ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

たそ

<プロフィール>

首都圏の進学校に通っていました
一年間全然違う系統の学部を目指して浪人してましたが、もう一年やることに
浪人二年目はほとんど自学自習してました

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割後半から9割
総合教養得点 = 8割前後
英語リスニング得点 = 5割前後…?
英語リーディング得点 = おそらく5~6割

(センター得点参考)
国語 現代文100 古文50 漢文42
英語 筆記 168 リスニング 40
後の教科はどれもだいたい7~8割でした
倫理、数学1A2B、化学、生物を受験しました

4.併願校

MARCHのセンター利用を複数
北里の理学部センター利用
早稲田の人間科学、社会科学
慶應の環境情報
上智の人間科学社会学
信州大学理学部化学科

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUがLGBTに配慮した寮を建てるというニュースを見て興味を持ちました。
それからICUのホームページを見て、文理両方学べるということを知り受験を決意。
浪人二年目に入ってからずっと、社会学など勉強したいが理系も学びたい…でも両方できる大学なんてないし……と志望校を決められずに居たので、ここしかない!と思いました。
今思うと、大学の情報に疎すぎた自分が恥ずかしいです。

6.ICUに期待するところ

リベラルアーツと語学教育に期待しています。
あと、ディスカッションやプレゼンも好きなのでそのあたりも期待大!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

機能不全家族の解決策を探していること、そのために理系文系両方の勉強がしたいこと
→機能不全家族と社会問題の関連性
→社会問題をなんとかするためには他国の文化を知って多面的に自国を見ることが必要
→ICUにはいろんな背景を持つ人が集まるし理系も文系もできるしここしかない!!
…って感じで書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

社会学、ジェンダー論、心理学、日本史、生物学、化学
機能不全家族とジェンダーの諸問題の関連性を述べ、その原因など理解するには社会学とか色々必要だよね…って内容でした。
さらに、医学的なアプローチという観点から生物や化学も学びたいと書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

中高でボランティアなど色んな活動をしてきたので、それについて述べました。

a. 人文・社会科学

センター試験後にオンレクの講座をとって、過去問を解きました。
元々現代文が得意だったので、読解に関しては過去問を解いただけで特に対策していません。
ただ歴史や地理、芸術の知識が壊滅的だったので、トイレに世界地図を貼ったり(笑)、芸術についての知識を叩き込んだり、歴史の教科書のまとめのページだけを読んだりしていました。
哲学や宗教に関しては、もともと倫政選択でとくに倫理が好きだったのであまり苦労しませんでした。
政経はだいぶ忘れていたので、現代社会の参考書を買ってとくに試験に出そうなところだけ読みました。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクの問題を数年分やりました。
ほぼ読解という印象が強いです。
最後の方の理系の問題は、問題の中に解き方が書いてあるのでほぼ間違えることはありませんでした。
社会系の知識問題は、人文・社会科学対策で勉強してる内容で解ければいいな…といった感じでやや諦めムードが漂っていました(・ω・;)
c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

オンレクで過去問を数年分やりました。
なかなか点が取れず苦戦していましたが、本番はそれ以上にできませんでした。
訛りがあってショックを受けたのをよく覚えています…。
あとは耳を慣らすために、オンレクの過去問音声とCNNのポッドキャストを集中して聞き続けました。

<リーディング>

過去問を解きました。
だいたい得点率は6割程度で、オンレク内での偏差値を見て絶望…(笑)
英単語を覚えるのが苦手なので文章中に意味の分からない単語が多く、前後の流れから推測して解いていました。
毎晩速読英単語の文章を音読していましたが、語彙は本当に最後までぜんぜん足りませんでしたね。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

その他アドバイス =
噂には聞いていたけど机はやっぱり小さいですね。
ある程度ものの配置とか考えておいた方がいいと思います。

8. 最後に一言

オンレクがなかったらリスニング対策もATLAS対策もほとんどできず、緊張でまともに試験を受けられなかったかもしれません。受講してよかったです。

英語が壊滅的だったのでこれはだめなんじゃないかと思いましたが、なんとか受かりました。
英語が難化していたおかげか、それともランダム5か…(笑)
私のように本当にギリギリに志望を決意して対策を始めるような人は少ないと思いますが、まぁ一応こんな人間も居ます。

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ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Mr.transfer

<プロフィール>

田舎の公立高校から都内の私立大学に進学しました。
2. 受験形態

転入本科

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

東京に出てきてICUという大学を友達から聞いて、オープンキャンパスに行ってみたら面白そうだったのでICUを目指しました。

6.ICUに期待するところ

ELAや専門にとらわれない広い視野を持って学習できそうな点に期待しています。スピーキングの力も向上できるといいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

大学で経済を専攻するうちに計量経済や行動経済学に興味を持ち、それらを深く勉強したいと思ったから。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

前の大学では経済学を専攻しており、前の大学で授業が開講されていなかったゲーム理論や行動経済学を中心に勉強したいと考えています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活とサークルで積極的に活動したことを書きました。
人文社会科学または自然科学 = 人文・社会科学選択でした。わからない問題は復習するときに参考書に戻って、その分野を暗記して次の年の過去問に取り組むスタイルで学習してました。

a. 人文・社会科学

人文・社会科学選択でした。わからない問題は復習するときに参考書に戻って、その分野を暗記して次の年の過去問に取り組むスタイルで学習してました。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクの予想問題と過去問を解いた。元々、理系だったので物理や化学の問題は余裕でした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEFL itpの問題集を何周もした。TOEFL ibtの勉強をしていたのでそれが役立った。練習では知らない単語が内容に完璧に仕上げることが大切かと。

<リーディング>

TOEFL ibtとitpの問題集を解いた。TOEFLの参考書はICUの入試で扱われるテーマに似ているのでおすすめです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

タブレット机とシャープペンシルを机に出す事もダメな事に驚いたので、本番は注意してください。
8. 最後に一言

編入ですがHigh Endeavor奨学金をいただくことができました。編入を考えている人は大変だと思いますが頑張ってください。大学の教養科目とか役に立つと思います。

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ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

aaaaa

<プロフィール>

広島の高校です。
塾は英語と国語と世界史に通っていました。
ICU対策はオンラインレクチャーで行いました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7-8割
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 7-8割

センター得点(参考)
国語172点
英語筆記200点
リスニング48点
世界史84点
倫理、政経89点
4.併願校

センターとICUのみ受験しました。
他に、立命館の国際関係学部、早稲田の国際教養学部にも出願しましたが、主にICUのための勉強のみで、どちらも受験しませんでした。
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高1の秋に、学校の進路指導が本格化し、国際的な仕事に就きたいと考えていたときにICUをインターネットで見つけました。
まだ目標が具体的に決まっているわけではなく、様々な分野も勉強したいと思っていたので、ICUの教育制度に一目惚れし、第一志望にすることを決めました。

6.ICUに期待するところ

受験勉強をしていくうちに、NGOの活動など、社会貢献事業に興味を持つようになりました。なので、今は特に開発研究の勉強がしたいと思っています。サービスラーニングなどにも参加したいです。
また、英語は好きなので、ELAを通して磨きをもっとかけたいと思っています!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

様々な分野が学べること、英語の授業が充実していること、サービスラーニングなどの活動も活発であることなどを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

特に限定はせず、様々な分野を学びたいと書きました。また、ICUでの勉強が自分にとって必要である理由なども述べました。どうしても入りたい、という気持ちをぶつけました!笑

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

小さいころから音楽を続けていること、中高の部活(オーケストラ部でした)で最高学年ではパートリーダーを務めた経験があること、それを通して学んだことなどを書きました。
また、小さい頃イギリスに住んでいたので、その経験についてと、英語が好きだということを書きました。

a. 人文・社会科学

塾で現代文の授業を受け、国立大学の過去問などを通して、文章を読む上で大事なポイントをおさえるための勉強をしました。ICUの人文社会より文章はずっと短いし、国立大学の問題は記述式ですが、筆者の言いたいことを読みとるというのは必須の力だと思うので、基礎的な現代文の勉強は必要だと思いました。センター国語の対策も役に立ったと思います。
ICUが第一志望で、他の大学のことはあんまり考えてなかったんですが、古文漢文も真面目に早めに(夏までには一通りおさえるくらい)勉強しました笑

オンレクで人文科学と社会科学の過去問をスケジュールに合わせて解き、冬休みに入ってからは3rdタームの問題を解きながら、既に解いた問題をもう一度解きなおしました。冬休みは、センターの日などどうしても無理な日以外は、試験時間に合わせて人文科学、社会科学、リーディング、リスニングの1セットを毎日解きました。(あ、社会科学は総合教養の時間に解いてました。70分で笑)

私が過去問をたくさん解いていく中でポイントだと思ったことは、全体的なことが問われているのか部分的なことなのか考える、引用箇所はその段落をしっかり読む、難しく考えすぎない、主題を頭に入れながら読む、作者の意見に注意する(私は~だと思う。など)、原因と結果を混同しない、などです笑

きっと過去問を解けば解くほど、自分の間違えるくせや、ICU特有の問題のくせ?などいろいろ分かってくると思います笑
また、私は文章を読むのがそこまで得意ではなかったので、章ごとに(章に分かれてないときは話に区切りがついたとこまで)読み、そこに該当する問題を解きました。文章の内容を忘れにくく、この方法だと時間が間に合うようになったので私はそうしていましたが、自分に向いているかいないかだと思うので、早めに過去問を解いて自分合った方法を見つけたらいいと思います!
過去問の人文科学と社会科学で時間が余るようになれば、制度が変わったあとの80分は余裕だと思います!笑

b. 総合教養(ATLAS)

これに関しては、去年始まった制度で明確な対策方法はなく、過去問でも公開されている問題が少ないのですごくこわかったです笑

過去問、公式問題、オンラインレクチャーの練習問題を全て解きました。

基本は読解、というか読解で絶対に落とさないことが必須になってくると思うので、人文社会科学で読解力を磨くことが総合教養の対策に繋がると思います!

知識問題については、世界史、倫理、政経には力を入れて勉強していました。私の場合は私立文系型で勉強していたので数学を含め自然科学系を高3では勉強していなかったんですが、数学は高1高2でしっかり勉強したのでなんとかなるかと思い、得に試験前に復習とかはしませんでした笑
また、この2年間で地学、化学、生物の基礎分野だけ授業を受けていました。もう自然科学分野は対策をせず挑もうかと思ったんですが、やっぱり不安になり、試験10日前ぐらいにこの理科3教科だけ復習を始めるという最後のあがきをしました笑(ちなみに本番では物理の問題?だったんかな?が何問か出たので残念ながら解けませんでした)

本番はたぶん5割ぐらいは読解だったし、知識問題っぽくても本文を理解すれば解ける問題(らしいです…大学によると笑 わたしは分からないのももちろんあったけど笑)なので、とにかく読解をがんばるべきだと思います!

まあ知識を入れておくことに越したことはないので、私のような私立文系型の人は、読解で落とさず、余裕があれば自然科学分野を軽く復習する、という感じでいいと思います。わたしみたいに最後のあがきをするべきではないです笑

この教科は国立型が有利です!

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは、高2の冬に英検の準1級の試験勉強をした時ぐらいに本格的に勉強を始めました。
準1級の勉強でだいぶリスニング力がつき、英検の後はTOEFLの教材で勉強しました。1冊目は春から冬まででだらだらと1周しました…笑
冬休みに入って別の教材を購入し、試験までに3周しました

これはほんとに毎日の積み重ねだと思います…どんなにだるくても疲れていても、1日10分でもいいので聞くようにするべきです!

本番の試験は過去のより1.5倍ぐらい速い気がして、最初の5、6問目が連続でわからなくてほんとに心が折れそうになりました。なんとか精神力で耐えました笑

<リーディング>

リーディングは冬休みにTOEFLのリーディングの本を買って勉強したりしましたが、基本的にはICUの過去問と、塾で国立大学の英語の過去問を解く勉強をしていました。
文法は高3になるまでに基礎は固めておくべきだと思います。

part1はくせのある問題ではないので、純粋?に英語の勉強をしていれば問題ないと思いますが、part2はやっぱり慣れもあると思うので、過去問をたくさん解いて繰り返すのが良いと思います!

本番は、たぶんリスニングが思った以上に速くて聞きづらかったことを引きずっていたこともあったんだと思いますが、例年より難しく感じ、ますます焦ってしまいました。特に英語には自信があったのでなおさらでした。
ICUで具体的で明確な対策ができるのは英語だけだと思うので、英語は気を抜かずにしっかり続け、磨きをかけるべきだと思います!!

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

オンレクでも言われていると思いますが、過去問をたくさん解くことが最終的には合格に繋がったんだと思います。
私はオンレクで公開されている人文科学、社会科学、リーディング、リスニングのほぼすべての問題を1年かけて2周しました。

最初はオンレクで平均よりずっと低い点数で、嫌になることもありましたが、勉強を続けていくうちにだんだん高得点が取れたり、自分の力がついているのを実感しました。
続けることが大事だと思います!頑張ってください!

8. 最後に一言

長々と書いてしまいましたが、少しでも参考にして頂けたら嬉しいです笑

合格できて本当に本当に嬉しいです!!ICUを第一志望にし、他の大学の対策はほとんどしないという賭けみたいな受験でしたが、ICUに受かりたいという強い気持ちで乗り切りました!笑

あと、私の通った高校は部活や学校行事が活発で、高3の秋までは部活や体育祭の準備など、受験生とは思えない生活をしていました笑(高3の夏はお盆以外ほとんど勉強していません…笑)
それでもなんとかすきま時間を見つけ勉強し、秋冬で本格的に力を入れ、なんとか合格することができました!

これから受験する皆さんも、好きなことも受験も諦めずに、楽しんで頑張ってください!\(^o^)/

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ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

不満足なソクラテス

<プロフィール>

神奈川県の普通レベルの高校
母校から今までICUへ進学したのは私を含めて二人です。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 6-7割
総合教養得点 = 5-6割
英語リスニング得点 = 6-7割
英語リーディング得点 = 7-8割

4.併願校

ICU1本です。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

15歳の時、ICU卒業数人に出会い全員がキラキラ輝いていて
それからはICUしか見えなかったです。

6.ICUに期待するところ

勉強せざるをえない環境(宿題が尋常じゃないくらい多いとか)らしいので勉強するのがとても楽しみです!
頭のいい人に囲まれるのも楽しみですね。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICUが大好きです、と素直にそのまま書きました。笑

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

ジェンダーセクシュアリティー研究と、宗教についてもっと深く学びたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

肌と環境に良いのでシャンプーを手作りしています、とレシピ付きで書きました。
(願書には字数制限があり思ったこと全てを書くことはできませんでした。本当に字数が少ないです。)

a. 人文・社会科学

対策はオンレクが一番です。
他にはギリシャ神話の文庫本、キリスト教入門や池上さんの本はたくさん読みました。
昨年はメディアなどについてでしたが今年度はジェンダー論でした。
やっぱりICUは問題との相性も多少なりともあると思われます。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクで手に入る問題を最低二回は解きました。
理系の問題はほとんどあきらめ気味でしたが
オンレクの問題に出てくる理系問題は解けるように頑張りました。
なんとなく、去年は理系っぽい問題や内容が多く
それに比べ今年は文系が好きそうな内容だった気がします。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

過去問と、TEDや勉強と称した洋画鑑賞をしてました(笑)
映画に関してはアニメ化された物の方が実写よりリスニングっぽくていいと思います。
how to train your dragon などを英字幕で何度も見てました(笑)

基本的に過去問では平均9割で10割の時もありましたので
リスニングで点をいっぱい取ろうと思っていましたが本番では大失敗。

アクセントが、90%アメリカではない国のアクセントでした。
なんとなく、オーストラリア英語のような気がしたのですが
過去問でもアメリカ英語、体験記でもそのような事は書いていなかったので
他のアクセントでは全く対策をしていませんでした。

しかもとっても早口!!

対策をしていないと純日本人では他アクセントに即対応するのはとても難しいと思いますのでTEDのイギリス人スピーカーやIELTSのリスニングをやっておいたほうがいいかも知れません。

ICUは甘くないですね(笑)

<リーディング>

過去問より難しい気がしました。

ただ最後の科目ということもあり疲れとリスニングの失敗が尾を引いてそう感じただけかも知れないです。

対策はオンレクの過去問と、Z会のTOEFLの長文読解を幾つかやりました。
単語はターゲット1900を全部覚えた後はTOEFLの単語帳などをやるのもいいかも知れません。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

センター用の世界史、倫理、政経の参考書
英文法はネクステ

試験中はとても暑いです。
半袖を中に着てすぐ脱げるようにした方がいいと思います!
午後は疲れて暑くて眠くなるのであまり食べ過ぎないようにしましょう。

オンレクをやってる途中、何度も何度もこの勉強方法でいいのかと不安になりましたが
はい、大丈夫です。
手に入る過去問を繰り返し何度も解いてください。
しかしただむやみに解くのではな、どうしてこの答えになるのかを必ず確認して理解しながら解くことが大事です。

直前も何をしたらいいか分からなくなった時もありましたが
特別なことをせず今までやってきたのと同じように
過去問を解いて過ごしました。

8. 最後に一言

オンレクから逸脱しないことが一番です。

ユーモア溢れた解説や余談が面白くて
いつも笑わせてくれました。

あと、最後に勝つのは気持ちが強い人です!
弱気にならず頑張って下さい!

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ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

W.S

<プロフィール>

私立高校
浪人してからは都内予備校に通っていました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

総合教養 8割
人文・社会科学 7割
英語リスニング 7割
英語リーディング 8割

4.併願校

明治大学農学部
東京農業大学生命科学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

先生の紹介で知りました。

6.ICUに期待するところ

リベラルアーツ。元々は文系なのですが最近は理系分野に関心があるので。

7.受験対策

a. 人文・社会科学

過去問をひたすら解いて読解力を養うことです。現代文の勉強も力になると思います。基本的に文章を書く人と問題の製作者が同じ人なので、筆者が文章全体から汲み取ってほしいと思っていることを意識して問題を見ると答えを選びやすくなります。

b. 総合教養(ATLAS)

併願大学は理系の大学だったのですが、理系の科目は生物しかなかったので、理系分野は生物だけ勉強しました。あとは、総合教養の過去問とオリジナル問題を一通り解きました。文系分野は世界史と倫理・政治経済を勉強しました。
一番重要なのは読解力です。知識問題は、文系の人は自分が併願校で使う地歴公民の科目をしっかり勉強し、理系科目はオンラインレクチャーを解き、本番で出たら点を取れるようにしておけば合格点は取れます。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

過去問や「ICUの英語」を解きました。毎日欠かさず聴くことが重要です。
長文では聴きながら設問を読み、聴き取るポイントを絞ってください。

<リーディング>

一番重要な科目です。実力があれば一番安定して点が取れるので力を注ぐべき科目です。努力が得点に反映されやすいと思います。(自分は本番で失敗しましたが笑)
文法&単語力と読解力をつけましょう。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

食事は早めに取り、試験の合間にキャンパス内を歩き回ると集中力が回復するような気がします。
あと、模試は受けるべきです。本番の空気に慣れるためです。ICU特有の小さい机にも慣れることが出来る点でも重要です。あくまでも模試なので、結果に一喜一憂する必要はありません。

8. 最後に一言

ICUは毎年問題の性質がガラッと変わるので本番まで気が抜けず、ICUが第一志望の人にはとても辛い受験になります。私は読解力がないので人文・社会科学の科目の点数が安定せず、受験当日を迎えてしまいましたが、本番では以前から関心のあったテーマが出たためか、いつも以上にできました。逆に一番得意だった英語のリーディングが悪かったくらいです。オンレク内での偏差値が低くても、最後まで何が起こるかわからないのがICU入試です。「諦めたらそこで試合終了」です。最後まで諦めないでください。頑張れ!!

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ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Chansou

<プロフィール>

公立高校に通っていましたが、部活が忙しかったので、予備校には入りませんでした。部活は演劇部に所属していました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7割
総合教養得点 = 6~7割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

青山学院大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

友人に文理関係なく学べる大学はないかと相談したところ、紹介されました。英語だけを修めるのではなく、それを前提として幅広い分野のことが学べるので、ICUを志望しました。

6.ICUに期待するところ

少人数制の授業です。学問分野は、入学してゆっくり決めたいと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

洋画のセリフを完全に理解するには文法や語彙を学ぶだけでは不十分である、ということを導入にして、「サピア=ウォーフの仮説」なども引用しながら、結論として、言語を正しく理解するには、言語が使われている社会についても学ばなければならならず、そのためには、様々な分野から社会にアプローチできるICUが最適だと書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

言語と文化や社会との関係性について学びたいと考えていて、言語と文化や社会は相互に影響し合っていることを、例を挙げて説明し、日本人である自分が、日本語の枠を超えて、他の言語を使う人々の考え、気持ち、言外のニュアンスを把握できるようになりたいと書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

所属していた演劇部の活動を通して、人間の言葉、考え、行動を客観的にとらえる能力が身についたことを書きました。

a. 人文・社会科学

過去問を時間を計って解き、復習は、わからかったところを中心に読み直しました。人物名や用語で知らないものは、倫理や政治経済などの参考書で調べて覚えました。
本文から読み取る問題がかなりの割合を占めるので、読解力の養成に力を入れるべきだと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクの予想問題を解きました。純粋に知識を問う問題はあまりないのですが、自然科学の出題では、中学の理科の内容がかなり役立つと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

オンレクでは点数が悪く、不安になりましたが、1月に入ってからは、NHKやBBCのポッドキャストをひたすら聞いていました。僕には効果があったと思います。

<リーディング>

音読を中心にやっていましたが、3年生の夏休みから精読中心の勉強法に切り替えたらかなり成績が上がりました。精読と音読をやる順番が逆だったかもしれません。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

参考書は、「ビジュアル英文解釈Ⅰ、Ⅱ」と「英単語ピーナツほどおいしいものはない」シリーズをお勧めします。前者は、感覚で英語を読むのではなく、極めて論理的に文法事項を文章中でどう見抜くかを学ぶ参考書です。量は多いですが、センター未満のレベルからICUレベルまでスムーズに連れて行ってくれます。後者は、実際によく使われる単語のセットで覚えることができるので、覚えやすく、速読力の向上にも役立ち、ICUレベルまで対応しています。
私は、ICUの入試では「読んで(聞いて)理解できたら受かる」と考えています。英語以外では、知識を問う問題は少ないので、極端に言うと、読解問題が満点であれば、知識問題が0点でも合格することは不可能ではないと思います。なので、全般的には、「文章を正しく読んで理解する力」を身につけることが重要です。

8. 最後に一言

受験前夜はほとんど眠れず、コンディションは良くありませんでしたが、試験が始まると、影響はほとんどありませんでした。なので、細かいことは気にせず、「学力試験」ではなく、ICUの「適性試験」だと思ってリラックスすると、いい結果が得られるかもしれません。

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ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

mikan

<プロフィール>

関西にある私立のキリスト教主義高校出身です。
アメリカに4年間、中国に2年間住んでいました。

2. 受験形態

指定校推薦

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

学校の先生が英語力を徹底的に伸ばせる大学として推薦指定校の枠を勧めてくれたことがきっかけです。
ELAプログラムではクラスがレベル別に分けられているので、自分に合ったレベルの英語の授業が受けられることに惹かれました。
また、帰国子女が多く、様々なバックグラウンドを持った人達と交流できる事もICUに魅力を感じた一つの理由です。

6.ICUに期待するところ

ELAプログラムを通して、海外でも通用できるような英語力を身につけたいと思います。
特に、ICUではディスカッションやディベート形式の授業が多いと聞いたので、自分の母国語ではない言語で分かりやすく、相手に自分の意見を発信する能力を養いたいと考えています。

7.受験対策

a.書類1 ICUで学びたい事
ICUに入学する事によって実践的な語学力を強化したいと書きました。将来の夢が国際公務員になることなので、ただ語学力を向上させるだけでなく、ELAプログラムでディベートなどを通して自分の意見を明確に発信できるようなコミュニケーション能力を身につけたいと450文字くらいで書きました。

b. 書類2  あなたの人生観に大きな影響を与えた精神的自伝と、ICUに見出す意味
高校二年生の時にアメリカに1ヶ月間海外留学した経験について書きました。その時に出会った友達のおかげで国際公務員になるという明確な将来の夢を得る事ができました。その夢を実現させるためにICUは最適な環境だと考え、そこにICUへの意味を見出すと書きました。だいたい2000文字くらいです。

c.書類3

質問2を英語で要約してください。
これはA4一枚分くらいでした。英語に訳すだけだったので、質問2ができていれば比較的楽に終わらせられると思います。

b. 校内選考

私以外にもICUを志望している人が4、5人はいたそうです。
高校三年間の成績を元に決められるので、一年の頃から良い成績をキープしている事が一番大事だと思います。

c.評定平均

4.7
e. 成績書類等

成績以外に英検一級やTOEFL ITPを持っていました。

f. 二次試験

(小論文)

A4 10ページの小論文を読んで5つの質問に答える形式でした。制限時間は120分です。文章の内容は毎年違うそうですが、今年は心理学についての内容でした。量に焦らず、落ち着いて読めば簡単に読解できると思います。
質問は2問が読解問題、1問が数学の問題、1問がグラフから読み取る問題、1問が自分の意見を述べる問題でした。

(面接)

ICUへの志望理由・高校時代に学んだ事・ICUで成し遂げたい事について聞かれました。
また、それ以外にグループ面接なので、LGBTについてなど、他の人が出した話題に対して自分の意見を聞かれました。これは準備しようがありませんが、自分の言葉できちんと意見を持って伝える事が大切だと思います。

g.会場試験で印象残ったことや、ポイントだと感じたこと

受験という雰囲気はあまりありませんでした。ほとんどの人が隣の人と談笑しながら面接の順番待ちをしていて、あまり気負いせずに望めると思います。

h.推薦入試に関して

指定校推薦は毎年落ちる人がほぼいないと聞きます。一番大変な事は学内での指定校推薦の枠を勝ち取る事だと思うので、しっかりと一年の頃からいい成績を取ることが一番大事だと思います。

8.最後に一言

ICUみたいなスペシャルな大学はそうそうありません。なぜこんなスペシャルな大学を選んだのか、理由をエッセイや面接を通して明確に学校に伝える事ができれば落ちる事はないと思います。

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ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

さかな

<プロフィール>

愛知県の偏差値中の中の私立高校です
夏だけ一般受験対策に河合塾に行ってました(英会話は二年近く行っていました)
部活は美術部ですが、ほぼ幽霊部員です
趣味は映画観賞です

2. 受験形態

AO入試入試

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

卒業生にICUに進学された方がいて知りました
その時は「ふーん」程度にしか思っていませんでしたし興味もなかったのですが、
三年生になって興味がわき、英語教育や専門を選ぶまで時間があるところに惹かれて選びました

6.ICUに期待するところ

英語教育と、ジェンダー・セクシュアリティ研究です
あと、授業中意見の交流が活発で居眠りする暇がないと聞いたので、そこにも期待しています…(高校ではいねむり魔なので)

7.受験対策

a.願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

セクシュアリティを学びたいと思っていたので、セクシュアリティに興味を持った理由と、セクシュアリティ研究を専攻として専門的に学べる学校がICUしかない(私が調べたところそうでした)ため、私のこの関心を生かせる学校はICUの他にないこと、 メジャー選択のシステムや英語教育が魅力的だということを書きました

a.願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

上記を踏まえ、セクシュアリティ研究で学ぶことで、日本社会のいままで見えていなかった姿を発見たいということ、海外でより発展しているこの研究ならば英語能力を生かせるのではないかということ、 また、外国人から英語を学び、時に日本語について質問を受ける中で、日本語にこそ日本人の持つ独特の感性があらわれていると気付いたこと、その面白さについて伝えていける存在になりたいので日本語教員養成プログラムに参加したいということを書きました

a.願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

ジェンダー・セクシュアリティ研究に興味を持ち、「誰もが性にとらわれず幸福を追求できる社会を実現したい」という志を持っていることから、ICUでジェンダー・セクシュアリティ研究について学びを深め、将来はそうした社会の形成をサポートできる人材になって貢献したいということ、
ジェンダー・セクシュアリティ研究を学ぶ中で「性にとらわれず物事を理解するには多角的視点が大事」ということに気付き、多角的に物事を見る事を意識してきた私は、大学でも新しい発見をもたらす存在になれるだろうということ、
高校で多くのグループワークや個人でのプレゼン作成を行ったので、チームとしても個人としても問題提示・解決の能力を身に付けてきたということを書きました

願書もエッセイもそうですが、ほとんどの話でジェンダー・セクシュアリティ研究について話し、文書から読み取れる人物像に一貫性が出るよう意識しました

b.エッセイ(1500文字)

2「あなたの人生の転機となった経験」を選びました

趣味として映画の鑑賞をするなかで、洋画の中では邦画や私の日常生活ではめったに出会わない性的少数者の活躍が多いことに気付き、セクシュアリティに興味を持つようになったものの、遠い存在だと感じていました。しかし海外に短期留学に行ったところ、「外国人の中の日本人=少数者としての自分」を意識するようになり、性的少数者を遠い存在ではないのかも、と感じるようになりました。
三年次に卒論を書くのですが、そのテーマにセクシュアリティを選び、調査していくうちに、当たり前のことですが「マイノリティ(性的少数者)」とひとくくりにされる人たちの中にも様々な個性・意見があるのだということに気付きました(この例として同性婚に反対する同性愛者もいるという話を書きました)。
マイノリティやマジョリティという一見大きな集団も、よく見れば個性の集合体であり、異文化の集合体です。異文化や多文化というと海外をイメージしがちですが、私たちが日常をすごす地域社会や家庭という小さなくくりも多文化であり、その中で生活していくには互いを理解しようとする気持ちや対話が大切です。今ではそのことを心がけて生活しています。
ということをめちゃくちゃふくらまして書きました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

高校生活の中でクラスの15人程度でフェアトレードに関する活動を行いました。
私は二年生の頃、食糧問題に関するエッセイを書いてあるエッセイコンテストで入賞したことがありました。その時に自主的に調べ学習を行って、世界の食糧事情についてはひとより知識がありました。その際得た知識をもとに、メンバーが発言するたびに意見や質問をし、ディスカッション全体の質を高めるよう意識しました
その中で「リーダーは自分の力をチームの質の向上のために生かせるひと、また、自分の能力を土台としてチーム全体を下から押し上げられる人だ」ということを実感し、自分にその素質があると感じたました
しかし同時にリーダーにはチームを先導する力も必要であり、その能力が自分には欠けるので、これから身に付けていきたいです。

正直私はリーダーには程遠い人物なので、この作文が一番苦労しました。家族全員に手伝ってもらって、かなり時間をかけて書きました

 

d推薦状2通

三年間担任を持って下さった先生と、卒論執筆の担当をしてくださった先生です(こちらの先生とは知り合ってほんの三か月程度しかたっていませんでしたが、すごく丁寧に推薦状を書いてくださいました)

e. 成績書類

・英語 英検準一級、TOEIC940点です

・評定平均

4.7くらいはあった気がします
苦手な理系がなかったので何とかなりました

f.一次試験(書類審査)のポイント

時間をかけて書くこと、できるだけいろんな人に見てもらうこと、書類から見える人物像に一貫性を持たせること、自分は特別な人間だぞ! という気持ちで書くこと笑

私は七月の終わりから書類の準備を始めて、担任の先生には5,6回、国語の先生にも1回、母親(国語教師です)に数えきれないほど、父と兄にも数回、読んで添削をしてもらいました。大きな修正や小さな細かい修正など、何十回も直しました。自分でも何度も読みましたが、他人に見てもらうと気付かなかった矛盾や論理の破たんに気付けるので、周囲の人に頼むのは大切だと思います
担任の先生に「0を1にするのはだめだけど、1を10にするのは大丈夫!」とアドバイスをもらったので、ささいなことでもできるだけふくらませて、自分はすごく価値のある人間だし、ICUにとって役に立つぞ、というナルシストみたいな気持ちを意識して書いてました
あと、書類には全部手書きで書かないといけないので、これがすごく時間がかかります。私は最後に投げやりになってしまったところもあるので、本書きするにはたっぷり時間を取った方がいいです

g.面接 (二次試験)

面接のテーマは「日本の子供の貧困について」でした
詳細はあまり覚えていないのですが、グラフが三つあって、それぞれについて質問をされました。たしか、「OECD諸国に比べて日本の子供の貧困率を見て気付くこと」とか「日本の子供の貧困率の推移をみて、原因や将来どうなっていくかについて」とかそういうことを聞かれたと思います。全部一分で答えます
面接官は三人(気難しそうな男性、紳士風の司会の男性、優しそうなおばあさん)とタイムキーパーひとり、受験生四人で座る場所は決まっていますが、質問に当たる順番は毎回変わります。私の部屋は最初の質問に一番左の人から答えたら、次の質問はその隣の人から…っていう感じで順番が分かりやすかったですが、完全にランダムな部屋もあったみたいです
グループディスカッションのテーマは「日本に子供の貧困を解決するためにあなたたちが大学生として出来る事はなにか」みたいなことでした。最初にそれぞれが答えて、そのあと15分全員で話し合います。ほかの受験生はみんなすごくよく発言していて、私は2度しかしゃべれませんでした……
結構和やかな雰囲気で、最後1分くらい時間が余ったら、「自由におしゃべりでもしてください」と言われました
あ、あと最後に大学生活について自分のしたいことや進路について一分で発表しましたが、これは一次の結果の書類に載っているので準備していくことが出来ます

h.二次試験のポイント

1分(厳密に計られます)で意見をまとめてしゃべるのは結構大変なので、事前に準備をしていくといいと思います。私はグラフが苦手なので、グラフを見て意見を言えるようになるまで時間がかかりました。しかも2次試験の週がテストで、時間があまりなく……。1次の結果が分からなくても、早めから練習した方がいいです
私はかなり緊張しいの人見知りで、他の受験生ともあまり打ち解けられず、ディスカッションでもほとんど発言できませんでしたが、自分が個人で答えるところは、はきはき、わかりやすく、他の人とは違うことを、を意識しました
最後の1分スピーチは何回も原稿を書きなおして、1分きっちりで言えるよう練習しました(それでも本番ではちょっと早かったです)

8.最後に一言

このサイトには受験する際すごくお世話になって、その時詳しく書いてある人のものがあるとすごくうれしかったので、出来るだけ詳しく書くことを意識しました。
私のイメージ的にICUは自由で、自分の意見を持ち、それを発信できる、コミュニケーション力の高い人間、を求めてるのかなと思ってます。私はまさにその対極にあって、コミュ障で、気が小さく、行動力がないタイプです。受かるのは絶望的かなと思っていましたが、何故か受かりました。私も家族も首をかしげました笑
ここの体験記だと、みなさんすごく意志が強くてしっかりしている人ばかりなんだと思ったし、実際2次の会場に行ったとき、そういう人が多くて、みんなすぐに仲良くなっていました(案の定私はうまく輪に入れませんでした……)。だから、もし私みたいな人でこれから受けたくて、でも「こんな自分で大丈夫かな」って思ってる人が万が一いたとしたら、その人を安心させたいなと思って書きました。大丈夫です、私は何とか合格できました笑
受けたいと思ったら、出来るだけ時間をかけて準備してください。頑張ってください!

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ICU入試合格体験記2016

1. お名前、プロフィール

<お名前>

on

<プロフィール>

関西圏にある某クリスチャン高校出身です。英語ディベートを部活を通じてずっとやっていましたので、高校生活の中心は部活動でした。英語学科ということもあり、高校三年間英語を中心とした生活を送っていました。予備校等には特に通わず、区切りのつく3年の4月頃まではほぼ部活漬けの生活を送っていました。

2. 受験形態

指定校推薦

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

大学でディベートをしたいという率直な思いがあり、議論が活発でそれが許される雰囲気のある大学を探していたところ、とても特殊な大学があるということで興味を持ちました。またリベラルアーツ教育を通して自分の適正をじっくりと探す時間的猶予があることも魅力で、自分の可能性が限界まで伸ばせる大学だと確信し受験を決意しました。

6.ICUに期待するところ

自分の意見を臆せず表現できる雰囲気があることにまず大きな期待を持っています。カリキュラムではELAはもちろんのこと、単位数で他の大学と一線を画す第二外国語の授業等を通して、リベラルアーツ教育を活かすためのツールとなる絶対的語学力を同時に身に付けられることと期待しています。

7.受験対策

<1次試験>

a.書類1 志望理由

将来の夢が外資系企業の海外駐在員になることで、そのためには異文化に対応するための多様な価値観と幅広い背景知識が必要になる。そのためにはグローバル研究のメジャーを通じて世界の各国が抱える問題や宗教的発想などを学び、多様な価値観を持って他人との違いを受け入れる必要がある。そのためにはリベラルアーツ教育が必須だ、といったことを書きました。

b. 書類2 エッセイ

あなたの人生を変えたと言える出来事を自淑伝として書いてください、またあなたはICUにどんな意義を見出だすか。とありました。

1年時の時に非英語圏に1ヶ月間海外留学した時に、コミュニケーションの出発点となることは語学力ではなく相手に自分の思いを伝えようとする意欲であるということを学んだ。自分の語学力に自信がなくても、まずは失敗を恐れずに挑むことがこれからの人生で大切だと気づけた。
そしてこの留学経験で学んだことを活かしたのが英語ディベートでの活動だった。1年時の時に出場した全国大会では悔しい結果となったが、その悔しさを胸に刻みキャプテンとなった新チームでは全国大会上位入賞という目標のために必要な努力の量を逆算した。その結果チームの総合力も向上し、2年目の全国大会ではベスト16に入る躍進を見せた。このことから努力は裏切らないということを学び、そしてこれからも様々なことに全力で挑んでいこうということを心に誓った。
ICUではどんな授業でも積極的な参加が求められており、自分の意見を次々と述べることが大切となる。そのような授業の性質があるからこそICU DS(ICUのディベート部)の輝かしい実績に繋がっており、授業と授業を越えた活動双方から自分の伸ばしていきたい語学力、論理的思考力を身に付けることのできる唯一の大学として、私はICUに入学の意義を見出だす。

割愛すると、こんな内容を書きました。実際はA4にぎっしり2枚書けるので、けっこうな量がないと埋まりません。

c.書類3

2を英語でA41枚に要約せよ、という内容でした。
こういう文書ではネイティブチェックを入れても文法だけでなく細かい表現まで直してくれることになると思うので、時間的余裕を持って添削をお願いしたほうがいいと思います。

b. 校内選考

関西圏の高校でしたが、それでもICUを狙う人は自分の他に2人ほどいた様子でした。自分の高校では評定平均だけではなく部活動での実績、資格(英検など)、出席日数、部長経験、指定校選考学力試験(進路部作成)などの要素を総合的に見て判断するという風に言われていたので、評定にこだわらず有意義な学校生活を送るために様々な活動に励みました。その結果全国大会の経験をはじめとするかけがえのない経験がたくさんできたため、純粋に高校生活を全力で過ごしたことはよかったと思います。
その実績はあったので、自然とライバルは限られていきました。

c..評定平均

4.8
ICUの出願基準は文系4.3、理系4.1以上でしたが、こればかりは希。
望者がどれだけいてその希望者がどれだけの評定をとってるかに左右されるので、評定平均は5.0でもとらない限りどのくらいの数値から絶対安心とは言えないと思います。

e. 成績書類等

評定以外では、TOEIC740点、部長経験、全国大会2回出場、皆勤賞、漢検2級(少しですが点数化されたそうです)、校内選考用の志望理由書、面接、学力試験(学年上位には入ってた?らしい)
などを元に判定されました。

f. 二次試験

(小論文)

A4 10ページほどの文章の後に設問が5つ掲載されていました。
落ち着いて読めば比較的理解しやすい部類の文章かと思います。内容は兼好法師が示した「善き友と悪き友」について書かれており、それに関する設問が4つあり、うち12問は基礎的な数学的知識を問う問題、グラフから読み取る問題でした。もう1問は裁判員制度に関する問題でした。
いずれも「あなたの意見を書きなさい」というものだったかと記憶しています。

(面接)

型にはまった質問(志望動機や自己PR、活動実績)などに関する質問は一切なく、その場で話題に上がった社会問題について自分の意見を次々と述べていく、という形式でした。ディベートの形式とあまり変わりませんでした。基本的に面接官の方々は用意してきた答えより今自分達が何を思っているか、ということを聞くことに重点を当てていたので、緊張することなく楽しんで面接の時間を過ごすといいと思います。

g.二次試験のポイント

和やかな雰囲気で、周りの人とも会話できた。(むしろ喋ることを試験官に促された。)そのお陰か緊張がほぐれました。
なお、時計は一番前の台に小さいものが1つ置かれているだけだったので、腕時計は必須です。

h.推薦入試に関して

特に指定校推薦を受験しようと考えている人達は、自分がどのような大学生活を送りたいかというビジョンをはっきりとさせてから受験を決めてください。学校代表かつ辞退不可能という事実は、予想外にしっかりとのしかかってきます。周りで第二志望等を指定校で勝ちとった人達は、どこか手放しに喜べない、という様子がいくつか見られました。自分自身がこの大学に行きたいと心の底から感じ、その中でどんな入試手段でもいいから入りたい、と思ったときに指定校推薦という手段を選んでほしいと思います。

8.最後に一言

自分は1年の時からICU1本という思いを抱いていたため、喜びも格別でした。強い信念を持って第一志望を目指していけば、必ず最後には納得のいく結果が出ます。
ぜひ妥協のない高校生活を送り、大学生になる「準備」をすすめていってください。

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