ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

shiro

<プロフィール>
北関東の自称進学校→都内の某中堅私大。
予備校通いなし、純ジャパ。

2. 受験形態

転入本科

3.予想得点

人文・社会科学:7〜8割
総合教養(ATLAS):6〜7割
英語リスニング:5〜6割
英語リーディング:5〜6割

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校3年生のとき、たまたまICUの過去問を読んだことがきっかけでした。それまでICUのことは詳しく知りませんでしたが、あるときたまたま立ち寄った本屋で、何気なくICUの過去問を手に取り、その見慣れない問題形式や、文章の面白さに衝撃を受けました。この大学に行けば、充実した4年間を過ごせるかもしれないと感じたことを覚えています。その後ICUについて調べてみて、海外の大学のような環境や、メジャー制度の存在を知り、こんな大学が日本にもあるのかと驚き、ますます興味を持ちました。
しかしその年、私はICUを受験していません。なぜならその時すでに高3の冬であり、入試対策を始めるのには遅すぎました。おまけに当時は学校の成績が悪く(学年最下位近くの成績だった)、特に英語が苦手だったので(現役で受けたセンター英語が200点満点中94点だった)、そもそも受験しようとすら思いませんでした。
そうして私はMARCHに全落ちし、都内の某中堅私大に滑り込みました。
その後、様々な紆余曲折を経て、この当時のことを思い出し、ICUへの転入を決意しました。

6.ICUに期待するところ

ELA、リベラルアーツ教育、広大なキャンパス、図書館、猫。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望したのは、そのリベラルアーツ教育、英語教育、そして学生に魅力を感じたからでした。リベラルアーツ教育の特徴として、文系・理系を問わず、様々な学問を横断して学べることが挙げられます。詳しいことは後述しますが、将来の仕事のために多様な知識を得たいと考えているので、この点に惹かれました。また私は日本育ちで、英語を徹底的に学んだという経験がないので、ICUの英語教育には特に興味があります。ICUには世界各国から多様な学生たちが集まりますが、そういったキャンパスは日本では稀有だと思います。ICUの素晴らしい環境で、友人たちと切磋琢磨しながら学びを深めたいと考えています。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

文学を中心にしつつ、法学、経営学、情報科学なども学びたいと考えております。私は将来、編集者になることを目指しており、そのためには文学の知識が必要と考え、現在の大学に進学しました。しかし、進学後にある出版社の編集者の方とお話しする機会があり、上記の認識が必ずしも正しいとは限らないことを痛感したのです。現在の編集者は、文学だけでなく様々なジャンルの書籍を取り扱うので、幅広い教養が求められます。それだけでなく、知的財産法やマーケティングの知識、電子書籍をはじめとするITへの理解も必要です。そうした様々な知識を広く深く学びたいと考えています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

電子書籍の制作に取り組んでいます。最初のうちは、電子本を制作する手順や、著作権の知識、読者への宣伝のノウハウなど、そのすべてを一から学ぶ必要があり、試行錯誤の連続でした。しかし、そのおかげで、電子書籍の仕組みを身をもって学ぶことができました。他に、日本文学検定の2級近現代を取得しています。趣味は野球観戦と、猫と遊ぶことです。

a. 人文・社会科学

主に現代文への対策がそのまま役に立ちました。私が使っていたのは、「現代文ゴロゴ解法公式集」です。ここにある方法を自分なりにアレンジし、センターの現代文やICUの過去問演習の際に徹底して取り組みました。その結果、人文・社会科学の過去問は7割以上の成績を取れるようになりました。ただしすべての文章にマークすると時間がかかるので、設問に関係するところや、文意のわかりにくいところにマークするのも良いと思います。
他に、「現代文講義の実況中継」もおすすめします。どちらも大変評判の良い参考書です。この2つを使ってみて、相性の合う方(もしできるなら両方)に取り組んでください。
また、過去問演習と平行して、政治経済と倫理のセンター試験向けの参考書を読みました。また高校のときは日本史専攻だったので、昔使っていた世界史Aの教科書を引っ張り出して読みました。過去問に関しては、(他の科目もそうですが)10年分は解きました。ICU第一志望なら最低でも10年分は解くべきです。
大変特殊だといわれる人文・社会科学ですが、現代文の力があれば、そんなに難しいものではありません。知識問題は、少なくとも世界史、日本史、倫理、政治経済の知識が求められますが、どれもせいぜいセンターレベルに届くか、というレベルです。まず何よりも現代文の力を身につけてください。

b. 総合教養(ATLAS)

これも現代文の勉強が役立ちました。ATLASの過去問は一部しか公開されてないので、主にオンレクの問題を解いていました。常時6〜7割は取れていたように思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

あとで詳しく書きますが、今回はまったく時間がなかったので、ほぼ3週間、リスニングの過去問演習しかしていません。具体的には、オンレクの音声を毎日聞き、スクリプトに目を通していました。ICUのリスニングにはある種の傾向があり、特に会話問題は毎年似たような問題が出題されるので、慣れれば慣れるほど点数が伸びていきます。また講義問題にもある種のコツのようなものがあり、そういったコツを過去問を解きながら習得していったのだと思います。時間のある人は、問題傾向の似ているTOEFL ITPの参考書に取り組むと良いでしょう。最終的に過去問は5〜6割ほど取れていました。

<リーディング>

リーディングに関しては、どの大学を目指すにしても基本はほぼ変わりません。単語と文法、英文解釈、そして長文演習です。どの高校や予備校でもやることは同じだと思います。参考書を使う場合も同様です。逆に言えば、評判の良いところであればどの予備校を利用してもかまいません。私の場合は、オンライン予備校の「スタディサプリ」を受講していました。いわゆる通常の予備校には通っていません。できれば予備校に行きたかったのですが、大学に通っている身としては、時間的にも予算的にもこれ一択しかありませんでした。しかし、結果的には役立ちました。開始半年でセンター英語は8割を突破したように覚えています。なおスタディサプリにはICUに特化した講座はないので、別途過去問演習をするか、オンレクやICU対策予備校を利用してください。
それと並行して、「Next Stage」という文法・語法問題集と、「東大英単語熟語 鉄壁」という単語帳をやりました。この単語帳は、東大に限らず、旧帝大や早慶上智などを受験する人にもおすすめできます。ただし大変分厚い本なので、どうしても合わない人は、DUO 3.0やシステム英単語などを使うのも良いでしょう。
そして過去問演習を繰り返すなかで、長文読解力を身につけていったという感じです。過去問はだいたい7割ほど取れていました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

先にも触れた通り、私は今回3週間しか受験勉強をしていません。しかも勉強していたのは、ほぼリスニングだけでした。なので、皆さんの参考になるかどうかはわかりませんが、ここでは自分の体験を書いてアドバイスの代わりとしたいと思います。
私は今回が2回目の受験でしたが、1回目にあたる昨年はリスニングの勉強をほとんどしていませんでした。他の科目はそれなりに解けるのですが、リスニングだけはとにかく苦手で、どう勉強していいかわからず、最後まで後回しにしていたからでした。
そして、今年の入試になるのですが……。本当にいろいろな出来事がありました。そしてほぼ1年ものあいだ、全く受験勉強というものをしていませんでした。何をしていたのかも覚えていません。その後、再びICUの受験を決意するのですが、本格的に勉強を再開したとき、すでに1月も半ばになっており、入試まで残り3週間を切っていたのです。
とりあえず過去問を2〜3年ぶん解きました。リスニング以外の科目はどれも7割前後は取れていました。リスニングだけ、3割しか取れませんでした。冗談抜きで「何か言っているのはわかるが、何を言っているのかはまるで聞き取れない」レベルだったのです。当然ながら、今からやってもまず間に合わないと思いました。しかし逆に言えば、苦手な科目はこれだけだったので、「リスニングさえやれば受かる」という確信だけはありました。そこで入試までの残り3週間、他の科目は全部捨て、残り時間のすべてをリスニングに費やすことにしたのです。
その日からオンレクの音声を毎日聞きまくりました。はじめのうちはまったく聞き取ることができませんでした。どの年度もせいぜい3〜4割しか取れませんでした。しかし、2度、3度と聞き、スクリプトを見ることを繰り返していくうちに、なんとなく話す内容がつかめるようになってきたのです。念入りに勉強計画を練ったのも功を奏したのでしょう。入試直前には、得点率は5~6割に上昇していました。とはいえ、受かる自信というのは最後までありませんでしたが……。
入試本番では、リスニングに関してはなんとか解くことができました。その時間が終わった瞬間、「もしかしたら受かるかもしれない」と思いました、その時は……。その後に落とし穴が待っていました。リーディングの問題形式が予告なしに変更になっていたのです。大問が一つ増え、文章量が大幅に増加していました。上記の通り、リスニング以外の勉強はほとんどしていなかったので、動揺してしまったのが失敗でした。慌てて問題を解き始めましたが、うまく時間配分ができず、手ごたえもまったく感じられず、最後のほうは駆け足で解かざるを得ませんでした。その上、いくつかの設問は勘で解いてしまったのです。いつもの過去問演習よりも出来ていないことはほぼ確実でした。そして試験が終わった瞬間、「あ、落ちたな」と思いました。家に帰るまでのあいだ、ほとんど半泣きになりながら、「なんでリーディングをやらなかったんだろう……」と、何度も後悔したことを覚えています。
そんなわけで、絶対に落ちたと思い込んでいました。合否発表の日も結果を見ることさえせず、映画「君の名は。」を観に行っていました。その翌日に突然合格通知が届いて、そこで初めてICUに合格したことを知りました。
結果的に受かったから良かったものの、最後まで時間の余裕はありませんでした。あの3週間のあいだ、心の休まることは1度もなかったし、あと1週間、いやあと1日でもあればと何度も思いました。時間のある皆さんは、早めに受験勉強に取り組んでください。しかし、矛盾するようですが、入試まで残り時間がなくても、諦めないでください。もしあのとき、受験を諦めていたら、いま私がICUにいることはなかったでしょう。皆さんの健闘を祈っています。

8. 最後に一言

私は典型的な劣等生でした。大半の人が日東駒専に進学する高校で、学年320人中300位くらいの成績でした。前にいた大学は、主に英語の苦手な人が行くようなところでしたが、そこでの成績もたいしたものではありませんでした。その頃、TOEICで280点を取ったこともあります。当時の私にとっては、ICUはまさに雲の上の存在で、まさか入学することになるとは夢にも思っていませんでした。
最後になりますが、こんな私でもICUに受かったのは、あの頃、湘南藤沢の地で出会った皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

さくさくメロンパン

<プロフィール>

中高大阪桐蔭出身で中高時代は部活に打ち込む…なんてことはなく受験勉強一色でほとんど帰宅部をやっていました。一浪です。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割前後
総合教養得点 = 9割前後
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 3割も自信ないです…

(センター参考)
文系の5教科7科目で受験して84%。英語と国語が9割で、数学は7割程度しかなかったかと…

4.併願校

大阪大学法学部(浪人時)
京都大学法学部(現役時)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

受験勉強一色の高校生活に疑問を感じ、政治が好きだったこともあり浪人を機に受験勉強をしつつ政治系NPOでの仕事を始めました。大学で勉強をしたくてたまらなかったのに、日本の大学ーー特に文系では大学に入ってとたん勉強しなくなる風潮に嫌気がさし海外の大学を志すも金銭面で断念。11月ごろに突発的に学校見学に行った他大の理事長の紹介でICUという大学を知り、リベラルアーツ教育に強く惹かれてそこからICUを目指しました。
6.ICUに期待するところ(入学しての印象)

入学してから寮などでたくさんの学生と関わるうちに、以前まで全く考えてもみなかった教育学に自分の軸があると気づくと同時に大きな可能性を感じました。文部科学省で教育改革を推進する官僚になるために、これからは教育学と行政学をダブルメジャー学んでいきたいと考えています。入学時に専攻を決めなくていいというICUの利点の恩恵に与るとは思ってもみませんでした!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツ教育のこと、多様性に富んだキャンパスが自分にとってどのような魅力をもっているかを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

政治系のNPOで働いて学んだこと、特に学問とは一つの分野で完結するものではなく複数の分野にわたっていると体感したこと中心にダブルメジャーへの憧憬を書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活はやっていなかったので趣味の絵を描くことについて書きました。絵は自己表現の手段だと主張したのですがそれだけでは自己完結的すぎるかなと思い、自分は作品を公開・販売していてので、それを通して人と交流し成長したことを追加して書きました。

a. 人文・社会科学

対策としてできることは、長い学術的な文を読むことに慣れることだと思います。私はその当時興味を持っていた昭和の文学者についての論文をCiNiiで探してたくさん読んだりその人の作品を読み漁ったりしました。人生で一番楽しい受験勉強でした!

b. 総合教養(ATLAS)

本番の形式に動揺しないために演習しておくといいと思います。入試は興味深い内容をピックアップしてくれているようなので、すごく楽しんで受験できます!

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICUを目指したのが12月と遅かったので、TOEFLitp用の問題集をなんとか1周やっただけです。

<リーディング>

現役時代の京都大学用の対策と浪人時はセンターの対策だけで、ICUのために特別にやったことはありません。純ジャパです。英語はただでさえ苦手だったので過去問も本番も惨敗でした…英語が苦手でもそのほか二科目がちゃんと取れていれば受かるみたいです…私が受かっているのがその証左です…!

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

新書など本をたくさん読むといいと思います!私は12月からICUを目指し、センター対策もがっつりやる必要がありなかなかICU対策の時間が取れませんでしたが、ICUに行きたい気持ちはすごく強かったです。ICUは自分の運命の一点だと思っていて、国語が得意でセンター現代文なんか余裕だって方は受かるような気がします!読解力か英語力、どちらかが卓越していればきっと受かります。受験に時間は関係ない。頑張ってください!

8. 最後に一言

ICUは他大と大きく異なった環境があります。履修登録も、休学の正式な書類も、ELAのレポートも授業も完全に英語です。すごく面白い!大学の雰囲気としては、互いに多様性を尊重し、学問への探求心をもった学生が半数以上いるような体感で、勉強したい人にとってはとてもいい大学だと思います。私見ですが日本の中では最高の大学だと思います。私はICUを一旦休学して別の夢を追いかけますが、入る前も、入ってみてからもICUは大好きな大学です。みなさんもICUでご自身の可能性を最大限に広げてみてください。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ポン酢

<プロフィール>

通信・単位制高校
塾、英会話教室 中学3年の冬から
部活はボランティア部でした。

2. 受験形態

AO入試入試

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

私は、将来達成したい夢があり、そのためには様々な知識が必要なためICUのリベラルアーツに惹かれて入学することを決意しました。そして高1の夏、ICUに訪ねた時、ここに通う自分の姿が想像でき、「あぁ、私はICU生になるのだな」と思い、それからは他の大学に行くことが考えられず、ICUしか行く場所がないと考えていました。

6.ICUに期待するところ

自身の目標達成のためには高い英語力が必須なため、ELAを頑張りたいです。そして教員免許を取りたいです。ICUらしい先生とは、みたいなことを考えながら日々勉強しています。

7.受験対策

a.願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

私は将来の夢があり、それをどのように達成するか迷いがある。リベラルアーツ教育を通してそれを見極めたい、新しい道はないか模索したい、探求したいと熱く語りました。そして、現在の社会を自身の見解で述べ ICUでの学びはどのように、そしてどれほど私に必要か説明しました。そして、まだスペースがあったので自身の将来像を示して、ICUでしか私の望み叶えられない!他の大学じゃ無理!!っていことを締めに書きました。あと、ICUはどんな生徒を”AO”で取りたいのかなぁ、と考えながら書きました。それはホームページ見たらわかるから探してみてね~。

a.願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私の夢の実現には多分野の知識が必要なので、その旨を書き、具体的にこの授業取りたい!と書きました。そして、それがどのような形で私の役に立つか書きました。(どんな授業が開講されてるかはホームページに乗ってるから探してみてね。)

a.願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

この部分は特に力を込めて書きました。私はICUにとって理想的な生徒なんだ!という思いながら、今までどのような生徒であったか、これからどんな生徒になっていくかを具体的に書きました。そして、私の存在はICUの中で重要な役割を果たす、と言い切りました。その主張を通すためにICUが受け入れたい生徒像と自分の共通項をいくつか述べ、さらに自身の長所を書き、これがどのように大学の活性化につながるかまとめました。最後は、卒業した後のビィジョンをかいて終わりました。

b.エッセイ(小論文)

(参考) 以下の課題について十分に考えをまとめ、1500字以内でエッセイを書いてください。
【3】 あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験

3を選びました。実は私は自身の病気で中学3年間は自宅療養で全く学校に行けず高校3年間は闘病しながら単位制の学校に通っていました。なので高校生1年生の時に中学三年分の勉強をして、高校2年時に高1と2の勉強をして3年生になった時に自身の勉強のブランクを克服し受験勉強をはじめました。なので小論文は自身の3年間の振り返り、どのように成長したかを書きました。具体的には、長所としてあげられるものにエピソード付きで説明しました。私の場合は、根性、人への想像力、物事に対する積極性と誠実さが自身のアピールポイントだったので、それにつながる経験を書きました。

例えば、忍耐についてはこんな感じでまとめました。
私は高校の最初の2年間は塾で2個下と1個下の学年と一緒に勉強していました。劣等感にさいなまれがらも勉強し続けた時期を語り、ブランクを乗り越えた時に自分の大きな自信になった、この経験が自身の根性を鍛えた!みたいなことをまとめに書きました。後、自分で言うのもなんですが、この成功体験は努力あってのこそ結果、だからこれは私の忍耐強さの証明だ。みたいなことを書きました。そして、この経験の前の私と後の私を比較して成長したところを強調しました。

大学側に自分を最大限アピールできるのはこの小論文だと、私は考えます。なので、私はこんなにもすごい、生徒として魅力的だと、入学させるべきよね、なんて少しオーバー気味に書くことをオススメします。私はこんなにも人と違う、ユニークな存在だよと、ここで私は他生徒との差別化を計りました。あ、もちろん嘘はダメですよ。でも、ここでは謙虚さは、ただ邪魔なものなのになります。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

私はボランティア部に所属していました。2年生になった時先輩が卒業でいなくなり部員たったの二人になり、廃部の危機に直面しました。小輪文では部員集めの活動をした時の自身のリーダーシップについて書きました。ちなみに部員は11人まで増えました。

800字はとても少ないです。なので重要なことは最初に提示して、そのあとに理由付けをしました。

d推薦状2通

一枚は学校の先生、もう一枚は私が頑張ってきた時に側で見ていて頂いた塾の先生にお願いをしました。

e. 成績書類

(英語)
IELTS 6.5 英検2級

(評定平均)
4.9

f.一次試験(書類審査)のポイント

一個一個の小論文や願書の欄は結構書ける文が少ないと思います。なので全ての提出書類が繋がっている、一つの物語みたいなイメージで統一感を意識しながら書いたら良いのではと。

あと、大学についてしっかり調べてください。ICUのパンフレットがする切れるくらい私は読み込みました。

g.面接 (二次試験)

すいません。緊張していて全く内容覚えてません。

h.二次試験のポイント

試験の時にもっと新聞を読んでおくべきだった、と思ったのは覚えています。私があげれるアドバイスは沈黙を怖がらないで!です。自分の意見を発表し終わって時間が余ります。焦って うー、とかあー、とかいってしまうかもしれませんが(私は言いました。)自分の言いたいことを言ったなら、そのまま自信を持って構えて時を過ぎるのを待ちましょう。

8.最後に一言

ICUは入学してよかったと思える大学です。今はしんどい時期だと思いますが、その価値はあります。皆さんと大学で会えることを楽しみにしています。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

友達100人できるかな

<プロフィール>

ド田舎の小さな高校出身です。(過去にICU進学した先輩がいたという話は聞きませんでした。)
塾は通っていません。高一から1年半程英会話教室には通っていました。
高校では生徒会長をやっていました。
現役です。

2. 受験形態

AO入試入試

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

中学校を卒業する前から、兄の影響でICUを知っていてました。高校生になり、自分を取り巻く環境の中の「自分の姿」が見えるようになり、自分が様々なしがらみやしきたりに束縛されていることに気づきました。何かに束縛されない「自由な自分」に出会いたいと思うようになった頃、昔から知っていたはずのICUの本当の魅力に気づき、心から強く「 ICUに行きたい!」と思うようになり、受験を決めました。

6.ICUに期待するところ

文化的背景、価値観、国籍、など個性が自由に存在する環境に期待しています。英語力を向上させると言われるELAは、不安ではありますが、楽しみです。メジャー選択時は、平和研究や心理学を結びつけ学んでみたいという考えを重視していきたいと思っています。
7.受験対策

a.願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

自分の掲げる「笑顔でいっぱいの世界をつくりたい」という理想を実現させるために、どの学問からアプローチしていけばよいのかを知りたいから、ということと、バックグラウンド、価値観などが共存する環境に身を置きたい的なことの2つを書きました。
高校2年次に、国際的なキャンプ大会に参加しました。そこでみたのは、政治的なプレッシャーや、国籍を意識しない中で築かれていく本当の人と人の繋がりでした。その会場内には国境の存在しない世界が成り立っており、これが全世界に適応される未来があればいいと願うようになりました。そこで国際関係学に興味を持ったものの、国と国を繋げる線を知ることで、私の理想とする世界は実現できるのかと疑問に思い、多様な視線から物事を見つめることのできるリベラルアーツに魅力を持ったということを書きました。
私の国籍は日本籍ではありません。ですが、18年間を日本で暮らしているため、母国の文化よりも日本の文化やしきたりに馴染んでおり、日本人でもなければ母国人でもない、という状況にあることに気がつきました。多様な価値観や文化的背景が共存する環境で、国籍的な立場のない私を認めるようになりたいという感じのことを書きました。

a.願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

1でも触れたように、自分の理想とする世界を実現するために、まずは真の平和の姿を見つけるための学びを重ねたいということと、ELAを通して、新しい視点と立場としての英語を習得したいということを書きました。ここでもICUのリベラルアーツに言及しながら、ICUだからこそできる学びを経験したい的なことを主張しました。
a.願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>
平和な世界を実現させるための舵を私が切る、ということを主張しました。平和を強く強調するICUにとって、世界が変えようとする私の力は、いつか重要になるのだと思うということをふくらませて書いたような気がします。これに関して、私は自分の理想を「現実」と結びつけることをせずに、ただ自分の自信を根拠に書きました。(笑)

b.エッセイ

(参考) 以下の課題について十分に考えをまとめ、1500字以内でエッセイを書いてください。
【2】 あなたの人生の転機となった経験

中学生の頃に、1年間母国で生活を送りました。母国の文化や言葉に触れてほしいという両親の思いから、ごく普通の現地の学校に通いました。日本では日本人ではないという偏見の中で苦しむことが多かったため、やっと自分の国で自分の立場を手に入れることができるのだという期待から、とても楽しみにしていた母国での生活でしたが、ここで私は、母国にも自分の立場がないということに気がつきました。母国の文化よりも、母国のしきたりよりも、日本の文化としきたりに心地よさと馴染みを覚えていたからです。そこで初めて、自分には国という立場を手にすることはできないことに気づき、その中で「どこかに所属したい」という自分の気持ちこそが自分自身を束縛していたということを知りました。それからというもの、私にとって「国籍」とは自分自身を制限するものではなくなり、自分自身の自由を象徴するものとなった、という感じのことを書いた気がします。詳しく覚えてませんが、おそらくこんな感じのことでした。
7c自己活動歴と自己分析 = 生徒会長としての経験を通して評価するようになった自分の姿について書きました。これして、あれして、という姿勢が私にはできず、弱いリーダーだったのですが、今思うと、ただ誰かの下で「頑張れ!」という自分の姿勢は大好きでした。そこで私は、人の前に立ち先導するリーダーになることはできなかったが、影で誰かを支える形のリーダーとしていることができた、ということを書きました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

生徒会長としての経験を通して評価するようになった自分の姿について書きました。これして、あれして、という姿勢が私にはできず、弱いリーダーだったのですが、今思うと、ただ誰かの下で「頑張れ!」という自分の姿勢は大好きでした。そこで私は、人の前に立ち先導するリーダーになることはできなかったが、影で誰かを支える形のリーダーとしていることができた、ということを書きました。

d推薦状2通
1枚は担任の先生、2枚目は私の通っていた幼稚園の園長先生にお願いしました。
幼稚園に頼むということで結構驚かれたのですが、一番最初の社会経験であり、それは自分のルーツであるのではないかと考え、そのような面も考え、園長先生にお願いしました。

e. 成績書類

(英語)
英検2級で出しました。直前で準1級を受けたものの、つるっと落ちましたので、もっと早めに準備しておくべきだったなと思いました。(AO試験自体は合格したので結果オーライな訳ですが…。)
おまけな話ですが、面接の時に周囲の人と話した感じだと、準1はザラにいましたし、TOEIC930とかもいましたね。「私ここにいていいのかな…。」ということを思いましたが、試験結果を見ると、英語の実力は参考程度、という感じなのかな?と思います。

(評定平均)
知らされていませんが、4.3には達していたようなので、出すことができました。

f.一次試験(書類審査)のポイント

先輩方の体験記でも言われていますが、とにかくありのままに素直な思いを書くこと、だと思います。私は学校で添削指導を受けましたが、学校の先生は「整った文章」を重視し、たとえ私の気持ちが20%に減ろうとも、形を重視し添削しました。仕上がった文章を見て、これで出して私は後悔しないのだろうかと考えた時、悔しさしかなかったので、学校の先生には申し訳ないですが、先生に秘密で自分で書いたものを提出しました。なので、決して美しい整い方をしたエッセイではなかったと思います。上から目線で申し訳ないのですが、自分の個性が溢れるエッセイこそ受け入れられるのではないかなと思います。

g.面接 (二次試験)

質問をする教授の方が1人、記入(?)する教授の方が1人、タイムキープの教授の方が1人、と他にも何名かいらっしゃいました(詳しくは覚えていません、ごめんなさい)。まず始めに受験番号と名前を言わされます。その後、面接についての説明をされ、資料が配られます。その後、資料の中のグラフの読み取りを指示されます。ここで一つ「なに!」となったのは、何についてのグラフなのかが書かれていません。グラフと数値と項目しか書かれていませんでした。なので、数値の変化傾向から「これがなんのグラフなのか」を予想していく必要があります。資料には書き込み可能なので、読み取れたものを書き込んでおくことが大切だったと思います。そこから質問をする教授の方から、これは~についてのグラフだ、と明かされ、それに関して質問がされます。全部で3問くらいあったような気がします。ここまでは個人質問(一人当たり1分で回答)です。個人質問が終わったらグループディスカッションに移ります。配られた資料に関係する内容でディスカッションが行われました。ディスカッションでは、最後に誰か一人(どのようにして選んでもよいが、この方法に関しても評価されているという話を聞いたことがあります)が、結論を発表してディスカッションは終わりです。グループディスカッションに関しての内容で、また個人に質問をされ、最後にコメントシートを書いて面接終了です。

h.二次試験のポイント

<面接前に関して>

よくICUの面接会場はみんなで仲良くなって雰囲気がよいという話を聞いていましたが、本当に面接会場なの?というくらいみんなフレンドリーで、雰囲気がとてもよいです。(笑)びっくりしました。まず、本館に入れる時間になるまで、大学食堂で待機なのですが、そこから「お話ししませんか?」という感じでだんだんと人数が増えていって最終的には10人くらいのグループでおしゃべり、という形態になります。ここで緊張をほぐそうという気持ちでいるといいかもしれませんね。
面接中に関して。質問も口頭で言われるので、質問内容もメモしておくといいです。質問には何があっても答えることが大切です。また、1分を過ぎたら強制終了させられるので、私はあえて短めにまとめて回答することを心がけました。大切なのは、落ち着いて、何を問われているのかを冷静に分析することです。

<面接後について。>

懇談会?が行われます。お菓子や飲み物を食べたり飲んだり、教授の方とお話ししたり、在学中の先輩方とお話ししたりします。面接終わりということもあり、こちらもまた賑やかな雰囲気で行われました。この懇談会からスマホや携帯の使用が許可されるので、面接仲間とLINEや連絡先を交換しておくことをオススメします。

8.最後に一言

自分を最大限に表現することが大切だと思います。私も自信をなくす度に、先輩方の体験記を見て勇気付けられてきました。エッセイを書いたりするのも、書く間は苦しいものでしたが、今では自分を見返すよい機会だったなあと思いました。全ては楽しんでこそ勝ちです!頑張ってください。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

たろ

<プロフィール>

都内私立高校 現役 B方式受験 純ジャパ

もともとカナダの大学への進学をメインに考えていたので日本の大学はICUのみ。受験勉強はそのためのIELTSの取得がメインであった気がする。

2. 受験形態

一般入試(B方式)

3.予想得点

総合教養得点 = 50くらい

(センター得点参考)
英語 186/50
国語 96
世界史 30

4.併願校

カナダの4年制大学学部6校

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

所だから昔から知っていた。1月頃になって親が素晴らしい大学だから試験体験するだけでもいいので受けてきてほしいと言われ受験。自分自身でも大学の掲げる大学のあり方、ポリシーなどにとてもいい印象を昔から持っていた。

6.ICUに期待するところ

ELAはSt2に入ることが目標で4年間でフランス語を極めたいと考えている。他にも地政学や心理学など様々な分野に興味があるので実りの多い4年間にしたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

英語を始めとする複数の言語でのコミュニケーション、様々な学問を学ぶことによって得られる知識で異文化への理解を深めたい

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

もともと国際関係学に興味があり他にも本をよんで興味を持った地政学、心理学、人類学をやってみたい

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

コミュ障改善と英語能力向上の為外国人向けの道案内ボランティアへの参加、プライベートでも同じようなことを意識してやってきた

a. 総合教養(ATLAS)

ネットで過去問を確認した。

b.B方式

<IELTSに関して>

総合教養の問題は割と読む量が多かったと感じているので時間配分に気をつけることは重要。

IELTSに関して言うと、自分はライティングセクションのスコアが伸び悩んだので、純ジャパの方が受けるとゆう場合にはライティングは自己流ではなく専門の人に教えてもらったほうがいいかもしれない。(出題内容の難易度が毎回わりと違うので運もの部分もある)

リスニングはIELTSの公式問題集を買って解きまくった(高いので3冊のみ)。答えを覚えてきてしまうのでそうしたら40分くらいのBBCニュースを聞きながらメモを取って内容を理解する練習をしていた。

リーディングも答えを覚えてきてしまうので洋書を買って読んでいた。ミステリー小説、人類学の一般書など。

自分は目標スコア取るために単語を徹底的にやった。ほんとにどうでもいい病気の名前とかの単語なども毎日800(自分的には多いと思ってる)とかこなしてやった。
<二次面接に関して>

二次面接には、B方式の志願者の約1/3強の対象者が2回にわけられて待合室となっている本館の教室まで呼ばれていたようで、待合室では数十分待った記憶があります。その後一人ひとり学生スタッフに連れられて個別の部屋(教室)へ案内されます。待ち時間中のトイレの出入りは可能でした。案内されている途中、学生スタッフの方が会話をふってくれて緊張を和らげようとしてくれました。

待合室にいた十数人の受験者たちは二回にわけられて面接が行われる部屋へ案内されます。部屋は1フロアに5個あり、同時進行で面接を行っていました。各部屋に面接官2人と受験者1人の個人面接です。入室するとまず荷物を置くように支持されます。その後椅子に座り受験番号と名前を伝えて面接が始まります。自分の場合は、面接の内容はほとんどが事前に提出した志望理由書やアンケートに基づいたものであったので、そららに自分が書いた内容をよく読み込んで、質問を予想しておくなどの事前準備を行うとよいと思いました。

概ね予想通りの質問でしたが、志望理由に書いた「コミュニケーション」に関連させて、面接官の理系の先生(物理学?)から、自分としては高度な、自然科学分野からの質問がきたりしました。全く予想していなかった質問が来ても臨機応変に答えることが大切だと思いました。しかし全体としては事前に提出した書類に基づいた質問がほとんどでした。

面接の一番最後に、「もしあなたが入学したらICUにどのような形で貢献できますか?」という質問を受けました。これはICUの受験生の全員に向けられた質問かも知れません。

面接が終わると部屋の外で待機していた学生スタッフさんに誘導されて本館をでて終了です。

8. 最後に一言

B方式は受験者数が少ないので面接の対策がしずらかったりしますが、ICUが欲しいと思う人材になりきることが重要だと思います。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

DK

<プロフィール>

公立高校出身

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 4割
英語リーディング得点 = 6割

(センター得点参考)
国語164
数学1A72
数学2A78
英語筆記188
英語リスニング46
物理96
化学86

4.併願校

地方公立大学 歯学部
早稲田大学 国際教養学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

大学四年間を通して一つの分野を専門的に学ぶのではなく、幅広い分野を学びたいという私の希望に沿った大学がICUであったから。

6.ICUに期待するところ

一番期待しているのはELA。
英語でのコミュニケーション経験が皆無なので、どのくらい成長できるかが楽しみ。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

上で述べたとおり、幅広い分野を学ぶことで自分自身の世界観、ものの見方を多彩にしたかったから、ということを長く書いた。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

グローバルな人間になるために英語を学びたい。
また、様々な価値観をもった人たちと触れ合うことで、多様な考え方を学びたい。

願書3 = テニス、サッカー、ウィンタースポーツ、スケボーなど様々なスポーツを経験してきたことを書き、好奇心旺盛であることをアピールした。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

テニス、サッカー、ウィンタースポーツ、スケボーなど様々なスポーツを経験してきたことを書き、好奇心旺盛であることをアピールした。

a. 自然科学

数学については、過去問である程度形式に慣れておけば問題ないでしょう。
化学については、センター対策で十分です。こちらも過去問である程度形式に慣れておけば問題ないでしょう。
自然科学は狙い目です。

b. 総合教養(ATLAS)

何も対策はしなかった。
問題形式は
1講義リスニングと文章問題
2文章問題
3文章問題
4文章問題(*)
講義リスニングに関する問題が少なかったです。
(*)4に関してはおもに計算問題や図形読み取り問題などでした。IQテストみたいなものかな。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEFLの問題集をやりました。ひとつ後悔したことはもっと早めからリスニング対策をしとけばよかったということ。私のような純ジャパで生の英語に触れあう機会が全くなかった人は毎日英語を聴いたほうがいいでしょう。スマホのアプリを利用するといいです。おすすめはTEDや6 minutes English。

<リーディング>

予想問題集で対策をした。今年度は例年よりも大問がひとつふえた。当然英語の単語数も増える。よって、英文の速読練習をすればよいと思う。これもリスニングと同様、急に学力が上がることは無いので、英文に慣れておくことが必要だと思う。おすすめアプリはpolyglots。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

理系の人は自然科学が狙い目です。得点源にしましょう。英語は毎日の積み重ねが大切かと。
試験日前日と当日に学生新聞の入試特別誌(\300)がICUで売っています。試験やICUについての情報が記載されているので、モチベーションにもなりますし、いろいろと役に立ちますので、購入するとよいでしょう。

8. 最後に一言

継続は力なり

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

jujuno

<プロフィール>

都立高校 三年の夏の全国大会まで部活を続けた

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 1割
英語リーディング得点 = 6割
(センター参考)
英語194
リスニング44
国語149
数学80
世界史100
倫理75

4.併願校

上智 総合グローバル
東京外語 国際社会

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の先生に教えてもらいました。

6.ICUに期待するところ

文理の枠にとらわれることなく幅広く学ぶことができること。
レベルの高い英語の授業。

7.受験対策

a.願書

とにかく準備するのがめんどくさいので早めの準備を。

a. 人文・社会科学

国立入試やセンター対策、過去問

b. 総合教養(ATLAS)

オンラインレクチャーの総合教養対策

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

過去問とBBCを聞いてました

<リーディング>

過去問と国立二次試験の問題

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

リスニングは一回しか放送がないのでとにかく集中力が必要。帰国子女の受験生は英語で高得点を取ってくるが総合教養や人文社会科学もできる受験生は少ないと思うので、英語のミスはカバーできる。
正直、ICU一本だけに絞るのはお勧めしない。国立やセンター試験5教科7科目バランスよくできれば、英語がパッとしなくても合格は見えると思う。

8. 最後に一言

オンレクはとても参考になりました。過去問に実際に触れることが一番の強みになったと思います。

生まれてから日本で育った受験生にはなかなか難しい英語、特にリスニング(リーディングはたいしたことはない)だと思う。だけど、僕も含めてそういう受験生はほんとにたくさんいるし、合格もできる。大切なのはICUに入ることではなくて、入って何を学ぶかだと思うからあまり気負わずに楽しんで勉強してほしいです。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ロムスカパロウルラピュタ

<プロフィール>

地方の私立高校。
ICUにばんばん合格者を出すような高校ではないです。
個人指導?の先生に英語を教えてもらってました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7から8割
総合教養得点 = いいとこ6割
英語リスニング得点 = 5から6割
英語リーディング得点 = いいとこ5割
(センター参考)
英語 筆記 165
リス 38
国語    168
世界史   85
数学合計  70…
理科基礎合計84

4.併願校

同志社
中央
立命館
地方公立

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

友人の紹介で知りました。

6.ICUに期待するところ

英語教育とジェンダー研究。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

英語と専門分野を同時に深く学べるところに興味を持った、という内容で書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
ジェンダー・セクシュアリティー研究を希望しました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

英語の習い事について書きました。

a. 人文・社会科学

人文社会科学または自然科学 =
過去問は10年分やって形式に慣れました。現代文が得意なら特に対策は必要ないと思います。
センター国語は基本的に良問なので、読解力をつけるのにおすすめ。
ただ、世界史や政治経済の知識もある程度は必要なので、科目選択の際には注意してください。

b. 総合教養(ATLAS)

オープンキャンパスで一度音声試験を体験しただけで、特別な対策はしませんでした。(できなかった)
自然科学分野の出題にびびっていましたが、意外に専門性の高い問題は少なく、簡単な四則計算で解ける問題が多かったです。
人文・社会科学分野は、現代文のような問題でした。人文・社会科学の試験内容とほぼ一緒。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

年度によって訛りがあったりするようです。
2016年のリスニング問題を聴いて英語の先生に採点してもらったところ、約7割の得点率だったのでちょっと油断していました。
そしたら当日、問題がぜんっぜん聴き取れなくてものすごく焦りました。受験生の皆さんは、リスニングでパニックになってそれをリーディングまで持ち越す、なんてことが無いように、落ち着いて解くことをこころがけてください。
対策は英検一級のリスニング対策本を買い、聴きながらひたすらシャドーイングしていました。

<リーディング>

これも焦りました。文章自体の難易度も上がったように感じられましたし、長文が一つ増えていました。

対策としては、まず単語力をつけました。最初に学校でもらった基礎単語帳を終わらせ、その後ターゲット1900を完璧にし、鉄壁(鉄緑会のやつ)に取り組みました。鉄壁はボリューミーですがかなりやりがいがあるし、イディオムも身につくのでおすすめです。
あとはひたすらセンター英語の過去問を解きまくっていました。人文社会の欄でも書きましたが、センターの問題は基本、良問なので長文に慣れるには適していると思います。ただし目標点は190点!と意識してくださいね!

私は三年の夏あたりまではセンター英語の過去問で125点(!)など、かなり悲惨な点数を取っていましたが、最終的には180点台にのるようになりました(本番は失敗気味でしたが)。英語に苦手意識がある人も、諦めずに頑張ってほしいと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
試験の前日はあまり音楽などは聴かないほうが良いです。試験中ずっと頭の中でリピートされる恐れがあります…(特にパニックになった時など)
ちなみに私が高校受験失敗した時のエピソードです…(ICUと関係なくてごめんなさい…)

8. 最後に一言

私は英語が苦手でしたし、模試は最後まで驚異のE判定でした。しかも本気で勉強し始めたのは夏休みの後半でした。
それでもなんとかなります。少なくとも、「英語が苦手」という理由だけでicuに挑戦するのを諦めないでください。それを一番強調しておきたい。

応援しています。

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ふる

<プロフィール>

公立高校出身。吹奏楽部に所属していました。
大手の予備校ではなく、地元の小規模な塾に通いつつ、秋からオンレクの受講を始めました。
本格的な受験勉強は5月からです。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 5割
(センター参考)
英語 190
リス 36
国語 121
日本史 84
全体的に失敗しました…

4.併願校

青山学院 国際政経 セン利 ×
明治 国際日本 セン利 ×
明治 国際日本 一般 ○
早稲田 社会科学 一般 出願のみ
早稲田 教育学部 一般 出願のみ

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

元々国際教養系の学部、学校に興味があり、いろいろ調べていたところ、ICUを知りました。
2年の3月にオープンキャンパスに行って雰囲気やカリキュラムなどICUの全てに一目惚れ笑。
そこからICUを第一志望にして、受験勉強始めました。

6.ICUに期待するところ

まずはELAで英語力をつけたいです。あとは、自分の興味がある分野を片っ端から勉強したいなあと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

貴学を志望した理由は主に二つある。今、私には興味のある分野がたくさんあり、大学の学部がなかなか決まらず悩んでいた。ゆえに、貴学の一二年次に様々なことを学び、三年次に専攻を決めるカリキュラムにとても惹かれた。また、英語と日本語の両方の言語から物事を深く追及するバイリンガリズムの理念に共感した。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

高校生レベルの英語から、より高度なレベルの英語へと進化するために、ELAの授業にしっかりと向き合いたい。自分の可能性や思考の枠を広げるために、文系理系の枠組みにとらわれずに、様々な学問を学びたい。貴学の多様性に富んだ環境の中で様々な価値観や考え方を知り、自分の価値観の崩壊と再構築を繰り返して新たな自分を発見したい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私の最も得意なことはオーボエを演奏することである。私は中学高校の六年間吹奏楽部でオーボエを演奏していた。始めたばかりのころは、音を出すことに精一杯だったが、練習を積み重ね、プロの先生の指導を受けるようになり、音色の種類や曲想のつけ方を知ったことで、自分の音楽を表情豊かに表現できるようになり、個人コンクール県大会では金賞を受賞した。

a. 人文・社会科学

オンレクで過去問をひたすら解きました。
ただ解くだけではなく、解いたあとオンレクの解説を熟読し、自分が知らなかった知識や、解いた感想、反省、次解くときに気をつけるべきことなどをまとめた復習ノートを作りました。ICUの過去問は解いてるだけでためになります。いろんな教養が身につきます。解いててとても楽しかったです。
私は日本史選択でしたが、とても不利だとは感じませんでした。読解力があれば大丈夫だと思います。余裕があれば世界史、政経、倫理をざっと復習するといいかも…

b. 総合教養(ATLAS)

これも、オンレクで対策しました。Part2、Part3の読解問題を落とさないように、知識問題もなるべく推測を頑張って取れるようにしました。
Part4では理系の問題が出てきますが、公式などヒントがある場合が多いので、文系の人でも諦めずに取り組むことが大事だと思います。
人文社会科学も総合教養も、解いていくうちに時間配分や、捨てるべき問題、時間をかける問題などがわかってきます。自分なりの解き方を習得することが大切です。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

これが一番苦労しました…。
元々センターリスニングすらまともに聞けないレベルから始めたので、最初は半分も取れないことが当たり前でした。
ICUの過去問を解いて、スクリプトを見ながら何度も聴く、シャドーイングをすることを11月くらいからほぼ毎日、ひたすらやっていたところ、テストの3日前にいきなり聞けるようになりました!!(本番は緊張して失敗しましたが…)継続は力なりと、この時ほど思った時はありません。
毎日英語を少しの時間でもいいから聴くのが大事だと思います。聴くぞ!という意識をちゃんと持って。

<リーディング>

これはあんまり苦手意識はなかったです(本番は形式が変わっててパニックになり自信がありませんでしたが。)
5月から塾で文法、単語をみっちり叩き込み、7月ごろから構文の勉強や簡単な長文をたくさん読み、10月ごろから過去問を解き始めました。
オンレクでICUの過去問を、また、塾でICU以外の学校(早慶上智、MARCHなど)の過去問を解いて、知らない単語を調べて、ノートにまとめる、暇な時間にそれを眺める、を繰り返しました。
文法、単語が一通り頭に入っており、長文にたくさん触れていれば、ICUのリーディングのPart1はそんなに怖くはないと思います。
Part2は慣れが必要かなと思います。過去問をたくさん解くことが対策になります。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUが第一希望であれば、オンレクを受講して損はないです。ICUの入試形態に慣れますし、しっかりやってればちゃんと合格に結びつくと思います。ICUのための勉強はオンレクだけで十分です。
あと、日頃からいろんな方面にアンテナを張って、たくさんの知識を身につけるのが大事です。
もし、まだ2年生とかで受験までに余裕がある人は、新聞や新書をたくさん読むといいと思います。

8. 最後に一言

ICUにとてもとてもとても行きたかったので、受かって本当に嬉しいです!!!
オンレクをやって本当に良かったです、ありがとうございました!

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ICU入試合格体験記2017

1. お名前、プロフィール

<お名前>

gen

<プロフィール>

兵庫県の私立高校
予備校、塾には行っていませんでした。
アメフト部

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7.5割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 8割

(センター参考)
国語167
数1A82
数2B36
英語リーディング196
英語リスニング48
理科基礎88
世界史56
倫理政治経済84

4.併願校

東京外国語大学国際社会学部
早稲田大学国際教養学部 多分落ちた
早稲田大学文化構想学部 多分落ちた
上智大学総合グローバル学部 落ちた
(早稲田大学社会科学部)
(慶應大学総合政策学部)
()は受験せず

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知った時がいつだったかは正直覚えていないです。なんとなく国際系に強そうな大学を調べていた時に見つけたとかそういう感じだった気はしますが。高2の秋に東京外大の学祭を見に行ったついでにICUに立ち寄り、学校案内を貰いました。それを読んでから本格的に興味を持った気がします。またその頃から開発学などに興味を持ち始めたのですが、その興味も漠然としたものでした。そのような状況であったこともあり、広く学べてかつ柔軟に専門を定めることの出来るICUが魅力的に思えたので、ICUを第1志望にしました。

6.ICUに期待するところ

英語、少人数制教育、リベラルアーツ教育、専門性も他の教養学部などと比べたらまだありそう、賢くなれそう、開発研究、平和研究など

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望する理由は、ICUの考え方と、それを実践する教育にあります。私は以前、人にとって最も重要なものは幸せだという考えに至りました。その様な観点から世界に目を向けたところ、世界には幸せになる機会すら与えられない人が沢山いるという現実に気づきました。そしてそのような問題に立ち向かっている大学について調べたところ、ICUに出会いました。ICUが掲げる責任ある地球市民という考えや、批判的思考の大切さなどについて知り、ICUに行きたいと強く思いました。また、それを実践するための、広く深く学べるリベラルアーツ教育や実践的な英語が身につくELA、充実した留学制度などについても惹かれています。
原文そのままです。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

前述したように、私には世界中の人をより幸せにしたいという思いがあります。そのため、私は平和研究や開発研究をメジャーにしたいと考えています。しかしそれは今の時点では漠然とした思いです。そのため、私はまずは文理を超えた学びでその思いを洗練させ、また、国際関係学や経済学、心理学などの様々な分野からのアプローチを考えていきたいと思っています。また、私は以前イギリスに2週間だけの短期の語学留学に行きました。その時に感じたことは、英語は使うことだけが目的ではなく、英語を使うことで全く違う環境で育った人たちと交流し、たくさんのものを得ることが出来るということです。ELAを通して自分の英語力を高め、英語で正しく相手を理解し、自分を伝えることが出来るようになりたいです。
原文そのままです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は中高6年間アメフト部に所属し、高校3年生の時には守備のキャプテンを務めました。私が守備のキャプテンになってから、選手の守る場所を明確に定めると、ディフェンスが劇的に良くなりました。これは一人ひとりが責任を自覚したからだと思います。ICUが掲げる責任ある地球市民は、自らの責任を自覚することから始まると思うので、アメフトを通して責任を自覚することの大切さを学べて良かったと思います。
原文そのままです。これは質問に答えられていないので正直良くないと思います。素直に自分がしていることを列挙したいた方が良かったと思います。

a. 人文・社会科学

世界史と倫政選択で有利なはずだったんですが、、、努力することが出来ず暗記系は散々でした。ですが、国語が出来れば何とかなります。とはいえ国語についても学校の授業を聞いていただけだったので特にアドバイスは出来ないですが、センターの国語の解き方でも意外と解けます。要は書いてあることを選ぶだけですから。センターと違うのは、たまに悪問としか言いようのない問題が出ることです。(今年は良問ばかりだった気がします。)少し考えても分からない問題は思い切って飛ばしましょう。また、全体像が掴めてからやっと分かる問題もあるのでその問題についても飛ばして後で解きましょう。自分は基本的には読み進めながら解いていき、分からない問題は飛ばす。そして読み終わってから見直すという感じで解いていました。

b. 総合教養(ATLAS)

自分は文系なんですが、これの自然科学は正直カモです。時間を少しかければ文系理系関係なく取れます。しかも文章を読んで理解しなくても解ける問題がほとんどなので、まじでここは確実に取るべきです。理科の知識問題なども出たりしますが、それらも理科基礎の範囲で十分カバー出来るので国公立型の勉強をしていても意外と損はしていないなという感じがします。自分は大問1→4→2→3という順番で解きましたが、これは大問2、3に手間取り4を解く時間がなくなるのが勿体無いと感じたからです。大問2、3については人文社会科学とほぼ一緒なので言うことはあまりないです。強いて言えば人文社会科学より時間が短いので速読した方がいいというくらいです。大問1は講義の内容に関連する問題なのでメモした内容が重要になります。(今年は講義を聞いていなくても解けそうな問題ばかりでしたが。)メモの取り方についてはなるべく聞かれそうなところを書き取ることを意識しました。(何個か並列したことや、年月など)まあ、これについては過去問を解いていくと何となく分かっていくと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは取れなかったし、対策も過去問しかしていなかったです。しかしやはり過去問は有効です。特にpart1は毎年同じような内容が出るのでやっておくと細部が聞き取れなくても何となくで答えられたりします。また、オンレクのCD通りの時間内に解き切るべきです。家で時間をオーバーして解答する癖が付くと本番焦ります。全部聞き取ってから答えをマークするか、聞きながら答えていくか迷いましたが、前者は細部まで聞き取れないと悲惨なことになったので本番はこけないように後者にしました。また、マークをしている時間がない場合はマーク用紙に印だけ付けておくことをオススメします。自分はそうしてリーディングの時間を少し削って塗りつぶしました。またこれはどの科目においても言えますが、問題用紙は回収されるので自己採点用の印を付ける必要はありません。もちろん見直しをする場合は印を付けていた方がいいですが、時間が無いときや、リスニングの時は問題用紙に印を付ける時間を省きましょう。

<リーディング>

まずICUに限らない話をしますが、単語帳はターゲット1900、文法書はvintageを使用していました。学校の授業、宿題、過去問以外はこの2つしかしていません。vintageはとても分かりやすく、とても役に立ちました。ターゲット1900では足りないと思われがちですが、推測や、過去問などで分からなかった単語で単語帳を作るなどで何とかなります。次にICUのリーディングについてですが、リスニングのえぐさに比べて簡単なように感じます。今年は問題数が増えて焦りましたが、それでも早稲田国際教養と比べればまだ余裕があるように感じます。(早稲田国際教養過去問解かずに受けたら思っていたよりかなり速読必要で爆死しました。)ただし、part2に関しては問題形式に慣れておくべきだとは思います。また、問題文を通読してから答えなさいみたいな感じで書かれていますが、その必要はあまりないです。part1は普通のリーディングです。問題形式の変更にだけ気をつけておきましょう笑
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

上記したことも含め、まとめます。
参考書
英語リーディング ターゲット1900、vintage、過去問含めリーディング系の教材
英語リスニング 過去問 TEDたまに聞いた(ICUのリスニングは訛っていたりするので汚い英語を聞くのはあり)
人文社会科学 倫政黄色本 世界史教科書 世界史一問一答(東進、旺文社のターゲット 旺文社のターゲットはレベル別なので簡単なところだけを覚えやすく、世界史が出来ない人におすすめ) (でもやはり知識を入れるよりは国語に強くなる方が手っ取り早く点が上がる。 )マーク式で解説のしっかりしている国語の教材(自分は授業でセンターの過去問を解いたが、それに似たようなものであれば有効だと思う。) 過去問 過去問を解いて分からなかった知識問題(これが結構大事、似たような問題が出がち)
総合教養 人文社会科学の所に書いたもの 理科基礎リードα 過去問

試験について
机が小さいがそのことが事前に分かっていればそこまで気にならない。
問題用紙が回収されるので自己採点用にマークする必要はない。
リスニングの解答時間が非常に短いのでマーク用紙に印を付けておき、後で塗り潰す。
試験室が暑いが暑いと言えば窓を開けてもらえる。
行きのバスは並ぶので余裕を持って出発すべし。
帰りのバスは武蔵境までの臨時バスが出るが、結構並ぶので新幹線の人とかは気をつけるべし。

全般的な勉強方法
ICUの過去問を解くことはICUに受かるためには大事ですが、他大学との互換性が低いことは否めないです。自分はICUの過去問が楽しいばかりに世界史などをさぼっていましたが、他大学との併願も考えるとやはり社会科などの暗記系もしっかりするべきです。

8. 最後に一言

自分が圧倒的勉強時間の少なさで合格出来たのは間違いなくオンレクのおかげです。ですが、あまり努力せずに受かったことは後悔しています。その分これから努力していくことを誓うと共に、これを見てくれた人がばりばり努力して気持ちよく受かってくれることを祈っています。

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