかなか健闘していますね。ICUは大学院への進学者も多いので、就活生の中でICU生はレアな存在という事は言えると思います。

あくまでもビジネスマンからの評価ということで、偏差値等とは違った視点でおもしろいと思いました。

大卒の方も出身校の扱いが気になるし、採用担当者や保護者もどの大学がいいか参考にするかもというところで、この手のランキング特集はよく出ていますね。

全般にICUが高く評価されているのはありがたいことですが、どのランキングも偏りがあるというか、特にワーストの方は偏見を感じるので、あくまでも参考までに。

ICU総合教養対策(ATLAS),一般選抜

さて、今回はICUの公式説明等を踏まえて、ICU総合教養対策(国際基督教大学ATLAS対策)を考えていきたいと思います。

まず重要なのはなんといっても、総合教養は聴講型試験であるというところで、やはり大学入門レベルの音声をたくさん聞いておくことがまず大切だと思います。

ICUの入試は高校の教科を暗記しているか否かよりも、大学に入ってから活躍できるか、大学生としても適性を見る試験を伝統的に実施してきました。

ICU総合教養もその伝統に基づき、大学の講義を模したミニレクチャーを聴き、それに答えるというスタイルが採用されています。

よって最もよい総合教養対策は、総合教養に類似した講義をたくさん聴くことです。

最もこれに近いのは、ICUの人文・社会科学の過去問です。

実はICUの人文・社会科学も、1980年代までは、本文が書かれた冊子と、設問が書かれた冊子が別になっていて、先に本文を読んで、その本文の冊子が回収されてから、設問の冊子が配られ、それに答えるというスタイルでした。ICU総合教養も先に問題が読まれ、その後問題冊子を閲覧することが許可されます。よって総合教養は、結果的に、以前のICU入試と類似の形式が聴講型になってリニューアルされたという部分があるのです。

よって過去のICUの人文・社会科学を読みながら(可能ならば聴きながら)学習すると、ICU総合教養対策としては非常に効果的です。メモを取る練習もできます。

また、ICUのリベラルアーツ学習適性(一般能力考査)は、広く教養を問う問題+IQテスト的な地頭の良さを問うという要素もあったのですが、ICU総合教養は講義を聴いた上で、その場で問題を読み、放送やリアクションペーパーという文脈を踏まえた上で、自分の経験や知識もヒントにして、状況を打開してほしいという、やはりここでもひろく教養と閃きなどを問うICUの伝統も引き継いでいます。ICU総合教養はリベラルアーツ学習適性ほど問題数が多くはなく、以前ほどパターンや瞬発力を問うものではありませんが、しかし未知の問題をその場で打開するという意味では、そういった訓練をある程度しておくと有利です。

また、ICU総合教養は新しい試験でもあるので、以前からそうであったように、ICU学内の情報もよくチェックしておいた方がよいでしょう。

以上を踏まえると、まずは文系の人は人文・社会科学の過去問をしっかりやることでしょう。その上で、それを音読するか、放送を意識して、音声を伴って学習する練習もしてみるとより効果的です。さらに自然科学も全分野でなくてよいので、高校で履修したIレベルの問題を多少復習しておくと効果的です(ICUは少々おもしろい出題が多いので、できれば過去のリベラル(一般能力)的過去の出題傾向もチェックしておくとよりよいです)。

理系の方は自然科学の過去問に加えて、できれば人文科学で、読解の練習をするとより効果的です。

経験上ICUの試験、特に総合教養は出題範囲が広く、懐が深いので、どのようなアプローチからも得点できよう配慮されている反面、満点を狙うべき試験ではありません。よってICU志望の方は、確実に出題される、英語リーディング、リスニング、人文・社会科学、自然科学の過去問を徹底演習し、まずはそちらで得点を確実に確保しましょう。その上で、音声教材や人文・社会科学やリベラル的な要素が入った演習問題を行い、総合教養に備えましょう。

繰り返しになりますが、懐が深い総合教養では、様々なアプローチが可能なので、満点を取ることは全く期待されていません。よって、併願校対策、日々の高校の授業が結果的に答えに結びつくことが多々あります。全面的に対策を行うと言うより、自分の興味関心、専攻科目、併願校等によって、アプローチが変わってくる試験です。なので、高校の授業をしっかり受けたり、あるいは、併願校の対策をすることが、そのまま総合教養対策にもなる、という意識も大切でしょう(特に国立型の方など)。

 

なおICU志望でしっかりと総合教養対策をされたいという方のために、オンレク(オンラインレクチャー)では音声教材、過去の問題と学内取材等を反映したオリジナル問題を中心に、音声を伴ったICU総合教養対策をご提供しております。

オンラインレクチャーではICU総合教養対策の豊富な練習問題を用意しておりますので、ご興味のある方は、ぜひご活用下さいませ。

ICU総合教養対策練習問題(↓以下にプレイヤーが表示された状態で、クリックで再生(環境によってはプレイヤー表示までにしばらく時間がかかります。音声はサンプルです。実際の収録は約15分です))

 

PDFアイコンICU総合教養対策オリジナル問題冊子(PDF)

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