ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,ICU祭(学園祭)

ICU(国際基督教大学)の入試関連の公式サイトが更新され、ICU祭でキャンパスを希望する学生に、事前予約が必須であることを呼びかけています。

ICU入試公式サイト「最新情報」より

ICU祭は3年ぶりの開催で、1日あたりの来場者は1日あたり4000人(寮生、企画参加者等は除く)を上限とすること、来場者は事前予約が必須であることが取り決められています。よって、ICU入試受験生がICU祭でキャンパス見学を希望する場合は予約をするよう公式サイトが呼びかけています。

また、予約は来場者ごとに必要です。ご友人や家族とICU祭に訪れる場合も、それぞれWebフォームから予約しておく必要があります。

現時点ではICU祭の予約はまだ可能ですので、早めに下記URLから予約をしておくとよいでしょう。予約は先着順で予約上限に達するまで受け付けています。

ICU祭はICU入試までにキャンパスを見学する貴重な機会です。ICU入試受験対策としてICUのキャンパスを一度は見学しておきたいところです。

http://icu-fes.com/

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,ICU総合教養対策(ATLAS),オープンキャンパス

引き続き2022年夏のオープンキャンパスの様子をお伝えします。

新D館1FではICU受験生がICU生と会話ができるリベラルアーツラウンジが設置されていました。受付でどのような話をしたいかを聞かれるので、例えばICU入試を一般選抜受験することを考えていて、ICU入試の勉強法に関して質問がある学生は、一般選抜合格のICU生と会話ができるようにアレンジしてもらえます。

ICU本館へのアプローチ。人数制限はありましたが、多くのICU入試受験生がICUのキャンパスを訪れていました。都内とは思えないような広く青々としたキャンパスはICUの大きな魅力の一つで、実際にキャンパスを訪れるとその魅力が再認識できますね。

ICU入試制度説明会/総合教養【ATLAS】体験

総合教養【ATLAS】のセッションでは、ATLASの問題を一部体験した上で、アドミッションズ・センター長の平島先生から、問題の解説と、ATLASの出題の狙いなどの説明がありました。

大学のオープンキャンパスにはいくつも参加しましたが、入試の解説を大学の先生がしてくれるのはICUぐらいです。少人数制のICUならではの光景ですね。ATLASの説明と解説の後に行われた質疑応答には一般選抜に合格したICU生も加えて、活発に質疑応答が行われていました。

ATLASの解説に関しては今回得られた対策情報も含め、当サイトのオンラインレクチャー、2022年度ATLASの解答・解説内で詳しく紹介をさせていただきます。

総合教養の説明会で配られたATLAS用のメモ冊子。2022年度のメモ冊子は見開きで年表が資料として含まれていました。メモ冊子に資料が掲載されているパターンは過去問にもあったので、過去問でICU入試対策をしていた受験生はすぐに理解できたと思います。

総合型選抜の問題冊子です。右側にはシールがしてあって、指示があるまで中が見られないようになっています。実際の総合教養の試験ではまずメモ冊子を開いて、メモを取りながら放送講義を聞き、放送終了後に指示に従って問題冊子の封を解き、問題を解き始めます。

総合教養は他大学にはない試験なので、はじめて解くときは戸惑うかもしれません。ICU入試対策としては問題演習を行って問題形式に慣れてから入試に臨みたいところです。

(次回に続きます)

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,ICU祭(学園祭)

毎年秋に開催されているICUの学園祭であるICU祭。2022年度は3年ぶりにICUのキャンパスで実施される事が予定されています。今年度は完全予約制で実施されることが予告されていました。

本日9月7日からICU祭実行委員会のWebサイトで事前予約の受け付けが開始されています。

ICU祭実行委員会webサイトより

今年度は大学との取り決めにより、来場者数の目安が事前に決められているため、一定数に達すると予約が締め切られる可能性があります。早めに予約をしておくことが好ましいでしょう。

オープンキャンパスが大学公式の受験生向けのイベントであるのに対して、ICU祭は学生が主体となって開催する学園祭で、例年ICU入試受験生向けの企画も用意されています。

モデル授業等はオープンキャンパスの方が充実していますが、ICU祭の方は気軽に参加しやすいというメリットもあります。コロナ禍でキャンパスの見学が随時可能ではないので、特にまだICUのキャンパスを訪れたことがない方は、これを機会にぜひICUを見学しておくとよいでしょう。

ICU祭以降、ICU入試までの日程で、ICUのキャンパスを確実に見学できる機会は不明であるため、まだICUの見学ができていない受験生で、スケジュールの合う方はぜひICUの教室を訪れておきたいものです。

ちなみに参加フォームには本人の属性を選ぶ欄があるのですが、「本学への入学を希望される方(受験生)」という選択肢もあり、ICU入試受験生は大歓迎であることが示されていますね。

ICU祭の予約フォームの選択肢には「ICU受験生」の属性も用意されている

ICU祭の予約は以下のURLから受付中です(画面下の<事前予約制>のフォームより予約可)

https://icu-fes.com/

なお、オープンキャンパスに行った方もICU祭に行くべきかという質問を受ける事がありますが、ICU祭は主としてICU生や地域の方向けのイベントなので、例えば地方の受験生ですでにオープンキャンパスに参加したという方は、飛行機に乗ってまで行く必要はないです。一方で、ICU祭は各サークル・団体の企画が充実していて、手作り感があり、オープンキャンパスとは違ったICUの魅力が感じられます。参加できればICU入試受験へのモチベーションアップにつながると思います。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,コロナ

ICU国際基督教大学の入試関連のWebサイトが更新され、2023年度の一般選抜入試と社会人入試で追試を実施する旨と追試の日程を発表しています。これはコロナ関連の措置で、コロナ関連で入試に欠席した場合、追試を受けられる可能性があるというものです。

追試の受験には大学への連絡と医師の診断書等の提出が必要で、大学から追試の受験許可を得る必要があり、誰でも受験できる訳ではありません。

また、過去の追試は通常の一般選抜の問題とは全く別の形式で実施されていました。2023年度ICU一般選抜入試の追試の詳しい内容に関しては2022年10月公表の入試要項内で示されますが、昨年度の追試では小論文の執筆や口頭試問が含まれていました。通常の一般選抜とは全く異なる追試の形式への対応は難しいので、なるべく本試験を受けるべきですが、万が一の際には救済策として追試が用意されているということは覚えておくとよいでしょう。

ICU2023年度一般選抜入試 追試の日程 ICU Webサイトより

ちなみに、コロナ禍以降の2021年度、2022年度のICU一般選抜入試では追試の日程が用意されていましたが、学内取材では、いずれの年度も実際に該当者がいたため、実際に追試が実施されたとのことです。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,オープンキャンパス

ICU国際基督教大学の入試関連のWebサイトが更新され、今週末9月3日(土)開催のCampus Visit Dayの追加募集が行われています。本記事執筆時点でもまだ空席があるため、ICU入試対策のための試験会場の下見として、参加可能な方はすぐに申し込みをすませておきましょう。

今年度のCampus Visit Daysは10月と11月にも予定されていますが、現時点では定員に達しており、申し込みを終了しています。

コロナ禍の影響でICU入試受験生のICUのキャンパスの見学は指定されたイベント以外ではできないため、まだキャンパスを見学できていない受験生の方で、参加可能な方はすぐに申し込みを済ませておきたいところです。

国際基督教大学 オープンキャンパス・学内見学

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/

(ページ中段のCampus Vist Daysより申し込み可)

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ICU国際基督教大学の公式Webサイトが更新され、2022年度のICU祭は3年ぶりにICUのキャンパスで対面開催される予定である事が発表されました。ただし、人数限定・完全予約制が予定されているため、事前予約が必須のようです。

ICU公式Webサイトより

ICU祭は受験生がICUのキャンパスを訪れ、会場の下見をする貴重な機会です。ICU祭は2023年度ICU入試受験生が事前にICUを見学する実質的に最後のチャンスになりそうです。

2022年度のオープンキャンパスは8月20日に最終回が終了しています。また、ミニオープンキャンパスであるCampus Visit Daysという企画も9,10,11月に予定されていましたが、参加可能な人数が1回20組と少なく、すでに定員に達してしまっているため、申し込みは締め切られています。

ICUの試験会場を見ておくことはICU入試対策としてとても有効なので、まだICUのキャンパスの見学をしていない受験生は、ICU祭参加の予約だけはまずしておいた方がよさそうです。

イベント日程予約申込
ICUオープンキャンパス7月16日、8月20日開催終了
Campus Visit Days9月3日、10月1日、11月12日受付終了
ICU祭10月9日、10日9月7日開始

予約が可能になったら当ブログでも再度お知らせをします。

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今回は2019年以来3年ぶりにICUのキャンパスで開催された、2022年夏のICU国際基督教大学のオープンキャンパスのフォトレポートをお届けします。

JR武蔵境駅の3番バス乗り場。今年はICUのスタッフがバス乗り場まで案内をしていてスムーズにバスに乗ることができました。

10分程度でICUに到着。Welcome to ICU! 時折小雨が降る天気でしたが、多くの来場者で賑わっていました。来場者はバスを降りた後、滑走路をしばらく歩いて左側にある新体育館に向かいます。

今年から来場者は新体育館で事前登録したオープンキャンパス参加証を提示して、検温を受けます。コロナの影響で以前より入場までにやや時間がかかるようになっているので、希望するプログラムがある場合は少し早めに行った方がよさそうです。

新体育館を出て教会前の旧ロータリーに到着。正面に見えるICU教会を右に抜けると本館方面、左に抜けると学食方面に出ます。例年ICUのオープンキャンパスは真夏の開催ですが、この日は気温が上がりすぎず快適でした。

まずは学食に。今年度から学食がリニューアルされて業者も変わってます。オープンキャンパスは全メニューがお茶のドリンク付きセットで500円で提供されていました。ICU生によると普段は450円(ドリンク無し)のメニューが多いそうです。

学食の券売機。今回は全メニュー同じ料金になっているので、ボタンは1つだけ押せるように設定されていました。

リニューアルした学食ではカフェメニューが充実しており、食券のメニューとは別にカフェ前でも軽食を買うことができました。

ICU学食の様子。コロナのため座席が間引かれていましたが、座席には比較的余裕があり、お昼時でも座ることができました。

今回はカレーをいただきました。ICUの学食はリニューアルして味がよくなったと学生にも評判で、確かに美味しくなっていました。ちなみにカレーは普段は単品で400円だそうです。

学食は席が間引かれていたり、アクリル板が設置されていたり、テーブルごとに厳重な注意書きや人数制限があるなど、コロナ対策を厳重にやっている様子がうかがえました。

次回に続きます。

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オンラインレクチャー2nd Term+3rd Termの募集を開始しています。

詳しいご案内は下記URLをご参照くださいませ。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,ICU総合型選抜(AO入試)

ICU(国際基督教大学)入試総合型選抜合格者インタビュー豆もやしさん4

(引き続き総合型選抜対策全体を通して、一般選抜対策も平行して勉強するべきでしょうか?総合型選抜の準備中も過去問演習は続けていましたか?

はい、AO対策と平行して、オンレクの過去問の一般選抜対策の演習は続けていました。
ICUの問題からは離れないようにしていました。

(一般選抜対策が総合型選抜対策に役だった部分はありますか?)

そうですね、ICUの場合、本当に特殊な入試で、入試問題自体をICUの教授が作っているので、ATLASや人文・社会科学の問題を解いて、解説を読むのはICUの先生方の考え方や、ICUの教育や研究の方向性がとてもよく分かったと思います。

そういった意味で、総合型選抜に必要な大学分析は深くできたのではないかと思いました。

もちろんICUのWebサイトにも建学の精神や教育方針などが描いてありますが、
浅い情報しかないと思います笑

学生に何を学んで欲しいという教授はICUの過去問題によく表れていると思いました。

ICUの受験生はICUの過去問を解いていったほうがいいと思います。

(総合型選抜に関しては確実に合格を狙えるものではないので、チャンスが増えたと考えるべきでしょうか?

はい、総合型選抜はチャンスを増やす意識で受けていました。

一般入試とバランスを取りながら総合型選抜対策をやったのは自分としてはよかったです。

2022年度のICU ELAリーダー 豆もやしさんご提供

(総合型選抜受験生へのメッセージがありましたらお願いします)

総合型選抜は自分についてを応募書類に書く部分が多いのですが、
そこはなるべく率直に書くようにしていました。
嘘を書いて落ちたらつまらない、という意識でやっていました。
率直に書いた方が、結果的にはよかったですし、自分でも納得できたと思います。

ICUの総合型選抜は応募できる成績の資格を超えていれば誰でもチャンスはあると思います。

何を学んだかとか毎日の中から気づきなど、大きな事ではなくていいで、
何事にも自分の考えがあるのは大事かなと思いました。

活動に関しても大きなものでなくていいので、何か自分から動けたことで、
そこに心に動きがあるんだったら、それは何かしら訴える内容になると思います。

(なるほど、最後にICU入学後ですが、今年は大学内での対面の授業に戻っているということですが実際はどうですか?)

授業はELAは対面でやっていますね。
大教室でやるような大きい授業はオンラインでやっています。
対面が毎日ある感じなので、一学期の間平日は毎日ICUのキャンパスに通っていました。
毎日とても充実しています!

(ありがとうございました。)

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ICU入試総合型選抜合格者インタビュー豆もやしさん3

(引き続き二次試験のオンライン個別面接に関して伺います。オンラインで2名の先生が担当される形ですね?)

はい、一人の先生が願書に関連した質問、もう一人の先生が小論文と活動歴から質問をする形でした。

(いくつか覚えている質問と、その質問にどう答えたかを教えていただけるとありがたいのですが)

はい、実際には面接試験が終わって時間が経っているのと、面接が終わった瞬間に頭が真っ白になったので、記憶はかなり曖昧なのですが、敢えて再現すると以下のような感じでした。

Q1 「活動歴に書いているアンサンブル部の部長としての経験は留学で役に立ったか?」

A1 実際のところ部活の部長としての役割がアメリカで役立ったというのはあまり有りませんでした笑

なので面接では適当に答えてしまったという事だけ記憶していて、何と答えたのか正直よく覚えていません。

Q2 「留学の時のエピソードとして、ホストファザーに人種差別的とも取れるジョークを言われた事が書かれていたが、その発言には怒りを感じているか、あるいはその事象に対してよくないと思ったのか?」

A2 ホストファザーの性格というよりは、育ってきた環境や文化の背景があってそういう発言に至ると思うので、個人的なものとして受け取るよりは、そういった背景がホストファザーにそういう発言をさせているのだという風に考えた、と答えました。

ちなみにこれは自分の書いた小論文の中でもポイントだと自分でも考えていた箇所でした。差別や偏見に際しても、単に人を糾弾するのではなくて、まずは社会や文化的な背景を理解しようというのは自分の主張の一つではあったので、この質問には答えやすかったです。

Q3「願書でジャーナリズムを学びたいと書かれているがその理由は何か。(また同じく願書に書かれているフィールドワークはどこに行きたいと考えているか)」

Q3 部活の部長としてメンバーの話を引き出す経験があったが、まずは内側からよく話をよく聞いて、そういった内なる話を引き出していくのはジャーナリズムの力なのではないかと思った。また、大きな意味でのジャーナリズムというのは、マスコミや報道機関だけではなくて、人と人とのコミュニケーションはいずれもジャーナリズムに関連すると思う。

Q4「フィールドワーク」はどこに行きたいか?

A4 これも記憶が曖昧なのですが、答えの一部として、難民に興味があったので、例えば日本の入国管理局などに取材に行って生の声を聞けたらよいというような事を答えたかと思います。

Q5 「ジャーナリズムが記者だけのものになっている、という趣旨の事が願書に書いてあるが、どういうところでそう感じるのか?」

A5 記者クラブの例を出して、現状では一般市民が入れるものではなく、マスコミの人たちしか入れないという事を答えました。

Q5-2 「あなたがもしジャーナリストになったり、新聞社等に入社して、記者クラブに入るとなったら、あなたはやはり入るだろうか?」

A5-2 実際に記者クラブに入らないと分からないこともあると思うし、そちら側の立場に立つことで分かることもあると思われるので、もしそういう機会があったら記者クラブに入ると思う、という風に答えました。

オンライン面接で使用したノートPCとイヤホンマイクのイメージ

(面接官の先生はしっかり応募書類を読んできているという印象ですね?)

はい、しっかり読んでくださっていたと思います。
質問もその場で作ったのではなく事前に書類を読んで作ってくださった印象でした。

(2名の先生は事前に打ち合わせをしてある印象でしたか?)

質問は2名の先生でそれぞれ完全に分かれていたので、打ち合わせはあったのかもしれませんね。役割分担があるようには感じました。

(面接中の雑談はあまりない感じですか?場を和ますような会話はありましたか?)

私の場合は雑談は全くなかったです。冒頭に「よろしくお願いします」という挨拶だけですぐに質問に入りました笑

(選抜試験のための面接という雰囲気ですね?)

はい、その通りだと思いました。

(面接を終えた感想はいかがでしたか?)

20分と短かったのですが、11月でも汗をかくぐらいで、すごく疲れました笑

面接は厳しい質問も多くてうまく答えられない部分もあったので、結果は微妙だと思っていました。特に面接官のうち1人の先生はかなり厳しめの指摘や質問ばかりだったのでこれは失敗したのかと思っていました。なので面接の次の日からは一般選抜の勉強を全力でしていました笑

(厳しめの指摘というのは具体的にはどんなものがありましたか?)

自分の発言のこことここは矛盾している、というような指摘があって、そこは厳しいなと思いました。

(次回に続きます)