オープンキャンパス,学食・学生寮

今回はICU最新の学生寮、欅寮をご紹介します。

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欅寮外観です。位置としては新D館の裏手にあたりますね。本館徒歩5分、学食徒歩1分。

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欅寮のエントランス。英語だとZELKOVA HOUSE。ケヤキですね。

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エントランスホール入って左手の下駄箱。靴を脱いで上がるところは日本の寮っぽいです。数字の書きぶりが洒落ていますね。

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エントランスホールは吹き抜けになっています。欅寮は3階建てで、1Fに男子、2,3Fに女子が入居。

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エントランスからテレビのあるラウンジが見えます。入居している学生はラウンジを通って部屋に出入りするため、
自然と交流が生まれるようです。

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各階にあるキチネットと呼ばれる厨房施設。要はご飯を作って食べられる場所ですね。エントランスからも見えます。

(次回に続きます)

オープンキャンパス,学食・学生寮

今回はICUの新しい学食を紹介します。

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ICU新食堂(学食)の外観です。2010年8月に完成したばかりです。

奥に見えるのがダイアログハウスで、こちらは短期留学生用の寮などに使われる模様。

ダイアログハウスはICU初の高層建築ですね(7階建て)。

2つの建物は1階で繋がっています。

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学食内部の様子です。これだけみるとなんだかICUじゃないみたいですね。

2年ほど稼働していた仮設の食堂とは絶世の感がありますね。

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天井が高く、開放感があります。

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こちらが逆サイドです。結構広いですね。

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稼働前に撮影させていただいたので、まだ料理がありませんが、カウンター式に各種料理が選べるスタイルになっています。

ちなみに会計は電子化されていて、専用カードで行います。

厨房施設も最新のものが入っているようで、提供される食事も以前の仮設食堂と比べるとかなり改善しているようです。

微妙感の漂う学食がICUの特徴だったのですが、なんとも万全なものができあがったという印象ですね。

(新施設紹介は次回に続きます)

オープンキャンパス

入試関連とモデル講義の紹介です。

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ICU入試説明会(プレゼン上演)です。近年6制度になって複雑化していますが、よくまとまったプレゼンでした。

なお詳細は基本的には昨年度と同じ内容ですので、昨年度のエントリーをご参照下さい。

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入試個別相談です。モデル講義等のタイミングもありそうですが、行った日は比較的空いていてあまり順番を待たずに相談を受けられそうでした。

担当者から直接話を聞けるのでよい機会ですね。

その他入試関連の企画としてはリスニング体験(昨年度問題を会場で流しその場で解く)、9月入試説明などがありました。

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なおICU生への相談会(個別相談)として、、新D館にICU生が待機しているラウンジが設けられていました。

こちらもあまり待たずに相談に乗れそうな雰囲気でした。

今年は学長に相談コーナーもあり、学長が待機しておられました。

(ちなみに写真中央は相談後休憩されている鈴木典比古学長及び大西教授(広報センター長)。
学長と広報のトップが来校している高校生の相談ってくれるとか、他の難関私立大では見られないICUならではの光景です)。

相談できる猛者がどれだけいるのかは別にして、学長に直接話を聞けるっていいですよねぇ。

巨大大学のオープンキャンパスを観た後だと、学長が待機しているICUを観ると圧倒的アットホームさを感じますなぁ。

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もちろんモデル講義もたくさん行われていました。

写真は昨年からICUにいらっしゃったオルバーグ先生ですね。

宗教・哲学の先生で、"An Introduction to Philosophy"(哲学入門)という内容で講義をされておられました。

さんざん英語で語っておきながら、途中で先生がドイツ出身で日本語も達者ということが判明するという壮絶展開でした。

オープンキャンパス,留学・語学研修

2010年度 ICUオープンキャンパス 本館の企画を紹介していきます。

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こちらの教室では海外留学の紹介。

教室にはExcange(交換留学)に参加した学生が待機していて、直接相談できます。

留学を考えている人には貴重な機会ですね。

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さて、経済事情や就活の早期化などにより、留学を希望する学生がICUでも減っているという新聞報道が先日ありましたが、たしかに3年次留学(3年9月-4年5,6月頃)というのは就活開始時期にモロにぶつかってしまうのですよね。

朝日新聞(9月6日) 学生よ 海を渡れ 留学希望者低調でサポート強化http://www.asahi.com/edu/news/TKY201009060145.html

ちなみに1年間の留学が基本的に必須となる早稲田大学国際教養学部(SILS)はICUより1年タイミングが早いです。またアジア・オセアニアに関してはSILSもICUもタイミングが一緒なのですよね。

<ICUの交換留学期間>

アジア・オセアニア 出発2年2月頃(2年3学期)-帰国3年11月頃(3年2学期) *オーストラリアの場合の一例
アメリカ・ヨーロッパ 出発3年9月頃(3年2学期)-帰国4年6月頃(4年1学期) *アメリカの場合の一例

<SILSの交換留学期間>

アジア・オセアニア 出発2年2月頃(2年3学期)-帰国3年11月頃(3年2学期)
アメリカ・ヨーロッパ 出発2年9月頃(2年2学期)-帰国3年6月頃(3年1学期)

就職を真剣に考えるとICUのアメリカ・ヨーロッパ組のタイミングは少々厳しいという感は否めません。4年の秋冬採用や院進学の方もたくさんいる半面、もう1年ICUにいて就活、院進学をするという方も多くいます。

アジア・オセアニアがこのタイミング(2年3学期)で出発してよいなら、アメリカ・ヨーロッパ組も2年2学期出発でもOKというオプションを作れば、留学の可能性はかなり広がりそうです。ちなみに自分は2月始まりのオーストラリアに留学したので、実質の留学時期は3年2月-11月頃でしたが、就活には十分間に合いました(そして留学より短い期間で最初の会社を辞めたぞと)。

個人的に2年3学期から出発して学業的には十分だったと思いますし、SILSのアメリカ・ヨーロッパ出発が2年2学期とはやや早いなと思いつつも、オプションとしてはICUでもあってもいいのではと思います。

一方で、上記では単純にICUとSILSの典型的留学時期を比較しましたが、留学できる大学の内容は、大学の質、多様性の点から見て、ICUの方がかなり充実しています。よって交換留学先に勉学の進んでいない学生を送り込みたくないというICUの思いを感じないわけでもなく、何とも難しいところではありますねぇ。

学生よ 海を渡れ 留学希望者低調でサポート強化

オープンキャンパス,ELA(英語教育)

2010年度オープンキャンパスフォトレポート3

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今回よりICU本館内の様子です。今回は特にELP(英語教育プログラム)に関する展示を中心にお届けします。

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本館入り口には教室案内図と、モデル授業などのタイムスケジュールが掲示してありました。ここでもICUの案内をもらえます。

ちなみにバイトしていた元オンレク生によると本館内のバイトは涼しくてラッキーだったとか。

確かに今年は酷暑でしたな。

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ICU(国際基督教大学)の英語教育プログラム、ELPに関する展示。ちなみにELPはEnglish Language Programの略。

ICU国際基督教大学ELP学習内容

ICU生が1年時に読むELPリーダーの内容、及び2年次のSphomore ELPのクラス紹介がされていました。

ELPはかなりの学習量なのですが、以下の時間割を見るとよく分かります。

ICU国際基督教大学ELP英語教育時間割

ICU生1年時のELPの時間割のサンプルです。カラーで表示されているのがELPなので、上記例では13コマ(!)ですね。

TutorialとProguram-Wide Testsの2コマは毎週ある訳ではありませんが、それにしてもかなりの授業数です。

ICUの英語教育の気合いの入れ方が分かります。

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ELP Teachersが紹介されていました。入れ替わりもありますが、自分の在学時から長くICUにいらっしゃるベテランの先生も多いですね。

ICU国際基督教大学ELP英語教育7

ELPの教室の様子が再現されていました。ELPは少人数のクラスで行われ、このようにディスカッションの輪を作ることが多くあります。

机椅子が並ぶ教室は、ディスカッションなど対話型授業に適したものであることが分かりますな。

試験会場とは真逆な作りの教室ですが、ここでも入試が行われます。

ICU ELP 英語教育授業

別教室で行われていたELPのモデル講義(後)の様子です。

“An Introduction to Critical Thinking"という内容でモデル講義が行われました。

このタイトルからも分かるように、ICUの英語教育は単に言語としての英語の習得を目指すのではなく、

英語をツールとしてアカデミックな能力を伸ばしていくというものです。

自分自身ELPから学んだことはいろいろあると思うのですが、今でも印象に残っているのは

「物事の多面性を重視しろ、他人の意見・既存の概念を鵜呑みにするな」

「ソースの内容や質を重視しつつ、自分で考え、自分の言葉で表現しろ」

そして「学び続けろ」という事でしょうか。

受験が詰め込みの連続だっただけに、それとは逆に情報を精査することが求められ、また発信を重視する授業は新鮮で、振り返ると中身の濃い2年間でした。

(次回に続きます)

オープンキャンパス

ICU国際基督教大学2010年度オープンキャンパスフォトレポート2

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ICUに着いたら受付で学校案内入りのバッグをもうらべし。ポストカードも入っていました。中身は後で紹介します。

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花道(バカ山付近)の様子。学校に来るまでのアクセスには苦労しますが、ICU学内には学生やスタッフがたくさん配置されていて、他校のオープンキャンパスと比較してもとてもアットホームな印象。現役の学生に気軽に話しを聞ける雰囲気はいいですね。

ちなみに姉妹サイトWasedaSILS.comの取材で早大のオープンキャンパスにも行ったのですが、早大は期間中1万人も来るとのことで、人数に圧倒されました。ICU、早稲田国際教養、慶應SFCのオープンキャンパス個人的比較は以下の通り。

ICU アクセス△(バスで待たせすぎ。せっかくやるなら大学サイドで交通手段を用意しておくべき) 環境◎(比較してみるとやはり環境がいい) スタッフ◎(かなり学生がいて気軽に話しができる)

SILS(早大国教) アクセス ◎(東西線駅5分、山手線駅15分は最高) 環境 ○(高層化されているが参加人数と比較するとやはりスペース狭い。ただし国教の入居している11号館はなかなか充実している) スタッフ○(人数に対してやや少ない。学部によって混雑具合が異なるが、学生による質問、相談コーナーなどはちゃんと設けられていた)

慶應SFC  アクセス×(駅が新宿から50分、さらに駅からバスで15分、さらに平日1日のみの開催) 環境◎(24時間使えるキャンパスはうらやましい) スタッフ△(1日しかやらないせいか、不慣れな方が多かった。また参加人数に対してスタッフがかなり少ない。学生への入試相談に長蛇の列)

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今年もICUオリジナルTシャツの抽選が行われていました。学生3人のサインを集めると抽選に参加できる仕組みで、

気軽に学生に話しかけてくれという狙いがよいですね。去年6人だからかなり手軽になったかも。

見ていると結構Tシャツやブックカバーがあったっていましたね。

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こちらが景品のTシャツ。ちょっと欲しいかも。学長も同じやつを着ていたぞと。

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ICUのオープンキャンパス名物となりつつあるICU Waterの配布。今回は「おかわり自由」の表示が。

最後の方は余っていて2,3本ずつ配っていたり。

遠慮せず気軽にもらっちゃいましょう。

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「世界基準。ICU」 これだけ見ると医療関係の水に見えないこともない。

ちなみに世界基準水は熊本県の水です。

今年は猛暑だったので水の配布は非常に有り難いですね。

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本館前のバナー。「Welcome to ICU! ここが君のキャンパス。」

学生スタッフが豊富に配置されていて、「すでに君のキャンパス。」な人がたくさんいることがICUのオープンキャンパスの特徴でしょうか(オンレクの元受講生も結構バイトをしていたり)。

(次回に続きます)

オープンキャンパス

2010年 ICU (国際基督教大学)オープンキャンパス フォトレポート

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JR武蔵境駅。絶対に完成しないサグラダファミリアのごとく、少なくとも10年以上工事が続いているが、ついに上下線とも高架になった。
せっかく高架になったのに特急カイジ号に豪快に飛ばされる武蔵境駅の図。

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と思いきや、無限工事は続いており、「工事中で謝罪する工事関係者の図」も10年以上表示されている。南口を目指そう。

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よく見ると対角線上に南口が2つあるという意味の分からない表示になっているが、無限工事中なので、あまり気にしてはいけない。
ICUにバスで行く場合は左の南口を目指す。

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表示通り2番のバス乗り場を目指す。

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武蔵境駅南口外観。あれだけ工事したのに外観は10年前から変わらない図。

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南口を出ると正面にイトーヨーカドー(西館)が見えます。
無印良品も新入居。西武系テナントがセブン系商業施設に入る時代なのですね。

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武蔵境駅2番バス乗り場の時刻表。国際基督教大学行き(境93)を待ちます。12時前についてしまったため、30分程バスがありませんでした。
普段は問題ないのですが、土日祝のICU行きのお昼のバスは極端に本数が減るので注意ですな。
少なくとも昨年は臨時バスが出ていてそれに乗れたのですが、待っていた範囲では臨時バスは無い様子でした。
(運悪く来なかったのか、もしくはオープンキャンパス時の臨時バスはなくなったのかな?)

一応「国際基督教大学入り口」に近い「富士重工前」は隣のバス停の狛江駅行きや、さらに隣のバス停の吉祥寺駅行きからも行けます。
いずれにしても土日祝にICUに行く場合は、時刻表をチェックしてから行った方がいいかもです。

(次回に続きます)

ICU総合型選抜(AO入試)

AO入試合格者 かるさん インタビュー(第5回)

(最後にICU国際基督教大学AO入試 二次試験 面接・ディスカッションのポイントを教えて下さい)

二次試験ではまず資料を渡されて、少し資料を読む時間が与えられるのですが、その間にメモを取ることは効果的ですね。

今年のICUのAO入試ではグラフが資料に使用されたのですが、グラフから純粋に読み取れることだけではなく、自分の考えを入れてメモを取るように心がけました。

単にグラフから数字を読むだけではなく、その背景にあるものに対して自分の意見を言えるようにするためです。

その後1人1分間の個人質問があり、口頭で質問をされます。
1分の個人質問に関しては、タイムキーパーが時間を計っていて、その間は持ち時間で誰もしゃべらないので、早く答え終わったりすると気まずいですね。

(やはり1分きっちり答えた方がよいでしょうか?)

1分しゃべりきった方がよいでしょう。
もちろん答えの内容が大事だとは思いますが。

少しくらい短いからと言って減点等はないと思いますが、精神的な問題で時間きっちりの方がいいです。
タイムキーパーが1分を計り、その1分が経過するまでは誰も口を挟めない状況になるので、もし途中で答えが終わってしまうと面接会場がシーンとしてしまうのです。

(個人質問後のディスカッションに関してはいかがでしょう?)

ICUのAO入試のディスカッションは約20分程度とかなり時間が長いので、こちらも途中でディスカッションの内容をメモしながら聴くとよいでしょう。

*ブログ版に付き一部省略

(最後にICU国際基督教大学AO入試受験生に一言お願いします)

私はICUにAOで受かるとは思っていませんでした。
ICUのAO入試は運もあるので、絶対に受かるという自信を持ってはいけないですね。
運がよければ受かるという姿勢で受けることが大切でしょう。

(ありがとうございました)

ICU総合型選抜(AO入試)

2010年度 ICU(国際基督教大学)AO入試合格 かるさん インタビュー(第4回)

(ICU国際基督教大学のAO入試二次試験に関して教えて下さい)

ICUの二次面接は全体にとてもフレンドリーな雰囲気でした。
それから全員がネームプレート胸につけました。

(なるほど、そういえば今年はVIPがICUのAO入試を受験しておられましたが、お名前はどうなっていたのですかね?)

その時は全く気がつきませんでした。ネームプレートに名字のない方はいらっしゃらなかったので、何か書いてあったのかもしれませんね。

(進行はどのような感じでしたか?)

まず教室の一箇所に集められて、自分は1時くらいについて面接が始まったのが3時でした。かなり待ち時間がありましたね。
グループ分けされていて、番号で3人ずつ呼び集められる形でした。
欠席者は1人いたと思います。

(面接の形はどのようなものですか?)

机はICUでよく見るタブレット型でした。
教授が3人、その他に1人タイムキーパーの方がいました。
ちなみにその中の2人の教授は疲れているせいか、かなり怖い顔をしていましたね。

面接の教室に入ったら資料を渡されました。その後一定時間で資料を読み、個人質問、ディスカッションという流れになります。

(*ブログ版のため具体的な試験内容は省略。実際に出題された資料、質問内容とその時答えた内容などは、ICU入試対策オンラインレクチャー内AO入試1次合格者向け情報の中で紹介します)

(ICU AO入試二次面接での他の受験生の様子はいかがでしたか?)

私のグループでは私(女子)と男子、それに帰国子女の女子一人の計3人でした。

男子の方はすごく緊張していました。あまりグラフに関する意見を言えていませんでした。

もう一人の女子は自分に置き換えて話しをしていた。女子は帰国子女で、アメリカにいた方アメリカではこういう感じだったという具体例を出していました。
例え帰国子女でなくてもこのように自分の周りの環境を具体例を出して話すことはできますね。

そこで自分の経験からくる具体例はいいEvidenceになり、説得力が出ます。ちょうど今ICUの授業でやっているELPのエッセイでもそういう話が出ていますね。

(次回に続きます。)

ICU総合型選抜(AO入試)

<ブログ版のため一部省略。インタビュー内でのAO入試のエッセイ、自己活動履歴に関する詳しい内容はオンラインレクチャー内のAOページでご紹介します>

(ICU(国際基督教大学)のAO入試に関連して、高校の活動などは普段から意識すべきなのでしょうか?)

意識しないよりは意識した方がよいかも知れませんが、AO入試で出すから、興味のないボランティア活動をやろう、などというのは違うと思いますね。

AO入試のためだけに、自分の本当の興味ではないことをやっても、それはから大学に見抜かれてしまうと思います。課外活動に全然興味がなくて、能動的なことをしたくないという人は受からないかもしれません。自分から動かない人はだめだと思います。

逆にAO入試のためではなく、自分のために、またAO入試のためであっても、自分のために見せることができるならば、それは有効かもしれません。

ICUは能動的な人を求めていると思いますね。実際にICUで授業を受けるとクリティカルシンキングということをずっと言っています。自分で考えて行動する人を求めている所があるんですよね。

ただ単に勉強ができる人ではなく、勉強したことはあっているのかとか、勉強したことを社会に役立てることができるかどうか、そういうところもICUは見ているのではないでしょうか。

自分としては国際的な活動をするとか、ボランティアをするのではなく、本当に自分の興味のあることをやって、自信を持ってAOのエッセイを書き、それで自分は受かったのだと思っています。

例えばボランティア活動なら、本当にボランティアが好きで、興味がある人ならOKだが、そうではない場合、それはAOの趣旨とは違うかもしれませんね。

おもしろいというインパクトも必要かもしれないが、ICUの先生方が見て、それを独創性があると捉えるか、自分で考えて、自分で行動しているなと捉えるか、そのあたりが大事になってくるのではないでしょうか。

確かに変わったことをやってきた人は受かりやすいという面はあると思います。
学校内で普通の高校生活があまりに普通だと、書くトピックも見つけにくいですし。
しかし例えそうだとしても、その中でもその交友関係、部活、学校生活などを通して、自分が得たものは何かという視点で語っていくことができるはずです。

国際経験やボランティア活動は話題として目をつけやすいですが、
本当にAOのためだけにやったような活動ならば受からないかも知れません。
逆に言えば国際経験がない人や、ボランティア活動などをやっていなくても、ICUのAO入試に挑戦してみてほしいですね。

(ICUの一般入試に比べるとAOは合否が読みにくいところはありそうですね)

かなり運もあると思います。
自分の場合はエッセイに書いた研究の話で、「こいついいな」と思ってくれた教授がいたから受かったわけです。
ICUに入りたくて、成績がいい人は、挑戦しないよりは受けてみた方がいいと思います。
受けられる条件がそろっているなら受けてみるべきでしょう。
たとえAOに受からなくても、それは自分の一面でしかないわけですし。

AO入試は自分のやったことを評価されるわけで、高校での勉強が評価される訳ではないですね。
それで不合格になったら自分のやったことがダメだったのか思ってしまうかもしれないが、本当に自分の素直にやってきたことで、落ちてしまったのなら、それは単にICUの教授の目にとまらなかっただけという話に過ぎません。

やるからには真剣に書いて、気持ちとしては運もあるということを念頭に、軽い気持ちで受けて欲しいですね。評価する教授の考えていることはよく分からないわけですし。