ICU入試対策用の音声読み上げファイル

ICU入試では、ATLAS(総合教養)と英語リスニングにおいて放送型試験が採用されています。結果的に、入試の約半分が放送を伴う試験で構成されています。これは他大学の入試問題にはない、ICU入試の大きな特徴の一つです。

また、近年はICU入試では、英語リーディングのみならず、人文社会科学でも長文が出題されており、長いテキストをいかに読みこなすかという事も重大な要素になっています。

このようなICU入試の試験形式の対策にはオンレクで利用可能なボイスエイド音声化ファイルを用いると効果的です。オンラインレクチャーでは、すべての英語リスニング、ATLASの過去問放送音声を聞くことができます。それに加えて、すべての英語リーディングの読解問題、人文・社会科学のすべての過去問の音声化ファイルも用意されています(1988年以降の過去問)。

英語リーディングと人文・社会科学の音声化ファイル(ボイスエイド)は他所では絶対に手に入らないもので、これを活用することで、特に解き終わった問題の復習が容易に行えるようになります。

もちろん最新の2019年度の英語リーディング、人文社会科学も音声化されています。最新のサンプルを以下に掲載しますので、参考にしてみてください。

2019年度人文社会科学ボイスエイド音声化ファイル(部分)

2019年度英語リーディング音声化ファイル(Part1 Text2)

英語リーディング、人文社会科学はともに文章量が多いため、解き終わった後の文章を読み直したり復習したりするのは必ずしも容易ではありません。しかし、せっかく解いた問題、読んだ論文を読みっぱなしにしてしまうのはとてももったいないことです。本文読み上げの音声ファイルを活用して、いわば受動的に本文を聞き直すことで、効率的に学習を進める事が可能です。特に英語リーディングでは速読をするために英文を「前から読む」(日本語の語順に直して読まない)事が重要ですが、音声化されたファイルに沿って本文を読んでみることで、自然と英語の文体に慣れることができます。さらに単語の発音や、論文に特有な表現、漢字等の読みも習得できるので、それらの表現や、論文の背景知識等の記憶の定着度が、黙読だけの場合よりも大きく改善することが期待できます。

その上で、先の試験構成の図で見たように、ICU入試のおよそ半分は放送が伴う試験というイメージですが、読解型の試験の過去問を演習する際にも音声化ファイルを用いることで、放送型試験への対策を効率的に行うことができます。

オンラインレクチャーの案内ページはこちら